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フリーランス向けの確定申告アプリ10選!選定ポイントも徹底解説

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確定申告と聞くと、顔をしかめたくなりますよね。

確定申告は専門用語が多いため、書類を作るときに「面倒くさいなぁ」「この言葉ってどういう意味?」と思いませんか?

確定申告アプリ・ソフトを使うと、簡単な操作で手軽に書類を作成できます。ツールにもよりますが、主に画面の指示に従って入力するだけです。

今回は、確定申告アプリ・ソフトの選び方とフリーランスが使えるツールについて解説しています。

無料で利用するときの注意点も把握して、自分に合ったアプリを選ぶヒントにしてください。早速読み進めていきましょう。

アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/20230458095post-46291.html

フリーランスが使いたい確定申告アプリ・ソフトの選び方

出典:https://www.pakutaso.com/20190402112post-20541.html

フリーランスが確定申告をするときに使えるアプリやソフトは、多くの会社から提供されています。機能やサービス内容がそれぞれ異なるため、選定ポイントを知っておくことが大切です。

これらの選定ポイントを踏まえて、自分自身が使いやすい確定申告ツールを見つけてください。

  • アプリかソフトか
  • 無料か有料か
  • 使いやすさ

アプリかソフトか

確定申告をアプリとソフトのどちらで行うかは、自分のスタイルによって向き不向きがあります。

アプリとソフトの特徴は以下のとおりです。

アプリが適しているケース ソフトが適しているケース
自分のタイミングで入力したい 自宅でゆっくり操作したい
パソコンの操作に慣れていない パソコンの操作に慣れている

 

また、アプリとソフトには2つの運用スタイルがあります。

  • インストール型
  • クラウド型

2つの特徴は以下のとおりです。

インストール型の特徴 クラウド型の特徴
オフライン環境でも使える 手軽に帳簿入力ができる
サーバーエラーの影響を受けない 確定申告書類の作成から送信までできる
セキュリティリスクが少ない デバイスを問わず利用できる
バックアップが必要 口座連携で自動で明細を取得できる

 

ツールの形態と運用スタイルを把握した上で、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。

無料か有料か

初心者は有料プランを利用することをおすすめします。

なぜなら、サポート内容が充実しており多くの機能を利用できるからです。

無料プランはサポート内容や機能が制限されていることが多いため、慣れないうちは操作に戸惑うことも考えられます。

無料プランのメリットとデメリットを以下にまとめました。

無料プランのメリット 無料プランのデメリット
基本的な機能がそろっている 得られるサポートが限られている
書類を作成するコストがかからない 利用できる機能が制限されている

 

次に有料プランのメリットとデメリットをまとめました。

有料プランのメリット 有料プランのデメリット
サポート内容が充実している 年間または月間の利用料がかかる
利用できる機能が多い 料金が値上がりする可能性がある

 

確定申告またはパソコンの操作に不慣れな人は、有料プランを利用しましょう。

使いやすさ

ツールのUIやレイアウトが自分にとって使いやすいものであるかを確認しましょう。

使いやすいツールとして挙げられるポイントは3つです。

  • 初めて使うときに操作方法をナビゲートしている
  • 解説が丁寧なマニュアルがある
  • 帳簿がシンプルで分かりやすい

初めて使うときに使い方をナビゲートしているものなら、スムーズに使い始められるでしょう。

専門用語や使い方を分かりやすく解説したマニュアルは、項目の意味を理解しながら作業できます。シンプルな帳簿は、確定申告に不慣れなユーザーの不安を和らげます。

いろいろなツールを試して、自分にとって使いやすく見やすい構成のものを選びましょう。

フリーランスにおすすめの確定申告アプリ・ソフト10選  

フリーランスにおすすめできる、10種類の確定申告アプリとソフトを以下にまとめました。

  • やよいの青色申告オンライン
  • やよいの白色申告オンライン
  • クラウド会計ソフトfreee
  • MoneyForwardクラウド確定申告
  • 円簿青色申告
  • 確定申告Kaikei
  • Taxnote(タックスノート)
  • HANJO会計
  • CalQ Share(カルクシェア)
  • aoiro(アオイロ)

ツールの特徴を把握して、自分に合ったものを選ぶときの参考にしてください。

なお、各種ツールの料金プランはすべて税込です。

やよいの青色申告 オンライン

やよいの青色申告オンラインはクラウド型のソフトです。

インボイス制度と電子帳簿保存法に対応しており、確定申告書類の作成と送信ができます。ほかにも金融機関との連携や請求書の作成、アプリからの利用が可能です。

料金プランは3つです。

プラン 料金
セルフプラン 年額9,680円
ベーシックプラン 年額15,180円
トータルプラン 年額26,400円

 

キャンペーン期間中であれば、1年間セルフプランを無料、ベーシックとトータルプランを半額で利用できます。ただし、セルフプランはサポートがWebサイトでのFAQのみです。

