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犬のしつけ「待て」の教え方4STEP!必要性やよくある疑問も解説

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「愛犬に待てを教えたいけれど、方法がわからない」「しつけるときに気をつけることはある?」と悩むでしょう。できれば、愛犬にストレスを与えずに教えたいですよね。

本記事では、愛犬に「待て」を教える重要性や、しつけ方を4STEPで解説しています。しつけをするときのポイントや、よくある疑問も紹介しています。

コツを掴めば犬はしつけを覚えられるため、記事を読んで「待て」のトレーニング方法を確認していきましょう。

アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/%E8%8C%B6%E8%89%B2%E3%81%A8%E7%99%BD%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%AD%90%E7%8A%AC-1QsQRkxnU6I

犬に「待て」をしつける必要性

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愛犬に「待て」をしつける必要性は、2つです。犬は目に入ったものに飛びついてしまう習性があるため、動く前に予防するのが大切です。

「待て」ができると、愛犬を守れる可能性が高まります。トラブルを防ぐためにも「待て」をしつける必要性を確認しましょう。

  • 愛犬の事故を防ぐ
  • 周囲とのトラブルを回避する

愛犬の事故を防ぐ

犬が「待て」をできると、愛犬の事故を防げます。なぜなら、飼い主の指示で動きを止められるからです。

例えば、愛犬が車道に飛び出しそうになったときに「待て」をできると、交通事故のリスクを軽減できるでしょう。

また、犬が口にしてはいけない物が目の前にあっても、動きを制御できると誤飲を止められます。愛犬の身を守るためにも「待て」はトレーニングしましょう。

周囲とのトラブルを回避する

愛犬に「待て」を教えると、周囲とのトラブルを回避できるでしょう。なぜなら、犬の衝動的な動きを止められるからです。

散歩中に他の犬や家族以外の人が近づくと、犬は興奮や不安から行動を抑制できない場合があります。もしも、愛犬が飛びついたり噛みついたりすると、相手にケガをさせてしまいトラブルに発展します。

愛犬と安心して楽しく散歩するためにも「待て」を教えておきましょう。

犬に「待て」をしつける3つのポイント

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/8850706/

「待て」をしつけるポイントは3つです。犬は集中力が人間よりも短いため、周囲の環境を整えて、トレーニングの時間は短めにすることが大切です。

他のしつけを教えるときにも有効ですので、チェックしておきましょう。

  • 静かな環境で行う
  • 短い時間から始める
  • 大きな声を出さない

静かな環境で行う

愛犬にしつけを教える際は、静かな環境で行ってください。犬はおもちゃが転がっていたり、他の人が近くにいる状況だったりすると、気がそれて集中力が低下するからです。

しつけを教える場合は、始めは外で行わずに、自宅や屋内などの環境を選ぶのがポイントです。待てが室内でできるようになってから、外や公園で取り組むと良いでしょう。

短い時間から始める

トレーニングを始めたばかりのときは、1~2秒間「待て」ができるように練習をしましょう。なぜなら、犬の集中力は5分程度といわれており、長い時間教えるのは愛犬にとってストレスとなるからです。

2秒間「待て」ができたら、3~4秒と少しずつ伸ばすのがコツです。そして、愛犬が飽きてきたと感じたら、切り上げるようにしましょう。

犬は成功体験を積み重ねると習得が早まるため、最後は必ず褒めてあげてください。

大きな声を出さない

大きな声でしつけると、犬が怯えてしまい成功しません。愛犬が恐怖を感じないよう、しつけるときは、穏やかな優しい口調で声かけをしてください。

愛犬が「待て」を覚えられないからといって、飼い主が大きな声で指示を出すのは逆効果です。犬は人間の表情や声を敏感に感じとるため、怖がってしまうとしつけを覚えるのに時間がかかってしまいます。

反対に、上手にできたときは大袈裟に褒めるのがポイントです。飼い主もイライラしないよう、楽しくトレーニングしましょう。

待てをしつける前に準備をしよう

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しつけをする前に、愛犬の好きなフードや、おもちゃを用意しましょう。愛犬が「待て」をできたときに、ご褒美をあげて積極性を高めるためです。

しかし「ご褒美がもらえた」という成功体験を与えるためですので、間食やデザートを用意する必要はありません。

また、たくさん練習を繰り返すため、カロリーが低く小粒のものを選ぶのがポイントです。ジャーキーやパンなどの大きなフードを使う場合は、ちぎっておきましょう。

犬の「待て」のしつけ方【4STEP】

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愛犬にしつけを覚えてもらうためには、毎日の積み重ねが大切です。「待て」のしつけ方を、4つのSTEPで解説します。

