今や生活の必需品となったスマホ。各キャリア「料金の設定が高い!」「格安SIMに乗り換えたいけど、使い慣れたスマホを変えるのも面倒くさいな」と、悩んでいませんか?
しかし、格安SIMに乗り換えれば通信費が約半額になり、使用中のキャリアが提携している格安SIM事業者を選べばSIMロック解除不要で利用できます。
行動するのは大変ですが、格安SIMに乗り換えすると更に安く利用でき、一番身近な節約になります。浮いたお金で貯金や贅沢もできますよ!この記事を参考に実践して頂ければと思います。
出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E5%91%BC%E3%81%B3%E5%87%BA%E3%81%99-sim-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%82%BB%E3%83%AB-71168/?download
格安SIMへ乗り換えるときのメリット・デメリットとは?
格安SIMに乗り換える際のメリット・デメリットをご紹介します。
格安SIMのメリットは、利用料金が大手キャリアの約半額で利用できることです。豊富なプランの中から、用途に合うプランを選べばさらに安く利用でき、契約途中でも状況に合わせて自由にプラン変更も可能です。
格安SIMのデメリットは、時間帯により通信速度が不安定になることです。また、自分で初期設定をする必要がありますが、SIM配送時に説明書が同封されており流れに従って設定するだけで簡単にはじめられます。
クレジットカードを持っていない方にとっては、クレジットカード決済の業者が多いのも欠点です。デメリットもありますが、自宅のWi-Fiを使う、Wi-Fiスポットを使うなどしてメリット同様に使えますよ!
大手通信キャリアから格安SIMに乗り換える方法
大手通信キャリアから格安SIMに乗り換える方法をご紹介します。
- キャリアでのスマホをSIMロック解除する
- キャリアでMNP(携帯電話番号ポータビリティ)予約番号を取得する
- SIMカードが届く
- APNの初期設定
SIMロック解除の手続きには、解除条件がありますのでご確認ください。
※SIMロックはwebで無料解除できます。(店頭では3,000円度の手数料が必要)
キャリア | 解除条件 |
docomo |
|
au・Softbank |
|
以上に目を通していただき、大手通信キャリアから格安SIMに乗り換える流れを説明していきます。
SIMロック解除法が分かったら、キャリアでMNP(現在の電話番号を継続できるサービス)で予約番号を取得しましょう。MNPの予約番号取得には有効期限15日ほどなのでご注意を。
※2015年以前に発売された古い端末などはSIMロック解除できないものもあります。
MNP予約番号が取得できたら、約2日ほどでSIMカードが届きます。
新しいSIMを端末に入れ、APN設定を進めます。SIMカードが届いたときに、設定方法について書かれた用紙も同封されていますので、従って手続きを進めましょう。
SIMロック解除が必要な機種と必要のない機種がある
SIMロック解除をすれば、自由に乗り換え先の格安SIMを選ぶことができますが、必要ない場合もあります。
docomo回線を利用している格安SIM業者であれば、解除は必要ありません(au・Softbankも同様)
Softbankで使用したい格安SIM事業者がau・docomo対応の事業者の場合は、キャリアが違うのでSIMロック解除しなければなりません。
SIMロック確認法は、契約キャリアで確認するか、各契約キャリアのチャットサポートでも確認できます。
※以下の表で、いま使用中のキャリアがどの事業者に対応しているのか、SIMロック解除が必要なのか確認してみましょう。
格安SIM業者 | 提供回線 |
BIGLOBEモバイル | docomo・au回線 |
楽天モバイル | 楽天回線(docomo・au回線も可) |
mineo(マイネオ) | トリプルキャリア回線 |
LINEモバイル | トリプルキャリア回線 |
IIJmio | docomo・au回線 |
※楽天モバイルは2020年4月8日より、楽天独自の回線を用いた携帯キャリアサービスを開始しました。
格安SIMから別の格安SIMに乗り換える方法
乗り換え方法は以下の通りですが、キャリアからの乗り換え方と(SIMロック解除以外)ほぼ同様になりますので割愛させていただきます。
- 音声付きSIMでの番号を継続するには、MNP予約番号の発行が必要
- (※データSIMに関してはMNPは必要なし)
- 他の格安SIMでMNPで手続きをする
- SIMカードが届く
- APNの初期設定
※前もって新しく使用するSIMカードと、カードトレイのサイズが合っているか確認しましょう。
自分の用途に合った格安SIMを乗り換えるときの3つのポイント
格安SIMには大きく分けて「音声通話付きプラン」と「データ通信専用プラン」2種類のプランが存在します。
データ通信プランか音声通話プランかを決める
「音声通話SIM」は、キャリアで使用していたAPNに対応しています。また、通話頻度によって「5・10分間かけ放題」や「月間60分間かけ放題」など、必要に応じて通話プランが変更できます。
「データ専用SIM」は、ネットが利用できるSIMです。音声通話SIMよりも低価格で利用できるのが特徴です。電話番号は使用できませんが、「LINE」通話のような通話アプリで代用できます。
一部のアプリではSMS認証が必要なことがあるため、SMS機能はつけておいたほうが良いでしょう。バッテリーのもちもよくなりますよ!
