「不動産投資とはどうやって利益を出していくのか?」「不動産投資をやって不労所得を得たいけどいまいちわからない・・・」最近不動産投資に興味を持った方だとこのような悩みを持っている方も多いと思います。
不動産投資は非常に大きなお金が動くため、メリット・デメリットをしっかり把握しておきたいですよね。
そこでこの記事では、初心者の方でもわかるように不動産投資とはどのようなものなのか、メリット・デメリットをご紹介していきます。
この記事を読むことで、不動産投資についての全体像のイメージができるようになりますよ。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E8%B3%BC%E5%85%A5-%E5%AE%B6-%E5%AE%B6%E3%81%AE%E8%B3%BC%E5%85%A5-%E4%B8%8D%E5%8B%95%E7%94%A3-3113198/)
不動産投資とはどのように種益を得る投資なのか?
不動産投資でどのように収益を出すことができるのかについて解説します。
不動産投資で収益を出すには主に下記の2つのパターンがあります。
- パターン①家賃収入
- パターン②売買収入
基本的に普通のサラリーマンをやっている方であれば、「パターン①家賃収入」で収益を得る形になるかと思います。それぞれ解説していきます。
パターン①家賃収入
不動産投資で一番イメージしやすいのが家賃収入を得るパターンだと思います。
あなたが不動産を購入して、それを他人に貸し出すことで家賃収入を得る方法です。
一度借り手が見つかれば、基本的に毎月お金が振り込まれるので、一般的に言われる不労所得のような収入を得られます。
パターン②売買収入
購入した不動産を購入金額よりも高い金額で売買することで収益を出す方法です。
このやり方だと、不労所得という感じではありませんし、最初に手持ちのお金をある程度持っていないと難しい手法になります。
不動産投資の不動産とはどのような物があるの?
不動産投資と聞くとマンションをイメージするかもしれませんが、実はマンション以外にもあります。
この記事では5つの不動産投資を紹介します。具体的には下記の5つです。
- ポイント①マンション
- ポイント②一軒家
- ポイント③民泊
- ポイント④駐車場
- ポイント⑤太陽光発電
ポイント①マンション
不動産投資と聞くと一番初めにイメージされるのがこのマンションです。
一口にマンションといっても奥が深く、「新築or中古」「一棟or分譲賃貸」「ワンルームorファミリータイプ」などがあります。
例えば、新築のマンションを購入すると、誰かが住んだ段階で中古扱いになるので家賃が下がりやすいなど、どのようなマンションに投資するかによって戦略が変わっていくのが特徴です。
ポイント②一軒家
一軒家(戸建て)も不動産投資の対象になり、最近YouTubeなどでもちょくちょく見るようになりました。
一軒家では、田舎にある激安中古一軒家を購入してリフォームすることで人が住める状態にして貸し出すことで収益を得ます。
探せば一軒100万円で購入できる物件などもあり、リフォーム費用を入れたとしても数年で元が取れるという魅力があります。
ポイント③民泊
民泊は、アパートの1室を借りたり自宅の余っている部屋を旅行客などに貸し出すサービスです。
管理会社などに経費を払い全て自動化すれば不労所得みたいな感覚で運用できますが、旅行客が帰った後にベッドメイキングなどの労働があります。
民泊はちょっと前までは流行っていましたが、最近は法整備が強化されて向かい風な印象があります。
ポイント④駐車場
不動産投資のイメージとちょっと外れるかもしれませんが、駐車場も不動産投資の1つと言えます。
空いている土地を駐車場に整備して貸し出すことで不労所得を得ることができます。
- 月極駐車場経営
- コインパーキング経営
駐車場投資には上記のような2つの収益パターンがあり、どちらの場合であっても土地を持っていればマンション投資よりも低リスクで始めることができます。
ポイント⑤太陽光発電
太陽光発電のシステムを置いて 電気を売ることで収益を得る方法です。
昔に比べて設置費用が下がっているので、オール電化にする家庭も出てきました。
一見リスクも少なく良さそうですが、電力会社が電気を買い取る料金に左右されたり大正高発電システムの故障などのデメリットはあります。
次の章からは、一般的な不動産投資のイメージが強いマンション投資のメリット・デメリットをご紹介していきます!
メリット1:収益を得られる!
