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ペットの遺骨で悩んでいる人必見!後悔のない供養方法とは

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家族の一員だったペットが突然亡くなり、火葬を終えて遺骨が手元に戻ってきた時、あなたは「いつまで自宅に置いておいても大丈夫なのか」と不安を感じるのではないでしょうか。

また、人の葬儀と違い法的に決まりがなく供養方法の種類も数多くあって、どんな方法を選択すればいいのか悩みますよね。

この記事では、自分や家族が納得のいく供養方法や最近増えているペット法要、散骨の仕方などをご紹介しています。

大切なペットを失った時は、誰でも冷静な判断ができないものです。記事を読み終えた頃あなたは、数多くある供養方法から最善の選択ができます。ぜひ参考にしてください。

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ペットの遺骨は自宅で長い間供養しても成仏できるの?

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大切にしてきたペットが突然亡くなると悲しみや寂しさを感じてしまい、遺骨をしばらくの間、そばに置いておきたくなりますよね。

しかし「遺骨を自宅に長く置いておくとよくない」「お墓に入れないと成仏できないのでは」と不安を感じるのではないでしょうか。

実は自宅で供養しても全く問題ありません。なぜなら、遺骨は魂が宿っているわけではなく、ペットの生きた証だからです。

よく「納骨しないと魂が成仏できない」と多くの霊園業者が提言していますが、ペットのことを何も知らない人の言葉を受け入れるのではなく、自分の望む形を尊重してください。

将来的に納骨や埋葬を考えているのなら、四十九日・月命日・一周忌・三周期が望ましいです。または、家族が集まる日を目安に埋葬や納骨をするとよいでしょう。

ペットを火葬後の遺骨はどうすればいいの?その保存方法とは

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ペットの遺骨は火葬後、当然のことながら無菌状態になっていますが、管理方法を間違えるとカビや菌で骨が傷んでしまいます。

自宅で骨壺を安置する場合は、湿気に注意してカビが発生しないように管理しなければなりません。返骨後の保存方法や遺骨を守る対策方法を、下記で解説していきます。

カビから遺骨を守るための対策方法
  • 遺骨を粉末化して密閉パックに入れて保存する
  • 直射日光があたる場所や結露の多いところに遺骨を保存しない
  • 素手で遺骨を触らない必ず手袋を着用する

遺骨を粉末化して密閉パックに入れて保存する

ペットの遺骨は、粉末化して密閉パックを使い外気を遮断しましょう。なぜなら、カビは酸素がなければ増殖しないからです。

遺骨を自宅で長い間保管すると、空気中の湿気を吸込みカビが発生し、一度繫殖してしまうと骨全体に広がる可能性があります。

骨の状態で密閉パックに入れる方法もありますが、形のある遺骨がボロボロになるので、粉末化してパックに入れ真空にすることで半永久的に保管が可能です。

遺骨の粉末化をする場合はペットの粉骨専門店ノアの杜がおすすめです。こちらの専門店は全国47都道府県に対応しているため、お気軽に申し込みができます。

直射日光があたる場所や結露の多いところに保存しない

ペットの遺骨は、安置方法を間違えると骨が傷むため、結露や直射日光があたるところには保管してはいけません。

もし、直射日光があたる場所や結露が発生する窓際、押し入れに遺骨をやむを得ず保管する場合は吸湿剤を入れておくことが条件です。

長期間、自宅で骨壺のまま供養しても問題ありませんが、周囲の環境に配慮して適切な場所を選びましょう。

素手で遺骨を触らない必ず手袋を着用する

ペットの遺骨に触れる際は、必ずビニール手袋を使い素手で触らないようにしましょう。なぜなら、手や指についた脂やタンパク質が栄養になりカビが発生してしまうからです。

遺骨を素手で触れてしまうと、手垢やタンパク質の汚れが、骨に付着するとカビや菌の餌になってしまいます。

骨を直接手で触れるとカビが発生してしまい、亡くなったペットにとっても飼い主にとっても、悲しいことですよね。手袋やお箸を使いましょう。

ペットの遺骨はどんな方法で供養すればいいの?

