「次回の選考は面接だけど、面接ってどんなマナーがあったかな?」と忘れていませんか。
新卒採用の時に頑張って身に着けた面接マナーも、社会人を長く続けていくうちに、ついつい忘れてしまいがちですよね。
そこでこの記事では、絶対に押さえておくべき、『身だしなみ』や『訪問時のマナー』、『面接中のマナー』などを紹介していきます。
面接中のマナーを覚えることを怠り、今回の面接で失敗すると、また次の転職先を探さなければなりません。そうならないためにも、ぜひ最後まで読んでください。
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4191365?title=%E9%9D%A2%E6%8E%A5%E3%83%BB%E6%89%93%E3%81%A1%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E9%A2%A8%E6%99%AF&searchId=1459217443
転職活動で失敗しない為には、面接マナーが必須!
転職活動において面接は、転職先の会社へ自己アピールする場として非常に重要です。自分のスキルや強みの洗い出し、志望動機の整理と、様々な準備をしていると思います。
しかし、せっかくそれらの準備をしていても、面接のマナーを守れていないだけで、全て水の泡になるかもしれません。
面接マナーは採用担当者にとって、会社に必要な人材かを見極めるために、重要な判断材料です。
次章以降では下記項目に分け、それぞれの場面でのマナーについて順に解説していきます。
- 服装・髪型
- 訪問時
- 入室時
- 面接中
- 面接終了時
必ずチェックしよう!服装・髪型マナー
身だしなみ等の見た目の印象は、その人を短い面接時間で見極めなければならない面接官にとって、非常に注目しているポイントです。
この章では、下記項目に分けて解説していきますので、服装や髪型でマナーがなっていないと判断されないように、チェックしていきましょう。
- 男性の服装
- 男性の髪形
- 女性の服装
- 女性の髪形
- 私服・カジュアル指定の場合
男性の服装

面接時は指定が無ければ、スーツが基本です。スーツは黒や紺などのオーソドックスなものを選択しましょう。
また、シャツやネクタイも、派手な柄やカラーは避けるようにするのが無難です。
そして、何より重要なのは清潔感なので、面接に着ていくスーツは、事前にクリーニングに出しておくのがおすすめです。
男性の髪形

面接時の髪形については、転職先の会社によって異なりますが、黒か、明るくすぎない茶色であれば問題ありません。
だらしない印象を持たれないよう、整髪料で髪形を整えてから、面接に挑みましょう。
気になる方は、面接前に転職を希望している会社で働いている社員の方々の髪形を事前にチェックしておくようにしましょう。
女性の服装

女性の服装では大きく分けて、パンツ型とスカート型があります。どちらにするか迷っている場合は、希望する職種によって分けるとよいです。
事務職を希望する場合はスカート型、営業職などのアクティブな職種を希望する場合は、パンツ型を選択すれば、それぞれ好印象を持たれます。
あとは、男性の服装と同様に、派手すぎないカラーを選ぶようにしましょう。
女性の髪形

女性の場合も、髪色は黒以外でも大丈夫です。しかし、あまりにも明るすぎる場合は、ビジネスマナーを疑われてしまうので、気を付けましょう。
また、髪が長くて前髪が顔にかかってしまう場合は、表情が隠れてしまうので、事前に適切な長さにカットしておくか、ピンでとめるなどして顔を見えやすいようにしておくと好印象です。
私服・カジュアル指定の場合

