一生懸命仕事をしているのに、うまくいかないと悩んでしまうことはよくありますよね。
多くの時間を仕事に費やしているのにやりがいを感じなかったり、人間関係で悩みを抱えてしまうのは辛いことです。
本記事では、仕事がうまくいかない原因からうまくいく考え方や具体的な方法について解説します。
現状の仕事がうまくいかない原因をしっかり把握して、解決するための方法を一緒に考えていきましょう。
出典:https://pixabay.com/ja/vectors/%e5%be%93%e6%a5%ad%e5%93%a1-%e3%83%87%e3%82%b9%e3%82%af-%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%ac%e3%82%b9-6038877/
仕事がうまくいかない人の6つの特徴
仕事がうまくいかない人には共通する特徴がいくつかあります。悩みを感じているあなたにも当てはまる内容があるのではないでしょうか。
まずは、その特徴を6つ紹介していきます。1つずつ自分と重ね合わせながら考えてみてください。
- 整理整頓ができない
- 感情を持ち込んでしまう
- 必要以上に周りと比べてしまう
- 素直に聞き入れない
- 視野が狭い
- 報連相ができない
整理整頓ができない
仕事ができない人は整理整頓が苦手な傾向にあります。整理整頓ができない人はデスク周りや、パソコンのデスクトップが整頓されていません。
そのせいで大事な資料をどこにしまっているかをなんとなくで把握したり、なんとなくで仕事をこなしています。その結果、資料を紛失したり仕事にミスが出てしまい、うまく仕事が回らなくなってしまいます。
感情を持ち込んでしまう
仕事に感情を持ち込む人は人間関係に支障をきたしてしまいます。
人によって態度を変えたり、感情的になって相手にイライラをぶつけてしまう人は働く環境を悪くし、周りにストレスを与えてしまいます。
感情を上手くコントロールできない人は仕事の生産性も下がり、人間関係も悪くし、自ら仕事がうまくいかない状況をつくってしまうのです。
必要以上に周りと比べてしまう
仕事をしていると周りと自分との仕事のスピードや評価に敏感になってしまう人もよくいます。
周りと自分を比べて自分を鼓舞することはとてもいいことです。しかし、必要以上に周りと比べてしまうと、人より自分は仕事ができないと自己嫌悪に陥ってしまい仕事の効率も下がってしまいます。
素直に聞き入れない
仕事をする上で、素直な人は良好な人間関係を築けます。素直な人にアドバイスをすると素直にその通りこなせるので、仕事も頼まれやすくなります。
逆に、素直に言われたことを聞き入れない人は自己流で仕事をこなしてしまい人からの信頼を失ってしまったり、頼まれごともされなくなってしまいます。
視野が狭い
視野が狭い人は自分に一点集中してしまい周りが見えなくなってしまいます。色んな人と仕事をする中で、視野が狭い人とはうまく連携が取れません。
また、視野が狭い人はこだわりが強く、強い固定概念を持つ傾向があります。そのため、幅広い提案ができず仕事の質も上がらず、うまくいかない状況になってしまうのです。
報連相ができない
仕事ができる人は逐一報連相をしています。しかし、報連相の癖がない人はいざ何かトラブルがあった時に5W1Hを分かりやすく伝えることができません。
そのため、トラブルの内容がうまく伝わらず返って事を悪くしてしまう可能性も出てきます。
5W1H…When「いつ(時間)」Where「どこで(場所)」Who「誰が(主体)」What「何を(目的・人・もの)」Why「なぜ(理由)」How「どのように(手段・方法)」
仕事がうまくいかない原因を探ろう
仕事が上手くいかない人の特徴に当てはまっているものがあったら、あなたは何かしらのストレスを抱えているのかもしれません。
