フリーランスや個人事業主を目指した人にとって、確定申告は初期におちいる不安の一つです。
「知識がないから自信がない」「手続きが面倒」「何から手を付けるかわからない」と感じている人の不安を解消するアプリ・ソフトが、今では気軽に使用できます。
本記事では、初心者でも簡単にパソコンやスマホで確定申告ができるおすすめのアプリ9選を紹介します。
確定申告に不安や面倒さを感じている方はこの記事を読んで、自分に合った確定申告アプリ・ソフトを活用しましょう。
アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/20220106006apc.html
フリーランスが使いたい確定申告アプリ・ソフトの選び方

簿記や会計の知識がなくても手軽に行える確定申告アプリ・ソフトにも、それぞれに特徴や違いがあるため、きちんと比較した上で選ぶことが大切です。
ここでは、アプリ・ソフトを選ぶ際の3つのポイントについて解説していきます。
- アプリかソフトか
- 無料か有料か
- 使いやすさ
以上3つのポイントをしっかりと把握し、自分に合ったアプリ・ソフトを選んで確定申告に役立てましょう。
アプリかソフトか
選び方の最初のポイントはスマートフォンで使用する「アプリ」か、パソコンを用いる「ソフト」かです。
アプリを使って確定申告を行う場合は、いつでもどこでも使用できることや初めてでも操作がしやすく使いやすいのが特徴です。
加えてアプリによってはスマートフォンのカメラ機能を使いレシートや領収書を撮影すると、日付や金額をデータ化するものがあります。
一方、パソコンを用いるソフトではインターネットを介して使用しデータ保存をするクラウド型と、インターネット環境がなくても使用できるインストール型があります。
ソフトを使って確定申告を行う場合は、データの保存場所をパソコンに分けることで、スマートフォンが故障した際のリスク回避に備えられるのが特徴です。
あなたのワークスタイルに合わせて、アプリかソフトかを選ぶとよいでしょう。
無料か有料か
選び方のポイント2つ目は「無料」か「有料」かです。
アプリやソフトが無料の場合は、購入代金や使用料などの費用がかからないという点が大きなメリットです。
しかし無料のアプリ・ソフトは有料のものに比べサービスが乏しく、使える機能に制限がかけられているのが大半です。
一方、有料のアプリ・ソフトも大きく分けて2つあり、継続的に支払が発生する「月額制・年額制」や「買い切り」があります。
また業務で使用する確定申告アプリ・ソフトを有料で購入した場合、費用は経費に計上できるので、無料と有料のどちらが自分に合っているかを比べてみるのもよいでしょう。
使いやすさ
アプリ・ソフトの使い勝手の好みや感じ方は、人によって様々です。
せっかく多機能やプロ仕様のアプリ・ソフトを選んでも、作りや設定が複雑であれば負担が増えて入力を誤ってしまう恐れもありますし、すぐに自分が使いこなせなければ意味がありません。
中には確定申告に慣れていない人でもわかりやすい、シンプルで操作がしやすいソフトや、簡単な質問にステップ形式で答えるだけで書類を作成してくれるアプリもあります。
入力の仕方や画面の見やすさ、データの管理方法などを確認し、自分に合ったものを選びましょう。
フリーランスにおすすめの確定申告アプリ・ソフト9選

ここからは、フリーランスにとっておすすめの確定申告アプリ・ソフトを9つ紹介していきます。
- やよいの青色申告
- やよいの白色申告
- クラウド会計ソフトfreee
- Money Forwardクラウド確定申告
- 円簿青色申告
- 確定申告 Kaikei
- Taxnote
- CalQ Share
- aoiro
それぞれのアプリ・ソフトの機能やサービスなどの特徴を比較しながら、あなたの使いやすそうなものを選んでください。
やよいの青色申告
「やよいの青色申告」はクラウド型のソフトで、インストールせずに初心者でもすぐ使用できます。
日付や金額を入れるだけで青色申告に必要な書類を自動作成してくれる「かんたん入力機能」が搭載されているため、初心者にもおすすめです。
最大2ヶ月間の無料体験プランも用意されており、ソフトの使用感を確認できます。
また、有料のセルフプランやベーシックプランにも初年度は1年間の無料期間(次年度は有料)があるので、初期導入のコストを抑えられます。
やよいの青色申告の各プラン料金比較表 | ||
プラン名 | 料 金 | 特 徴 |
無料体験プラン | 無 料 |
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セルフプラン | 初年度 無 料
次年度以降 11,330円(税込み) |
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ベーシックプラン | 初年度 無 料
次年度以降 18,975円(税込み) |
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トータルプラン | 初年度 16,500円(税込み)
次年度以降 33,000円(税込み) |
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◯やよいの青色申告
https://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/aoiroshinkoku/
やよいの白色申告
「やよいの白色申告」はその名が示す通り、白色申告を予定している人におすすめのクラウド型のソフトです。
白色申告に必要な項目だけに特化しており、とてもシンプルでわかりやすいのが特徴です。
そして、入力した取引データを「やよいの青色申告」に取り込める互換性があり、フリープランはすべての機能をずっと無料で使用できます。
また、サポート付きの有料プランも用意されているため、自分にあったプランを選んでみるのもよいでしょう。
やよいの白色申告の各プラン料金比較表 | ||
プラン名 | 料 金 | 特 徴 |
フリープラン | 無 料 |
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ベーシックプラン | 初年度 無 料
次年度以降 12,650円(税込み) |
