格安スマホに乗り換えて費用を抑えたいけど、今の電話番号を引き継げるのか心配ですよね。僕も乗り換えた経験がありますが、同じ不安があってなかなか乗り換えに踏み切れませんでした。
しかし、格安スマホに関するWebサイトの記事を読んで電話番号を引き継げることを知りました。不安を解消できたあとは、大手携帯会社から格安スマホへすぐに乗り換えました。
毎月8,000円の通信料も乗り換え後は2,000円になり、今では年間で72,000円の節約ができています。
この記事では、電話番号の引き継ぎ、MNP予約番号取得方法、電話番号引き継ぎの注意点などについて紹介しています。この記事を最後まで読んで悩みを解消してくださいね。
(アイキャッチ画像出典元:https://www.photo-ac.com/main/detail/22826194#goog_rewarded)
格安スマホに乗り換えても今の電話番号は引き継げる?
MNPを利用することで、格安スマホに乗り換えるときも電話番号を引き継げます。MNPとは、使用している電話番号をそのままに、携帯会社を乗り換えられる制度です。
電話番号は多くの場面で情報登録に使用するため、変更になってしまうと登録情報の更新が必要です。また、家族・友人・知人にも伝える手間が発生します。
そういった手間をかけないためにも、MNP制度を利用して電話番号を引き継ぐことがおすすめです。
格安スマホで新規電話番号を取得するメリットはある?
電話番号を新規で取得することにもメリットがあります。具体的にどのようなメリットがあるの解説します。
電話番号を変更することで迷惑電話をシャットアウトすることができます。長いこと同じ番号を使用していると、知らない番号からかかってくるケースが増えていく傾向にあります。
新規の電話番号取得では費用が発生しませんが、引き継ぐときはMNP転出手数料がかかるケースがあります。少しでも費用を抑えたい場合は、新規の番号を取得しましょう。
MNP予約番号とは?取得方法を解説
MNP予約番号とは実際に電話番号を引き継ぐときに使用するコードのことを指します。このコードの取得方法は大きくわけて下記の3つです。それぞれの方法について具体的に解説していきます。
- Webサイトで取得する
- 電話で取得する
- 契約中の携帯ショップへ行く
キャリアのWebサイトで取得する
契約中のWebサイトにアクセスしてMNP予約番号を取得する方法です。各キャリアのWebサイトにはMNPのご予約といったサイトのページが用意されているはずです。
そのページにアクセスし、各サイトのMNP予約番号取得の手順に沿って手続きを行います。取得した番号は15日間で有効期限切れになるため注意してください。
MNP予約番号は当日から3日程度で発行されます。通知方法は、契約中の電話番号あてへSMSで送られる傾向にあるため確認してください。
カスタマーサービスへ電話をして取得する
現在契約しているキャリアのカスタマーサービスへ電話をして、MNP予約番号を取得する方法です。
Webサイトでの手続きが苦手な人や、忙しくてショップへ行く時間がない人におすすめです。ただし、電話対応ができない時間帯があるため注意しましょう。
キャリアショップへ行く
現在契約しているキャリアの携帯ショップへ行き、MNP予約番号の取得を申し込みます。対面で申請できるため、不明な点があればすぐに確認できます。
ただし、解約の意思を伝えることになるため、気持ち的に抵抗がある人はWebサイトや電話で取得するとよいでしょう。
格安スマホの利用開始手順3ステップ
MNP予約番号を取得したら、あとは格安スマホの契約です。契約までの手順を簡単に解説します。
- 格安SIMの申し込み
- 利用開始の手続き
- APNを設定して利用開始
格安スマホの利用開始手順①格安SIMの申し込み
あなたの乗り換えたい携帯会社へ、格安SIMを申し込みます。Webサイトから、もしくは携帯ショップで申し込みましょう。
ただし、格安SIMは格安で通信サービスを提供するために実店舗が少ない、もしくはないです。Webサイトからの手続きは苦手な人は、実店舗の多いUQモバイルやY!mobileを利用してくださいね。
格安スマホの利用開始手順②利用開始の手続き
格安SIMを申し込むと目安で3~5日程度でSIMカードが届きます。届いたらスマホから利用開始の手続きを始めましょう。SIMカードは手続き後に差し替えます。
手続きが完了すると、乗り換え前のSIMカードが利用できなくなり、電波状況も圏外になるので、SIMカードを差し替えてください。
格安スマホの利用開始手順③APNを設定して利用開始