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供養方法で悩んでいるのであればペットの遺骨は、手元供養を選択しましょう。なぜなら、お世話をする家族の年齢や状況などに対応できるからです。

自宅供養を最初に選択した場合、遺骨が綺麗に保管されているため、途中から他の供養方法に変更が可能です。下記で7つの方法を解説しています。参考にして選択しましょう。

遺骨の供養方法とメリットとデメリット
  供養方法 メリット デメリット
手元で供養 毎日供養ができて費用が調整できる。他の方法に変更しやすい 家族の理解が必要になる事と最終的には遺骨が残ってしまう
埋骨(埋める) 自分でできて費用が掛からない 動物に掘り返されるリスクがあり、近所迷惑になる可能がある。
自然葬(樹木葬、散骨)

掛かる費用が最初の支払いのみ

「自然に還る」という安心感がある

納骨料が発生してしまう

自然に還るので遺骨が残らない

納骨(納骨棚) 他の方法に変更しやすく、予算に合わせて選ぶことができる 納骨料と年間管理料が掛かる
個別墓(ペット霊園) 個別法要と個別供養ができて永代供養がついてくる 料金が割高でお墓の管理が必要になり、年間費用も掛かってしまう
合同慰霊碑 費用が安くて定期合同供養がある 他の遺骨と合祀されてしまい、個別の遺骨は残らない
ペットと人が共同で入るお墓 永代供養がついてペットと一緒にお墓に入ることができる 費用が割高で年間管理料が掛かってしまい、家族の理解も必要になってしまう

手元で供養

手元供養は遺骨を加工したり、自宅に仏壇を用意したりする供養方法です。骨を手元に置くことで亡くなったペットを、身近に感じたいと考えている人に選ばれています。

ペットとずっと一緒にいたい、自宅で仏壇を置くスペースがない人は、遺骨をペンダントやキーホルダーなどに入れて身につける方法があります。

自宅供養のメリットは、お寺で納骨するよりも安価で済みペット亡き後、ずっと側にいられることです。形式別の費用は下記で紹介しているので参考にしてください。

形式 平均費用
仏壇、骨壺や仏具一式 平均100,000から200,000円ぐらい
ペンダントやネックレス、キーホルダーなどのアクセサリー 平均500,000円ぐらい(骨を人工ダイヤモンドに加工する場合は高額になる傾向があります。)

埋骨(庭に埋める)

埋骨は火葬した遺骨を土に埋める方法です。遺体をそのまま土葬すると、悪臭や害虫の被害が懸念されているため、骨の状態にして埋葬します。また、私有地であることが条件です。

自宅の庭で埋骨できれば、近くにペットがいるという安心感もあるでしょう。また、長い年月を掛けて土に還すということです。

しかし遺骨には六価クロムという発がん性物質が含まれていて、環境基準値の数十倍の物質が火葬により生成され、健康被害や環境汚染に繋がります。

埋骨は法律的には問題ありませんが、環境汚染にならないように遺骨の六価クロムを、無毒化できる専門業者に依頼するといった配慮を心がけましょう。

自然葬(樹木葬、散骨)

自然葬とは骨を粉末化して海や山林、墓地などに撒くセレモニーのことです。遺骨は残らない葬儀形式になっており、墓石に変わる墓標を持つ特徴があります。

また、自然葬は「大自然の循環に回帰していこう」という考えの葬儀です。水源地や川、沼などの場所では、水質汚染にならないように散骨をしましょう。

自然葬に関していえば、一部の自治体を除いて明確な決まりはないので、自分の庭や墓地に撒いても構いません。ただし、他の人に迷惑にならないようにしましょう。

納骨(納骨棚)

納骨とは葬儀後、骨壺に入っている遺骨を納骨棚に納めることをいいます。納骨堂や合祀墓(ごうしぼ)は、ペット供養業者が施設内で提供する屋内型のお墓です。

供養業者が提供する納骨堂は、ペットのサイズに合わせた使用区分に分かれおり、複数のランクで提供する施設が多く年間契約をすると利用可能です。

納骨棚については、こちらのポチたま霊苑火葬場のホームページで詳しく紹介されています。参考にしてみてください。

個別墓(ペット霊園)

