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【基礎編・応用編】あなたの犬もできる!犬に待てをしつける方法

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「犬に『待て』をしつけているけど全然覚えてくれない」と悩んでいませんか。飼っている犬が「待て」を覚えてくれないと、散歩に行くのも不安になりますよね。

「待て」は非常に重要なしつけです。「待て」ができると犬を危険から守るだけでなく、様々な場所にお出かけできたり写真を撮る時に役立ったりと、多くのメリットがあります。
あなたと犬の生活を豊かにするためにも必要なしつけです。

この記事では、犬に「待て」をしつける方法を基礎編・応用編に分けて解説します。最後に「待て」をしつけるコツも紹介します。

最後まで読んで、「待て」ができるあなたと犬の暮らしを実現させましょう!

アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/20170353090post-10829.html

犬に待てをしつける理由

そもそも、なぜ犬に「待て」をしつける必要があるのでしょうか。理由は以下の2つです。

  • 危険から身を守るため
  • 他の人や犬に迷惑をかけないため

犬は「待て」ができないと、散歩中いきなり道路に飛び出したり、道端に落ちているものを勝手に食べたりする可能性があります。

また、他の人や犬に興味を持って飛びついてしまうこともあるでしょう。飛びついた結果、相手を怪我させてしまうことも考えられます。

事故やトラブルを避けるためにも、犬に「待て」をしつけることは必要です。

「待て」のしつけに必要なもの

「待て」のしつけに必要なものを紹介します。必要なものは以下の2つです。

  • おやつ
  • 適切な環境

1つ目はおやつです。犬が「待て」をできた時のご褒美としてあげます。

いつも食べているドッグフードでも構いませんが、ご褒美として特別感のあるものの方が犬のやる気につながります。そのため、大好きなおやつや普段はあげないおやつなどを用意してあげましょう。

2つ目は適切な環境です。「待て」をしつける環境は、家の中や庭など静かで見慣れた場所にしましょう。

なぜなら、公園や慣れない場所では、他の人や犬、遊具など興味を示してしまうものが多くあるからです。犬が「待て」に集中できなくなるので、最初は家でしつけるようにしましょう。

「待て」のしつけかた【基礎編】

出典:​​https://www.pakutaso.com/20220543150post-40216.html

「待て」のしつけ方【基礎編】を紹介します。基礎編では、犬に「動かずにいればご褒美がもらえる」と覚えてもらいましょう。

しつけは以下の手順で行います。一つずつ解説していきます。

  1. おすわりをさせる
  2. おすわりをさせた状態で「待て」という
  3. 5秒待つことができたらご褒美をあげる
  4. 徐々に時間をのばす

おすわりをさせる

1つ目の手順は「おすわりをさせる」です。「待て」は立った状態ではなく、座らせてから行いましょう。

お尻がついた状態であれば、周りのものに興味を示しても急に飛び出しにくいので安全です。また「おすわりをしたら動かない」と理解してもらうために、「待て」をしつけるときはおすわりをセットで使うようにしましょう。

おすわりをさせた状態で「待て」という

2つ目の手順は「おすわりをさせた状態で『待て』という」です。

おすわりの声かけでお尻をしっかりと地面につけた状態ができたら、「待て」と必ず声をかけてください。

「おすわり」の合図だけで待ってくれることもありますが、「待て」という合図を理解させるために必ず声をかけましょう。声と一緒に手のひらを犬に向ける動作を加えても良いですね。

「待て」の声かけや動作は犬の顔よりも高い位置から行います。犬の顔が上を向いているときは、お尻に重心が寄っているので、急に立ち上がったり飛び出したりしにくいです。

また、あなたに意識を向けさせることもできるので、犬がしつけに集中できます。
ですので、犬の顔よりも高い位置から「待て」の合図をしましょう。

5秒待つことができたらご褒美をあげる

3つ目の手順は「5秒待つことができたらご褒美をあげる」です。5秒待つことができたら、「よし」と声をかけてご褒美をあげます。

ご褒美をあげるだけでなく、たくさん褒めてあげると犬のやる気につながります。5秒待つことができなかった場合は、ご褒美はあげずに、時間を短くして再チャレンジしてください。最初は1秒でもできたら褒めるようにしましょう。

待てなかったからといって叱ってはいけません。「『待て』の合図で叱られる」と感じてしまうからです。ですので、短い時間でも「待て」ができたら必ず褒めることを意識しましょう。

