名古屋は住みやすい！3つの理由と市内のおすすめエリア5選！

「名古屋へ引っ越しを検討しているけれど、住みやすいのかな？」「治安や利便性は良いの？」と気になっていませんか？

住んだ経験のない街で新生活を始めるときは、不安になりますよね。日本三大都市の1つである名古屋市は、実は住みやすいと評判です。

本記事では、名古屋が住みやすい3つの理由や住みにくいと感じる意見、おすすめエリアの5つを紹介します。

名古屋市内でも雰囲気やタイプは異なるため、街の特徴を把握しておくのがポイントです。ぜひ最後まで読んで、あなたのライフスタイルに適したエリアで暮らしましょう。

アイキャッチ画像URL：https://pixabay.com/ja/photos/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E5%B8%82-%E6%97%A5%E6%9C%AC-%E9%AB%98%E5%B1%A4%E3%83%93%E3%83%AB-84007/

名古屋が住みやすい理由は3つ

名古屋が住みやすい理由は、以下の3つです。

• 交通の便が良い
• ショッピングできる場所が多い
• 子育てしやすい

人によって住みやすい環境はさまざまで、他の人が暮らしやすいと思っても、自分は住みにくいと感じる可能性があります。

移り住んでからイメージと違ったとならないよう、名古屋が住みやすい3つの理由を確認しましょう。

交通の便が良い

名古屋が住みやすい理由の1つ目は「交通の便が良い」です。名古屋は日本の中心部に位置しているため、新幹線を利用すれば、東京・大阪のどちらへも行きやすいでしょう。

また、市内には以下6つの鉄道路線があるため、電車での移動も便利です。

• JR
• 地下鉄
• あおなみ線
• 名古屋鉄道
• 近畿日本鉄道
• 名古屋交通事業（城北線）

収容台数の多い駐車場もあり、中区の「エンゼルパーク駐車場」は854台、東区の「栄公園駐車場」は512台停められます。

「100m道路」と呼ばれる広い道路もあり、車での移動も快適です。

名古屋市内ではないものの、県営名古屋空港と中部国際空港があるため、県外や海外にも飛び立ちやすいでしょう。

参照：名古屋市役所「都市計画駐車場一覧」
https://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/2-2-2-5-0-0-0-0-0-0.html

ショッピングできる場所が多い

名古屋が住みやすい理由の2つ目は「ショッピングできる場所が多い」です。

名古屋には商業施設が充実しており、特に名古屋駅と栄駅の周辺は買い物できるスポットが充実しています。

名古屋駅周辺の主な商業施設をまとめたので、買い物に出掛ける際は参考にしてください。

• ジェイアール名古屋タカシマヤ
• 近鉄パッセ
• ミッドランドスクエア
• ユニモール
• JRセントラルタワーズ

栄駅近辺にもショッピングモールが豊富で、一人で買い物に行くのはもちろん、家族や友人とも楽しめますよ。

• 名古屋パルコ
• LACHIC
• オアシス21
• 松坂屋
• 名古屋三越栄

子育てしやすい

名古屋が住みやすい理由の3つ目は「子育てのしやすい」です。名古屋には公園や水族館、博物館などの、子どもが楽しめるスポットが豊富です。

また、約7,000種類の植物を保有している東山動植物園や、実物大で迫力満点の恐竜がいるディノアアドベンチャー名古屋も有名です。

都会でありながらも緑が多い名古屋は、子育てしやすい街といえるでしょう。

さらに18歳まで医療費が無料になる制度や、子育てに必要な品（5万円相当）を受け取れるなど、子育て支援も充実しています。

なお、子育て支援に関する情報は変更されている可能性があるため、詳しくは名古屋市役所の公式サイトをご確認ください。

参照：名古屋市役所「子ども医療費助成制度」
https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000097221.html

参照：名古屋市役所「ナゴヤわくわくプレゼント事業『BABY YELL!』」
https://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/page/0000140381.html