ペットの個別墓は、霊園内にペット専用区画を設けた施設で提供されています。施設によっては火葬を行っていない事業所もあるため、火葬設備のある霊園施設に依頼しましょう。

なぜなら他社で火葬を行い霊園に遺骨の持ち込みをすると、10,000円ほどの料金が請求されるケースがあるため、個別墓を施設内に建てるなら火葬から依頼した方がよいからです。

個別墓の購入時には初期費用が掛かります。例えば集合型墓の場合は、80,000円から300,000円ほど発生してしまうため、火葬は最初から霊園にお願いしましょう。

また、個別墓には年間管理料が掛かってしまいます。特徴としては集合型墓の場合、永大供養がついて約5,500円であとの費用は一切掛かりません。下記の表も参考にしてみてください。

個別墓の初期費用と年間管理料の参考例
お墓の種類 初期費用 年間管理料(特徴)
集合型墓 約80,000円から300,000円以上 永大供養つきで年間管理料は約5,500円
合同墓+墓石型 約260,000円から700,000以上 永大供養つきで年間管理料は無料から約12,000円以上
  • 合同墓とは、複数の契約者が合同で、使用するお墓です。ペットの場合は飼い主が契約者となります。
  • 墓石型は、お墓の形をしている墓石のことです。とくに形の決まりは、ありません。
  • 集合型墓とは、複数の遺骨を1つにまとめて供養や埋葬を行う墓のことを指します。

合同慰霊碑

合同慰霊碑とは埋葬の時に骨壺から遺骨を取り出して、慰霊碑のもとに供養することです。永大供養が無料で付いてくるため、施設管理者が家族に代わり永代に渡り管理します。

また、合同慰霊碑は墓石が必要なく永大供養が無料でついてくるので、ペット供養の中では費用が軽く済みます。しかも支払いは最初の1回のみです。

ただし、合同慰霊碑は他の遺骨と一緒に埋葬されてしまい、後々個別で骨の回収は不可能になるため「返骨はできない」ということを考慮して選択しましょう。

ペットと人が共同で入るお墓

ペット専用区画を設けた霊園では人と共同で入るお墓を提供おり、利用する霊園内に専用区間を設け、ペットの遺骨と共に納骨できる個別墓を購入する仕組みです。

また、先にペットの骨を納骨しないと共同使用できないケースがあるので、契約内容をよく確認しましょう。なお、契約期間は最後の人が納骨された時点で13年間になります。

ペットと一緒に入るお墓も永大供養がついていますが、霊園内で墓石を建てると年間管理料が、掛かってしまうところはデメリットです。

ずっと側にいたい、離れたくないという人は分骨を検討しよう

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分骨とは、遺骨を複数の場所で埋葬や供養することをいいます。亡くなったペットと一緒にいたい人は、骨を複数の場所にわけて供養する方法を検討してみましょう。

分骨をすると遺骨を複数の場所に分けて供養や埋葬ができるため、ペットが好きだった散歩コースに散骨したり、自宅の庭に埋葬したりできるからです。

分骨は供養方法の選択肢も増やすことができます。例えば、離れて暮らす家族が手元で供養したい場合や樹木葬をしたい場合など、それぞれの希望に沿って供養方法を選べます。

亡くなったペットを思う気持ちは、家族みんな思いは一緒なので「ずっと側にいたい、離れたくない」という人は分骨を検討してみましょう。

ペットの遺骨を5年以上保管する場合は粉骨がおすすめ

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遺骨を5年以上保管している人には、粉骨をおすすめします。理由は骨を長期間保管すると空気中の湿度を吸込み、カビが発生してしまいます。