そのストレスには必ず何かしらの原因があります。まずは、あなたが「仕事がうまくいかない」その原因が何からきているのかを探っていきましょう。
- 経験不足
- 仕事内容が自分に合っていない
- 人間関係がうまく築けていない
- 些細なミスを繰り返している
経験不足
仕事がうまくいかない大きな原因として経験不足が考えられます。新しいことを始めるときは誰しも最初は上手くいかず、悩んでしまう人も多いと思います。
経験不足に悩んでしまうことは仕方のないことですが、やはり周りに迷惑をかけてしまったり、仕事が終わらず残業が続くとメンタルも落ちてしまいます。
こうした経験不足によるメンタルの低下が、仕事がうまくいかない原因となりうるのです。
仕事内容が自分に合っていない
仕事は経験して自分に合うかがわかってくるので、うまくいかないのは自分に合っていない仕事だからかもしれません。
自分の得意分野に並行している仕事を選んでみたものの、仕事となるとまた状況は変わってくるので向いているかは入ってみて気づく事もあります。
今の仕事内容が好きか、得意か、苦ではないか今一度自己分析してみて仕事がうまくいっていない原因として考えられるのかを確認してみてください。
人間関係がうまく築けていない
人間関係がうまく築けないことは、仕事がうまくいかない原因に繋がってきます。コミュニケーションがうまく図れないとモチベーションが低下し、大きなストレスがかかります。
上司のパワハラがひどい、先輩に話しかけたいけど忙しそうで話しかけられない。などあなたの職場環境がストレスを溜め込む状況になっていないか確認してみてください。
些細なミスを繰り返している
仕事がうまくいかない時に陥りがちの原因として、些細なミスを繰り返しているということもあります。
一度ミスをしてしまったら、そのミスを引きずってしまう人はいませんか?ミスを引きずるとその焦りから、さらにミスを繰り返してしまうことがあります。
ミスを繰り返すことによって自信をなくし、仕事へのモチベーションが下がって悪循環になってしまうのです。
仕事がうまくいく人の特徴とは?
仕事がうまくいかない人はどのパターンも共通してネガティブな思考になっています。
では、うまくいく人は何を意識しているのでしょうか。その特徴を紹介します。仕事がうまくいかない人の特徴と比較してみていきましょう。
- 行動力がある
- 周りと協力ができる
- プライベートが充実している
行動力がある
仕事ができる人は行動力があります。率先して人とコミュニケーションを取ったり、必要なことは積極的に取り入れます。
普通の人が何からやろうか迷っている間に、行動力のある人は即決で行動するので進みも早いです。
つまり、行動力がある人は時間を意識して行動するため、思考の回転が速く仕事がうまくいきやすいのです。
周りと協力ができる
仕事がうまくいく人は、周りと協力しながら効率よく仕事を進めることができます。
仕事を全て自分でこなせる人が仕事ができるというのは少し違います。周りと協力をして、うまく役割分担して仕事を任せられる人は仕事がうまくいきやすいです。
つまり、周りへの信頼がある人、一番仕事がうまく回るための指示出しが上手な人は仕事がうまくいきやすいのです。
プライベートが充実している
仕事ができる人は心の余裕があります。それはプライベートの時間を有効的に使っているからです。
例えば、仕事外の時間は読書をしてより仕事に活かせそうな知識を蓄えたり、休みの日は健康的な体づくりのために運動をしたりします。
プライベートで勉強や運動を取り入れることはダラダラする時間より充実しますし、仕事のパフォーマンスも上げることができます。
仕事がうまくいかない時の対処法(行動編)
仕事がどうしてもうまくいかない時はやはり誰にでもあります。一人で考えて解決できずに時間が過ぎていくのはもったいないです。
