頑張って仕事をしてもうまくいかない、人間関係もうまく築くことができずなんだか会社に居づらいと思うことはありませんか?
誰しもがそんな経験をしています。僕自身も一日中頭の中が仕事の悩みでいっぱいになっていた時期がありました。
今回は、そんな現状を変えたい!このままじゃダメだ!と思うあなたに向けて仕事がうまくいかない原因と対処法について解説していきます。
これらを理解すれば今の状態を改善できるようになるので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
(出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/1134204/)
仕事がうまくいかない原因
仕事がうまくいかない原因は以下の6つです。仕事内容以外にも人間関係や職場環境が原因となっていることが多く、これらを知っておくと正しい対処法を見つけることができます。
- 経験が不足している
- 細かいミスを繰り返す
- コミュニケーションが不足している
- 他人と比較している
- 職場の環境が悪い
- 仕事内容が不得意分野
経験が不足している
経験が不足していると仕事を終えるのに時間が掛かることや、ミスをしてしまうことは誰にでもあることです。
仕事をするうえで経験を積むことは普段の業務をこなすことだけでなく、突発的な仕事が起きた時の応用に役立ったり、心の余裕にもつながります。
経験が不足していると感じる場合は、仕事を続けていくことでこれから自然とできるようになりますよ。
細かいミスを繰り返す
前述した経験不足の場合ではあまり気にすることではありませんが、ある程度の経験年数が経つとミスが許されなくなります。
ミスを繰り返すことで上司や、同僚、取引先に対する信用を失うだけでなく、自分自身の自己肯定感が下がることで集中できず、仕事全体がうまくいかなくなる場合があります。
コミュニケーションが不足している
完全に個人で仕事をしている方はあまり影響しませんが、ほとんどの仕事がコミュニケーションを必要とします。
上司や取引先から仕事を受けた場合や、同僚と連携して仕事をする場合も、お互いの思い違いによって細かな修正が必要になり仕事がうまくいかなくなります。
そうすると、お互いの関係が悪くなりその後の仕事にも影響が出てしまいます。
他人と比較している
同じ職場で仕事をしていても、一人ひとりに役割があり割り振られる仕事も違います。
にもかかわらず他人と比較をし、自己肯定感を下げて仕事に影響を及ぼしてしまうのはもったいないです。
自分自身の仕事をうまくこなすことさえできれば、他人の評価を気にすることはありませんよ。
職場の環境が悪い
職場にはあなたが仕事をするうえで必要なものがなかったり、不要なものが揃っている場合があります。
例えば、座っているとすぐ疲れる椅子や高さが合っていないデスク、もしくは作業台などはあなたの仕事の妨げになります。
また、仕事中に意味もなく話しかけてくる人が仕事の妨げになると感じるのであれば、それも仕事がうまくいかない原因の一つです。
仕事内容が不得意分野
何年続けてもうまくいかない方はそもそも現在の仕事内容が自身に向いてないのかもしれません。
納得のいかない配属をされたり、なんとなくで選んだ仕事は自然とやる気が無くなり、仕事がうまくいかなくなってしまいます。
仕事がうまくいかない人の特徴
次に、仕事がうまくいかない人の特徴を6つ紹介します。以下に当てはまる人は環境が変わっても仕事がうまくいかない場合があるので把握しておきましょう。
- 受け身になっている
- 物事にルーズ
- 優先順位を付けられない
- コミュニケーションが苦手
- 考えすぎてしまう
- 抱え込んでしまう
受け身になっている
何事に対しても受け身の方は仕事に対しても受け身になることが多いです。
受け身になることで望まない仕事を任されたり、納得のいかない環境で仕事をすることになり仕事がうまくいかなくなります。
また、他人に判断をゆだねることで何かあったときに他人のせいにしてしまうので、同じことを繰り返してしまうことが多いです。
物事にルーズ
決められたことを守らなかったり大事な仕事を後回しにしていると、その裏では誰かがフォローをすることになり仕事に遅れが出てしまいます。
そうすると職場全体へ迷惑をかけてしまい、上司や同僚との人間関係に影響を及ぼすことになります。
優先順位を付けられない
自分一人で同時にやれることには限界があるので物事には優先順位をつける必要があります。
優先順位を付けられないといつの間にか納期が過ぎていたり、会議やアポの時間が重なってしまい仕事の進捗や自身の信用に影響が出てしまいます。
コミュニケーションが苦手
コミュニケーションが苦手であるがゆえ、人と連絡を取り合うことを避ける方がいると思います。
プライベートでは仕方のないことかもしれませんが、仕事においてはコミュニケーションは必要不可欠です。