粉末後はUV殺菌灯で紫外線殺菌処理をするため、カビを防止することができます。粉末化した遺骨は無菌状態になっているので、半永久的に骨の保管が可能だからです。

粉骨をするとサラサラのパウダー状になり、ペンダントや骨壺などの小さい物に入りやすくなるため、供養の幅が広がります。また、骨の色でカビと勘違いしないでください。

火葬した骨の色はカビではない

遺骨は必ずしも真っ白ではありません。火葬した際に脂肪が、燃焼して残ったものが黄色くなります。

また、ミネラル成分が熱に反応して、薄い緑のような色になる場合もあるので注意しましょう。

ペットの遺骨を散骨する時の注意点マナーはしっかりと守ろう

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社会通念上、火葬後の遺骨は廃棄物には該当しないとの見解が環境省からも出されており、遺骨を撒く行為が周りから見て不快と思われないように行います。(参照:https://www.env.go.jp/hourei/11/000296.html)

散骨を行う際には、必ず骨の原型を留めないようにしてから行いましょう。散骨場所によっては、人骨と間違われトラブルや事件に発展する可能性もあるからです。

骨を撒く時は、場所を選び遺骨を必ず粉末化した状態で節度あるマナーを心がけて、周囲に配慮しましょう。下記の場所では散骨してはいけません。

散骨をしてはいけない場所
  • 住宅地
  • 自分のものでない山
  • 観光地周辺
  • 河川
  • 漁場の近く

また、自分で遺骨を砕き散骨することも可能です。しかし、自分で骨を加工する場合でも粉末化しなければなりません。不安を感じる人は散骨専門業者に相談するとよいでしょう。

ペットの遺骨を骨壺に全て納めたい人は骨壺について考えておこう

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ペットの遺骨をすべて骨壺に納めたいという人は、とりあえず5寸(直径15cm)の壺を用意しておきましょう。中型犬のものを先に用意しておけば、全部の骨が入るからです。

中型犬の骨壺なら、小型犬や猫までの遺骨が余裕で入ります。大型犬の場合は7寸(直径22cm)の物を用意しておくと、全部の骨を納められます。

粉骨のように骨を加工してから、骨壺に入れる場合は2寸(直径6cm)の物で十分です。もし供養方法が決まっていないのであれば、先に5寸の壺を用意するとよいでしょう。

近年増えてきているペット法要とは

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ペット法要とは人と同じように初七日やお通夜、葬儀などを行い現代ではペット葬儀後の四十九日や初七日、一周忌法要を希望する飼い主が増えています。

またペット法要は人の葬儀とは違い、形式や親戚付き合いに捉われないため、供養方法の選択肢は飼い主が自由に決められます。

葬送儀礼マナー普及協会の調査では、2020年度のペット関連市場(ペット法要も含む)は1兆882億円から2024年度の1兆8370億円と増加傾向です。(参照:https://funeral-manner.org/%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E8%91%AC%E5%84%80%E3%81%AE%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%81%AE%E4%BB%8A%E5%BE%8C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/)

