「引っ越しを考えているけど、名古屋は住みやすいのかな」と悩んではいませんか?
新しい生活の場所を選ぶのは大きな決断です。特に、住んだ経験のない地域や知人のいない場所などは情報が少なく、住みやすいかどうかのイメージが浮かびませんよね。
実は、名古屋はとても住みやすい街なのです。都心の便利さと自然の豊かさのバランスが良いため、利便性を保ったまま自然も満喫できるのです。
本記事では、名古屋生まれの筆者が名古屋の住みやすさについて解説します。ぜひ最後まで読んで、あなたの新しい生活の参考にしてみてください。
アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/%E6%98%BC%E9%96%93%E3%81%AF%E7%99%BD%E3%81%84%E9%9B%B2%E3%81%AE%E4%B8%8B%E3%81%A7%E7%B7%91%E3%81%AE%E6%9C%A8%E3%80%85%E3%81%AB%E5%9B%B2%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%99%BD%E3%81%A8%E9%BB%92%E3%81%AE%E5%AF%BA%E9%99%A2-Ziw7jcdeOcw
名古屋は住みやすい?基本情報から見てみよう
名古屋はとても住みやすい都市です。しかし、自分にとって住みやすいかどうかは実際に住んでみないとわからないですよね。
そこで、名古屋が住みやすい都市かどうかを判断するために、以下の名古屋の基本情報2点を詳しく知っておきましょう。
- 名古屋の人口と経済
- 名古屋の自然と季節の魅力
名古屋の人口と経済
愛知県の人口は約750万人で、人口の約3割が名古屋に集中しています。
名古屋市役所の『名古屋市の人口(姿勢情報)』によると、名古屋の人口は約230万人(2022年時点)で、日本の都市では東京や横浜、大阪に次ぐ4番目の規模を誇ります(参照:https://www.city.nagoya.jp/shisei/category/67-5-5-0-0-0-0-0-0-0.html)。
名古屋は日本のほぼ中央に位置する都市で、鉄道や幹線道路、名古屋港などを抱えている、物流の中心地です。
また、大都市ならではの商業やサービス業が集まっていて安定的な雇用もあります。
名古屋の自然と季節の魅力
名古屋は都市部が発展している一方で、四季折々の豊かな自然が楽しめるのが魅力です。
名古屋市内には緑豊かな公園や庭園が点在し、市民の憩いの場として重宝されています。
特に、春には桜の名所で知られる鶴舞公園や名城公園が人気で、毎年多くの花見客が訪れます。
また、名古屋からは海や山も近いため、気軽にアウトドア活動を楽しめるのもポイントです。四季折々の自然を楽しめるのが名古屋の魅力でしょう。
名古屋が住みやすい3つのポイント
名古屋は日本で4番目の規模を誇る都市でありながら、住みやすさも兼ね備えています。
名古屋が住みやすいポイントを3点紹介しますので、ぜひ名古屋での生活を想像してみてください。
- 交通の便利さ
- 商業施設や公共施設の充実
- 適度な自然を楽しめる
交通の便利さ
名古屋は中部地方の交通の要所で、新幹線や地下鉄、バスなどの交通手段が充実している都市です。
新幹線を利用し東京や大阪に行けるのはもちろん、愛知県内に2つある空港を利用すれば国内や海外に手軽にアクセスできます。
また、名古屋市内は地下鉄やバス路線が充実しています。そのため、市内であれば車がなくてもスムーズに移動が可能です。
商業施設や公共施設の充実
名古屋には大型ショッピングモールや百貨店などさまざまな商業施設が集まっています。特に名駅・栄エリアには新しい商業施設が続々と開店しており、最先端の商品を楽しめます。
そのため、日常の買い物はもちろん、ショッピングやグルメといったさまざまなニーズに応えられるでしょう。
さらに、名古屋は公共施設も充実しています。図書館や美術館・スポーツ施設など、市民の生活を豊かにするための施設が整備されています。
適度な自然を楽しめる
名古屋市内には多くの公園や緑地が点在しており、散歩だけでなくキャンプやバーベキューなどのアウトドアも気軽に楽しめるのが特徴です。
名古屋は都市部にありながらも、豊かな自然環境が残されています。名古屋に住めば都市部の便利さを保ちながらも自然環境を楽しみ、リラックスできるでしょう。
「便利さは失いたくないけど、週末は日帰りで気軽にアウトドアを楽しみたい」という方におすすめです。
