フリーランスが絶対知っておくべき確定申告アプリ・ソフトの選び方！

「確定申告が迫ってて焦ってる！」「おすすめの確定申告アプリはない？」と悩んでいませんか。

初めてのフリーランスで戸惑うのは確定申告の作業です。面倒な作業が多く、なかなか進まない人もいることでしょう。

そこで、当記事はフリーランスにおすすめの確定申告アプリ・ソフトを徹底解説します。無料で使えるアプリや、選ぶ際のポイントがすぐにわかります！

無料で使う際の注意点を細かく紹介するため、確定申告アプリ・ソフトで悩む人はぜひ最後までご覧ください。

アイキャッチ画像出典：https://www.pakutaso.com/20230433095sns-23.html​​

フリーランスが使いたい確定申告アプリ・ソフトの選び方

フリーランスなら確定申告アプリを使うと、簡単に帳簿をつけられて申告も楽ちんです。本章では、フリーランスに人気の確定申告アプリやソフトの選び方を紹介します。

おすすめの選び方は、アプリの操作感や課金の有無です。アプリによっては仕様や使いやすさが異なります。

利便性が高くなるほど月額料金が発生するため、予算の観点でチェックするのもポイントです。

選び方で迷う人は、次のポイントでチェックしましょう。3つのポイントを詳しく解説します。

• アプリかソフトか
• 無料か有料か
• 使いやすさ

アプリかソフトか

確定申告にはアプリあるいはソフトがあります。従来の会計ソフトはインストール型で、使用するパソコンへ導入する形です。

一方で、確定申告アプリはクラウド型のもので、ログインするだけで帳簿作成できます。

詳しいアプリやソフトの違いは以下を参照しましょう。

＜会計ソフトと確定申告アプリの選び方表＞
種類	導入方法	おすすめシーン
会計ソフト	インストール型	機能が豊富 複雑な税務処理に対応
確定申告アプリ	クラウドサーバーにログイン	複数のパソコンやスマートフォンからログイン可能

確定申告でおすすめなのはクラウドサーバーにログインする形の確定申告アプリです。

いつものブラウザからログインするだけで帳簿作成できます。

無料か有料か

確定申告アプリ・ソフトには無料で使えるものと、有料版があります。機能やサポートに違いがあり、以下の比較表で確認しましょう。

＜料金有無での機能やサポートの違い表＞
料金	内容
無料	直近の帳簿作成が可能 1週間や1ヶ月など、トライアル期間のみ利用可能
有料	スマートフォンで帳簿作成が可能 電話サポートが可能 確定申告までアプリ上で完結

多くの確定申告アプリやソフトは無料で使えますが、基本的には1週間といったお試し期間が設定されています。

お試し期間を過ぎると、有料プランへの切り替えが必要となるため注意しましょう。

もし「どの製品を契約すべきか迷っている」や「有料プランの前に操作感を知りたい」などの場合は無料プランがおすすめです。

使いやすさ

確定申告アプリやソフトは製品によって操作感が異なります。操作感で選ぶ際には以下のポイントで選びましょう。

• 初心者でも簡単に操作できる
• スマートフォンで帳簿作成ができる
• サポートを受けられる

1つ目のポイントは「初心者でも簡単に操作できる」ことです。確定申告アプリやソフトは、会員登録から帳簿作成まであらゆる段階があります。

楽に確定申告を進めるには、少ないステップで登録や帳簿作成ができるアプリを選ぶのが1つ目のポイントです。

続いてのポイントは、「スマートフォンで帳簿作成ができる」ことです。

多くの確定申告アプリやソフトはスマートフォン対応です。スマホアプリならいつでもどこでも帳簿作成できます。

最後のポイントは、「サポートを受けられる」ことです。確定申告を作成するときには、エラーやトラブルが発生しがちです。

そこで、電話やメールなどでサポートサービスを受けられるかを確認しましょう。ぜひ、上記のポイントを参考に確定申告アプリやソフトを選びましょう。

フリーランスにおすすめの確定申告アプリ・ソフト10選                            

本章では、フリーランスにおすすめの確定申告アプリ・ソフトをご紹介します。大手の会計アプリからフリーランス専用の確定申告アプリまで様々あります。

特に、フリーランスが選ぶ際には、操作性や料金プランで選ぶのがポイントです。

選び方に迷う場合は、当メディアが独自に調査した、次の確定申告アプリ・ソフトをチェックしましょう。

• やよいの青色申告
• やよいの白色申告
• クラウド会計ソフトfreee（フリー）
• Money Forward（マネーフォワード）クラウド確定申告
• 円簿青色申告
• 確定申告 Kaikei（カイケイ）
• Taxnote（タックスノート）
• HANJO（ハンジョー）会計
• CalQ Share（カルクシェア）
• aoiro（アオイロ）