そのため、仕事をしないのと同じだけ人からの信用を失ってしまい、仕事を円滑に進められなくなります。
考えすぎてしまう
ミスをした時や、人に言われた何気ない一言に対して深く考えすぎて仕事が手につかなくなっている場合があります。
考えることは大切ですが、いつまでも答えが出ないことを考え続けても時間だけが過ぎてしまうので注意してくださいね。
抱え込んでしまう
仕事や人間関係の悩みを解決しないままにしていても、現状を変えることはできません。
抱え込んだまま仕事をすると同じミスを繰り返したり、作業が遅れたりむしろ状況は悪化するばかりです。
仕事がうまくいかない時の対処法
仕事がうまくいかない原因について理解したところで、ここからは対処法について解説していきます。
ぜひ、これらの対処法を実践してあなた自身に当てはまる原因の問題解決に役立ててくださいね。
- 考える前にやってみる
- うまくいかない原因を書き出してみる
- 仕事に優先順位をつける
- 日頃からコミュニケーションをとる
- 人付き合いを整理する
- 得意分野を伸ばす
考える前にやってみる
何事もやる前から考えてしまうと、失敗が怖くなって動けなくなってしまいます。
ですが、やれないうちは上司や同僚がサポートしてくれたり、自分からも助けを求めやすくなります。
また、経験を積むという点においても、やってみて失敗したとしても立派な経験となりますので、気にせずに何でもやってみる前向きな気持ちで仕事に取り組んでみましょう。
うまくいかない原因を書き出してみる
ミスが続く人の多くは原因追及をおろそかにし、なぜミスをしたかわからないまま同じミスを繰り返します。
ミスをした直後は原因追求よりも、その場をどう乗り切るかを考える必要がありますが、ひと段落ついた後には紙やパソコン上で文字に起こして考えてみましょう。
文字に起こして可視化することで、頭の中が整理されて考えがまとまりやすくなるのでぜひ実践してみてください。
仕事に優先順位をつける
一日の始まりに、その日やる仕事に優先順位をつけることで仕事を円滑に進めることができます。
優先順位をつける時は、上司や同僚と連携する仕事の時間は先におさえて、その他の時間に納期、重要度等を考慮して自分自身にしかできない仕事から手を付けていくといいですよ。
他の人にでもこなせる仕事はいざとなれば、手伝ってもらうことも可能なので余裕がない時は後回しにしちゃいましょう^^
日頃からコミュニケーションをとる
日頃のコミュニケーションと聞くと休憩時間を使って無理に話しかけるイメージがあるかもしれませんがその必要はありません。
むしろ相手も休憩時間では休憩したいと思うので、ゆっくり休憩して仕事中に必要な連絡をこまめにとるようにしましょう。
仕事中であれば世間話と違い、話題に困ることや無理に話を引き延ばす必要がないので気楽にコミュニケーションをとることができます。
そうすることによって困った時に助けを求めやすくなり、仕事を円滑に進めることができます。朝のあいさつからでもいいので実践してみましょう。
人付き合いを整理する
上司や同僚全員と密にコミュニケーションをとり、特別仲良くなる必要はありません。
なかには仕事であまり関わりがない人や、ちょっかいをかけて邪魔をしてくる人もいると思います。
あくまで仕事上の関係なので、自身にとって不要な関係は切り捨てて、必要な人と必要なだけのコミュニケーションを大切にしてみてください。
そうすることで人間関係に悩むことが少なくなるので、精神的にも楽になり仕事もはかどりますよ。
得意分野を伸ばす
そもそも不得意分野を嫌々克服するよりも、得意分野に没頭して取り組み伸ばす方が簡単です。
また、平均的な人に仕事を頼んでも平均的な結果しか返ってこないため、不得意分野を克服して平均値を目指すより得意分野を伸ばす方が仕事の評価を得やすくなります。
そうすることで頼まれる仕事も得意分野のものが多くなるので自然と仕事がうまくいきやすくなりますよ。
仕事がうまくいかない時にやってはいけないこと
次に、仕事がうまくいかない人がやってはいけないことを紹介します。
これらは仕事がうまくいかない人がやりがちで、さらに現状を悪化させる可能性があるので注意が必要です。
- 他人のせいにする
- 常に仕事のことを考える
- 開き直る
他人のせいにする
人はうまくいかない時にこそ他人のせいにして「自分は何も悪くない」とふさぎ込んでしまいます。
しかし、そうすることで自身の中にある原因から目を背け、成長の機会を逃しているのはとてももったいないです。
自分を変えることは他人を変えるよりも簡単で、次につながる経験にもなるので、同じことが起こっても自身の力で乗り切ることができます。
うまくいかない時は他人のことはさておいて、あなた自身のことを考えてあげましょう。
常に仕事のことを考える
通勤中や帰宅中、家に着いてからも仕事のことばかり考えていることはありませんか?