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トータルプラン | 初年度 11,550円(税込み)
次年度以降 23,100円(税込み) |
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◯やよいの白色申告
https://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/shiroiroshinkoku/
クラウド会計ソフトfreee
「クラウド会計ソフトfreee」はクラウド型のソフトなので、インターネット環境があればどこでも使用可能で、パソコンのOSも選びません。
専用のスマートフォンアプリも用意されており、銀行口座やクレジットカードを連携させて利用明細を自動で取得してくれるのが特徴です。
確定申告に必要な書類作成も、質問に〇×で答えるだけで自動的に作成できます。
料金プランはスターターやスタンダード、プレミアムの3種類のプランが用意されており、それぞれ使用できる機能が変わってきます。
また、どのプランでもチャットやメールでのサポートが付くため、一人で進めるのが不安な人にはおすすめのソフトです。
クラウド会計ソフトfreeeの各プラン料金比較表 | ||
プラン名 | 料 金 | 特 徴 |
スターター | 月額 1,958円(税込み)
年額 12,936円(税込み) |
(月5枚まで) |
スタンダード | 月額 3,278円(税込み)
年額 26,136円(税込み) |
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プレミアム | 年額 43,780円(税込み) |
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◯クラウド会計ソフトfreee
https://www.freee.co.jp/accounting/individual/
Money Forwardクラウド確定申告
「Money Forwardクラウド確定申告」はクラウド型のソフトで、スマートフォン用のアプリもあります。
銀行やクレジットカードとの連携ができ、明細を記入する手間を省けます。
さらに家計簿アプリ「マネーフォワード ME」との連携により家計簿のデータを入力でき、とてもお金の管理がしやすいソフトです。
プランはパーソナルミニやパーソナル、パーソナルプラスの3種類があり、どのような人に向いているのかもわかりやすく働き方に合わせたプラン選びができるでしょう。
また、パーソナルミニとパーソナルのプランには1ヶ月の無料トライアル期間もあるため、試しに使ってみたいという人におすすめです。
Money Forwardクラウド確定申告の各プラン料金比較表 | ||
プラン名 | 料 金 | 特 徴 |
パーソナルミニ | 月額 1,408円(税込み)
年額 11,880円(税込み) |
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パーソナル | 月額 1,878円(税込み)
年額 16,896円(税込み) |
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パーソナルプラス | 年額 39,336円(税込み) |
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◯Money Forwardクラウド確定申告
https://biz.moneyforward.com/tax_return/price/
円簿青色申告
「円簿青色申告」はインストール不要のクラウド型の青色申告ソフトです。
無料トライアル期間の1年間は無料で全ての機能を制限なしで使えるので、実際の使用感を確かめたい人におすすめです。
パソコンで使用する場合は初心者にも分かりやすい画面構成で、簿記の知識がない方でも安心して使用できますが、スマートフォンでは画面サイズが小さいので操作に手間がかかります。
また、日々の取引を入力するだけで必要な書類を作成でき、領収書の画像データ保存機能や画像添付ができる付箋機能などを搭載しているのも特徴です。
円簿青色申告の各プラン料金比較表 | ||
プラン名 | 料 金 | 特 徴 |
一般:無料トライアル | 無 料 |
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ベーシック | 年額 9,500円(税込み) |
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◯円簿青色申告
https://www.yenbo.jp/service-info/aoiro.html
確定申告 Kaikei
「確定申告 Kaikei(カイケイ)」はスマートフォン会計アプリです。
有料アプリですが料金はほかのアプリと比べると安く、必要最低限の機能をリーズナブルに使用できます。
カレンダー付きで日々のお金の動きを家計簿感覚で記録でき、スマートフォン一つで会計処理を済ませたい人におすすめです。
見た目もわかりやすいため操作しやすく、スマートフォンで必要最低限の管理をしたいと考えている人はチェックしてみましょう。
確定申告 Kaikeiの各プラン料金比較表 | ||
プラン名 | 料 金 | 特 徴 |
お試しプラン | 無 料 |
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スタンダードプラン | 初年度 年額 2,800円(税込み)
2年目以降 年額 3,500円(税込み) |
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オプションプラン | 月額 300円(税込み)
年額 3,000円(税込み 一括払い) |
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◯確定申告 Kaikei
https://kaikei.komorebi-apps.com/
Taxnote
「Taxnote(タックスノート)」はスマートフォン用の会計アプリです。
支払方法と科目を選んで入力するだけで、簡単に青色申告に使える複式簿記で帳簿が作成できます。
帳簿はほかの会計ソフトへの出力ができるため、アプリで帳簿だけ簡単に作りたい人におすすめです。
