「犬を飼いだしてからいつからしつけを始めるのがいいのだろう」「何から始めたらいいのだろう」と悩みを抱えていませんか?
初めて犬を飼う方にとってはどうすればいいかわからなくて大変ですよね。
この記事では、しつけをいつから何を始めるかや、しつけの仕方や必要なものを紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
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犬のしつけはいつから始めるのか
新生の子犬は脳が未発達なため、飼い主の要求を理解できません。しつけは生後2〜3ヵ月頃から始めましょう。
生後3週間から3ヵ月は「社会化期」で、ルールを受け入れやすい時期です。初めの8週は犬同士のコミュニケーションを学び、その後人間社会のルールを学びます。
社会化期を過ぎると警戒心や自我が育ち、問題行動が増える可能性があります。適切なタイミングでしつけを始めましょう。
犬種や個体によって異なるため、愛犬の様子を見ながらペースを合わせることも大切です。
犬のしつけは何から始めるのか
犬のしつけを始める際には、以下の3つのポイントが役立ちます!
- 基本的な従順性のトレーニング
- トイレトレーニング
- 社会化
1つ目は「基本的な従順性のトレーニング」です。「座れ」、「待て」、「来い」などの基本的なコマンドのトレーニングを開始します。これらのコマンドは日常生活で役立ち、犬が飼い主の指示に従うようにします。
2つ目は「トイレトレーニング」です。子犬の場合は、適切な場所で排泄する方法を教えるトイレトレーニングが重要です。定期的な外出や褒賞を使用して、トイレの場所やタイミングを理解させます。
3つ目は「社会化」です。犬が他の犬や人と良好な関係を築くことができるように、社会化を行います。公園やドッグランなどの犬が集まる場所での経験が社交的で安定した性格を発展させます。
これらのポイントは、犬のしつけを始める際の重要なステップです。ポジティブな強化や優しさを使用してトレーニングを行い、犬との良好な関係を築くことが大切です。
犬のしつけの重要性とは?
そもそもなぜ、犬のしつけをしないといけないのか。その理由を3つのポイントにまとめましたので紹介していきます。
- 安全性
- 快適な共生
- 心理的健康
1つ目は「安全性」です。しつけられた犬は、危険な状況や場面で自制心を持ち、飼い主の指示に従います。これにより、犬が交通事故や攻撃的な他の動物との衝突などから身を守ることができます。
2つ目は「快適な共生」です。良いしつけを受けた犬は、家庭内でより快適に生活できます。適切な行動を取ることで、家庭内のストレスや緊張が軽減され、飼い主との関係も向上します。
3つ目は「心理的健康」です。適切なしつけは、犬の心理的健康にも重要です。犬は従順であり、しっかりとした指導を受けることで安心感を得ることができます。
総じて、犬のしつけは飼い主と犬の両方にとって有益であり、健康的で幸福な共生を築くために不可欠です。
犬のしつけの注意するべき3つのポイント
犬をしつける時に気をつけないといけないポイントがいくつかあります。今回は3つに分けて紹介していきます。
- ポジティブな強化
- 一貫性
- タイミング
1つ目は「ポジティブな強化」です。適切な行動をした場合には褒めたりご褒美を与えるなど、ポジティブな強化を使用します。犬はポジティブな経験から学ぶことができます。
2つ目は「一貫性」です。一貫性のある指示やルールを提供することが重要です。混乱を避けるために、家族全体が一貫したアプローチを取るようにします。
3つ目は「タイミング」です。適切なタイミングで指示を与え、行動を修正します。遅すぎる場合には犬が行動と結びつけることができないため、できるだけ即座に行動を評価します。
以上の3つのポイントに気をつけながら、犬のしつけに挑戦してみましょう!
犬の散歩はいつから始める?
ここまで紹介したしつけができるようになると、次は散歩になると思います。犬の散歩を始めるタイミングは、一般的に以下のような時期が適しています。
- 完全なワクチン接種後
- 社会科期の一部として
- 体力や成長に応じて
1つ目の「完全なワクチン接種後」ですが、犬がパピーの場合、完全なワクチン接種を受けてから散歩を始めることが重要です。ワクチン接種後、獣医師の指示に従って、安全な外出を開始します。
2つ目の「社会化期の一部として」ですが、散歩は、犬の社会化と運動不足を防ぐために重要です。生後数週間から犬を外出させ、外部の世界と触れ合わせることで、社会化を促進します。
3つ目の「体力や成長に応じて」ですが、散歩の距離や頻度は、犬の年齢や体力、成長段階に応じて調整する必要があります。始めは短い距離や頻度から始め、徐々に増やしていきます。
犬の個々のニーズや状況に応じて、散歩を始めるタイミングを決定します。獣医師やしつけトレーナーと相談し、最適なスケジュールを確立することが重要です。
散歩に行くまでにするべきしつけ
散歩に行く前に、犬に対して以下のようなしつけを行うことが重要です。
- リード装着
- リードの歩行
- 待つこと
1つ目の「リードの装着」ですが、犬がリードを付けることに慣れるようにトレーニングします。リードを装着する際には、優しく犬に近づき、ポジティブな強化を使用してリードを装着する体験を楽しいものにします。
2つ目の「リードの歩行」ですが、犬がリードを引っ張らないように歩くことを学ばせます。リードを引っ張ってしまった場合には、軽くリードを引っ張って犬を戻すか、停止して歩行を中断します。
3つ目の「待つこと」ですが、散歩中に交通があったり、他の犬とすれ違う場面では、犬が待つことを学びます。ポジティブな強化やリードの制御を使用して、犬が安静に待つことを習得します。
これらのしつけは、散歩の準備段階で行うことで、より円滑な散歩体験を提供します。ポジティブな強化や優しさを使用して、犬との良好な関係を築くことが大切です。
しつけはいつからいつまですればいいのか?
犬のしつけはいつからいつまですればいいか疑問を持つかもしれません。結論を言うと犬のしつけは生涯を通じて継続することが重要です。その中でも特に重要なのが以下の3つです。
- 子犬期
- 成犬期
- 老犬期
1つ目は「子犬期」です。子犬のしつけは早い段階から始めることが重要です。生後8週間以降から早期社会化や基本的な従順性のトレーニングを開始します。
2つ目は「成犬期」です。子犬期を経て成犬になるまでの期間も、犬のしつけを継続します。定期的なトレーニングや活動を通じて、犬の運動や知的刺激を提供します。
3つ目は「老犬期」です。犬が高齢になると、身体的な能力や注意力が低下することがありますが、しつけを継続することは重要です。老犬期には、体力に合わせたトレーニングやケアが必要です。
犬のしつけは生涯にわたって行うことで、犬と飼い主の関係を強化し、犬が健康的で幸福な生活を送るのに役立ちます。
まとめ:いつから始めるかわかったら早速やってみよう!
今回は犬のしつけをいつから何を始めるかや、注意するべきポイントを紹介していきました。
愛犬を前にするとついつい甘くなってしまったり、つい叱ってしまう気持ちすごくわかります。
しかし、愛犬を向かい入れたタイミングから根気強くしつけを行うことで後々の愛犬との生活がとても素晴らしいものになります。
愛犬があなたの言うことを聞いてくれるようになれば、さらに愛情がわいてくるので、ぜひこの記事を参考に今日から始めてみましょう!