雨の日が多い梅雨どきは毎朝髪の毛がまとまらなかったり、傷みやすかったり、日々のヘアケアが大変ですよね。
ということでこの記事では、梅雨時のヘアケアの方法をご紹介します。梅雨にこそおすすめのヘアスタイルもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。アイキャッチ参照:https://pixabay.com/ja/photos/%E9%9B%A8-%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%84-%E5%82%98-%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88-791893/
なぜ梅雨は髪の毛がまとまらないのか①湿気
対策をするにはまずその理由を知るべきということで、なぜ梅雨は髪の毛がまとまらないのでしょうか。主な理由は2つで、その1つ目は湿気が多いからです。
湿気が多いと傷んでいる髪の毛、つまりキューティクルが傷ついている所から普段以上に水分が髪の毛に入り込んでしまいます。すると髪の毛が歪に膨張してしまい、うねってしまうのです。
つまりお風呂に入った時の皮膚みたいに、髪の毛が常にふやけているような状態になってしまう訳ですね。
なぜ梅雨は髪の毛がまとまらないのか②紫外線
髪の毛がまとまらない2つ目の理由は、紫外線です。これは逆説的になってしまうのですが、紫外線に傷つけられたキューティクルから湿気が入り込むので、髪の毛がうねるのです。
つまり梅雨は紫外線対策を万全に行うことが湿気の対策でもある訳ですね。
春から初夏にかけての紫外線量は、真夏のピーク時ほどではないにしろ、キューティクルを傷つけるには十分な量が襲い掛かってきます。なので梅雨の季節から紫外線対策を怠らずに行いましょう。
梅雨でも美しさを維持させるためのヘアケア方法①ブラッシング
ここからは具体的な梅雨時のヘアケアの方法についてご紹介していきます。まずはブラッシングです。簡単で基本的なヘアケア方法ではありますが、ブラッシングはかなり効果的な方法になります。
ブラッシングとは頭の汚れを落とすだけでなくて、髪の毛の水分量を整える役割があります。つまりこまめにブラッシングをしてやることで、髪の毛をふやけにくく出来る訳です。
ブラッシングは頭皮のマッサージや余分な脂を髪の毛にコーティングさせる働きもあるので、梅雨はこまめにブラッシングを行いましょう。
梅雨でも美しさを維持させるためのヘアケア方法②シャンプー
次は梅雨の時期だからこそやるべきシャンプーの方法です。といっても特別な方法でシャンプーをするのではなく、少し意識を変えるといった方が近いです。
- 頭皮からしっかりとお湯で汚れを洗い流す。
- しっかりと髪の毛の水気を切る。
- 頭皮から円を描くように洗い、髪の毛は優しく洗う。
- しっかりと洗い流す。洗い残しは傷みに繋がるので注意!
梅雨だからといって特別方法を変える必要はありません。しかし梅雨時など特定の季節にどうしても髪の毛が乾燥してしまうという人は、梅雨の季節だけでもシャンプーを変えるのもありですよ。
たとえばパサつきやすいというのなら、アミノ酸系やセラミド配合のシャンプーを使うと髪の毛の水分を維持してくれたり、うるおいを持たせてくれたりします。
梅雨でも美しさを維持させるためのヘアケア方法③トリートメント
次は梅雨に効果的なトリートメントの方法です。湿気や紫外線で傷みやすい梅雨だからこそトリートメントでケアしてあげるのが、美しい髪の毛を維持するために重要なことになります。
- しっかりと水気を切る。
- 毛先から全体に行き渡らせていく。
- 3から5分ほど置いておく。
- ヌメ付きが取れ、しっとり感が残るくらいにすすぐ。
トリートメントの重要な点は最後に流し過ぎないということでしょう。洗い残しはもちろん傷みに繋がるので気になるのですが、トリートメントはしっとり感が残るくらいが正解です。
梅雨でも美しさを維持させるためのヘアケア方法④ヘアオイル
次はヘアオイルを使ったヘアケアの方法です。トリートメントは髪の毛に浸透し修復する役割で、ヘアオイルは髪の毛をコーティングして天敵である摩擦や熱、湿気などから守ってくれます。
後述しますがドライヤーの前や、お出かけ前などに塗ってあげることでこれらの天敵への対抗策になってくれますので、ぜひ活用しましょう。
ヘアオイルもトリートメントの同様に、毛先から順に中心へ行くように付けていきましょう。ロングヘアの人は、毛先など傷みやすい所を重点的に塗ってみるのもいいです。
梅雨でも美しさを維持させるためのヘアケア方法⑤ドライヤー
次は梅雨どきのドライヤーの方法です。ドライヤーの熱は髪の毛の天敵なので、事前にヘアオイルを塗ってやるか、もしくは冷風で乾かすのもありです。
髪の毛のボリュームを出したい時には下から上へ、逆にボリュームを抑えたい時には上から下へを意識してかけてやると美しいヘアスタイルになりますよ。
髪の毛はドライヤーで80%、自然乾燥で20%で乾燥させるのが最も傷めない方法であると言われています。乾かし過ぎ、オーバードライをしないように気を付けましょう。
梅雨でも美しさを維持させるためのヘアケア方法⑥ヘアスタイル
最後に、どれだけ頑張ってヘアケアをしてもどうしようも無い。というときにはいっそのこと、クセやぺたんこ髪が目立たないようなヘアスタイルをしてしまうのもありではないでしょうか。
たとえばくせ毛の強いところは、部分的にも縮れ毛矯正のパーマを当てるという方法もあります。毎朝髪の毛を濡らして、オイルを塗って、丁寧に乾かして。
これらの面倒な手間が、パーマで矯正してやることで楽になりますよ。毎朝のヘアスタイルにかかる時間を短縮するためにも、パーマをあてるという方法も1考の余地があるのではないでしょうか。
梅雨の季節にこそやりたいヘアスタイル
ここではくせ毛や湿気を吸い込み過ぎてぺたんこ気味の髪の毛になってしまうあなたへ向けて、この梅雨の時期におススメのお手軽ヘアスタイルをご紹介します。
1つ目はくせが強い所は編み込んでしまうという方法です。1部分だけ編み込んでアクセントにするのも可愛いですし、くせが強い所を巻き込んで1まとめにするのも可愛いらしいですよね。
2つ目は毛先をヘアアイロンなどで矯正してしまう方法ですが、雨の日は広がりやすくなってしまいますよね。そんな時はヘアアイロンを使ったあとに、軽くヘアオイルを付けてやると、広がりにくくなりますよ。
まとめ『少しの工夫で美しい髪を維持しよう』
ということで今回は梅雨のヘアケアの方法とおすすめのヘアスタイルについてご紹介しました。雨の日ってだけでも髪の毛がまとまりづらいのに、それが毎日のように続く梅雨は控えめに言って最悪ですよね。
ですがこれからはこの記事を参考にすれば、昨日の朝より遥かにヘアセットが楽になること間違いなしでしょう。憂鬱になりがちな梅雨ですが、この時期だからこそ出来るヘアスタイルもあります。
これから暑くなったり紫外線が強くなったりと大変なことは増えていきますが、日々のオシャレを楽しんでいきましょう!