法要はペットを亡くした飼い主の悲しみを乗り越え、寄り添う目的として行うセレモニーのため、現代では粛々と供養を行っています。

ペットロスを乗り超えた家族の記事「体験者が語る3つの事柄」では、ペットを亡くした悲しみの乗り越えた経験談をぜひ参考にしてみてください。

気になるペット法要のタイミングと費用の目安

法要は一般的にペットが亡くなった日を含めた七日(初七日)と四十九日を忌日法要といいますが、とくにタイミングに決まりはありません。

また、お通夜や葬儀(火葬)の目安は一般的に24,000円から27,000円ぐらい掛かってしまいます。費用は高額なため、葬儀業者との相談が必要です。

法要を行うとペットロスの軽減に繋がり、飼い主の気持ちが整理できる大切な儀式なのでタイミングと費用の目安を把握しておきましょう。

下記ではお通夜・葬儀(火葬)納骨の順番でペット法要に関する行動や費用、タイミングなどをそれぞれ解説しています。

ペット法要の順番とは
  • お通夜
  • 葬儀(火葬)
  • 納骨

お通夜

ペットが亡くなったらすぐに、葬儀業者にお通夜や葬儀の相談または依頼することをおすすめします。

なぜなら、ペットが亡くなってからwebで調べ、安置方法やお通夜に必要な物を揃えたり、段取りを決めたりとすぐに行動できる人は少なくないからです。

葬儀業者によって費用プランは複数あります。一般的な費用の目安としては27,000円から57,000円掛かります。小布施は別で3,000円から5,000円です。

葬儀業者に連絡できたら、まずはスタッフとお通夜や葬儀、費用の相談を行い、何か希望があれば伝えるようにしましょう。

葬儀(火葬)

ペットの葬儀(火葬)は、亡くなってから4日以内といわれています。4日間は遺体の状態を損なわずに送り出せる期間です。

ペットの遺体は数時間以内に死後硬直が始まり、24時間後に解硬するため、4日間程度ならきれいな状態で安置ができます。

ただし、遺体の傷みを遅らせるために火葬までの4日間は保冷剤を入れ、冷却能力が落ちる前に交換しなければなりません。

火葬の費用に関しては、依頼する火葬業者によって異となりますが、24,000円から33,000円です。下記の表を参考にしてみてください。

ペット火葬:火葬料金
火葬業者 火葬料金
ワンニャンメモリアル 5㎏から10㎏まで33,000円
沖縄ペットエンジェル 5㎏から20㎏まで33,000円
ピクシーワン 5㎏から15㎏まで27,000円
永遠の家まごころ 5㎏から12㎏まで33,000円
動物の園まごころ 5㎏から10㎏まで24,000円

納骨

ペットを亡くした悲しみから「遺骨を納骨したくない」と思う人も少なくはありません。悲しみが癒えていない時でも、どのタイミングでお別れをすればよいのか考えてみましょう。

納骨のタイミングは、飼い主の気持ちの整理ができてからの方がよいでしょう。なぜなら、ペットの別れを受け入れることが大切だからです。

ペットの納骨も忌日(四十九日)に行うのが一般的です。忌日は魂が天国に旅立つといわれているため、四十九日はよいタイミングです。

納骨に掛かる費用は方法や施設によってさまざまですが、今流行っているペット霊園での料金目安は100,000円から300,000円掛かります。

都内で交通アクセスがよいおすすめのペット霊園3選

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東京都福祉保健局の「東京都における犬及び猫の飼育実態調査の概要 (平成29年度)」では、東京都で犬を飼っている家庭は全体の18%、猫が11%でした。(参照:https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kankyo/aigo/horeishiryou/siryou.files/29shiikujittai_2.pdf)

ペットの存在は飼い主にとって心の支えになっていて、亡くなった後も「人と同じように扱うべき」という考えから、霊園の需要も年々増加しています。

もし、あなたのペットが突然亡くなった時、すぐに行動できるように霊園についても事前に調べておきましょう。

そこで、今回は東京都内で交通アクセスがよく、お参りしやすいおすすめの霊園を下記で3つご紹介していきます。

交通アクセスがいい都内のおすすめ霊園3選
  • ペットワールド六義園
  • たんぽぽ墓苑東京別院
  • 大蔵動物霊園

ペットワールド六義園

ペットワールド六義園は、ペット専用の霊園で中世ヨーロッパのような雰囲気のある施設です。東京都心にあり、最寄りの駅から徒歩で数分の場所にあります。

セレモニーは、スタンダードコースとセレモニーコースが用意されていています。ただし、セレモニーコースは表の金額にプラス3,000円から5,000円がかかるので注意しましょう。

   スタンダードコースとセレモニーコース
火葬の種類
ペットの重量
合同火葬 個別火葬 立会火葬
10㎏までの小型犬、中型犬 23,000円 33,000円 44,000円
15㎏までの中型犬 30,000円 40,000円 50,000円
25㎏までの中型犬、大型犬 40,000円 50,000円 60,000円
35㎏までの大型犬 50,000円 60,000円 70,000円

 