手厚いサポートを希望するときは、ベーシックもしくはトータルプランを利用しましょう。

青色申告ソフト(クラウド)「やよいの青色申告 オンライン」 – 弥生株式会社【公式】 (yayoi-kk.co.jp)

やよいの白色申告オンライン

やよいの白色申告オンラインは、白色申告ができるクラウド型のソフトです。

インボイス制度と電子帳簿保存法に対応しており、明細を自動で取得できます。また、簿記の知識がなくても簡単に帳簿入力できます。

料金プランは3つです。

料金プラン 料金
フリープラン 無料
ベーシックプラン 年額10,120円
トータルプラン 年額18,480円

 

フリープランは無料ですべての機能を利用できますが、サポートはWebサイトでのFAQのみです。

トータルプランは電話やチャットなどのサポートのほか、仕分けや経理、確定申告について相談できます。

やよいの白色申告オンラインから、やよいの青色申告オンラインへの移行も可能です。

【無料】クラウド白色申告ソフト「やよいの白色申告 オンライン」弥生株式会社【公式】 (yayoi-kk.co.jp)

クラウド会計ソフトfreee(フリー)

クラウド会計ソフトfreeeは、クラウド型の会計ソフトです。

口座連携や請求書作成など、確定申告に必要な機能がすべてそろっています。確定申告の書類は○×形式の質問に答えるだけで簡単に作成でき、送信もスマートフォンから行えます。

ただし、送信には専用アプリが必要です。

料金プランは3つです。

料金プラン 料金
スタータープラン 年額12,936円

月額1,628円

スタンダード 年額26,136円

月額2,948円

プレミアム 年額43,780円

 

フリーランスに適したプランはスタータープランですが、メールや電話などのサポートが得られません。分からないことは、以下にあるfreee公式サイトのヘルプを確認しましょう。

freee会計 – freee ヘルプセンター

Money Forwardクラウド確定申告

Money Forwardクラウド確定申告はクラウド型のソフトです。家計簿アプリのMoney Forward MEを利用している場合、家計簿のデータがそのまま使えます。

口座連携による明細取得で簡単に帳簿入力でき、提出もスムーズに行え、各種Money Forwardクラウドサービスと連携できます。

料金プランは3つです。

料金プラン 料金
パーソナルミニ 年額10,560円

月額1,078円

パーソナル 年額12,936円

月額1,408円

パーソナルプラス 年額39,336円

 

なお、無料プランで作成、提出できる書類は雑収入、控除の申告のみです。青色申告および白色申告には対応していません。

確定申告ソフト | 個人事業主向け会計ソフト マネーフォワード クラウド (moneyforward.com)

円簿青色申告

円簿青色申告はクラウド型のソフトです。料金がかからず、1つのIDで複数の会計データを扱えます。

利用できる端末はパソコンのみです。

初めて確定申告を行う人のために、マニュアルが用意されており入力の仕方や操作を覚えられます。また、他社サービスからの移行も可能です。

ただし、金額や科目などはすべて手入力です。サポートが必要なときは、Webサイトの問い合わせフォームから連絡します。

ユーザーによっては、専用の窓口がないことを不便に感じるかもしれません。

円簿青色申告 (yenbo.jp)

確定申告 Kaikei(カイケイ)

確定申告 Kaikei(カイケイ)は、家計簿をつけるように確定申告ができるスマートフォンアプリです。

アプリ内のキーボードには電卓機能がついているため、その場で計算して入力できます。

また、グラフで収支を一目で把握したりCSV出力できたりと、確定申告に必要な機能をそろえています。

口座やクレジットカードの自動連携はできませんが、料金は業界最安値クラスです。

料金プラン 料金
スタンダードプラン 初年度2,800円

次年度以降3,500円

オプションプラン 月額300円

年額3,000円(いずれも初月は無料)

 

オプションプランを利用すると、固定費を自動で入力したり5冊まで帳簿を作成したりできます。

なお、初回インストール時はトライアル期間として無料で利用できますが、データ登録数とCSV出力に上限が設けられています。

確定申告アプリ Kaikei(カイケイ) – 業界最安の会計ソフト、確定申告アプリの公式サイト (komorebi-apps.com)

Taxnote(タックスノート)

Taxnote(タックスノート)は登録不要で使える確定申告アプリです。

白色申告、青色申告に対応しており、入力は金額と各科目を選んで簡単に行えます。データのバックアップ方法も多様で、メールやクラウドサービスに対応しています。

ただし、青色申告に必要な決算書は作成できません決算書を作成するときは、Taxnoteの帳簿データを別途会計ソフトに取り込むかExcelで作成するかしてください。

料金プランは以下のとおりです。

料金プラン 金額
Taxnoteプラス 年額3,500円
Taxnoteクラウド 月額600円

 

無料プランもありますが、月15件の入力制限があります。

Taxnoteプラスは入力制限を解除でき、Taxnoteクラウドでは複数の端末同士で同期したり指定日に予約入力したりできます。

Taxnoteクラウドの利用にあたってはTaxnoteプラスとは別に購入が必要です。

確定申告はTaxnote – 青色申告・白色申告に使える会計アプリ (taxnoteapp.com)