1日中仕事のことを考えては暗い気持ちになるばかりなので、いっそのこと仕事のことはいったん忘れて頭をスッキリさせることをおすすめします。
また、仕事だけでなく職場の人間関係についても同様に、抱えている悩みの多くは職場でしか解決しません。
考えるべき時に備えるためにも、仕事の時間とプライベートの時間でそれぞれ頭の中を切り替えてみましょう。
開き直る
仕事中は常に周囲の人や状況が動き続けているため、ミスが起こった時にはその後の対応がとても大事になります。
開き直ることは一時的には楽になれるかもしれませんが、のちに対応が遅れたことによってまた新たな問題が起こることもあり得るのです。
つらい時もあると思いますが、開き直ったことにより手遅れになる前に持ちこたえてみて下さい。
現状を抜け出すためにやること
仕事がうまくいかない時には、普段の生活や身の回りを整理することで考え方や行動が変わり、おのずと仕事への姿勢が変化することで現状を抜け出すきっかけとなります。
今すぐに現状を変えるために行動を起こしたい方は、ぜひ、今から紹介する以下の3つのことを実践してみて下さいね。
- 生活をルーティン化する
- 身の回りの物を減らす
- 人間関係を見直す
生活をルーティン化する
人は物事を判断する回数が多くなると疲れやすくなり、判断能力が鈍ってしまいます。
ルーティン化することで自身があまり考えていなくても、いつも通りの手順で動くことができるようになり、必要な時に判断エネルギーを使うことができます。
これは仕事でも同じことで、仕事の効率化を図るためにも役立ちます。まずは普段の生活からルーティン化を意識してみてはいかがでしょうか?
身の回りの物を減らす
これは前述したルーティン化と同様、物を減らすと物を選ぶ、探す時の判断エネルギーの消費を抑えることができます。
また、人は多くの物に囲まれているとストレスを受けやすいので、精神的な面でも実践するだけで負担は軽くなるのでおすすめですよ。
職場に専用のデスクや書類ケースがある方はこちらも合わせて整理してみましょう。
人間関係を見直す
あなたの人間関係、すべて必要なものですか?なかにはあなたを否定してくる人や、攻撃的な人もいるかと思います。
もし、そんな人との関わりをズルズル続けてしまっているようでしたら、あなたにとって悪いことしかないので思い切って距離をとってしまいましょう。
その人が上司や同僚で仕事上必要な関係なら、職場内で必要最小限に抑えることをおすすめします。
業務外の飲み会は断っても問題ありません。あなた以外にも行きたくない人は大勢います。
どうしてもうまくいかない時には
仕事内容が合わなかったり、人間関係に限界が来る前に異動や転職という選択肢も考えておきましょう。
異動
主に大企業では、同じ会社内でも様々な仕事内容の部署がありますので、上司や人事等に一度相談をしてみて下さい。
僕の同期も人間関係に耐えられず上司に相談したことで、僕と同じ工場へ異動することになり「今の部署最高^^」と嬉しそうにしていました。
転職
中小企業に勤めている方や、部署の違いにあまり差を感じられない方には転職をおすすめします。
転職をすることで自身の得意分野を生かした職種に出会えたり、人間関係の悩み解消につながり、今よりも人生を豊かに過ごすことができます。
現職を続けながらも転職先を探したり、転職エージェントに相談するなど準備できることはたくさんあるので、この機会に動き出してみましょう。
また僕の同期ですが、東京のプログラミングスクールに未経験の状態で講師として転職して、勉強しながら働いている人もいるので知識やスキルがなくても転職できますよ。
さいごに
仕事がうまくいかない原因は職場環境や人間関係だけでなく、自身の性格も関係してくるので時と場合によって人それぞれです。
まずは原因を追究してできることから1つずつ対処していきましょう。それでもうまくいかない場合は、異動や転職を考えることをおすすめします。
それだけでも心が軽くなりますし、いいところが見つかれば行動に移すことで今抱えている悩みが一気に解消されますよ。