名古屋の住みやすいおすすめエリア3選
名古屋市は16の区に分かれています。それぞれのエリアには独自の魅力や特色があるため、自分にあったエリアを見つけてみましょう。
今回は名古屋在住歴30年の筆者が、おすすめの住みやすいエリアを3つ厳選しました。
- 熱田区:都心へのアクセスが便利
- 千種区:閑静な住宅街がある
- 天白区:自然が多く家族連れに人気
熱田区:都心へのアクセスが便利
熱田区は名古屋のほぼ中心に位置する区です。三種の神器の1つ・草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る神社で知られる熱田神宮があります。
熱田神宮周辺は下町風情が残り、古くからの名古屋の風景を楽しめるでしょう。
また、中区や中川区などの都心部と隣接しているため、仕事や買い物のアクセスが便利です。特に金山駅は地下鉄・JR線・名鉄線を利用できるため、交通の利便性がとても良いです。
さらに、アスナル金山やイオンモール熱田などの商業施設も充実しています。そのため日常生活には困らないでしょう。
千種区:閑静な住宅街がある
千種区は名古屋の東部に位置する区で、閑静な住宅街が広がるエリアです。都心からは少し離れているものの、地下鉄やバスが整備されているため、アクセスには困りません。
また、千種区には日本一の動物飼育種類数を誇る東山動植物園があります。
星ヶ丘三越や星ヶ丘テラスなどの買い物スポットもあるため、家族でのお出かけにもぴったりなエリアです。
天白区:自然が多く家族連れに人気
天白区は名古屋市の西部に位置するエリアで、自然環境が豊かです。天白区には多くの公園や緑地があり、子供が安心して遊べる環境が整っています。
さらに名古屋市内でも新しい住宅地が集まっているため、家族連れに人気のエリアです。
また、ショッピングモールやスーパー・学校などの生活施設も充実しており、快適な生活を送れます。
都心からは少し離れていますが、静かで快適な暮らしをしたい方にはおすすめです。
名古屋の生活コストと物価
実際に名古屋に住むのであれば、生活コストと物価の情報は重要です。生活コストは人によって異なりますが、相場を知っておくと名古屋での生活のイメージがつきやすいでしょう。
名古屋の生活コストと物価のポイントを2点紹介しますので、名古屋での生活にかかる金額の参考にしてみてください。
- 家賃相場はどのくらい?
- 物価や光熱費は?
家賃相場はどのくらい?
名古屋市内の家賃相場は、エリアや物件のタイプ・築年数などによって異なります。
都心部と郊外で金額の差があるため、自分のライフスタイルにあった家賃のエリアを選びましょう。名古屋市の家賃相場は以下のとおりです。
間取りと家賃の相場表 | |||
エリア | 1R〜1DK | 1LDK〜2DK | 3LDK〜4LDK |
千種区 | 5.97万円 | 8.72万円 | 15.33万円 |
東区 | 6.28万円 | 9.21万円 | 14.55万円 |
北区 | 5.37万円 | 6.75万円 | 9.36万円 |
西区 | 5.57万円 | 7.93万円 | 10.22万円 |
中村区 | 5.54万円 | 7.63万円 | 13.14万円 |
中区 | 6.25万円 | 9.5万円 | 16.97万円 |
昭和区 | 5.27万円 | 7.65万円 | 11.77万円 |
瑞穂区 | 5.24万円 | 7.99万円 | 12.67万円 |
熱田区 | 5.36万円 | 7.36万円 | 9.36万円 |
中川区 | 5.21万円 | 6.75万円 | 8.1万円 |
港区 | 4.61万円 | 5.81万円 | 6.41万円 |
南区 | 5.11万円 | 6.5万円 | 7.42万円 |
守山区 | 4.33万円 | 6.14万円 | 8.15万円 |
緑区 | 5.22万円 | 6.52万円 | 8.5万円 |
名東区 | 4.79万円 | 7.15万円 | 10.03万円 |
天白区 | 4.55万円 | 6.47万円 | 9.22万円 |
参照:ホームメイト,名古屋市の家賃相場から賃貸物件を探す(https://www.homemate.co.jp/soba/pr-aichi/nagoya-city/?md=101&so=01)(2023年10月時点)
名古屋の都心部に近い中区や東区の相場が高く、郊外の名東区や天白区の相場は低いです。都心部の利用頻度を基準に住むエリアを考えるのもおすすめです。
物価や光熱費は?
