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退職代行は弁護士で決まり!3つのメリットとおすすめの事務所も紹介!

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退職代行を弁護士に依頼するメリットやデメリット、弁護士選びのポイントなどを知りたいと思ってはいませんか?

また、退職代行を装った悪徳業者も増え、なるべくトラブルを回避したいという気持ちから弁護士に依頼を検討しているという方も多いと思います。

この記事では、退職代行を弁護士に依頼するメリット・デメリットや弁護士選びのポイント、おすすめの弁護士事務所を紹介しています。

弁護士に退職代行の依頼を検討する際に浮かんでくる疑問や不安を解消できる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/ハンマー-本-法-皿-弁護士-719066/

民間の退職代行会社と弁護士の大きな違い

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退職代行を民間の退職代行会社に依頼するのと弁護士に依頼するのとでは大きな違いがあります。それは「交渉できるかどうか」の違いです。

退職代行の基本的な業務は「退職の意思を本人の代わりに会社に伝える」ことのみです。これは民間の退職代行会社でも可能です。

しかし、退職条件の交渉や未払い給料の請求など、会社と必要な交渉は民間の退職代行会社では手を出せません。なぜなら、これらの行為をしてしまうと「非弁」とみなされ違反行為となってしまうからです。

弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。

ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。—弁護士法第72条

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/非弁活動

一方、弁護士は法律のスペシャリストです。当然「非弁」に該当することはないため退職意思の伝達からあらゆる交渉まで全て依頼することができます。これは最も大きな違いといえるでしょう。

退職代行を装った悪徳業者が増えている!?

今までは退職代行を利用して退職することは非常識だと思われがちでした。しかし、退職代行を利用する人が増えてきたことにより、退職代行が一般的なものへと浸透しつつあります。

退職代行は、会社の高圧的な態度や雰囲気から退職を言い出せずに苦しんでいる人にとっては、とても嬉しいサービスですよね。

しかし、この社会の動きに便乗して退職代行を装った悪徳業者も増えているのが現状です。初めて退職代行を利用する人は、料金が相場よりかなり安いことから悪徳業者に依頼し失敗する人が多いです。

悪徳業者は、退職したい気持ちが高まっているあなたの心にスッと入り込んでくるため見極める目を持たないと危険ですが、弁護士に依頼すれば失敗するリスクがないので安心できます。

退職代行を弁護士に依頼する3つのメリット

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民間の退職代行会社と弁護士の大きな違いを理解できたと思います。次に、退職代行を弁護士に依頼する3つのメリットを紹介していきます。

退職代行を弁護士に依頼する3つのメリット
  • 弁護士にしかできない交渉
  • 万が一の損害賠償請求にも対応可能
  • 失敗リスクが限りなく少ない

弁護士にしかできない交渉

退職代行の手続きには、弁護士にしかできない・弁護士だからこそできる交渉として以下のようなものがあります。

弁護士にしかできない交渉
  • 退職条件の交渉
  • 支払われていない給料や残業代の交渉
  • 有給休暇の交渉
  • セクハラ・パワハラが原因の退職
  • 労災申請の手続き

これらは民間の退職代行業者では非弁に該当する行為のためすることができず、弁護士だからこそできる交渉や手続きとなります。

このメリットだけでも退職代行を弁護士に依頼するメリットは大きいですよね。

万が一の損害賠償請求にも対応可能

退職代行を利用して損害賠償を請求されるというケースはほとんどありません。

しかし、退職代行を利用し退職される嫌がらせや脅しとして、損害賠償を請求してくるという会社があるかもしれません。

万が一、損害賠償を請求されたとしても弁護士に退職代行を依頼していれば、法律のスペシャリストが適切に対応してくれます。

会社の態度や雰囲気から損害賠償を請求されるのが怖いという場合は、最初から弁護士に依頼するのが良いでしょう。

失敗リスクが限りなく少ない

前述した通り、民間の退職代行会社には悪徳業者が多いのが悲しい現実です。

自分で直接会社に退職意思を伝えるのが嫌だったり、困難な人が退職代行を利用しますが、せっかく退職代行を利用したのにトラブルが起きるのは絶対に避けたいですよね。

弁護士は法律の専門家なので、どのようなトラブルも適切に対処してもらえます。そのため、失敗のリスクが限りなく少なく安心して依頼することができます。

退職代行を弁護士に依頼する2つのデメリット

出典:https://pixabay.com/ja/photos/いいえ-ごみ-ネガティブ-6754668/

退職代行を弁護士に依頼するメリットは多いですが、デメリットもあります。まずはどのようなデメリットがあるのか確認していきましょう。

退職代行を弁護士に依頼する2つのデメリット
  • 料金設定が高い
  • 転職サポートが受けられない

料金設定が高い

退職代行を弁護士に依頼した場合、料金の高さが1番のデメリットといえます。

弁護士に依頼した場合の相場は5〜10万円と高いです。民間の退職代行会社と弁護士、どちらに依頼しようか頭を悩ませる理由も料金設定が高いからですよね。

しかし、弁護士は法律のスペシャリストとして退職に必要な交渉や手続きを確実に対応してもらえるという「安心を買う」と思えば、料金の高さはそこまで気にならないかもしれません。