業種によっては、面接時に私服やカジュアルな恰好を指定される場合があります。ただし、いくら私服とは言え、派手な服装は避けましょう。
上着は男女ともにジャケットを着用するのがおすすめです。男性はチノパンに革靴、女性はタイトなスカートに高すぎないヒールなど、ビジネスカジュアルな恰好を心がけましょう。
面接日の訪問マナー
続いては、訪問時のマナーについて解説していきます。まだ面接が始まっていないとは言え、会社に入ったところから誰に見られているかわからないと気を引き締めておくことが大事です。
下記事項について解説していきますので、訪問時のマナーについて、一つずつ確認していきましょう。
- 理想の訪問時間は?
- 受付でのマナー
- 控室に通された場合のマナー
理想の訪問時間は?
訪問時間については、約束の10分前に会社に到着し、受付へ訪問を伝えましょう。もちろん遅刻は厳禁です。
ただし、早すぎる到着も、先方に気を使わせてしまうことや、仕事のスケジュールを変更させてしまうことも考えられるので、1時間前に訪問するなどと言った、非常識なことは避けましょう。
受付でのマナー
続いては受付でのマナーです。まずは、受付で訪問の理由を伝え、担当者に伝えてもらう必要があります。
「失礼いたします」「本日〇時より面接の約束で参りました、〇〇と申します」「ご担当の〇〇様をお願いいたします」と受付で伝えましょう。
控室に通された場合のマナー
受付をして、訪問を面接担当者の方へ伝えた際、すぐに面接の部屋へ通されずに、いったん控室や待合室に通される場合があります。
その場合は、待ち時間にスマホや本などは読まずに、静かに座って、面接で呼ばれるまで待ちましょう。
第一印象で面接が決まる!入室時のマナー①基本の所作編

面接の部屋に案内されると、いよいよ面接が始まります。面接官によっては、この時の入室時のマナーを厳しくチェックして、ビジネスマナーが出来ているか判断している場合があります。
この章では、入室時のマナーについて解説していきますので、ノックやドアの締め方、座るまでの所作について、確認していきましょう。
- ノックの仕方
- ドアの締め方
- 着席の注意点
ノックの仕方
ドアを『ゆっくり3回』ノックします。緊張して強くたたきすぎないよう、事前に家などで練習していおきましょう。
面接官の「どうぞ」という声が聞こえてからドアを開け、軽く会釈をしながら入室します。
ドアの締め方
ドアを閉める際も注意が必要です。入室して後ろ手で閉めるのはマナー違反なのでやめましょう。必ず、ドアへいったん向き直り、静かにゆっくりと閉めます。
そして、面接官の方を再度向き直り、「失礼いたします」とお辞儀をしましょう。
着席の注意点
席の傍まで来たら、勝手に座るのではなく面接官から「どうぞ」と声をかけて頂いてから、座ります。
この時も、軽く会釈をして「失礼いたします」と断ってから座るようにするとよいでしょう。
次章では、着席してからのあいさつと自己紹介について、解説していきます。
最高の面接スタートを!入室時のマナー②あいさつ・自己紹介編