不動産投資の一番大きなメリットは、不動産を購入することで得られる収益です。
不動産自体が高い買い物にはなりますが、あなたが働かなくても購入した不動産があなたの代わりに働いてお金を生み出してくれます。
例えば、毎月7万円の支払いに対して9万円の家賃収入が入って来れば、毎月2万円の収益を得られます。
あなたが購入した不動産の料金に対して、それ以上のお金を生み出してくれる不動産を購入することができれば、とても大きな恩恵を受けることができます。
メリット2:入居者があなたの代わりにお金を払ってくれる!
不動産投資で家賃収入を得ている方であればもう一つのメリットとして、契約者があなたの代わりに物件の費用を払ってくれるということです。
不動産は大きな買い物なので、マンション投資などを行う場合ローンを組むことになるので毎月ローンの支払いが生じます。
しかし、家賃収入を得る場合であれば、賃貸を借りている人があなたの代わりにローンの返済をしてくるので、あなたがお金を出さなくてもローンの返済ができるようになります。
メリット3:管理会社にお願いをすることで手間が省ける!
不動産投資をする場合、契約者との手続きなどがあり意外とやらなくてはならないことも多いですが、管理会社に委託してしまえばかなりの手間を省くことができます。
管理費などが発生しますが、入居者の方とのやり取りなど面倒なことは管理会社が負担してくれるので、基本は管理会社とのやり取りがメインになります。
個人とのやり取りだと何かとトラブルが起きたりして大変ですが、間に管理会社が入って仲介してくれるので安心ですね。
デメリット1:空室になるリスクがある
ここからは不動産投資のデメリットについて解説していきます。まず初めに、家賃収入を得る投資方法では空室になるリスクがあります。
東京23区で駅近の物件などの好条件の物件であれば空室リスクなどは低いかもしれませんが、あまり人気のない場所にあるマンションだと空室になるリスクを考えた上で投資を行う必要があります。
ローンで物件を購入している場合、あなた自信がローンの返済をしなくてはならないため、余分にお金がかかってしまいます。
デメリット2:固定費がかかる【管理費や積立費とは】
不動産投資には固定費がかかります。例えば、管理会社に委託する場合の管理費や修繕積立費などです。
また、物件によっては家賃収入よりもローンや管理費の支払いの方が大きくなる場合もあります。例えば、ローン+管理費が9万円で家賃収入が7万円だとしたら毎月2万円の出費になるということです。
このように不動産投資とは、どのような形で投資するにしろ何かしらの固定費がかかります。よって、家賃収入額と毎月の費用によってはマイナスになることもあります。
デメリット3:価格変動する
不動産投資のリスクとして価格変動をするということがあげられます。
例えば、新築マンションを購入し家賃が10万円で契約できていても、一度貸し出してしまえば中古物件扱いになり家賃が下がったり、時代の流れで土地の相場が下がり家賃収益が下がるリスクもあります。
また、不動産を転売しようと思っても購入した金額よりもだいぶ低い値段しかつかずに損をする可能性も0ではありません。
このように、不動産投資では不動産の価格変動もありうるので注意が必要です。
不動産投資とはどのような人に向いている?
マンションの家賃収益を狙っていくには、一般のサラリーマンの方であれば不動産投資ローンを組む必要があるかと思います。(ローンを組まずに買える方は除く)
参考サイト【不動産投資ローンを組む時には何を見られる?~年収編~】によると、不動産投資ローンを組むには目安として年収が500万程ないと審査に通りません。
また、物件を購入する際は、ちゃんと収益を狙える物件を見るける必要があり何も考えずにマンションを購入してしまうと大損をする可能性があります。
以上を踏まえて結論をお話しすると、年収が500万円以上あり、かつ収益が見込める物件を探すことができる人であれば不動産投資をするのに向いていると言えます。
まとめ:不動産投資とはどのような投資なのか?
今回は不動産投資とはどのように収益を出すのか、メリットとデメリットをお伝えしてきました。
この記事では、主にマンション投資について解説してきましたが、マンションを購入して家賃収入を得るにはほとんどの方が不動産投資ローンを組む必要があり、不動産投資ローンを組むには年収などの審査があります。
また、不動産を購入したら全ての人が必ず収益がでるというわけでもないので、しっかりと物件を選んでいく必要があります。
収益を得られる不動産を見つけることができたら、不労所得に近い形で収益を得ることができるので、条件に見合う方は不動産投資を考えてみると良いですよ。