格安SIMはAPNの設定を行う必要があります。理由は、SIMカードを差し替えただけでは、データ通信ができないからです。
APNの設定ができたら必ずスマホを再起動してください。再起動を行わないと、設定がスマホに反映されないからです。詳しい設定方法は、契約する携帯会社のWebサイトで確認してくださいね。
格安スマホに電話番号を引き継ぐ4つの注意点
電話番号を引き継ぐ方法やスマホの乗り換え手順がわかったところで、注意点がないのか気になりますよね。電話番号の引き継ぎで注意してほしいことは下記の4つです。
- SIMカードは音声通話SIMを選ぶ
- MNP転出で費用がかかるときも
- MNP予約番号には有効期限がある
- 引き継げるのは電話番号だけ
次項から上記4つの注意点について詳しく解説していきます。格安スマホへの乗り換えに電話番号の引継ぎで失敗しないためにも注意点をしっかりと把握してくださいね。
電話番号を引き継ぐ注意点①SIMカードは音声通和SIMを選ぶ
格安SIMの契約手続きの際には音声通話SIMを選びましょう。データSIMはデータ通信専用のため、選んでしまうと電話番号を引き継ぐことができません。
電話番号での音声通話を利用できませんが、LINEやスカイプなどのアプリ通話は可能です。また、音声通話SIMよりもデータSIMの方が安い傾向にあります。
今の電話番号を引き継ぐ必要がなく、通信費を安く抑えたい人はデータSIMカードも選択肢に入れてもよいでしょう。
電話番号を引き継ぐ注意点②MNP転出は費用がかかるときも
MNP転出では手数料や、解約の違約金が発生する場合があります。店舗でのMNP予約番号取得は数千円の手数料が発生し、Webサイトで手続きした場合は無料になる傾向です。
また、更新月ではないタイミングでの解約は違約金の対象となるかもしれません。Webサイトや電話などで手数料や違約金について確認してみましょう。
もし、費用が発生するときは、格安スマホに直ぐに乗り換えた場合と違約金などの費用のどちらが安く済むのか計算してみてくださいね。
電話番号を引き継ぐ注意点③MNP予約番号には有効期限がある
MNP予約番号には取得日から数えて15日間の有効期限があり、それを過ぎると取得したMNP予約番号を使用できなくます。
もし有効期限を過ぎてしまっても慌てなくて大丈夫です。MNP予約番号を取得しただけでは契約中の携帯会社は解約にはなりません。MNP転出先の携帯会社と契約、利用開始で解約になります。
MNP予約番号が失効してしまっても、再取得をして格安スマホにするための手続きを行ってくださいね。
電話番号引き継ぐ注意点④引き継げるのは電話番号だけ
MNP転出で引き継げるのは電話番号だけです。スマホを新しくする場合は、電話帳やアプリなどのバックアップを取る必要があります。
iPhoneとandroidではバックアップ方法が異なるため、スマホにあった方法でしっかりとバックアップとってくださいね。
スマホを変えずに格安SIMに乗り換えるだけならバックアップを取らなくても大丈夫ですが、スマホが壊れてデータを無くさないように定期的にバックアップを取ることをおすすめします。
格安スマホ乗り換えることで得られる未来
格安スマホの魅力と言えば通信料の安さです。大手の携帯会社から格安スマホに乗り換えるだけで、月額2,000円以下にすることもできます。
契約しているプランにもよりますが、年間30,000~40,000円、それ以上の節約も可能です。浮いた費用を預貯金したり、旅行などにもあてられるでしょう。
電話番号の引継ぎに不安が合って、何カ月も乗り換えられないのであれば、その間に節約できたかもしれない費用があることを認識しましょう。
まとめ:格安スマホ乗り換え!電話番号を引き継ぐためには?
この記事では電話番号の引継ぎに関係のある下記の項目について解説してきました。
- 電話番号はMNP制度で引き継げる
- MNP予約番号の取得方法
- 格安スマホの利用開始手順
- 電話番号引き継ぎの注意点
格安スマホに乗り換えるときは、電話番号の引継ぎができるMNP制度を利用してください。契約中の携帯会社のWebサイトや店舗でMNP予約番号を取得しましょう。
MNP予約番号を取得できればあとは、乗り換えたい格安SIMの手続きを行うだけです。格安SIMを差し替えて設定が完了すれば格安スマホの誕生です。
MNP転出では手数料や解約違約金の発生する場合もありますが、格安スマホに早く乗り換えることで、その分の費用も節約できるかもしれません。
まずはMNP予約番号を取得して、格安スマホへの乗り換えの準備を始めましょう。もし、電話番号引き継ぎが不安になったときは本文を読み返してくださいね。