着席したら続いては、あいさつと自己紹介に入ります。ここまでのながれは、前章の入室から着席まで一つの流れになので、何度も練習して身につけておきましょう。
それでは、着席後からの『あいさつ』と『自己紹介』について解説していきます。また、最後に例外として考えられるシチュエーションについても解説します。
- 最初のあいさつ・自己紹介
- お辞儀の種類・仕方
- その他のシチュエーション
最初のあいさつ・自己紹介
最初のあいさつは、面接のお時間を取って頂いたことに対するお礼と、自分の名前をフルネームで紹介しましょう。以下のようにあいさつと自己紹介をします。
「本日はお時間を頂き、ありがとうございます」「〇〇 〇〇と申します」「よろしくお願いいたします」と、笑顔であいさつと自己紹介をして、言い終わってから、お辞儀をしょう。
お辞儀の種類や使い分けについては、次で詳しく解説していきます。
3つのお辞儀の種類・使い分け
お辞儀はビジネスマナーの基本です。しかし、新人の頃は出来ていたものの、社会人を続けていくとだんたんと適当になってしまうものです。しっかりと、復習しておきましょう。
お辞儀には大きく分けて、下記の3種類があります。使い分けの場面についても、解説していきます。
- 会釈…15°ぐいらに上体を傾ける
- 敬礼…30°ぐらい上体を傾ける
- 最敬礼…45°ぐらいに上体を傾ける
使い分けとしては、受付や、社内の社員の方とすれ違う時は『会釈』、最初に入室の時に「失礼いたします」のお辞儀の時は、30°の『敬礼』で挨拶をしましょう。
面接の初めのあいさつと自己紹介のあとのお辞儀については、45°の『最敬礼』を行うと好印象です。また、面接終了時も、この『最敬礼』で挨拶をすることで、最後に良い印象を残して、面接を終われます。
その他のシチュエーション
今回紹介した場面以外にも、いくつかのパターンが存在します。2つほど紹介しますので、確認していきましょう。
先にこちらが入室していた場合
面接官の方が到着される前に、先に面接する部屋へ通される場合があります。その場合はすでに着席して待っている状態です。
面接官の方が遅れて入ってこられた場合は、必ず椅子からいったん立ち上がり、あいさつをして、「どうぞ」と言われてから、再度座るようにしましょう。
着席前に面接担当者の方が、あいさつをしてきた場合
入室後、着席前に面接官の方が着席前に「おはようございます」や「よろしくお願いします」などのあいさつをしてきた場合は、着席前に『あいさつ』と『自己紹介』をしましょう。
その後、面接官の方に「どうぞ」と着席を促されてから着席します。
このように、当日は面接担当者の都合によっては、思っていないシチュエーションであいさつをしなければならないこともありますので、当日焦らないように、いくつか想定しておきましょう。
以上が、入室時のマナーです。前章のドアをノックしてから、着席してあいさつまでは、必ず面接で必要なマナーなので、普段からビジネスマナーが出来ている人だと思われるように、何度も練習しておきましょう。
面接中のマナー①基本編