愛犬のご褒美を用意して、さっそく実践していきましょう。

  • おすわりで1~2秒待ってもらう
  • ご褒美をあげる
  • 時間を伸ばして10秒を目指す
  • 1歩ずつ後ろへ下がる

おすわりで1~2秒待ってもらう

まずは、あなたが愛犬の好きなご褒美を手にもって、正面に立ちます。次に、愛犬におすわりをしてもらいましょう。

立った状態よりも「おすわり」のほうが犬が立ち上がりにくく「待て」をしつけやすいからです。愛犬にはおすわりをした状態で、1~2秒待ってもらいましょう。

もしも、おすわりができない場合は、以下の手順を参考にしてください。

  1. ご褒美を愛犬の鼻に近づけて手を頭上に持っていく
  2. お尻が床についたらご褒美をあげる
  3. 床にお尻がついたときに「おすわり」と声をかける

ご褒美をあげる

あなたが手に持っているご褒美を、愛犬の鼻先に差し出して「待て」の指示を出します。愛犬が1~2秒間おすわりができたら「よし」と言い、手を開いてご褒美をあげましょう。

愛犬のお尻が浮いてしまったり、動き出してしまったりしたら、おやつはあげずに再度挑戦してください。動き出す前に「待て」と声をかけるのがポイントです。

しつけを教えてすぐの場合は、1~2秒おすわりできている状態で構いません。

時間を伸ばして10秒を目指す

1~2秒間「待て」ができるようになったら、10秒間動かずに待っている状態を目指しましょう。日常生活で「待て」を活用するためには、長い時間できる必要があるからです。

しかし、長時間のトレーニングは愛犬の集中力が保たないため、1日の練習時間は短く済ませるのがポイントです。待てを教えてすぐの頃は1~2秒、できたら3~4秒と少しずつ時間を伸ばしていき、着実に覚えてもらいましょう。

1歩ずつ後ろへ下がる

愛犬が10秒間「待て」ができるようになったら、あなたが一歩ずつ後ろへ下がりましょう。飼い主との間に距離があっても、動かないようにするためです。

あなたが「待て」と声をかけて後ろへ下がり、愛犬が動いてしまったら、おやつをあげずにやり直してください。愛犬との距離を1歩、2歩と伸ばしていき、5歩下がっても動かない状態を目指しましょう。

待てのしつけでよくある疑問3選

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待てのしつけでよくある疑問を、3つ紹介します。しつけはいつから教えると良いのか、室内ではできるのに、外でうまくいかないときの方法などを解説します。

疑問を解消して、トレーニングに役立てましょう。

  • いつから教えると良い?
  • 途中で動いてしまったら?
  • 外でうまくできないときは?

いつから教えると良い?

しつけは子犬であれば2~3ヶ月、成犬ならば迎え入れてから2週間~1ヶ月程度から教えると良いでしょう。犬は成長が早く、1歳を過ぎると吸収が遅くなるといわれているからです。

しかし、生まれてすぐの子犬は脳が未発達ですので、しつけを覚えられません。生後2~3ヶ月経つと「社会化期」と呼ばれ、受けた刺激に順応しやすい時期ですので、教えるのに適しています。

また、しつけは信頼関係が重要ですので、日頃からスキンシップや愛情表現を怠らないようにしましょう。

途中で動いてしまったら?

しつけを覚えるのは時間がかかるため、焦らずに少しずつ教えることが重要です。愛犬にとって、好物が目の前にある状況で待つのはストレスです。すぐにできると思わずに、ゆっくり時間をかけて教えましょう。

また「待て」の他に「ステイ」や「止まれ」など、人によって掛けられる言葉が違うと犬は混乱します。しつけに使う言葉は、家族間で統一させましょう。

外でうまくできないときは?

愛犬が室内で「待て」ができるようになっても、道中や公園でできない場合は、徐々に段階を上げていくことがポイントです。犬にとって外の環境は誘惑が多く、気が散るため難易度が上がるからです。

室内できたら玄関で行い、次は人気の少ない道で行うなど、少しずつ誘惑の多い環境で教えると効果的です。焦らず着実に取り組みましょう。

まとめ:愛犬に「待て」を教えて安全に過ごそう

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しつけの「待て」は、愛犬を交通事故や誤飲などの事故から守るために必要です。また、他の犬や通行人に飛びついてしまうトラブルを防ぐためにも「待て」は覚えてもらいましょう。

待ては、以下の手順で教えると効果的です。

  1. おすわりで1~2秒待ってもらう
  2. 待てたら愛犬にご褒美をあげる
  3. 10秒待てる状態を目指す
  4. 飼い主が1歩ずつ後ろへ下がり距離を広げる

犬の集中力は5~10分程度だと言われているため、コツコツと取り組むのがポイントです。最初は1、2秒待てる状態を目指し、徐々に時間を伸ばしたり飼い主と距離が離れたりしても「待て」ができると良いでしょう。

愛犬に「待て」を教えて、安全に楽しく過ごしましょう。

ライター情報
  • 名前:古田