転職サポートは受けられない

民間の退職代行会社には、退職後の転職サポートを支援する会社があります。退職後の転職活動までサポートしてもらえるのは民間の退職代行会社の嬉しいポイントです。

弁護士は、あくまで退職に関する法的な交渉や手続きは全て対応が可能ですが、退職後の転職サポートまでは扱っていません。

しかし、どの分野でもその道のプロがいます。退職代行であれば法的な交渉ができる弁護士に、転職活動であれば転職エージェントに登録した方が、より確実にあなたの希望に添えるでしょう。

退職代行を弁護士に依頼すべき人

1つ目のメリットで紹介した「弁護士にしかできない交渉」が退職代行を弁護士に依頼する何よりの強みです。

弁護士に退職代行を依頼すべき人というのは、退職までに在籍している会社とのトラブルが予想され、絶対に回避したいという人です。費用はかかりますが確実に退職できるでしょう。

また、退職する理由がパワハラうつ病の発症などの場合、民間の退職代行会社では交渉や手続きができず泣き寝入りとなってしまうため弁護士に依頼すべきでしょう。

民間の退職代行会社に依頼すべき人

民間の退職代行会社に依頼すべき人は、自分では直接退職の意思を会社に伝えるのが精神的に嫌だったり困難な人です。

その場合、退職条件や有給休暇などの交渉は自分で行わなければなりませんが、弁護士に依頼するほど費用がかかりません。

退職の意思の伝達だけ退職代行会社にお願いして、あとは自分で「なんとか交渉や手続きができそうだ」と思う人は民間の退職代行会社に依頼した方が費用も抑えられるので良いでしょう。

弁護士を選ぶときのポイント

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弁護士に退職代行を依頼しようと決めたあと、次に悩むのは「どのような弁護士に依頼したらいいのだろう?」ということですよね。

まず、弁護士には、刑事事件に強い弁護士や離婚や相続関係に強い弁護士など、弁護士によって得意な分野や専門分野が違います。

そのため、退職代行は労働問題に強い弁護士を選ぶべきです。たくさんいる弁護士のなかでも労働問題に特化したプロの中のプロである弁護士に依頼しましょう。

信頼できる弁護士に依頼しよう

労働問題に強い弁護士に依頼するべきというのは説明した通りです。しかし、ネットなどで調べたときに、労働問題に強いからといってすぐに依頼するのは避けましょう。

なぜなら、弁護士も人間です。依頼してから対応が遅かったり、あなたの退職したいという相談に真摯に耳を傾けてくれるかどうかは分かりません。

まずは、実際に電話やメールなどで相談することをおすすめします。あなたの考えや気持ちをと受け止め、不安や疑問にもしっかりと答えてくれる弁護士を選びましょう。

あなたが信頼できると思えた弁護士に依頼することが、退職代行を利用することに不安なあなたを支えてくれる、心の大きな安心材料になるので弁護士選びはとても大切です。

おすすめの弁護士事務所を3つ紹介

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弁護士を選ぶ時のポイントを踏まえ、労働問題に強い弁護士事務所を3つ紹介します。

3つのおすすめ弁護士事務所
  • 弁護士法人ITJ法律事務所
  • 弁護士法人みやび
  • フォーゲル綜合法律事務所

弁護士法人ITJ法律事務所

弁護士法人ITJ法律事務所は、3つのプランがありAコースの19,900円から退職代行を受け付けています。個人的におすすめなのは29,900円で利用できるBコースの退職代理プランです。

Aコースの退職代行は、民間の退職代行会社と同じく「退職の意思を本人の代わりに会社に伝える」ことが基本的な内容ですが、Bコースは有給休暇や退職日の確定の交渉などもプラン内容として扱っています。

弁護士法人ITJ法律事務所は、弁護士に依頼すると費用が高いという大きなデメリットを解消し、利用者が悪徳業者に頼らざるを得ないという状況を防ぐために、このような低い料金設定になっています。

「弁護士なのに料金が安くてなんだか怪しい」と思うかもしれませんがそれは大きな間違いです。もしかしたら、どこよりも利用者第一で考える素敵な弁護士事務所かもしれませんね。

弁護士法人みやび

弁護士法人みやびは、着手金として55,000円退職代行を依頼することができます。そして、残業代や退職金の請求の費用として回収額の20%を支払うことになります。平均としては相場でしょう。

弁護士資格だけでなく「社会保険労務士」も取得している、ダブルライセンスの弁護士が多いのは弁護士法人みやびの強みです。まさに労務問題のプロといえる法律事務所です。

24時間LINEでの相談も受け付けているので、気軽に相談できるのも嬉しいポイントですよね。

フォーゲル綜合法律事務所

フォーゲル綜合法律事務所は、33,000円のAコースから110,000円のDコースの4つのプランがあります。

弁護士に退職代行を依頼すると、成功報酬として後から何%か支払わわなければいけないというイメージを持っている方も多いかもしれません。

フォーゲル綜合法律事務所は、どのコースを選んだとしても追加料金や成功報酬を一切払うことなく一律で依頼することができます。退職後に予想以上にお金がかかるという心配がなく嬉しいポイントです。

まとめ:退職代行は弁護士に依頼しよう!

退職したいけど精神的にキツかったり、会社の高圧的な態度が怖くてなかなか言い出しにくいと悩んでいる時は、退職代行を扱っている弁護士に依頼しましょう。

費用は民間の退職代行会社と比較すると高いと感じるかもしれませんが、その分安心してプロの弁護士に全て委託することができます。なにより悪徳業者も増えているのが現状です。

この記事を参考に、まずは無料相談をして、あなたが信頼できる弁護士を探すところから始めてみてくださいね。