「Wi-Fiを使いたいのに繋がらない」「急にWi-Fiが使えなくなった」とお困りではありませんか?
インターネットを使う時や動画を視聴する時にWi-Fiが使えないとイライラしますよね。
今回は、Wi-Fiが繋がらない時に考えられる原因と対処法を10個紹介します。
気になった部分だけでも読んで、Wi-Fiが繋がらないトラブルを解決しましょう。
アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/CAX85x-DdBk
Wi-Fiが繋がらない原因は?
Wi-Fiが繋がらない時は、まず原因を探しましょう。Wi-Fiが繋がらない原因は、次の10個です。
- デバイスの原因
- デバイス(スマートフォンやパソコン)のWi-Fi機能がオフになっている
- デバイスの機内モードがオンになっている
- デバイスからWi-Fiルーターまでが遠い
- セキュリティアプリによるブロック
- デバイスに不具合が起きている
- 周辺機器の原因
- Wi-Fiルーターやモデムのケーブルが抜けている
- Wi-Fiルーターに不具合が起きている
- 家電などが電波干渉を起こしている
- その他の原因
- 通信障害やメンテナンス
- インターネット利用料の滞納
次の見出しから、上記10個の原因への対策法を紹介するので、順を追って確認していきましょう。
対処法①:デバイスのWi-Fi機能をオンにする
1つ目の対処法は「デバイスのWi-Fi機能をオンにする」ことです。
スマートフォンやパソコンなどのデバイスには、Wi-Fi機能がついています。Wi-Fi機能がオフになっていると、デバイスはWi-Fiの電波を拾えません。
スマートフォンの場合、設定アプリを開き、「Wi-Fi」をタップするとWi-Fi機能がオンになっているか確認できます。
パソコンでは、画面に表示されている「扇状のマーク」をクリックすれば、Wi-Fi機能の切り替えが可能です。
対処法②:デバイスの機内モードをオフに切り替える
2つ目の対処法は「デバイスの機内モードをオフに切り替える」ことです。
機内モードでは、無線通信が全て遮断されるので、Wi-Fiが繋がりません。スマートフォンの機内モードは、設定アプリを開くとオン/オフの切り替えができます。
パソコンの機内モードは、WindowsとMacでオン/オフの切り替え方法が違います。
Windowsは、画面右下の扇状のマークと「機内モード」をクリックして、オフに切り替えましょう。
Macは、画面右上の扇状のマークと、扇状のマークの左隣にある「Bluetoothマーク」をクリックし、両方ともオンにします。
対処法③:セキュリティアプリを停止する
3つ目の対処法は「セキュリティアプリを停止する」ことです。
この記事を読んでいる方のなかには、不正アクセスを防ぐために、セキュリティアプリをインストールしている方もいらっしゃると思います。
セキュリティアプリを利用すると、Wi-Fi接続も不正アクセスとみなされ、ブロックされてしまうことがあります。
セキュリティアプリを停止した状態でWi-Fiに繋がれば、アプリが原因です。セキュリティアプリが原因の場合、再インストールするか、別のアプリを利用しましょう。
対処法④:デバイスを再起動する
4つ目の対処法は「デバイスを再起動する」ことです。
長時間デバイスを使うと動作が不安定になり、Wi-Fiに繋がりにくくなる可能性があります。
また、iOSやAndroidなど、ソフトウェアをアップデートした時にもWi-Fiが繋がらなくなることがあります。
一度デバイスの電源を切って、再起動するだけでWi-Fiにつながることがあるので、ぜひ試してください。
対処法⑤:周辺機器のケーブルを確認する
5つ目の対処法は「周辺機器のケーブルを確認する」ことです。
ケーブルが抜けていると、当然ですが周辺機器の電源はオフになります。
コンセントに挿す「ACアダプター」や、Wi-Fiルーターとモデムを繋ぐ「LANケーブル」が抜けていないか確認しましょう。
モデムとは、電話回線やケーブルテレビなどのアナログ信号を、パソコンなどのデジタル信号に変換する装置です。
また、光回線を契約すると「ONU」も設置するので、ONUに接続するケーブルも確認しましょう。
