未分類 PR

犬に「待て」をしつける5つの手順!しつけの時期やコツも解説!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「愛犬に『待て』をしつける方法は?」「何歳からしつけを始めたらいいの?」「より早く効果的に『待て』をしつけるコツは?」このような疑問をお持ちではないでしょうか。

犬を初めて飼った人は、しつけの方法に悩みますよね。

待てをしつけると愛犬の行動を飼い主がコントロールでき、トラブルや危険から愛犬の身を守ることができます。

しかし、間違った方法で待てをしつけると、犬がストレスや恐怖を感じてしまい逆効果になってしまいます。

この記事では、以下についてご紹介します。

  • 犬に待てをしつける5つの手順
  • 待てを早く効果的にしつけるための5つのコツ
  • 3つの間違った待てのしつけ方

愛犬も飼い主も楽しみながら、待てのしつけを行いましょう。

アイキャッチ画像:https://pixabay.com/ja/photos/%e7%8a%ac-%e5%8b%95%e7%89%a9-%e5%8f%af%e6%84%9b%e3%81%84-%e3%83%9a%e3%83%83%e3%83%88-3139757/

犬に「待て」をしつける5つの手順

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e7%8a%ac-%e3%83%a9%e3%83%96%e3%83%a9%e3%83%89%e3%83%bc%e3%83%ab-%e3%83%9a%e3%83%83%e3%83%88-%e4%bb%b2%e9%96%93-1861839/

初めて愛犬に待てをしつける場合、どのような手順でしつけるべきなのか困ってしまいますよね。

正しい手順でしつけると、早く待てを覚えてもらえるかもしれません。飼い犬に待てをしつける5つの手順を紹介します。

  1. ご褒美を準備する
  2. 「待て」の時間を少しずつ伸ばす
  3. 動く前に指示を出し直す
  4. 犬と少しずつ離れて「待て」をする
  5. ご褒美なしで「待て」をする

ご褒美を準備する

犬に待てをしつける1つ目の手順は「ご褒美を準備する」です。

待てに限らず、ご褒美を準備することで効率的にしつけを行えます。指示を解除すると同時に用意しているおやつを与えることで、「待てをすると、いいことがある」と犬に理解させられます。

ご褒美をあげるベストタイミングは2秒以内なので、しつけをする場合はすぐにご褒美をあげられるように準備をしましょう。

「待て」の時間を少しずつ伸ばす

犬に待てをしつける2つ目の手順は「『待て』の時間を少しずつ伸ばす」です。

待ての指示を与える時間は、はじめは1〜2秒から始めましょう。指示どおりに待てができるようになってきたら、少しずつ時間を伸ばしていきます。

1秒から3秒、3秒から5秒と少しずつ間隔を伸ばすのが効果的です。待ての時間が、いきなり長くならないように注意しながらしつけを行いましょう。

前に指示を出し直す

犬に待てをしつける3つ目の手順は「動く前に指示を出し直す」です。

待ての指示中に、犬が動き出してしまう場合があります。動き出す前に再び「待て」と指示を出すことで、正しい待ての姿勢を覚えさせるように心がけましょう。

どうしても指示中に動いてしまう場合は、待ての指示時間が長い可能性があります。待ての指示時間を調整してご褒美をあげながら、しつけを行いましょう。

犬と少しずつ離れて「待て」をする

犬に待てをしつける4つ目の手順は「犬と少しずつ離れて『待て』をする」です。

犬が待てに慣れてきたら、次は飼い主と犬の距離を離していきましょう。後ろに離れるだけではなく、左右や犬の背後に移動していくのが重要です。

待ての指示を解除して褒めたり、ご褒美をあげたりする場合は、必ず元の位置に戻ってからコミュニケーションを取るようにしましょう。

ご褒美なしで「待て」をする

犬に待てをしつける5つ目の手順は「ご褒美なしで『待て』をする」です。

待ての継続時間や態勢に慣れてきたら、ご褒美なしにも挑戦しましょう。犬は本来、飼い主をリーダーと認めれば、ご褒美がなくても指示に従います。

しつけを通して愛犬との信頼関係を築き、ご褒美なしでも待てができる状態を目指しましょう。

ご褒美が無くても声掛けや褒めるのは、重要です。愛犬とコミュニケーションをたくさん取るように心がけましょう。

犬に「待て」をしつける適切な時期は?