自分が実際に利用している通信量の確認をする。
キャリアの場合、データ通信量の確認方法は「My Softbank」「My au」から確認できます。格安SIM業者の場合は、マイページ内かSIMアプリから簡単に確認できます。
どちらのプランをメインで使うのか、上記2つを考慮し、自分に合った通信業者を選びましょう。
※1GB(ギガバイト)で、できることの目安は以下の通りです。
データ使用用途 | 閲覧回数・時間 |
メールの送受信 | 約66,000通(300文字程度) |
ニュースサイトなどのウェブページの閲覧 | 約6,600ページ |
LINEの通話時間 | 約40時間(音声通話)/約3時間(ビデオ通話) |
約1,000回(画像含むつぶやき) | |
音楽再生 | 約20時間 |
YouTube再生 | 約2時間(480p) |
実際に格安SIMを使用している方々の感想
Twitterでも格安SIMを実際に使用している方の感想や、メリット・デメリットなど、様々な声があがっています!賛否両論ありますが参考にしてください。
https://twitter.com/hirotan_invest/status/1375717236183232515
メリットはやはり、大手キャリアよりも格安で利用できることですが、デメリットは、万が一故障して修理や保証が必要になった時に、キャリアの端末よりサポートが手薄になっています。
メーカーが修理・保証を請け負ってくれるので、まったく保証がないわけではないですが、手軽に修理ができないという難点も含めてSIMフリースマホを理解しておくといいでしょう。
通信速度の速さで選ぶならこの3つの事業者!
通信速度(ダウンロード・アップロード)を重視して選びたい方必見!格安SIM業者の総合トップ3はこちらです。
格安SIM通信速度ランキング総合トップ3 【下り速度が速いランキング】
MVNO | 今週のダウンロード速度 | 先週のダウンロード速度 |
1位 UQモバイル(au回線) | 54.77Mbps | 92.89Mbps |
2位 OCNモバイルONE(docomo回線) | 51.12Mbps | 55.09Mbps |
3位 mineo A(au回線) | 36.96Mbps | 46.18Mbps |
格安SIM 通信速度ランキング 総合トップ3 【上り速度が速いランキング】
MVNO | 今週のアップロード速度 | 先週のダウンロード速度 |
1位 LINEモバイル(docomo回線) | 20.13Mbps | 14.24Mbps |
2位 nuroモバイル(Softbank回線) | 19.07Mbps | 14.45Mbps |
3位 スマモバ(docomo回線) | 17.32Mbps | 13.78Mbps |
下り(ダウンロード)・上り(アップロード)の速い順に掲載しています。
※通信速度に関しては時間帯、場所によって誤差が生じる場合があります。
安定した通信速度で使用したい方は「Y!モバイル」(低価格でSoftbankと同等レベルの通信品質のため、速度重視の方向け)
「mineo」(定期的に回線増強を行い、速度が安定している)もオススメですよ。
低価格で選ぶならこの3つの事業者!
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1位:楽天モバイル「楽天回線(ドコモ・au回線も可)
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2位:OCN モバイル ONE「ドコモ回線・au回線」
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音声対応SIM 1GB/月コースを770円(税込)にて提供開始です。OCN光モバイル割適用の場合は550円(税込)
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3位:nuroモバイル「トリプルキャリアに対応」
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申込み後に届くSIMカードをスマホに挿入し、マニュアルにそって設定するだけで乗り換え完了です。
▼詳しい情報はコチラをご覧ください nuroモバイル
自分の使用用途にあった格安SIM会社を選ぶ5つのポイント
それぞれの格安SIM事業者で、サービス内容やキャンペーンの内容も違いますので、自分の使用用途にあったSIMを選択しましょう。
- 音声通話・データ通信プランどちらメインとして使用するのか
- 大手通信キャリアと格安SIM事業所の提供回線を確認し、自分に合った事業者を選ぶ
- 通信速度と低価格でバランスの良い事業者を選択
- 通信速度がどれだけ安定しているか
- 各種サービス(※カウントフリー・通話オプションなど)充実しているか
※カウントフリーとは、特定の通信量をカウントしないサービスです。SNSや動画配信、音楽系アプリなどの通信がカウントされない分、データ量を気にせず利用できます。
すべての格安SIM対応ではなく「ビッグローブ」「OCNモバイルONE」「LINEモバイル」など事業者によって、カウントフリー対象になるアプリやサービスも違います。
乗り換え時に必要な物
格安SIMへ変更するにおいて、あらかじめ必要な準備物を用意しておくことでスムーズに進めます。
- SIMロック解除済みのスマホ(使用しているキャリアの格安SIM業者対応の場合はロックなしでOK)
- 本人確認書類(免許証)
- クレジットカード(デビットカードは基本NG)
- MNP予約番号(他のキャリアから番号そのままで移行する場合)
MNPは有効期限(15日ほど)がありますので、SIMロック解除は事前に行いましょう。
まとめ
自分の使用用途にあった「データ」「音声」プランの選択と、現状の通信量を把握することが重要です。
業者の選択は、通信の安定性、キャンペーンを含んだ月額料金が他事業者と比べ、お得か確認しましょう。
各種サービスの「カウントフリー」や「オプション」が充実しているか、自分に合った格安SIMを利用しましょう。スマホの月々の支払い平均額は、大手3キャリア「8,312円」格安SIM「4,424円」です。
以上、格安SIM乗り換えまでの流れでした。格安SIMに乗り換えしようと検討中の方は、これを期に行動に移して頂ければと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。