各確定申告アプリ・ソフトの詳細は以下よりご覧ください。

やよいの青色申告

やよいの青色申告は1年間無料プランで試せるオンライン確定申告アプリです。

やよいの青色申告は銀行口座情報やクレジットカードとの紐付けができるので、簡単に仕訳自動を行えます。

難しい仕訳知識は全くいらず、AIによる自動判定を行ってくれます。簿記知識が乏しくても、やよいの青色申告に任せるだけ大丈夫です。

また、スマートフォンアプリにも対応しているので、レシートや領収書を撮影するだけですぐに仕訳ができます。

ベーシックプランやトータルプランなら、電話やチャットサポート付きです。

わからないシーンがあったら、専門スタッフが丁寧に対応してくれます。確定申告初心者の人はやよいの青色申告がおすすめです。

最後に、やよいの青色申告に関する基本情報を確認しましょう。

＜やよいの青色申告の基本情報＞
運営会社	弥生株式会社
お試し期間	1年間
申告方法	青色申告
料金プラン	セルフプラン：8,800円(税抜) ベーシックプラン：13,800円(税抜) トータルプラン：24,000円(税抜)
スマートフォン対応	対応
仕訳自動化	有
サポート	電話 メール チャット

参照元：やよいの青色申告公式サイト

やよいの白色申告

やよいの白色申告は経理知識が不要な白色申告が可能な確定申告アプリです。

白色申告は経理知識が必要な青色申告とは異なり、経費と売上だけで申告が可能なものです。

やよいの白色申告はフリープランで仕訳自動化や確定申告書の作成など、申告に必要なステップを全て網羅しています。

また、スマホアプリにも対応しているため、家計簿のように仕訳作成ができます。ベーシックプランやトータルプランでは、電話やメールなどの相談サポート付きです。

もし「仕訳の作り方がわからない」や「初めての確定申告で全然進まない」などの不安も専門スタッフが丁寧に教えてくれます。

白色申告で検討している人は、次の基本情報をチェックしながら、やよいの白色申告で検討してみましょう。

＜やよいの白色申告の基本情報＞
運営会社	弥生株式会社
お試し期間	30日間
申告方法	白色申告
料金プラン	フリープラン：無料 ベーシックプラン：年間9,200円(税抜) トータルプラン：年間16,800円(税抜)
スマートフォン対応	対応
仕訳自動化	有
サポート	電話 メール チャット

参照元：やよいの白色申告公式サイト

クラウド会計ソフトfreee（フリー）

クラウド会計ソフトfreeeは月額料金で利用できる確定申告アプリです。

クラウド会計ソフトfreeeは青色申告や白色申告に対応しているため、申告方法で悩む人に最適な確定申告アプリです。

仕訳自動化に対応しており、確定申告の作成方法も設問に答えるだけで提出まで簡単に進みます。

経理作業が苦手な個人事業主やフリーランスにおすすめの確定申告アプリです。

もし、確定申告方法で悩む人なら、スタンダードやプレミアムプランで電話やメールなどのサポートサービスが使えます。

初めての確定申告で不安な人なら、次の基本情報をチェックしてクラウド会計ソフトfreeeで始めてみませんか。

＜クラウド会計ソフトfreeeの基本情報＞
運営会社	フリー株式会社
お試し期間	30日間
申告方法	青色申告 白色申告
料金プラン	スターター：月額1,480円(税抜) スタンダード：月額2,680円(税抜) プレミアム：年間39,800円(税抜)
スマートフォン対応	対応
仕訳自動化	有
サポート	電話 メール チャット