HANJO(ハンジョー)会計

HANJO(ハンジョー)会計は、スマートフォンとパソコンで使えるツールです。飲食店の経営に特化したサービスですが、Webライターでも問題なく利用できます。

スマートフォンで撮影したレシートから、金額や勘定科目を推測して示すため、入力の手間をカットできます。口座とクレジットカードの連携も可能です。

初めて確定申告を行うときでも、画面にナビが表示されるためスムーズに操作できます。

料金プランは以下のとおりです。

料金プラン 金額
無料プラン 無料
有料プラン 月額1,078円

 

無料プランは利用できる機能が制限されており、またe-taxでの書類提出もできません。トライアル期間と捉えましょう。

クラウド会計ソフト「HANJO 会計」(飲食店向け)~経理業務の負担を1/3に|CASIO HANJO TOWN

CalQ Share(カルクシェア)

CalQ Share(カルクシェア)は、会社員の副業に特化した確定申告アプリです。

無料で利用できることから、小規模の確定申告であれば選択肢の1つになるでしょう。口座連携や自動入力に対応していないため、帳簿入力は自分で行います。

CalQ Shareで書類を作成した場合、青色申告の特別控除額は10万円までです。これは複式簿記に対応していないのが理由です。

また、給与所得や雑所得、事業所得以外の確定申告はできません。

CalQ Share(カルク シェア)| 会社員の副業に特化した完全無料の会計・確定申告アプリ

aoiro(アオイロ)

aoiro(アオイロ)はパソコンのみで使えるインストール型の確定申告ソフトです。

Windowsは無料で利用できますが、買い切り型のプレミアム・エディション(3,900円)も提供されています。macでは有料版のみ利用できます。

確定申告に必要な機能はすべてそろっていますが、経営分析や口座連携などの機能はありません。

公式サイトで確定申告やソフトの使い方について分かりやすく解説しているため、用語の意味を理解しながら作業できます。

フリーランスのための会計アプリ aoiro

無料の確定申告アプリ・ソフトを選ぶときの注意点

無料の確定申告アプリを使うときの注意点は3つです。

  • サポートを受けられない可能性がある
  • 機能が制限されている可能性がある
  • トライアル期間が設けられている

無料と聞くとメリットが多く感じられますが、機能や操作に制限が課されているのも事実です。無料でツールを利用するときに注意すべきポイントを押さえておきましょう。

サポートを受けられない可能性がある

無料で利用できるプランやツールでは、十分なサポートが得られない可能性があります。

十分なサポートが得られない可能性があるケースは3つです。

  • 操作や機能が分からないときに相談できない
  • 連絡ツールが限られている
  • サポート自体受け付けていない

ですから、ツールの使い方や確定申告について分からないことは自分で調べましょう。

問い合わせに対応していないときは、公式サイトのマニュアルやFAQを参照してください。サポートが必要なときは、有料プランの利用を検討しましょう。

機能が制限されている可能性がある

無料プランやツールは、利用できる機能が制限されていることがあります。以下に例を5つ挙げました。

  • 登録できるデータの数が少ない
  • 口座やクレジットカードの連携ができない
  • CSVの入出力回数に上限がある
  • 過去のデータの閲覧ができない
  • サポートの内容が少ない

より利便性の高い機能は有料のみの利用か、利用できる範囲が制限されています。ただし、入力する回数や利用する機能が少ない場合は無料でもカバーできるでしょう。

トライアル期間が設けられている

無料プランもしくはツールには、トライアル期間が設けられています。期間を過ぎると利用できなくなる機能があるため、継続利用するときは有料プランを契約してください。

トライアル期間中にチェックすべきポイントを以下にまとめました。

  • 金額を入力するときの動作
  • 画面構成
  • 機能やサービスの内容
  • 端末との相性

金額を入力するときの動作に遅延がないか、直感的に入力できるかをみてください。画面構成が分かりやすく、見やすいことも重要です。

また、機能とサポートが自分の目的と一致しているかをみましょう。

バグや不具合が起こる可能性もあるため、端末との相性もチェックしてください。スマートフォンとパソコンに対応しているツールなら、両方の端末で動作を確認しましょう。

【まとめ】アプリやソフトを使ってフリーランスの確定申告を楽にしよう!

出典:https://www.pakutaso.com/20140438118ol-9.html

フリーランスが確定申告するなら、アプリやソフトを使って時間と手間をカットしましょう。

スマートフォンやパソコンを利用して、簡単に書類を作成できる機能がそろっています。

確定申告ツールを導入するときは、対応OSと操作性に注意してください。ツールによって対応OSや機能、操作性などが違うため、自分に合うものを探しましょう。

無料で利用できるツールは、サポート内容や機能が制限されていることがあります。ですから、使い方を自分で調べたり他のツールと組み合わせたりしてください。

自分に合ったアプリを使って、スムーズに確定申告しましょう。

ライター情報