仕事がうまくいかない時はまずは行動から変えていく必要があります。その対処法について紹介していきます。できていないところはすぐに行動に移していきましょう。
- 身の回りを整理する
- 仕事をルーティン化する
- 相談する
- 休憩をしっかりとる
身の回りを整理する
仕事がうまくいかない人の特徴として整理整頓ができない人をあげました。なので、まずは身の回りを整理整頓することから始めていきましょう。
デスクの上やデスクトップ、行動計画を整理して何から始めるか優先順位を意識しながら仕事をすることで仕事の効率も上がります。
仕事をルーティン化する
仕事は慣れたらパターンがわかってきて、同じ動作を繰り返していきます。
仕事がうまくいかないときは、毎日やることを順番通りこなしてルーティン化を意識してみるのも良いかもしれません。
毎日やることの手順が決まっていれば、感情にも左右されることなく淡々と業務をこなせるようになります。ぜひ、自分のルーティンを意識して仕事に取り組んでみてください。
相談する
一人で悩んでも一向に解決しません。仕事がうまくいかない時は誰かに相談して助言をもらうこともひとつの対処法です。
経験値の高い先輩や上司であれば、あなたと同じ悩みを抱えたことがあると思います。
特に同じ悩みを感じたことがある人はあなたの悩みを理解してくれるはずで、解決に繋がりやすい方法なので勇気を出して相談してみてください。
休憩をしっかりとる
仕事がうまくいかない時は頭もいっぱいいっぱいになっているので、一旦休憩して落ち着かせる事も大事です。
頭がパンクしそうになった時は一回席を立ってみたり、飲み物を飲んで少し休憩を挟むことでまた集中力も上がります。
すぐにでもできることなので、休憩をしっかり入れて対処していきましょう。
仕事がうまくいかない時の対処法(考え方編)
仕事がうまくいかない時は、考え方に問題がある場合もあります。行動で対処しても感情に左右されて結局うまくいかないという事にもなりかねません。
自分の思考を変えてコントロールしていくことで仕事がうまくいくようになるので、考え方についての対処法も確認していきましょう。
- 小さな成功体験を振り返る
- 冷静に考える
- ミスを恐れない
- 仕事以外のことを考える
小さな成功体験を振り返る
仕事がうまくいかない時は今までの小さな成功体験を振り返って考えてみることをお勧めします。
小さな成功体験の積み重ねが人を強くさせるので、うまくいかない時こそ自分の体験談を思い出して自分を褒めてあげてください。
冷静に考える
仕事でミスをしてしまった時にまたミスを繰り返してしまうと負の連鎖になってしまいますね。
仕事をミスしてしまった時は、一旦落ち着いてゆっくりと冷静に考えて次の対処をするようにしましょう。
冷静に考えることで、次に対処すべき行動が必ず見えてきます。次の行動をしっかり決めてから丁寧に軌道修正していきましょう。
ミスを恐れない
ミスをしてしまうのは仕方のないことです。むしろ自分のミスに気づけた方が次に活かしやすく成長スピードが早いのです。
ミスをすることは誰にでもあるので、ポジティブに捉えて楽しみながら仕事を取り組むように考えるのが大切です。
仕事をゲーム感覚でやってみると、主体性が生まれやすく仕事が面白くなります。こういった思考で仕事に取り組んでみることもおすすめです。
仕事以外のことを考える
仕事がうまくいかない時は、いっそ仕事のことを忘れて楽しいことを考えることも対処法の一つです。
ポジティブに考えようとして、考え込んでしまうとあらゆる面で不安が出てきて逆にネガティブになってしまう恐れもあります。
なので、敢えて仕事のことを忘れてフラットになってみると気持ちが楽になり、原状回復にも繋がります。
仕事を辞めるメリットとは?