参照元：クラウド会計ソフトfreee公式サイト

Money Forward（マネーフォワード）クラウド確定申告

Money Forwardクラウド確定申告は確定申告書を全て自動化して作成できる確定申告アプリです。また、銀行やクレジットカードの明細自動取込に対応しています。

仕訳自動化に対応しているので、面倒な仕訳作業を省いて確定申告書を作成できます。

また、家計簿アプリの「マネーフォワード ME」と連携しているので、日々の支出ともに管理が可能です。

Money Forwardクラウド確定申告は1週間のトライアル期間付きです。気になる人は次の基本情報をチェックして、トライアル期間で試してみましょう。

＜Money Forwardクラウド確定申告の基本情報＞
運営会社	株式会社マネーフォワード
お試し期間	1ヶ月間
申告方法	青色申告 白色申告
料金プラン	パーソナルミニ：月額1,280円(税抜) パーソナル：月額1,680円(税抜) パーソナルプラス：年間35,760円(税抜)
スマートフォン対応	対応
仕訳自動化	有
サポート	電話 メール チャット

参照元：Money Forwardクラウド確定申告

円簿青色申告

円簿青色申告は仕訳から確定申告書の申告まで、すベてアプリ上で完結して行える確定申告ソフトです。円簿青色申告はすべて基本無料で確定申告書の作成まで利用できます。

仕訳作業や帳簿保存、確定申告書作成まですべての機能を制限なく利用できるのは円簿青色申告だけです。

無料で利用できるうえに、クラウド型なので自宅やオフィスなど、アクセスも簡単にできます。とにかく無料で使いたい人は、次の円簿青色申告の基本情報をチェックしましょう。

＜円簿青色申告の基本情報＞
運営会社	株式会社円簿インターネットサービス
お試し期間	–
申告方法	青色申告
料金プラン	無料
スマートフォン対応	未対応
仕訳自動化	有
サポート	メール

参照元：円簿青色申告公式サイト

確定申告 Kaikei（カイケイ）

確定申告Kaikei（カイケイ）は個人事業主やフリーランスに特化した確定申告アプリです。

確定申告Kaikeiはスマートフォンアプリから仕訳入力が可能なアプリで、家計簿のように操作が簡単です。

また、勘定科目を自由にカスタマイズできるので、見た目を自由に編集できるのも確定申告Kaikeiの魅力です。

グラフ化の機能もあることから、日々の収支を視覚的にチェックできます。気になる勘定科目があったらアプリで確認できます。

さらに、他アプリとの連携も可能です。Excel出力ができるので、メインで利用している会計アプリにインポートしてみましょう。

年間2,800円(税込)で利用できる確定申告Kaikeiがおすすめです。詳細は次の基本情報をチェックしましょう。

＜確定申告 Kaikeiの基本情報＞
運営会社	株式会社コモレビ
お試し期間	–
申告方法	–
料金プラン	お試しプラン スタンダードプラン：年間2,800円(税込)
スマートフォン対応	対応
仕訳自動化	非対応
サポート	メール

参照元：確定申告 Kaikei公式サイト

Taxnote（タックスノート）

Taxnote（タックスノート）は仕訳入力に特化した確定申告アプリです。

Taxnoteはスマートフォンアプリのみに対応しており、日々の仕訳入力をアプリ上で行えます。

支払方法や科目、金額を選ぶだけで仕訳できるため、操作感は家計簿アプリそのものです。

確定申告時期に来たら、他会計アプリとの連携して申告できます。freee会計やマネーフォワード確定申告など、主要会計アプリと連携が可能です。

月額292円(税込)と格安プランで利用できるため、料金を抑えたい人はTaxnoteで始めてみましょう。Taxnoteの詳細は次の基本情報をチェックしましょう。

＜Taxnoteの基本情報＞
運営会社	フリー株式会社
お試し期間	–
申告方法	–
料金プラン	無料プラン Taxnoteプラス​​：月額292円(税込)
スマートフォン対応	対応
仕訳自動化	非対応
サポート	–

参照元：Taxnote公式サイト

HANJO（ハンジョー）会計

HANJO（ハンジョー）会計は個人事業主や飲食店経営の確定申告に特化した会計アプリです。

HANJO会計はスマートフォン撮影による仕訳自動入力や銀行カード、クレジットカードに対応しています。

素早い入力が可能で、日々の業務で忙しい人におすすめの確定申告アプリです。

また、電話サポートにも対応しているため、確定申告時にわからない点があったらすぐに質問できます。

HANJO会計は確定申告の提出まで全てアプリ上で完結するので、面倒な書類作成せずに確定申告を行えます。詳細は次の基本情報をチェックしましょう。

＜HANJO会計の基本情報＞
運営会社	カシオ計算機株式会社
お試し期間	2ヶ月
申告方法	青色申告 白色申告
料金プラン	お試しプラン 有料プラン：月額1,078円(税込)
スマートフォン対応	対応
仕訳自動化	有
サポート	電話

