「Wi-Fiにつなぎたいけどルーターの設定方法がいまいちよくわからない」「ケーブルはどこにさせばいいの?」
このように思われてはいませんか?ルーターの設定をしようと思ってもいろいろな項目があってよくわからなくなってしまいますよね。
そこで今回は、誰もが迷う可能性のあるルーターの設定を、できる限り簡単に説明します!
この記事を読んで、ルーターの設定をすぐに終わらせて快適なネット生活を送りましょう!
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/illustrations/%E7%84%A1%E7%B7%9A%E6%8A%80%E8%A1%93-3%E6%AC%A1%E5%85%83-%E5%BD%A2%E7%8A%B6-1967494/
ルーター設定の大まかな流れ
早速ですがルーターの設定をどのように行っていくのかを以下で簡単に説明します。作業が終わり次第すぐにネットが使えるようになりますよ。
- ルーターの初期化
- ケーブルをWANポート・LANポートにさす
- ルーターのIPアドレスを調べる
- ブラウザを起動
- 実際に接続する
それでは、これからそれぞれの作業を具体的に見ていきましょう。すぐに終わらせることができるので、頑張っていきましょう!
ルーターの設定:初期化
ルーターの設定を行う際、まず初めに行うべきなのはルーターの初期化です。初期化を行うことで不要な情報が消されるので機器の動作が安定しやすくなります。
基本的にはルーターについているリセット用のスイッチをつまようじなどの細長いもので押すことで初期化できます。ただし、使用されている機器によって方法が違うので実際に初期化を行う際は説明書をお読みください。
最初以外にも、ルーターを長期間使用していてネットへの接続が遅いと感じた際に初期化をすると、動きが良くなることもあるので覚えておくと良いでしょう。
ルーターの設定:WANポート・LANポート
ルーターを見てみると、ケーブルがささる端子がいくつかあることが分かります。これらはWANポート・LANポートであり、、WANポートは1つだけ、LANポートはいくつかあります。
WANポートは電波の入り口です。通信業者から渡されている機器からケーブルをさすことで、ネットを安全に利用できるようになります。
LANポートとネットを利用したい機器とをつなぐことで、安定したネット環境を利用できるようになるので、通信量が大きいものを扱うのであれば、有線にすると良いでしょう。
無線で接続したい場合、次にお伝えするSSID(ネットワーク名)を探す作業が追加されます。
ルーターの設定:ルーターのIPアドレスを調べる
Windowsの場合の確認方法は、「スタート」をクリックしWindowsシステムツール内にあるコマンドプロンプトを開き、「ipconfig/all」と打ち込みエンターを押します。
すると各種情報が表示され、IPv4アドレスという欄に表示されている数値がIPアドレスです。
Macの場合、アップルマークを押しシステム環境設定を開き、インターネットとネットワークにあるネットワークから確認できます。
有線の場合はEthernet、無線の場合AirMacの詳細をクリックし、TCP/IPタブから確認することができますよ。
ルーターの設定:ブラウザを起動する
先ほど調べたIPアドレスをURLを入力する欄に半角数字とコンマ(.)で打ち込みます。すると、ルーターの管理画面を開くことができます。
管理画面からログインするためのユーザーID ・パスワードを要求されますが、それらはマニュアルに記載されているはずなので確認しましょう。
これらの設定が終わればもう少し。実際にネットに接続できるかどうかを試すだけです。
Wi-Fiの設定画面からどのネットワークに接続するのかを選べばネットの利用が開始できます。
ルーターの設定:SSIDを選択しパスワード入力
ルーターに記載されているSSIDを確認し、そのSSIDとの接続を開始します。SSIDには2Gと5Gの2種類記載されているかと思います。
2Gは通信速度が遅く、ほかの家電などの電波と干渉してしまうため、基本的には5Gで接続するようにしましょう。
接続すればパスワードを要求されます。このパスワードもルーターに記載されており、パスワード・暗号化キー・WEPキー・セキュリティキーなどと表記されているはずです。
これでWi-Fiに接続されました!安定したネット回線を使用して快適なネット生活を送りましょう。ここからはよくある質問をまとめているので、興味がある方は是非ご覧ください。
IPアドレスは個人情報?
設定を行う際に見ることになるIPアドレスという言葉ですが、これは簡単に言えば住所のようなもので、ネットワークでお互いがどのような人なのかを識別するためのものです。
識別するためのもの、と聞くとほかの人に知られるとまずいのかと思ってしまいますが、IPアドレスを知られたからといって悪用されることはないと思っても大丈夫です。
しかし、ルーターを介さず直接有線ケーブルなどでネットに接続してしまうと、個人は特定されませんがPCは特定されてしまうのでセキュリティ上よくありません。
PC1台しかないとしても、ルーターを介してネットに接続しましょう。そうすれば情報が守られます。
有線と無線どっちがいい?
有線でつなぐことができるなら有線、ケーブルの配線ができないのであれば無線を選べばいいでしょう。
有線でも無線でもネットは使えますが、有線はケーブルを繋げる必要があり手間はかかります。それでも有線でネットを利用するメリットは大きいですよ。
ルーターとの間に障害物などがあっても、無線のように影響を受けることがほぼありません。家電との干渉がなく安定した速度でネットを利用できるのもポイントです。
仕事用などでPCを使用していて大容量をやり取りしたり、PCとルーターの間に家電がある場合などは特におすすめです。
ルーターの設定は終わっているのにネットにつながらない
しっかり設定は終わらせたはずなのに、うまくネットにつながらない。もしもこのような状況になった場合、以下の項目を確認してみましょう。
- ルーターの電源コンセント・ケーブルがしっかりささっているか
- ルーターとの間に障害物がある
- 違う電波を使用しようとしている
- パスワードを間違えている
作業をしているとケーブルが抜けていたり、ちょっとした見逃しが起こってしまうもの。つながらない場合は焦らずに確認することが大切です。
ルーターの設定中にLANとWANを間違えた!
ルーターを設定していると、ケーブルをさすことができる端子がたくさんあり、どれがどれかわからずLANポートとWANポートを間違えてさしてしまった!
こういったこともあるかもしれませんがご安心を。逆にさしてしまっていたからといってルーターやパソコンなどが壊れてしまったり、ネットにつなげなくなってしまうことはありません。
逆につけたままネットにつなごうとしても、ただネットへ接続できないだけなので大きな影響はありません。
ただし、LANポートとWANポートを逆にしたまま再起動などを繰り返してしまうと、接続を止められ通信会社へ解除を依頼しなければいけない状況になることもあるので、接続は間違えないように注意しましょう。
ルーターの設定は簡単です!
ルーターの設定は基本的にルーター本体とマニュアルを確認すればいいことが分かりました。設定には1時間もかからずに済むでしょう。
設定方法だけではなく気を付けなくてはいけないポイントも併せて紹介しました。以下にまとめているのでこちらの項目に注意しながら設定を行いましょう。
- ルーターを初期化する
- WANポートに回線をつなぎLANポートはPCなどとつなぐ
- ルーターのIPアドレスを調べる(Windows・Macによって方法は異なる)
- ブラウザを起動する
- 実際にネットに接続する
私たちの生活において重要な役割を持つインターネット。しっかりと設定を終わらせ、ネット生活を存分に楽しんでください。