名古屋が住みにくいと感じる意見もチェックしよう！

名古屋が住みやすい理由を解説しましたが、住みにくいと感じる意見は2つあります。

1つ目の意見は「夏は蒸し暑い」です。名古屋は暖かく乾燥した風が吹き降りるフェーン現象の影響で、夏場に気温が上昇します。

熱中症にならないよう、こまめに水分補給を行い、室内にいる際はエアコンや扇風機を利用して室温を下げましょう。

2つ目の意見は「交通マナーが悪い」です。名古屋には、交通マナーの悪さを表現した「名古屋走り」という言葉があります。

具体的には、信号無視をしたりウィンカーを出さなかったりする行為が問題視されています。

名古屋に限った話ではないものの、運転する際は交通マナーを守って走行しましょう。

参照：名古屋市役所「令和5年度 第62回市政世論調査」
https://www.city.nagoya.jp/sportsshimin/cmsfiles/contents/0000171/171872/R5_yoron_Result.pdf

名古屋で住みやすいエリアを探すポイント

住みやすい場所を選ぶためには、希望条件を整理して優先順位をつけることが重要です。

なぜなら、あたなが住みやすいと思う条件を、すべて満たすエリアは見つかりにくいからです。

住む地域を決める際は、下記の項目を参考にするとスムーズに選定できますよ。

• 交通アクセスが良い
• 家賃負担が大きくない
• 利便性が高い
• 治安が良い
• 災害が少ない

例えば、飲食店や商業施設が揃っている地域は、日々の買い物や食事に便利です。

一方で、家賃を重視して都心から離れた区域に住むと、通勤・通学に時間がかかるため負担になるでしょう。

そのため、住みやすい場所を選ぶ際は自分自身が何を優先したいのか、妥協できる条件を考えておくことが重要です。

名古屋市内で住みやすいおすすめエリア5選

名古屋市内で住みやすいおすすめのエリアを5つ紹介します。

同じ市内でも、買い物に便利な街や閑静な住宅街が広がっているエリアなど、住環境はさまざまです。

引っ越しをしてから住みにくいと感じないよう、確認しておきましょう。

• 【中区】交通の便が良い
• 【千種区】生活しやすい
• 【名東区】子育てしやすい
• 【昭和区】自然が多い
• 【緑区】家賃相場が安い

【中区】交通の便が良い

中（なか）区は地下鉄・名鉄・JRが通っており、交通の便が良い地域です。中区の主要駅や、名古屋駅までの所要時間を表にまとめたので、ご覧ください。

中区の特徴
主要駅	金山駅・大須観音駅・鶴舞駅など
主要駅から名古屋駅までの所要時間	10～20分程度
魅力	商業施設が多い
注意点	繁華街のため騒がしい

中区は電車やバスの路線が多いため、車がなくてもスムーズに移動できます。

飲食店や商業施設も充実しているので、利便性を重視する人におすすめです。

【千種区】生活しやすい

千種（ちくさ）区は都心部でありながら緑が豊かな、落ち着いた雰囲気の地域です。

千種区の主要駅や、名古屋駅までの所要時間を表にまとめたので、ご覧ください。

千種区の特徴
主要駅	星ヶ丘駅・今池駅・覚王山駅など
主要駅から名古屋駅までの所要時間	20分程度
魅力	高級住宅街が広がっている
注意点	家賃が高め

千種区は文教地区のため学校や学習塾が多く、子育て世代に人気があります。覚王山駅から名古屋駅へは電車で15分で行けるため、アクセス面も良好です。

家賃相場が高いものの、都会的な雰囲気と自然を兼ね備えたエリアで暮らしたい方におすすめです。

【名東区】子育てしやすい

名東（めいとう）区は千種区と同じく文教地区で、教育環境が充実している地域です。

名東区の主要駅や、名古屋駅までの所要時間を表にまとめたので、ご覧ください。

名東区の特徴
主要駅	藤が丘駅・一社駅・上社駅など
主要駅から名古屋駅までの所要時間	30分程度
魅力	教育環境が充実している
注意点	飲食店が少ない

都心から離れていますが、藤が丘駅は地下鉄東山線とリニモの始発駅のため座りやすく、名古屋駅へも30分程度で行けます。

