自分が働いて、もらっている給料だけでは将来への不安があり、何かあった時のために不労所得を得たいけど不動産投資とはなにか知らないし……と不安に思ったことはないですか?
わからないものにお金を出すのは難しいですよね。そこで不動産投資とはどんなものか、メリットやデメリットなどについて簡単に説明していこうと思います。
もし少しでも将来への不安があり、その不安をなくそうと思うのであれば、この不動産投資についての記事をぜひ最後までご覧ください。
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E5%B8%82-%E5%BB%BA%E7%89%A9-%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3-%E5%A1%94-336708/
そもそも不動産投資とは
不動産投資についてかなり大雑把に言ってしまうと建物を購入し、その建物の大家になる、ということです。
ただ、この大家になるという部分で「自分は働いているし四六時中建物について考えているわけにもいかないし、ほかにもやること多いんじゃない?」と思うかもしれません。
安心してください。そういった業務を不動産会社に任せる方法もあるので働いていても不動産投資は行えます。
そして実は不動産投資にも種類があるのです。どのような種類の不動産投資があるのかを確認していきましょう。
不動産投資の種類とは
さて、先ほど不動産投資にも種類があることをお伝えしましたが、大きく分けて2種類あるのです。それらを説明していこうと思います。
- ワンルーム投資
- 一棟買い投資
このどちらもメリットデメリットが存在しているので、どちらの方が今のあなたに合っているのかを知りましょう。
ワンルーム投資
ワンルーム投資は一棟買い投資と比べてかかる費用が少なく済むというメリットがあります。
ただしその名の通り『ワンルーム』ですので一棟買い投資よりも収益が少ないという点にも注意してください。
マンション自体の価値が下がってしまった場合、部屋の賃料も下げざるを得ないということもあります。
一棟買い投資
一棟買い投資はワンルーム投資と比べて収益が大きいというメリットがあります。
当然『一棟買い』なのでワンルームを買うのに比べて費用がかかるのは言うまでもないでしょう。
需要のない場所のマンションなどを購入してしまった場合、費用だけがかかり思ったように収益が出ない可能性もあります。
不動産投資の収益とは
せっかく不動産投資を始めようと思ってもどんな収益があるのかわからなければ積極的に不動産投資を始めようと思いにくいですよね。
それでは不動産投資の収益はいったい何でしょうか。それは主にこの2つが挙げられます。
- 売却益
- 運用益
最初にお伝えしますが、この2つでは主に見るべきなのは売却益も重要ではありますが、運用益の方です。
それでは売却益・運用益がどのようなものなのかについて説明していきます。
売却益
簡単に言えば購入した不動産を売った時に得ることができる収益のことです。
この収益に関して注意が必要なのは、買いたい!という人が出てこないといくら売りに出しても売れないということです。
不動産自体が古い・周りの過疎化などで需要が見込めないなどで著しく不動産の価値が下がってしまうことがあります。
なので先ほど売却益よりも運用益を重視すべきとお伝えしたのです。運用益が高い=需要がある、ということですよね。
運用益
運用益とは言い換えれば家賃収入です。この家賃収入をどれだけ絶やさずにいられるかが重要なポイントになります。
例えば30部屋あり1か月の家賃が5万円とすれば、5万円×12か月×30部屋=1,800万円となります。
これらから維持管理に必要な費用などを差し引いたものが運用益となるのです。
ですから常に満室を目指し、空き部屋をできるだけ減らしていくようにするべきなのです。
不動産投資のリスクとは
不動産投資は大きなメリットをあなたに運んできてくれるというお話でした。しかし、当然ながらそれに見合うだけのリスクもはらんでいます。
不動産投資のメリット・デメリットのどちらについても知っておくことで、どういった不動産に対して投資するべきかを判断できるようになるでしょう。
- 空室・家賃滞納リスク
- ローンの返済
ということで不動産投資のリスクについてもきちんと確認して、不安をなくしておきましょう。
空室・家賃滞納
このリスクを避けるためにはきちんと不動産投資先を選ぶようにしましょう。
例えば目先の利回りで判断してしまったり、初期費用が安いからなどで内覧などをせずに決めてしまうことで起こります。
また、家賃滞納に備えて入居者に対して家賃保証会社への加入を義務付けるなどの対応をとることもできます。
しっかりとリスクを避けるために、その不動産の状態や周りの状況・入居者に対する条件などを確認してから決めましょう。
ローン返済
ローンを組んだ際には収益が十分見込める、金利による利息が支払える範囲だった。
実際に時間がたってくると思ったように収益が出ず、金利も上昇していてローンを払いきれず自己破産……という状況もあり得ます。
こうならないためにもしっかりと不動産投資の収支シュミレーションを行うなどの対策をとりましょう。
不動産投資のための資金がない?
「不動産投資についてはある程度分かってきたけど、お金がないから難しい……」確かにそもそもお金がなければ投資自体むずかしいですよね。
そんな状態でも不動産投資を行える可能性があります。それは不動産投資ローンを利用するというものです。
不動産投資ローンは投資を目的にしたローンなので大きい金額でも借りることができます。一方で高金利になりやすいことに注意が必要です。
では高金利である不動産投資を利用するメリットはいったい何なのかを見てみましょう。
不動産投資ローンのメリットとは
不動産投資ローンを利用する最大のメリットは団体信用生命保険(団信)に加入できる、という点でしょう。
団信とは、借入者が亡くなってしまった場合に、ローン残額をすべて弁済してくれる保険のことです。
家族がいればローンを完済した不動産が家族の資産になる、ということです。
もし自分に何かあっても家族には負担にはならず資産を残すことができる、一種の生命保険のようなものともいえますね。
不動産投資のためのパートナー選び
実際に不動産投資を行うとなったら不動産を探してくれる・売ってくれる会社を選ばなくてはいけません。
どういった会社を選べばいいのでしょうか?おすすめなのはこういった会社です。
- リスクの説明・アフターフォローがしっかりしている
- 失敗例などを踏まえ考えてくれる
- 口コミが良く、リピーター客が多い
気になった会社があれば、まずは一度実際に訪れて説明をお願いしてみると、その会社がいいかどうかを感じることができると思います。その際には必ず複数社の話を聞きましょう。
不動産投資に失敗しないために
いざ不動産投資を始めたのに失敗した!という状況は避けたいものですよね。そのためには最低限情報を得てから動くことが重要です。
今ではインターネットでも不動産投資についての情報発信をしているサイトや動画、書籍などをたくさん見つけることができます。
絶対に忘れてはいけないポイントとして私が挙げるのは、実際に内覧を行い、需要がある場所を選ぶということです。
この2点を外さなければ、大失敗は避けることができるのではないでしょうか。
まとめ
基本的には不動産投資は月々の家賃収入が入るということを重視し、収入と諸費用を考え収支シュミレーションを行っておきましょう。
不動産投資は絶対に成功するわけではありません。ですが不動産投資は決してギャンブルではありません。
きちんと知識をつけ、あなた自身で避けられるリスクを避け、賢く投資を行いましょう。そうすれば不動産投資はギャンブルにならず、比較的確実なものにすることができます。
少しの努力で大きな収益を上げられる可能性のある不動産投資。調べるのは無料ですから、興味を持ったならぜひ今から行動してみましょう!