参照元：HANJO会計公式サイト

CalQ Share（カルクシェア）

CalQ Share（カルクシェア）は完全無料で使えるスマートフォン専用の確定申告アプリです。

CalQ Shareは経費や報酬の仕訳入力に特化したアプリで、個人事業主やフリーランスはもちろんのこと、会社員の副業にもおすすめです。

また、完全無料ながらメールでのサポートにも対応しています。わからない点があったらメールで質問できるのも嬉しいメリットです。

CalQ Shareは確定申告書もアプリ上で作成が可能です。次の基本情報をチェックして、副業で得た報酬を申告しましょう。

＜CalQ Shareの基本情報＞
運営会社	株式会社エフアンドエム​​
お試し期間	–
申告方法	白色申告
料金プラン	無料
スマートフォン対応	対応
仕訳自動化	無
サポート	メール

参照元：CalQ Share公式サイト

aoiro（アオイロ）

aoiroはパソコン上で確定申告ができるフリーランスのための会計ソフトです。aoiroは無料で仕訳入力や確定申告書が作成できるソフトです。

簿記知識があれば、簡単に帳簿作成ができるのでフリーランスに人気があります。

必要最低限の機能に絞って利用でき、仕訳帳や損益計算書や貸借対照表が作れるのはaoiroだけです。

無料で確定申告書を作りたい人は、次の基本情報をチェックして、aoiroで試してみましょう。

＜aoiroの基本情報＞
運営会社	HIRUKAWA Ryo​​
お試し期間	–
申告方法	青色申告 白色申告
料金プラン	無料
スマートフォン対応	非対応
仕訳自動化	無
サポート	メール

参照元：aoiro公式サイト

無料の確定申告アプリ・ソフトを選ぶときの注意点

確定申告アプリ・ソフトには無料で利用できるものがありますが、サポート面や機能などで制限を受ける可能性があります。

主に次の注意点がありますので、あらかじめチェックしましょう。

• サポートが受けられない場合もある
• 制限されている機能がある
• トライアル期間が設けられている

サポートが受けられない場合もある

無料の確定申告アプリやソフトの中には、サポートを受けられない場合があります。多くは有料プランのみのサポートです。

特に、やよい会計やfreeeなどの大手会計アプリでは有料プランでのサポート受付なので注意しましょう。

どうしてもサポートが欲しい場合には、当記事が紹介している中でサポート付きの無料プランを選ぶのがおすすめです。

制限されている機能がある

大手の確定申告アプリ・ソフトを中心に、無料プランで機能を制限している場合があります。有料プランの場合にお試し期間で、次の便利機能が使えない場合があります。

• 銀行口座やクレジットカードの連携
• スマホアプリの利用
• 確定申告書類の作成

特に、確定申告書類が作成できないと、申告できずトラブルになりかねません。

有料プランで使える機能が制限されてしまうため、確定申告時期には十分に注意しましょう。

トライアル期間が設けられている

トライアル期間は有料プランで提供している確定申告アプリで設けられています。トライアル期間が過ぎると、継続して利用するには有料プランへの切り替えが必要です。

継続利用する際には、クレジットカードや銀行払いなど、提供会社が定める支払方法で有料プランへ切り替えましょう。

一方で、トライアル期間中は無料ですべての機能が使えるものの、一定期間を過ぎると機能制限を受けてしまうため注意が必要です。

有料プランを検討している人はあらかじめ、トライアル期間を確認しましょう。

【まとめ】アプリやソフトを使ってフリーランスの確定申告を楽にしよう！

本記事はフリーランスにおすすめの確定申告アプリやソフトを解説しました。

フリーランスにとっては確定申告は避けては通れない業務です。慣れない経理業務なので、不安を抱えながら作業を進めることでしょう。

もし「確定申告を楽に進めたい」と考える人は、本章が紹介している確定申告アプリやソフトを利用がおすすめです。

銀行口座やカード明細との連携があり、フリーランスによって業務が楽になるでしょう。まずは紹介したアプリをダウンロードして試してみましょう。