駅前にはイオンやマックスバリューがあるため、買い物は便利です。閑静な住宅街が広がっているため、静かな環境で暮らしたい方におすすめです。

【昭和区】自然が多い

昭和（しょうわ）区は豊かな自然と高級住宅街が立ち並ぶ、閑静な地域です。

昭和区の主要駅や、名古屋駅までの所要時間を表にまとめたので、ご覧ください。

昭和区の特徴
主要駅	鶴舞駅・御器所駅・桜山駅など
主要駅から名古屋駅までの所要時間	10～20分程度
魅力	落ち着いた雰囲気がある
注意点	坂が多い

昭和区には歴史のある鶴舞公園や、平成31年に整備されたばかりの川名公園など、緑がたくさんあります。

さらに名古屋大学の医学部や名古屋工業大学、南山大学のキャンパスがあるため、学生にも人気がある地域です。

坂が多いため、徒歩や自転車での移動が大変だと感じる可能性はあるものの、自然に囲まれて暮らしたい方におすすめです。

【緑区】家賃相場が安い

緑（みどり）区は名古屋市内で最も世帯・人口の数が多い地区で、家賃相場が安い地域です。

緑区の主要駅や、名古屋駅までの所要時間を表にまとめたので、ご覧ください。

緑区の特徴
主要駅	徳重駅・有松駅・鳴海駅など
主要駅から名古屋駅までの所要時間	20～40分程度
魅力	自然環境に恵まれている
注意点	車がないと不便な街もある

緑区はショッピングできる場所もありながら、大高緑地や新海池公園などの緑もある、バランスのとれたエリアです。

住む場所によっては、車がなければ不便さを感じる可能性があります。そのため、物件を選ぶ際は、駅や商業施設までの距離を確認しておくと安心です。

また、緑区は人口が多い割に、治安発生率が低いのも魅力の1つです。令和5年12月時点の緑区の人口は247,787人ですが、令和5年中の刑法犯の認知件数は1,300件でした。

犯罪発生率に換算すると約0.53％と、名古屋市16区の平均約0.95％を大きく下回ります。治安の良さからも、緑区は一人暮らしの会社員からファミリー層までおすすめです。

参照：名古屋市役所「令和6年3月1日現在の名古屋市の世帯数と人口」
https://www.city.nagoya.jp/somu/cmsfiles/contents/0000013/13717/060301jinkou.pdf

参照：名古屋市役所「毎月1日現在の世帯数と人口（全市・区別）（平成10年4月から）」
https://www.city.nagoya.jp/shisei/category/67-5-5-5-0-0-0-0-0-0.html

参照：愛知県警察本部「令和5年中の犯罪の概況」
https://www.pref.aichi.jp/police/anzen/hassei/keiji-s/images/R0512-1-HP.pdf

優良物件を見つけるコツは？

優良物件を見つけるコツは3つです。

• 条件を狭めすぎない
• 不動産会社に相談する
• 内見に行く

条件を狭めすぎると、家賃が想定よりも高くなったり、スムーズに物件が見つからなかったりします。

そのため、譲れない条件と妥協できる条件を明確にするとよいでしょう。

もしも、物件選びに悩んだら、不動産業者に相談するのがおすすめです。第三者からのアドバイスがあると、1人では見つけられなかった物件に出会える可能性があります。

また、物件検索サイトに掲載されている写真と、思い描いているイメージは異なる場合があります。

「想像と違った」とならないよう、できる限り内見には行きましょう。

まとめ：名古屋の住みやすいエリアで暮らそう

本記事では、名古屋が住みやすい3つの理由と、おすすめエリアを5つ紹介しました。名古屋が住みやすい具体的な理由を、改めて確認しましょう。

• 交通の便が良い
• ショッピングできる場所が多い
• 子育てしやすい

しかし、名古屋市内のなかでも、地区によって住環境や利便性は異なります。

エリア	特徴
中区	交通の便が良い
千種区	生活しやすい
名東区	子育てしやすい
昭和区	自然が多い
緑区	家賃相場が安い

あなたが重視するものや譲れない条件を整理して、適合する区域を選定してください。

あなたにとって住みやすいエリアを探して、名古屋での生活を始めましょう。