名古屋市の物価は、他の主要都市と比較しても概ね平均的な水準です。食材や日用品の価格は店舗により多少の差はありますが、他の都市部と同じ価格で推移しています。
光熱費に関しては、季節や住まいの構造、使用する電気やガスのプランによって費用が変動します。
しかし、一般的な家庭での月平均の光熱費は総務省統計局の『家計調査』によると、電気代が6,000円から9,000円、ガス代が4,000円から7,000円、水道代が2,000円から4,000円程度です(参照:https://www.stat.go.jp/data/kakei/index.html)。
名古屋の文化と生活の魅力
名古屋は、歴史的な背景や独自の文化を持つ都市で、多くの人々に愛されています。名古屋の文化を知れば、あなたも住みたくなるかもしれません。
ここでは、名古屋の文化や生活の魅力を食文化と観光の2つの観点から紹介します。ぜひ名古屋ならではの文化や生活を想像してみてください。
- 名古屋めしの魅力
- 名古屋の観光スポット
名古屋めしの魅力
名古屋の魅力のひとつは独特な食文化の名古屋めしです。名古屋は、日本全国から多くのグルメが集まる食の都だと知られています。
特に地元独特の名古屋めしは、あなたの舌を楽しませてくれるでしょう。代表的な名古屋めしは、味噌カツや手羽先、あんかけスパゲッティです。
味噌カツは名古屋名物の一つで、とんかつに赤味噌ベースのタレをかけたものです。ジューシーなとんかつと濃厚な味噌がとても合います。
手羽先は鶏の手羽先を甘辛く煮込んだ料理で、ビールのお供にも人気です。
あんかけスパゲッティは中華風のあんかけをかけたスパゲッティで、多彩なトッピングと組み合わせれば、さまざまな味わいを楽しめます。
名古屋めしは名古屋の魅力のひとつです。ぜひ味わってみてください。
名古屋の観光スポット
名古屋には、歴史的な建造物や魅力的な観光施設が数多くあります。
中区にある名古屋城は、名古屋のシンボルで知られている金のシャチホコが有名です。天守閣からの眺めは絶景で、四季折々の風景を楽しめます。
また、港区にある名古屋港水族館は、名古屋港に位置する大規模な水族館で日本最大の水量とのべ床面積を誇ります。
シャチが見られる水族館は国内で名古屋港水族館と千葉県の鴨川シーワールドのみなので、水族館好きの方におすすめです。
【まとめ】住みやすい名古屋で新しい生活を始めよう!
本記事では、名古屋の住みやすさについておすすめのエリアも踏まえながらご紹介しました。
名古屋市は交通の便利さや充実した商業施設・公共施設・適度な自然を楽しめる環境が魅力の都市です。
都心部では活気ある日常を、郊外ではのんびりとした生活を楽しめます。家賃相場もエリアによっては非常にリーズナブルで、物価も全国平均と変わらない水準にあります。
あなたも名古屋市での新生活を検討しているなら、本記事で紹介したポイントやエリアを参考にして、住みたいエリアを探してみてください!
- 名前:ソウスケ
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