今の環境に悩みを抱えてそのままにしておくこともよくありません。しかし、仕事を辞めることは人生においてとてもダメージが多いので中々行動ができない人は多いです。
仕事を辞めることのメリットを把握することで、前向きに新しい道を切り開いていく行動にも繋がるので確認してみましょう。
- 自分を見つめ直す時間ができる
- 新たな可能性を見つけられる
- 人間関係をリセットできる
自分を見つめ直す時間ができる
仕事を辞めたら有休消化などで一定期間休みを取れるタイミングがあります。
その時間で自分はこれからどうしていきたいのか考える事もでき、ゆっくり休息を取る事もできるのでストレスも解消していきます。
自分を見つめ直す時間ができるので、まとまった休みができることはメリットと言えるでしょう。
新たな可能性を見つけられる
仕事を辞めて新しい環境で仕事をしてみると、今まで気づかなかった自分の特性に気づく事もあります。
例えば、今まで営業は不向きだと思っていたけれど、転職をして営業を経験してみたら案外人と話すのが楽しくて向いているかもしれないと気づきます。
仕事を辞めて環境を変えることによって今までの固定概念が覆されて、新しい自分を見つけることができます。
人間関係をリセットできる
人間関係に悩んでいた人は、仕事を辞めることで人間関係をリセットできるのは最大のメリットといえます。
転職をしたら新しく関係を築くことは最初は難しいかもしれませんが、うまくいけば前の職場よりも良好な人間関係を築けるかもしれません。
また、新しい環境で前職の人間関係と比較してみると、自分が前の環境に馴染めなかった原因や何が自分に足りないのかを客観的に知れて、改善するきっかけにもなります。
仕事を辞めるデメリットとは?
前述では仕事を辞めるメリットについて紹介しましたが、逆に仕事を辞めることで生じる問題やデメリットについても紹介します。
仕事を辞めるメリットとを比較して、今後どのように行動していくのが良いか一番最適な道を探していきましょう。
- お給料が途絶える
- 次の仕事を探さなければならない
- 新しい環境のストレス
お給料が途絶える
まずは第一に一番のデメリットになるのがお給料が途絶えてしまうという事です。
次の仕事が決まっていたり貯金がある場合は心配ありませんが、貯金もなく仕事も決まっていない場合は焦りで返ってストレスになってしまう事もあります。
仕事を辞める時は、退職後の生活を考えた上でしっかり準備をしておきましょう。
次の仕事を探さなければならない
仕事を辞めてから一旦休息を取るという方法もありますが、いずれかは新しい仕事を探さなければなりません。
転職活動は手間や、精神的にも負担が掛かるのでデメリットと言えます。また、転職は経験を求められる事も多いので、なかなか仕事が決まらなくて困ってしまう事もあります。
新しい環境のストレス
仕事を辞めて新しい会社に勤めることになると、人間関係も職場環境も仕事内容も全て変わります。
新しい仕事を覚えることや新しい人間関係にストレスを感じる事もあるので、その点大きく環境を変えることはデメリットにもなります。
新しい環境はなるべく自分の希望に合う仕事をにすることで、デメリットを軽減できるので自分のなりたい姿を想像して新しい環境に飛び込みましょう。
自分に合った方法で環境を変えよう
転職をしたいけど失敗しないか不安、辞める勇気が出なくて一歩踏み出せないという人は多いです。そんな悩みを持った人に向けたサービスが色々増えています。
最近は、退職する勇気がない人のために退職代行サービスという退職の手続きを請負ってくれる会社や、職場環境が気になる人は紹介予定派遣という派遣から一定期間過ぎると正社員として雇用してもらう方法もあります。
また、転職以外にも今の会社の別部署に移動を願い入れる方法もありますし、フリーランスを目指してみるという選択肢もあります。
無理して今の環境に居続けなくても色々な道があるので、自分に合った環境の変え方を探していきましょう。
まとめ:仕事の悩みは早めに行動して解決しよう!
仕事での不満や悩みをそのままにしてしまうと、気付かぬうちにいろんなことに影響していきます。
多くの時間を仕事に費やしているので、その生活の中心となる仕事がうまくいかないのはとても辛いですよね。
その悩みをそのままにしないでください。無理して今の環境にいて体調を崩したり、病気になってしまっては本末転倒です。最後まで記事を読んでくれたあなたは前向きに仕事の悩みを解決したいはずです。
仕事がうまくいかない時はその原因にしっかりと向き合って早めに行動して解決していきましょう。