犬に待てをしつける適切な時期は、生後3ヵ月からです。生後5ヵ月を過ぎてしまうと、周囲の音や人に恐怖を感じ始めて噛んだり、パニックになったりします。

そうなる前に徐々にしつけを行い、犬との信頼関係を築くように心がけましょう。

生後3ヵ月から5ヵ月を目安に、さまざまな人や物に触れる経験や、しつけをしてあげると犬の精神的な成長にも繋がります。

初心者でも犬に「待て」をしつける5つのコツ

犬に待てをしつけるコツを紹介します。以下の5つのコツをおさえて、犬のモチベーションを保ちながら、早く待てを覚えさせましょう。

  1. 「おすわり」ができてから「待て」をしつける
  2. 「待て」ができたら必ず褒める
  3. 集中できる場所でしつける
  4. 毎回同じ言葉を使う
  5. ご褒美に1番好きなおやつをあげる

「おすわり」ができてから「待て」をしつける

待てをしつける1つ目のコツは「『おすわり』ができてから『待て』をしつける」です。

待ては飼い主が、よしの解除指示を出すまで、じっとしている状態を指します。立ったままでも待てはできますが、おすわりをしている状態の方が集中しやすいです。

待てのしつけが思うようにできない場合は、先におすわりに挑戦してみましょう。

「待て」ができたら必ず褒める

待てをしつける2つ目のコツは「『待て』ができたら必ず褒める」です。

犬にしつけをするうえでご褒美をあげるのは重要ですが、撫でてあげたり声をかけてあげたりして、たくさん褒めてあげましょう。

「待てができたらご褒美がもらえる」だけではなく「待てができたら褒めてもらえる」も紐づけることで、モチベーションを保ちながら待てを覚えてもらえます。

待ての習得までの短縮にも繋がるので、必ず褒めるのを心がけましょう。

集中できる場所でしつける

待てをしつける3つ目のコツは「集中できる場所でしつける」です。

周囲に他の犬や人、おもちゃがあると気が散ってしまい、集中して待てをしつけられません。待てに慣れていない間は、家や人が少ない公園のような、気が散らない集中できる場所で練習しましょう。

慣れてきたら、公園や刺激の多い場所でも挑戦してみることもおすすめです。周りを気にせずに、待てができるようになるのが最終目標です。

毎回同じ言葉を使う

待てをしつける4つ目のコツは「毎回同じ言葉を使う」です。

待てをしつけるうえで、犬に指示としてかける言葉は毎回同じものにしましょう。

毎回違う指示を出されると犬は戸惑ってしまい、正しく指示を覚えられません。

この記事では待てや、よしという指示語を使っていますが、別の言葉でも問題ありません。

おすわりや伏せなど、別のしつけの指示語と混じってしまわないように、適切な指示を与えながらしつけを行いましょう。

ご褒美に1番好きなおやつをあげる

待てをしつける5つ目のコツは「ご褒美に1番好きなおやつをあげる」です。

ご褒美はお気に入りのおやつであればあるほど、しつけの効果が高まる傾向があります。

待てが早くできるようになりたい場合は、成功した時のご褒美として、愛犬が1番好きなおやつをあげるようにしましょう。

また、おやつの量については、一度にたくさん与えるよりも、少量を何度か分けて与える方が効果的です。犬はおやつの回数に喜びを感じる傾向があります。

一度に与える量を少なくし、回数を増やすことで過剰なおやつの摂取や飽きを防ぎながら、しつけの効果を高めることができます。

犬に「待て」をしつける時の3つの間違った方法

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e7%8a%ac-%e5%ad%90%e7%8a%ac-%e3%83%9a%e3%83%83%e3%83%88-%e9%bb%92%e3%81%84%e7%8a%ac-423398/