基本機能は全て無料で使えますが、無料プランだと仕分けの入力に制限があります。
またTaxnoteプラスという基本の有料プランに、複数の端末同士の自動同期のオプションを別途付けられます。
Taxnoteの各プラン料金比較表 | ||
プラン名 | 料 金 | 特 徴 |
無料プラン | 無 料 |
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Taxnoteプラス | 年額 3,500円(税込み) |
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Taxnoteクラウド | 月額 600円(税込み) |
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◯Taxnote
https://www.taxnoteapp.com/
CalQ Share
この「CalQ Share(カルクシェア)」は、すべての機能が制限なく完全無料で使用可能なアプリです。
クラウドワークスやランサーズ、エニカなどのシェアリングエコノミーを主とした副業の確定申告に特化しているため、副業で一定以上の収益を得ている方にはとくにおすすめです。
副業の確定申告はフリーランスと違う手続きが必要になるケースがあり、初心者にはわかりにくいケースもアプリ内でわかりやすく解説してくれています。
また、オプションで封筒に売上データや領収書を入れるだけで、確定申告作業を代行してくれるサービスもあります。
CalQ Shareの各プラン料金比較表 | ||
プラン名 | 料 金 | 特 徴 |
な し | 無 料 |
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オプション | 年額 27,500円(税込) |
|
CalQ Share公式サイト
https://www.calq.jp/calqshare/
aoiro
最後に「aoiro(アオイロ)」というソフトを紹介します。
青色申告用の書類を作成するだけのシンプルな機能が特徴であり、経営分析機能や他社サービスとの連携機能などは一切ないインストール型のパソコン用会計ソフトです。
基本的な機能はすべて無料で提供されているので、完全無料での運用が可能な点が魅力です。
ホームページ上に丁寧な操作マニュアルも提供されているので、経理初心者の方でも運用しやすいでしょう。
また、有料版の「プレミアム・エディション」も提供されており、独自の勘定科目の追加や家事按分の自動設定などの機能が使用可能です。
aoiroの各プラン料金比較表 | ||
プラン名 | 料 金 | 特 徴 |
スタンダード・エディション | 無 料 |
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プレミアム・エディション | Windows版・Mac ОS版
各 3,900円(税込) |
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aoiro公式サイト
https://aoiro.app/
無料の確定申告アプリ・ソフトを選ぶときの注意点

確定申告に関するさまざまなアプリ・ソフトを紹介してきましたが、無料のものを使用する際には注意しなければならない点もあります。
無料で使えるアプリ・ソフトの機能や制限、期間を確認していないとイメージしていた使い勝手と違い、かえって作業効率を落としてしまう事態が起こり得ます。
無料の確定申告アプリ・ソフトを選ぶときの注意点は以下の3つです。
- サポートが受けられない場合もある
- 制限されている機能がある
- トライアル期間が設けられている
以上の3つは、費用が発生せず無料で使えるがゆえの注意点として、事前にチェックしておきましょう。
サポートが受けられない場合もある
万が一、トラブルが発生しても無料のアプリ・ソフトを使っている場合は、サポートの対象外であるケースが多いので注意が必要です。
有料であれば電話やメールでのサポートが受けられ、加えてプランが設けられていた場合はグレードが上がるほど、より手厚いサポート体制を受けられます。
自分はとにかく誰かにサポートしてもらって確定申告を進めたい、と望む場合は最初から有料のものを選ぶのもよいでしょう。
制限されている機能がある
無料でも全ての機能が使えるアプリ・ソフトもありますが、一般的に無料のものの多くは使える機能が制限されています。
入力機能の制限や仕分け件数制限、独自の便利機能など、場合によってはこの制限がストレスになる人もいるでしょう。
使いたい機能に制限があると、ほかのツールを使ったり探したりと、逆に労力がかかる可能性もあります。
無料のアプリ・ソフトを使いたいのであれば、自分に必要な機能がそろっているかを事前に確認しておくのがいいでしょう。
トライアル期間が設けられている
一部のアプリやソフトでは、無料のトライアル期間後に有料プランへ自動で移行するものもありますので注意が必要です。
無料のアプリやソフトと思って使用していたら、実はトライアル期間のものと後から気付くことがありますので、使用前によく確認しましょう。
トライアル期間には、使用中に有料版の機能が無料で使えるものがあり、気になっている特定のアプリ・ソフトがある人におすすめです。
有料版でしか使用できない機能を体験できるため、気になるソフトを使ってみたい場合はトライアル期間を活用し、必要であれば有料版の購入を検討することに役立ててみましょう。
【まとめ】アプリやソフトを使ってフリーランスの確定申告を楽にしよう!

確定申告はフリーランスにとって避けられない大切な提出書類ですので、虚偽の内容やミスがないように作成するためや、大幅に手間を減らすためにもアプリやソフトを是非活用してみましょう。
記事内で紹介した通り中には無料でも十分に使えるアプリやソフトもあり、有料でなくても簡単かつシンプルな操作で確定申告に備えられます。
また、有料のアプリやソフトでも無料のお試し期間をうまく利用すると、初期の導入費用の軽減や安心して使用感を試せます。
まずは自分の用途に合ったアプリ・ソフトを選び、無料期間を利用しながら確定申告をスムーズに完了させましょう。
- 名前:コバ8
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