徐々に時間をのばす

4つ目の手順は「徐々に時間をのばす」です。5秒待つことができたら10秒、10秒ができたら15秒のように、少しずつ時間を伸ばしていきましょう。

目標の時間を待つことができなければ、時間を短くして「待て」をやり直しましょう。例えば、10秒待つことができなければ、5秒に時間を短くしてやり直します。

時間を徐々に伸ばして、1分間待つことを目指していきましょう。1分間「待て」の合図で待つことができたら、基礎編は終了です。応用編に進んでください。

「待て」のしつけ方【応用編】

基礎編ができたら応用編です。応用編では少しずつ犬との距離を伸ばしていきます。距離がある状態でも「待て」ができるようにしつけていきましょう。

応用編の手順は以下の通りです。一つずつ解説します。

  1. おすわりをさせる
  2. 半歩後ろに下がる
  3. 下がっている間待てたらご褒美をあげる
  4. 半歩下がる間待つことができたら、徐々に歩数を増やす

おすわりをさせる

1つ目の手順は「おすわりをさせる」です。応用編も基礎編と同じようにおすわりをさせましょう。

犬が立っている状態だと動きやすいので、「おすわりをしたら動かない」と教えてください。

基礎編でもお伝えしたように、「待て」のしつけはおすわりとセットで行います。応用編でも必ずおすわりを最初にさせてから、次のステップに進みましょう。

半歩後ろに下がる

2つ目の手順は「半歩後ろに下がる」です。おすわりの後「待て」の合図をしたら、半歩後ろに下がります。犬があなたについてきてしまったらやり直しです。

何度もついてきてしまう場合は、「あなたが動いたら動いて良い」と犬が覚えている可能性があります。

ですので、「よし」という合図で動くことをもう一度教えましょう。ついてこなくなるまで根気よく続けてみてください。

下がっている間待てたらご褒美をあげる

3つ目の手順は「下がっている間待てたらご褒美をあげる」です。犬があなたについてこずに待つことができたら、「よし」と声をかけてご褒美をあげましょう。

半歩下がっている時間は1、2秒です。短い時間でもあなたについてこずに「待て」ができたら、しっかり褒めてあげましょう。

「よし」という声かけは、犬が動き出す前にしてください。犬が動き出してから声かけをした場合、動いたらご褒美がもらえると勘違いして覚えてしまう可能性があります。そのため、必ず犬が動く前に声かけをしてあげましょう。

半歩下がる間待つことができたら、徐々に歩数を増やす

4つ目の手順は「半歩下がる間待つことができたら、徐々に歩数を増やす」です。半歩下がる間、犬が待てたら1歩、2歩と少しずつ歩数を増やしていきます。

歩数を増やすとその分待ち時間も増えるので、「待て」の時間を伸ばすのにも効果的です。

歩数を増やすときも、犬がついてきてしまったらご褒美をあげずにやり直しです。何度もついてきてしまう場合は、歩数を少し減らしてやり直しましょう。

犬に「待て」をしつけるコツ

犬に待てをしつけるコツを紹介します。コツをおさえてしつけをすると、犬のやる気を保ったり早く「待て」を覚えさせたりできるので試してみてください。

犬に「待て」をしつけるコツは以下の5つです。一つずつ解説します。

  • 「待て」ができたら必ず褒める
  • お尻がついている時に声をかける
  • 毎回同じ言葉を使う
  • 食事前のしつけは食器の中が見えないようにする
  • 長時間のトレーニングはしない

「待て」ができたら必ず褒める

1つ目のコツは「『待て』ができたら必ず褒める」です。

ご褒美をあげるだけでなく、撫でてあげたりたくさん声をかけてあげたりと大袈裟に褒めてあげましょう。

なぜなら、「『待て』ができたら褒めてもらえる」と犬に覚えてもらうためです。覚えてくれたらやる気を持って取り組んでくれるだけでなく、しつけの時間も短くなりますよ。

お尻がついている時に声をかける

2つ目のコツは「お尻がついている時に声をかける」です。ご褒美の前の「よし」という声かけは、犬のお尻がついている時にしてください。

「よし」の後はご褒美をあげるので、犬が動き出した後に声かけをしてしまうと、「動く=ご褒美」と繋がってしまいます。

「動いたから褒められる」と覚えてしまうと、急に飛び出したり人に飛びかかったりする危険な行動を抑えられません。ですので、お尻がついている時に声をかけるようにしましょう。

毎回同じ言葉を使う

3つ目のコツは「毎回同じ言葉を使う」です。犬にかける言葉は毎回同じものにしましょう。

毎回違う言葉をかけられると犬は戸惑ってしまいます。また、正しく合図を覚えられません。

この記事では「待て」と「よし」という合図を使っていますが、「OK」でも良いです。ですが、犬にかける言葉は、「待て」を意味する言葉と「よし」を意味する言葉で1つずつにしましょう。

食事前のしつけは食器の中が見えないようにする

4つ目のコツは「食事前のしつけは食器の中が見えないようにする」です。食事前に「待て」をしつけることも多いでしょう。食事前にしつける時は食器の中身を見せないようにしてください。

食器の中身が見えてしまうと、犬は興奮してしまって「待て」に集中できなくなります。そのため、食器の裏側が見えるように上から合図をしてください。

長時間のトレーニングはしない

5つ目のコツは「長時間のトレーニングはしない」です。犬の集中力は数分程度です。長い時間待たせることは犬にとってストレスになります。

しつけは飼い主と犬が快適に生活していくために行うものです。日常生活の中で長時間待たせる場面は多くないので、長時間待たせることは実用的でないしつけだと言えます。

そのため、長時間の「待て」をすることは避け、長くても数分程度にしましょう。

【まとめ】正しいしつけ方で犬に「待て」を覚えさせよう!

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/1452717/

犬に「待て」をしつける理由やしつけ方、しつけのコツを紹介しました。「待て」は犬を危険から守るため、犬が他人に危害を加えないために重要なしつけです。

これまで「何度もチャレンジしたけど『待て』を覚えてくれなかった」場合でも、この記事で紹介した方法を続けていくことで、あなたの犬も「待て」ができるようになります。

焦らずに、少しずつ「待て」ができるように取り組んでみましょう。