「角栓が気になるけど、今使っているクレンジングアイテムでうまく取れない」と悩んでいませんか?それはクレンジングアイテムの選び方に問題があるのかも。
今回は、角栓について詳しく知ることで角栓を除去できるクレンジングアイテムの選び方を解説します。後半ではおすすめクレンジングアイテムを4つご紹介!
また、角栓の予防方法も解説しているので、ぜひ最後まで読んであなたの普段の生活習慣に取り入れてくださいね。
この記事を最後まで読むと、クレンジングアイテムがわかるだけでなく、今後角栓ができにくくなりますよ!
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4401201)
角栓は何からできているの?
角栓は毛穴周辺の角質の集まりで、70%はタンパク質、30%は皮脂でできています。肌の表面にある角質と同じ成分ですね。
角質は古くなると肌のターンオーバー(新陳代謝)によってはがれ落ちますが、いくつかの原因によりキレイにはがれ落ちずに毛穴に詰まってしまうと角栓になります。
毛穴に角栓が詰まると次第に角栓に含まれる皮脂が酸化し黒ずみになります。黒ずみになると実際よりも毛穴が開いて見えて、目立ちますよね。
また、角栓をキレイに落とせなかったメイクの成分と勘違いしている方がいますが、メイクの落とし残しは角栓ができる原因の1つにすぎません。次の章ではその原因を詳しく解説していきます。
角栓ができる3つの原因
前の章で角栓は、肌の表面の角質と同じ成分であるとわかりましたね。では、なぜ角栓はできてしまうのでしょうか?
古い角質が毛穴に詰まり角栓になってしまう原因は大きく3つにわかれます。以下に簡単にまとめました。
- 生活習慣の乱れ
- 保湿不足
- メイクの落とし残し
生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れは、肌のターンオーバーの乱れに繋がります。例えば、睡眠不足や食事の栄養不足が続くと、身体の隅々まで栄養が行きわたりません。
これにより、肌の角質がつくられなくなりターンオーバーが滞ります。ターンオーバーが一定の周期で行われないと、肌の上で古い角質が渋滞のようになって、毛穴に詰まってしまうのです。
毎日の睡眠時間や栄養は、あなたの肌を健康に保つ重要な役割を果たしていますよ。
保湿不足
普段のスキンケアで保湿を怠っていませんか?角栓が皮脂によるものだと勘違いして十分な保湿をしない場合、肌が乾燥を恐れ過剰な皮脂を分泌してしまいます。
過剰な皮脂は角質と結びついて角栓をつくるのです。スキンケアではしっかりと保湿することが、角栓を予防するカギになりますよ。
メイクの落とし残し
メイク落としのとき、しっかりとメイクを落としきれていますか?特に小鼻やその周辺、フェイスラインは念入りにクレンジングしなければいけません。
なぜなら、メイクアイテムに含まれる鉱物油は角質と結びつくと、角栓になってしまうからです。
いくら生活習慣やスキンケアでの保湿がうまくできていても、メイクの落としがうまくできていないと角栓ができてしまいます。メイク落としのときには、念入りにメイクが残っていないか確認しましょう。
詰まった角栓を取る方法
角栓の原因がわかったところで、次は角栓を取る方法をご紹介します。メイクを落とした状態で角栓を取りましょう。
角栓を取る手順を簡単にまとめましたので、順番に確認しましょう。
- メイクを落とした状態で毛穴を開く
- クレンジングアイテムを使って毛穴汚れを落とす
メイクを落とした状態で毛穴を開く
お風呂上りが望ましいですが、ホットタオルで毛穴を開いてから行うことも可能です。
湿らせてかたく絞ったタオルをレンジで500W、30秒ほど温めるとホットタオルができますよ。このとき、やけどに注意しましょう。
やけどに気をつけながらホットタオルを顔に1分ほど乗せ、毛穴を開きます。
クレンジングアイテムを使って毛穴汚れを落とす
毛穴が開いたらクレンジングで角栓を取ります。角栓を取りやすいオイルやホットジェル、スクラブ、酵素洗顔でのクレンジングがおすすめです。
このとき、力を入れて角栓を取ろうとすると肌に負担がかかり、シミの原因になります。優しくマッサージするようにクレンジングしましょう。
では、実際どのようなアイテムを使用すれば良いかアイテムを選ぶポイントをまとめたので次の章でご紹介します。
角栓が取れるクレンジングを選ぶ3つのポイント
前の章では角栓を取る方法がわかりましたね。クレンジングアイテムを選ぶなら肌に刺激を与えずに、角栓を取るものを選びたいですよね。
しかし、何を基準にクレンジングを選べば良いのか迷うはず。そこで今回はクレンジングを選ぶときの3つのポイントを、表にまとめました。
肌に優しい成分 | 有・無 |
毛穴奥の汚れを取る洗浄力 | 強い・普通・弱い |
洗いあがり | しっとり・さっぱり |
洗浄力の強さは、各アイテムの商品情報を参考に表記しています。この3点を意識してクレンジングを選んでみましょう。
おすすめ角栓クレンジング①オイル
最初にご紹介するのは「ティス ディープオフオイル 230ml」です。