待てのしつけは間違った方法で行うと、犬にとってストレスになったり、習得に時間がかかったりします。間違った3つの方法を紹介するので、注意してしつけを行いましょう。

  • 大きな声で「待て」をしつける
  • ご褒美をちらつかせる
  • 長時間トレーニングする

大きな声で「待て」をしつける

1つ目の間違ったしつけの方法は「大きな声で『待て』をしつける」です。

なかなか待てを習得できない場合に、焦って大きな声で待てをしつけてしまうと、犬に恐怖を与えます。

そして、待てに対して恐怖やマイナスのイメージを持ってしまい、余計に習得に時間がかかります。

大きな声だから伝わるわけではないので、優しく落ち着いた声で指示を出すようにしましょう。

ご褒美をちらつかせる

2つ目の間違ったしつけの方法は「ご褒美をちらつかせる」です。

ご褒美が見えている状態で待てをしつけると、集中できずに上手くしつけられない場合があります。また、ご褒美が見えているときにしか待てをしなくなる可能性があり、危険な場合にとっさの指示に従わなくなってしまいます。

最終的には、ご褒美が無くても待てができる状態を目指すべきなので、ご褒美が見えない状態で指示を出すようにしましょう。

長時間トレーニングする

3つ目の間違ったしつけの方法は「長時間トレーニングする」です。

早く待てをしつけたいからといって、長時間トレーニングを行うのは逆効果です。なぜなら、犬にとって、待てのトレーニングはストレスや苦痛に繋がるからです。

特に慣れていないうちに何度も待てを強要されると、「待て=ストレスや嫌なこと」と覚えてしまい余計に習得できなくなります。

焦らずゆっくりトレーニングを行うように心がけましょう。

犬には「待て」と同時に「よし」をしつけよう

待てをしつける時に、同時に覚えさせたいのが「よし」です。

同時にしつけることで、飼い主とペットの間に効果的なコミュニケーションが生まれ、動機づけが向上し、信頼関係を構築することができます。これにより、ペットのしつけがよりスムーズに進みますね

「待て」と「よし」はセットで覚えさせる

よしは待てと同じように基本的なしつけの1つです。

「よし」という指示を待ての解除として同時に教えることで、集中とリラックスのバランスを保ちながら効果的なしつけが可能です。

待て単独よりも、よしとセットの方が、より効果的にしつけられます。

待てだけでしつけるよりも短期間で、効率よく待てをしつけたいなら、待てとよしは合わせて覚えさせましょう。

「よし」のしつけ方

よしをしつける場合は、待ての指示を出した後に声のトーンを高くしてよしと伝えたり、自分の身体を軽く叩いて「飛びついてもいいよ」と遊びに誘う行動を取ったりしましょう。

外では動き出すタイミングで、よしと伝えるのも効果的です。愛犬に伝わるように、声と仕草で合図を出すのがおすすめです。

よしと言われたら動いていいと理解できるまで、繰り返しトレーニングを行いましょう。

まとめ:間違ったしつけ方法とコツを理解して犬に「待て」をしつけよう!

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e5%a5%b3%e3%81%ae%e5%ad%90-%e7%8a%ac-%e3%83%9a%e3%83%83%e3%83%88-%e5%8f%8b%e6%83%85-5623231/

以上、犬に待てをしつける方法とコツについてご紹介しました。より早く効果的に待てをしつけるためには、次のポイントに注意しながらしつけを行うようにしましょう。

  1. おすわりができてから、待てをしつける
  2. 待てができたら必ず褒める
  3. 集中できる場所でしつける
  4. 毎回同じ言葉を使う
  5. ご褒美に1番好きなおやつをあげる

愛犬が待てをなかなか習得できないと焦ってしまい、大きな声で待てと伝えたり、長時間トレーニングしたりしてしまいます。

しかし、犬にとっては逆効果で、待てに対してストレスや恐怖を感じてしまいます。

愛犬との信頼関係の構築や愛犬の身を守るためにも、飼い主も愛犬もトレーニングを楽しみながら、待ての習得を目指しましょう。

ライター情報