ONUは、光回線が発する光信号をデジタル信号に変換する装置です。
対処法⑥:Wi-Fiルーターの場所を変える
6つ目の対処法は「Wi-Fiルーターの場所を変える」ことです。
Wi-Fiルーターとは、デバイスの電波をインターネットに接続する機器を指します。
デバイスとWi-Fiルーターの間に障害物があると、デバイスの電波が弱くなってしまいます。
Wi-Fiルーターがデバイスの電波をキャッチしやすいように、デバイスをWi-Fiルーターから1m程の距離に近づけましょう。
Wi-Fiルーターは、障害物を避け、床から1〜2mの高さで家の中央に設置するのが理想です。
対処法⑦:Wi-Fiルーターを再起動する
7つ目の対処法は「Wi-Fiルーターを再起動する」ことです。
Wi-Fiルーターを長時間使い続けると、内部に熱がこもり、劣化を起こします。Wi-Fiルーターを再起動し、放熱することで不具合を解消できます。
再起動するには、Wi-FiルーターとONUのACアダプターをコンセントから抜きましょう。
Wi-FiルーターとONUのACアダプターをコンセントから抜いて1分程待った後、ONUのACアダプターをコンセントに挿します。
ONUが起動したら、Wi-FiルーターのACアダプターもコンセントに挿しましょう。通信が安定するまで数分待ってから、再びインターネットに接続してください。
対処法⑧:Wi-Fiルーターの周波数帯を5GHzにする
8つ目の対処法は「Wi-Fiルーターの周波数帯を5GHz(ギガヘルツ)にする」ことです。
Wi-Fiの電波には、2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯が存在します。
5GHzに比べて2.4GHzは干渉を起こしやすいので、Wi-Fiルーターの周波数を5GHzにしましょう。
2.4GHzが干渉しやすい理由は、Wi-Fiルーターとデバイスの間にある家電やワイヤレス機器の電波がぶつかり合うからです。
周波数帯は、お使いのWi-Fiルーターのマイページにログインし、設定画面から変えられます。
対処法⑨:通信障害やメンテナンス情報をチェックする
9つ目の対処法は、「通信障害やメンテナンス情報をチェックする」ことです。
今まで紹介した方法をすべて試してもWi-Fiが繋がらない場合、インターネット回線やプロバイダが通信障害を起こしているかもしれません。
インターネット回線業者やプロバイダの公式ホームページを確認し、通信障害が起きていないか確認しましょう。
また、メンテナンスの影響でWi-Fiが繋がらないこともあり得ます。メンテナンス情報も公式ホームページで確認するとよいでしょう。
対処法⑩:インターネット利用料を滞納していないか確認する
10個目の対処法は「インターネット利用料を滞納していないか確認する」ことです。
インターネットを利用するには「光回線ケーブル利用料」と「プロバイダ利用料」を払う必要があります。
光回線ケーブル利用料は、光回線を管理している業者に支払う料金です。一方で、プロバイダ利用料は、光回線をインターネットに繋げるプロバイダに支払う料金を指します。
光回線ケーブル利用料とプロバイダ料金を2〜3ヶ月滞納すると、インターネットやWi-Fiが利用停止になります。
滞納したら業者やプロバイダに連絡を入れ、いつまでに未納分を払うのか話し合いましょう。
【まとめ】Wi-Fiが繋がらない時の対処方法
今回の記事では、Wi-Fiが繋がらない原因と対処方法を10個紹介しました。紹介した内容を箇条書きでまとめましたので、もう一度おさらいしましょう。
- デバイスの原因
- デバイス(スマートフォンやパソコン)のWi-Fi機能がオフになっている
- デバイスの機内モードがオンになっている
- デバイスからWi-Fiルーターまでが遠い
- セキュリティアプリによるブロック
- デバイスに不具合が起きている
- 周辺機器の原因
- Wi-Fiルーターやモデムのケーブルが抜けている
- Wi-Fiルーターに不具合が起きている
- 家電などが電波干渉を起こしている
- その他の原因
- 通信障害やメンテナンス
- インターネット利用料の滞納
上記の方法を試して、Wi-Fiが使えないストレスから解放され、好きな動画やサイトを見られるようにしましょう。
- 宮島桃香