メイク落としとしても、すっぴんで角栓クレンジングとしても使用OKの優れもの。オイルを4プッシュ手に取り、角栓が気になる部分を指先でくるくると円を描きながらマッサージしましょう。
オイルは洗浄力が強いですが、このディープオフオイルは素早く落とすことによりできるだけお肌への負担を減らしてくれます。
また、ざらつく角栓しっかりを浮かして取ってくれますよ。使用頻度の目安は1日1回です。
肌に優しい成分 | 無 |
毛穴奥の汚れを取る洗浄力 | 強い |
洗いあがり | さっぱり |
おすすめ角栓クレンジング②ジェル(ゲル)
次にご紹介するのは「マナラ ホットクレンジングゲル 200g」。
こちらのアイテムは肌の上に乗せた瞬間からじんわり温かさを感じて、毛穴を特に開きやすくしてくれます。
毛穴を開くことで肌に負担を少なく角栓を取ることが可能になりました。毛穴の洗浄力は高いですが、美容液成分が91.3%も含まれていてとにかくお肌に優しいです。
ヒアルロン酸やセラミド、マイクロコラーゲン配合で洗いあがりの肌をふっくらさせ、ハイドロキノンやビタミンC誘導体により肌に透明感を与えてくれます。
「まるで美容液」とメーカー表示されるだけありますね。使用頻度の目安は1日1回です。
肌に優しい成分 | 有 |
毛穴奥の汚れを取る洗浄力 | 強い |
洗いあがり | しっとり |
おすすめ角栓クレンジング③スクラブ
3つ目にご紹介するのは「ラサーナ 海藻海泥スクラブ 115g」です。
肌との摩擦が生じるので、スクラブ自体が天然素材で柔らかいものがおすすめ。ラサーナのスクラブは特に肌への負担を考えています。
フランスのブルターニュ産海泥で毛穴の汚れを吸着し肌に負担をかけずに高い洗浄力を発揮します。また、桃の種を微細に粉砕した天然素材のスクラブを5種類配合。毛穴に詰まって取れにくい角栓も除去できます。
水を多めに加えて泡立てれば洗顔フォームとしても使用できる2wayアイテム。使用頻度の目安は週1回程度です。
肌に優しい成分 | 有 |
毛穴奥の汚れを取る洗浄力 | 強い |
洗いあがり | しっとり |
おすすめ角栓クレンジング④酵素
最後にご紹介するのは「ミノン アミノモイスト クリアウォッシュパウダー 35g」。
洗いあがりの肌がつっぱることが多い酵素アイテムの中でも、敏感肌や乾燥肌の方も使用できるように開発されたクリアウォッシュパウダー。
角栓をしっかり取り除くだけでなく、11種類のアミノ酸が肌に潤いを与えます。クレンジング後のスキンケア成分が馴染みやすくなるほど、肌がもっちりしますよ。
目安はティースプーン1杯程度ですが、ボトルタイプなので好きな量を出して使用できるところも魅力の1つ。毎日使えますが、週1~2回の使用が推奨されています。
肌に優しい成分 | 有 |
毛穴奥の汚れを取る洗浄力 | 強い |
洗いあがり | しっとり |
角栓を予防する方法
4つのおすすめアイテムの中で気になるものは見つかりましたか?アイテムをゲットして、せっかくケアしても角栓が毎日詰まってしまうと嫌になりますよね。
実は角栓はちょっとした工夫で予防することができます。角栓を防ぐには以下の3点に気をつけましょう。
- 睡眠時間の確保
- 栄養バランスのとれた食事
- 十分な保湿
生活習慣の乱れからターンオーバーの乱れに発展すると、角栓が溜まりやすくなります。
睡眠時間の確保や栄養のある食事は摂れていますか?生活習慣を見直すなら、睡眠と食事から始めてみましょう。
6時間は睡眠をとり、ビタミンやタンパク質の豊富な食事を心がけることから始めてくださいね。
また、普段から保湿不足の状態だと「保湿しないと!」と肌が勘違いし、皮脂分泌が過剰になるのです。スキンケア時には、化粧水や乳液、クリームでしっかりと保湿をしましょう。
おすすめ角栓クレンジングアイテムまとめ
今回は角栓の原因を解説してから、おすすめクレンジングアイテムを4つご紹介しました。
商品名 | タイプ | 税込価格 | 容量 | 特徴 |
ティス ディープオフオイル | オイル | 1,157円 | 230ml |
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マナラ ホットクレンジングゲル | ジェル(ゲル) | 4,180円 | 200g |
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ラサーナ 海藻海泥スクラブ | スクラブ | 1,300円 | 115g |
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ミノン アミノモイスト クリアウォッシュパウダー | 酵素 | 1,500円 | 35g |
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気になるクレンジングアイテムは見つかりましたか?見つかったなら今すぐアイテムをゲットしましょう。
角栓は放っておくとどんどんかたくなり、目立ってしまいます。手遅れになる前に、週1~2回程度の頻度で角栓を除去してくださいね。
この記事を参考に、角栓をできるだけ早く除去してキレイな毛穴を手に入れましょう。