続いては、面接中のマナーについてです。入室からあいさつ、自己紹介が終わった後は、いよいよ面接に入っていきます。
面接で受け答えする内容も大事ですが、常にマナーにも気を付けて面接にのぞみましょう。
- 座り方
- 目を見て、笑顔で話す
- 一人称は「私」
座り方
面接中に話す内容も大事ですが、見た目もすごく大事です。面接中の座っている姿勢は、背筋は伸ばして座りましょう。
手については、男性の場合は、両手は軽く握り、膝の上に置いておく。女性の場合、手は太ももの上に、右手が下になるように重ねておくのがマナーです。
目を見て、笑顔で話す
目線は常に面接官の方へ向けましょう。人の目を見て話すことは、社会人にとって当然のマナーです。また、下を見たり、うつむいていると、暗い印象を与えてしまいます。
そして、面接中は笑顔で話すようにしましょう。もちろん大笑いはだめですが、適度に笑みがこぼれるようにすると好印象です。
一人称は「私」
一人称は、「わたし」もしくは「わたくし」と呼びましょう。仕事中でも「ぼく」や「自分」と呼んでいる社会人も多いですが、面接中は「わたし」もしくは「わたくし」と呼んだ方が無難です。
面接中のマナー②NG行為編

この章では、面接中のNG行為について解説していきます。これらが出来ていないと、マナーがなっていないと判断されてしまいますので、一つずつ確認していきましょう。
- お茶を勝手に飲む
- 語尾が言い切れていない
- 話を最後まで聞かない
お茶を勝手に飲む
面接中にお茶を出されることがありますが、何も考えずに飲むのはNGです。マナーが悪いと判断されてしまいます。
お茶を出された際は、まずは「ありがとうございます」とお礼を言いましょう。面接が始まってから事務員さんなどに持ってきて頂いた場合は、黙礼します。
そして、面接官の方に「どうぞ」とすすめられてから、「いただきます」と言って、飲むようにしましょう。
もちろん、面接官の方が、話されているときに飲むのはNGです。面接の内容をメモしているときなどに、さりげなく飲みましょう。
語尾が言い切れていない
面接官に質問されたことに対して、「~というか…」「~な感じで…」など、煮え切らない返答をするのはいけません。
また、「~ですかね?」などの、質問に対して疑問文を返すような受け答えもNGです。
面接中は、たとえ自信がなくとも、「~です」「だと考えます」など、ハキハキとした、明確な受け答えをしましょう。
話を最後まで聞かない
面接官の話や質問が終わる前に、話を遮ってしまうのはNGです。自分の強みや志望度を伝えたいがあまり、食い気味になってしまうのはよくあることです。
ただし、そのせいで質問に対して見当違いの返答をしたり、人の話を聞けない人だと判断されてしまってはいけません。
必ず、面接官が話し終わってから、自分もその質問に答えるようにしましょう。
最後まで気を抜かない!面接終了後のマナー
面接が終了しても、油断してはいけません。会社を出るまでは、面接が続いていると思って気を抜かないようにしましょう。
この章では、面接が終了してから、退社までのマナーを確認していきます。
- 面接が終了したときのあいさつ
- 退室の仕方
- 会社を出るまで
面接が終了したときのあいさつ
面接が終了した時は、椅子の横に立ち、「本日は貴重なお時間を頂き、ありがとうございました」と、お礼を述べ、45°の最敬礼でお辞儀をしましょう。
退室の仕方
ゆっくりドアの方まで移動し、ドアの前まで来たら、面接官に向き直り、「失礼いたします」といって、再度30°の敬礼でお辞儀をします。
その後はゆっくりとドアを開け退室し、閉める時も静かに閉めましょう。
会社を出るまで
面接の部屋を出たからと言って、すぐにスマホを出したり、飲み物を口にしたりするのはNGです。
会社を出るまでは余計なことをせず、まっすぐ会社を出ましょう。
この時、会社の社員の方とすれ違う時や、受付の方に対して、軽く会釈しておくようにしておくと好印象です。
コロナ禍でも転職を成功させよう!オンライン面接のマナーを解説

新型コロナウイルスの影響もあり、近年はオンライン面接も増えてきました。この章では、オンライン面接でのマナーについて解説していきます。
ただし、オンライン面接と言っても、基本的には対面での面接と同じです。『清潔感のある身だしなみ』『よい姿勢』『ハキハキした受け答え』は、オンライン面接でも、必ず押さえておきましょう。
では、オンライン面接における特有のマナーについて、紹介していきます。
- 目線はカメラを見て話す
- 騒音対策
- カンペはNG?
目線はカメラを見て話す
オンライン面接と、対面での面接の一番大きな違いは、この『目線』です。
対面ではもちろん、相手の目を見て話せばよいのですが、オンラインで画面上の相手の目を見ていても、視線がずれてしまい、ただ下を向いているような印象になってしまいます。
なので、オンライン面接では、カメラを見ながら話をする必要があります。慣れていない場合は、事前にカメラを見て話す練習をしておきましょう。
騒音対策
面接中に余計な音が出ないようにしましょう。スマホは必ずマナーモードか電源を落としておきます。
また、外からの騒音もなるべく入らないように、窓などは閉めて対策しておきましょう。
カンペはNG?
オンライン面接の場合は、カンペを使用することができます。これは暗黙の了解でNGではありません。
ただし、明らかにカンペを読んでいると思われないように、自然な速度で読めるように、読む練習をしておきましょう。
転職成功のカギは面接マナー!
今回は、身だしなみや、面接当日の立ち居振る舞いなど、絶対に知っておくべき面接マナーを解説しました。
短い時間で人材を見極めなければならない採用担当の方にとって、面接中のマナーは、普段のビジネスマナーが出来ているかを判断するために、非常に重要視されます。
就活生や新入社員の頃は当たり前に出来ていたことが、意外とおざなりになってしまっていることもあります。
せっかくの転職のチャンスを、マナーを守れていないが為に棒に振ることが無いよう、さっそく本記事の内容を参考に、身だしなみのチェックから始めていきましょう。