なお、電車での行き方は地下鉄南北線「駒込駅」A2出口より徒歩1分、又はJR山手線「駒込駅」南口より徒歩3分です。詳細は下記のホームページを確認してみてください。

ペットワールド六義園

たんぽぽ墓苑東京別院

たんぽぽ墓苑は全国に4か所あり、すべての施設が無宗教や無宗派となっているため、どなたでも幅広く利用できます。

たんぽぽ墓苑ではとくに法要や供養に力を入れ、千葉本山・東京分院・津田沼分院で毎月、月並法要や年に4回の四大法要を行って大切にしてきたペットを供養します。

なお、たんぽぽ墓苑では基本的に大型犬や中型犬などに関わらず火葬料金は統一しています。ただし、大型犬は複数のスタッフが対応するため料金が変わります

火葬プランと料金
火葬のプラン 火葬料金 プランの説明
合同火葬(フレディ葬) 18,700円 他のペットと共に火葬、火葬後は共同墓地に納骨
個別火葬(パオ葬) 24,200円・大型:29,700円・特大:40,700円 個別火葬、火葬後遺骨はお届け、お迎え、またはたんぽぽ墓苑の納骨場所を利用
個別立会い火葬(レイチェル葬) 79,200円・大型:84,700円・特大:95,700円 お別れの時に住職によるお経がある個別火葬、火葬後は家族で収骨、骨壺に納骨
個別立会い火葬(ハイジ葬) 35,200円・大型:40,700円・特大:51,700円 家族立会いで一人一人個別火葬、火葬後は家族で収骨、骨壺に納骨
個別立会い火葬(特別葬) 165,000円・大型:170,500円・特大:181,500円 自宅でお通夜を行い、家族と住職の立会い個別火葬

たんぽぽ墓宛の行き方は「木場駅」1番出口東へ徒歩5分です。JR「錦糸町駅」錦13系統 深川車庫又は、晴海行「東陽1丁目」下車から行けます。

たんぽぽ墓苑のホームページ

大蔵動物霊園

大蔵動物霊園は、日蓮宗妙法寺が運営している動物霊園で、人とペットのよりよい最後の関係作りを目標に掲げているペット霊園です。

大蔵動物霊園では、納骨堂に納骨する際に12,000円の一時預り金が発生します。ただし、契約期間の2年が経過後、遺骨を家族が引き取る時に預り金は返金されます。

下記で紹介されている表の料金に関しては物価高騰のため、葬儀料が令和5年1月1日に改定されているものを記載しています。詳しくは、大蔵動物霊園に問い合わせてください。

            葬儀料金改訂版
ペットのサイズ(種類別) 火葬料金
極小サイズ 41,800円
フェレット 53,900円
66,550円
小型犬 66,550円
中型犬 74,250円
大型犬 86,900円
特大犬 100,100円

大蔵動物霊園の行き方は小田急線成城学園駅南口徒歩15分、バスを利用の場合は、小田急線成城学園駅南口から渋谷行き「東宝前」下車2分です。

大蔵動物霊園のホームページ

【まとめ】焦らずに家族が納得いく方法で弔ってあげよう

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ここまでは、ペットの遺骨をどんな方法で供養すればよいのか、骨を保存する際に注意すべきことや都内の交通アクセスがよいおすすめの霊園をご紹介しました。

亡くなったペットの遺体はできるだけ早く火葬しなければなりませんが、遺骨の供養に関して期日はないので焦らず、じっくりと考えて家族が納得のいく形で行ってください。

また、供養の選択肢を増やたい人には分骨をおすすめします。骨を分けておくと、埋葬場所や供養方法などの変更に対応できるからです。

記事を読んだあなたは、ペットの供養方法や霊園などの選択を迷わずにできるようになったので、自信を持って行動に移しましょう。最後まで読んで頂きありがとうございます。

ABOUT ME
HisaKazu
普通の人とは少し変わった、ミステリアスな人生を送っている40代前半の会社員です。 仕事のことや転職で悩んでいる人に寄り添う記事を執筆しております。 どうぞよろしくお願いします。