初めて洋服ブラシを使う時は、予備知識がなく使い方を教えてくれる人がいないとわからないですよね。
しかも、使い方が間違っているとお気に入りの洋服が毛玉まみれになり寿命が短くなることもあります。
そこで、洋服ブラシの正しい使い方や効果を記事にしてみたので一緒にみていきましょう。
洋服ブラシの正しい使い方を知りそれを実践すれば、清潔感が保たれるだけでなく、服の寿命を伸ばす事ができます。長く着ていたいお気に入りの洋服がある方は、是非最後まで記事を読み進めてください。
(アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/photos/VU7FzBEMDUo)
洋服ブラシを使う時の流れ
まずは、正しい洋服ブラシを使う時の手順についてお伝えします。
初めに、洋服をシワができないようにハンガーにかけましょう。次に、洋服ブラシでホコリを払うように繊維と逆方向にブラッシングします。そして、繊維の目に沿ってブラッシングして終了です。
これだけ?と思うかもしれませんが一つ一つの工程でポイントがあります。ですので、洋服ブラシの使い方を工程ごとに分け、更に詳しく見ていきましょう。
- 洋服をハンガーにかける
- 繊維と逆方向にブラッシング
- 繊維と同じ方向にブラッシング
正しい洋服ブラシの使い方1、洋服をハンガーにかける
ハンガーは簡易的なワイヤーハンガーではなく、木製ハンガーのような、肩先に厚みがあるものを選ぶと型崩れしにくくおすすめです。
また、ハンガーにかけていてもシワがあるとせっかくブラッシングしても繊維が傷んでしまう可能性があるので、極力シワを伸ばしておきましょう。
しかし薄手の洋服は、ハンガーにかけるとブラッシングしにくくなってしまうので机などに置いてブラッシングしましょう。
正しい洋服ブラシの使い方2、繊維と逆方向にブラッシング
洋服をハンガーに掛けたら、繊維と逆方向に軽くブラッシングして繊維を逆立てて行きます。
繊維を逆立てることにより、ホコリや汚れを浮かせ落とすことができますが、逆に衣服にホコリや汚れ等が付着した状態で繊維と同じ方向にブラッシングをしてしまうと、ホコリや汚れが繊維の中に入り込んでしまいます。
すると、かえってホコリや汚れが繊維に絡まり取れにくくなってしまいますので注意してください。
正しい洋服ブラシの使い方3、繊維と同じ方向にブラッシング
そして、最後に繊維の目に沿ってブラッシングをして終了になります。
ニットやセーターなど編んでいる衣類の場合は、縦糸と横糸が複雑に絡んでいるので、そういった場合は、縦糸と横糸の間にブラシをかけていくイメージで行うと効果的です。
また、繊維をこするのではなく払うようにブラッシングすると「正しい洋服ブラシの使い方2」で浮かせたホコリや汚れを繊維から落とすことができます。
使い方のポイントはこすらずはらう!
ここまでは、正しい洋服ブラシの使い方を見てきましたが、ただ手順に沿ってブラッシングするだけでは、効果が半減してしまう可能性があります。使い方のポイントをしっかり把握してブラッシングをしましょう。
例えば、洋服をブラッシングする際、こすってブラッシングをしてしまうと洋服の繊維を傷つけてしまう恐れがあります。
すると、洋服の寿命が短くなってしまいますのでこすらず払うように優しくブラッシングするようにしましょう。
洋服ブラシは、定期的にかける事が重要
洋服は、1年間に1度や半年に1度ブラッシングする程度では、せっかく丁寧に手入れをしていても効果が期待できません。
洋服を着ているとどれだけ気をつけていても、気づかないうちにホコリや汚れがついてしまいます。
ですので、正直めんどくさいとは思いますが、洋服を着た後にブラッシングすると汚れやホコリも残らず、大切な洋服を長く着られるのでこまめなブラッシングを心がけてください。
ブラシで洋服の繊維を整え、毛玉を防止
ここからは、洋服にブラッシングを行うと得られる効果を3つお伝えします。順番に見ていきましょう。
洋服には、正しい繊維の流れがありますが、何シーズンも繰り返し着ていると洋服が摩擦によりくたびれていきます。すると、正しい流れの繊維が逆立ち、徐々に絡まって行き、毛玉は増えてしまうのです。
そこで、有効なのがブラッシングで、繊維同士の絡まりをほどき、正しい流れに整えてくれます。
つまり、これが毛玉を抑えることにつながるので、脱いだ後はブラッシングをしましょう。
洋服ブラシの使い方を理解すると汚れや毛玉がとれる
セーターなどの縦糸と横糸を組み合わせる「織り」という技術で作られた服は、表面にホコリなどが残りやすく、そのまま放置してしまうと繊維が汚れを絡め取って、吸着してしまいます。
ですが、ブラッシングを行うことで汚れを落とすことができ、洋服を綺麗に保てます。
また、洋服ブラシはすでにできてしまった毛玉にも有効で、毛玉にブラシの毛を引っ掛けて軽くひねるようにすれば、繊維を傷つけずにとることができます。
洋服の繊維に空気を含ませ、型崩れを防止
セーターなどを畳んだ状態で押し入れにしまっていたら、シワが付いたり、型崩れをしてしまったりしたという経験があるのではないでしょうか?
実際に私も畳んだ状態で押し入れにしまっていたら、シワが付いてしまいアイロンを掛けてもシワが取れず困った経験があります。
そこで活躍するのがハンガーです。ハンガーは、着ている時の形をキープしてくれるので、衣類の繊維に空気が通る状態を保ってくれます。
洋服ブラシの保管は、どうしたら良いの?
洋服ブラシの使い方や使う時のポイントは分かったけど保管方法がわからないという方もいるのではないでしょうか?そこで、使っていない時の保管方法をお伝えします。
洋服ブラシは、毛先にホコリがつかないように保管することが大切で、毛先を内側にしてフックに掛けるようにしましょう。
また、フックが無いと言う場合は、毛先を上向きにして布を被せるなどの工夫をしましょう。
また、洋服ブラシは、湿度に弱い為、高湿の所に放置してしまうと毛がヘタってしまい寿命が短くなってしまいます。できるだけ湿度が低い場所に保管してください。
正しい洋服ブラシの使い方を知って、お気に入りの服を長く着よう
洋服ブラシの使い方を把握した所で早速洋服ブラシを使ってみましょう。
洋服ブラシを使い時の手順は、たった3ステップです。最後にもう一度確認してみましょう。
- 洋服をハンガーにかける
- 繊維と逆方向にブラッシング
- 繊維と同じ方向にブラッシング
洋服を脱いだ時にこの3ステップを行うだけで格段に清潔感を保て、洋服の寿命も長くなります。
洋服ブラシのメリットを把握したところで、自分に合った洋服ブラシをさがしてみてください。
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