あなたは「縮毛矯正後のヘアケアって何をすれば良いんだろう…」と悩んでいませんか?
縮毛矯正をかけた後に、どのようなヘアケアをするかによって今後の髪の状態が変わります。そこで、この記事では、縮毛矯正後の注意点やヘアケアのコツ、加えて縮毛矯正をかけ直すタイミングと頻度を紹介します。
「縮毛矯正後にどのようなヘアケアをすれば良いのかを知りたい」方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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ヘアケアの効果が弱まる!縮毛矯正後にしてはいけないこととは?
縮毛矯正後にしてはいけないこととして、以下の3つがあります。なお、これらをおこなってしまうと、縮毛矯正の効果を薄めたり、縮毛矯正で傷ついた髪をさらに傷つけてしまったりしてしまいます。
- 髪にクセをつける
- 当日にシャンプーをする
- くせ毛用ヘアケア商品を使う
しかし、これら3つを注意することで、縮毛矯正の持続性をあげたり、後半で紹介するヘアケアのコツの効果を上げたりすることができるのです。なので、ここからは、それぞれを詳しく紹介していきますね。
縮毛矯正後にしてはいけないこと①髪にクセをつける
縮毛矯正後は、髪にクセがつきやすく、縮毛矯正をした髪が崩れやすい状態です。なので、最低でも1週間はヘアアレンジをしたり、帽子をかぶったりなどの髪にクセをつける行為は控えましょう。
また、特に髪が濡れた状態のときに髪を結んでしまうと、さらにクセがつきやすいので注意しましょう。
なお、髪をまとめなければならない場合は、比較的に緩くまとめることができるバレッタやシュシュなどで結んでみてくださいね。
ただ、ピンは特にクセがつきやすいので、ピンで髪の毛を留めたままにすることは控えましょう。このように、縮毛矯正の状態を保つためにも、髪にクセをつけないようにしてみてくださいね。
縮毛矯正後にしてはいけないこと②当日にシャンプーをする
縮毛矯正をした当日にシャンプーをしてしまうと、縮毛矯正がとれてしまったり、持続性が低くなったりするので、控えましょう。
また、縮毛矯正後にシャンプーをしても問題がないタイミングは、縮毛矯正をしてから2日後とされています。
なお、最低でも36時間後のため、どうしても髪を洗いたい場合は、縮毛矯正をしてから一日半後に洗うようにしてみてくださいね。
ただ、髪質の状態で異なりますが、近年、技術の進化により、美容師さんによっては、当日にシャンプーをおこなっても良いとされている場合もあるため、ぜひ確認をしてみましょう。
縮毛矯正後にしてはいけないこと③くせ毛用ヘアケア商品を使う
縮毛矯正後に、くせ毛用ヘアケア商品を使うと髪が傷んだり、クセがついたりするので控えましょう。
本来、髪は弱酸性ですが、縮毛矯正剤がアルカリ性のため、縮毛矯正後の髪はアルカリ性に変化しています。
これにより、髪は傷つきやすい状態になっていますが、くせ毛用ヘアケア商品にはアルカリ性が含まれているため、さらに髪を傷つけてしまうのです。
また、くせ毛用ヘアケア商品はくせ毛を修正する効果がありますが、縮毛矯正後に使用すると、逆に髪にクセをつけてしまう点があります。なので、縮毛矯正後は使わないようにしてみてくださいね。
縮毛矯正後のヘアケアのコツを抑えて実践してみよう!
ここまで、縮毛矯正後にしてはいけないことをそれぞれ紹介しました。
ですが、縮毛矯正のきれいな髪の状態を維持するには、縮毛矯正後にしてはいけないことを把握した上で、以下3つのコツを抑えたヘアケアを実践することが重要です。
- 弱酸性・アミノ酸系シャンプーを使う
- トリートメントはコームを使う
- タオルドライとドライヤーで乾かす
そのため、ここからは、実際に縮毛矯正後のヘアケアをするにあたって、これら3つのコツとそれぞれの具体的な実践方法を紹介しますね。
なお、コツを抑えたヘアケアをおこなっても、髪が伸びた場合、縮毛矯正を再びかけ直す必要があります。そのため、縮毛矯正をかけ直すタイミングと頻度も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ヘアケアのコツ①弱酸性・アミノ酸系のシャンプーを使って洗う
髪の性質と同じ弱酸性のシャンプーを使ったり、髪や頭皮にやさしいアミノ酸系のシャンプーを使ったりするようにしてみましょう。
なぜなら、先述したように、縮毛矯正後は髪がアルカリ性に変化しており、本来よりも傷つきやすい状態になっているからです。
なので、髪をもとの状態に戻すために弱酸性を使ったり、洗浄力がやさしいアミノ酸系を使ったりすることが重要です。なお、具体的な洗い方ですが、以下を参考に実践してみてくださいね。
- 髪の長さにあった適量のシャンプーをプッシュし、手で泡立たせる
- 頭皮を優しく揉み込むように洗う
- 毛先は泡で優しく包み込むイメージで洗う
- お湯で、しっかり洗い流して終了
洗う際は、髪同士をこすり合わせると、髪が傷つくため気を付けましょう。加えて、適量ですが、ショートなら1.5プッシュで、ミディアムなら2プッシュ、ロングであれば3プッシュが目安ですよ。
ヘアケアのコツ②トリートメントはコームを使う
トリートメントは、コームを使って髪全体に馴染ませるようにしましょう。
なぜなら、縮毛矯正後の髪は全体的に傷んでいるため、修復する必要がありますが、コームを使うと、偏りなく髪にトリートメントを浸透させることができるからです。
なお、コームを使ったトリートメントの具体的な方法ですが、以下を参考に実践してみてくださいね。
- 髪全体にトリートメントを揉み込む
- コームで毛先から順に根本までとかす
- 手のひらでお湯をすくい、髪にひたして髪全体を濡らす
- お湯で優しく流して終了
髪のダメージを修復し、縮毛矯正のきれいな状態を保つためにも、日々念入りにトリートメントを行いましょう。
ヘアケアのコツ③タオルドライとドライヤーで乾かす
髪はタオルドライをした後にドライヤーでしっかり乾かすようにしましょう。なぜなら、髪は自然乾燥させると、傷むからです。とはいえ、ドライヤーの熱も髪が痛む原因です。
なので、タオルドライで水気をとった後にドライヤーで乾かすことが重要と言えます。なお、乾かす際の具体的な方法ですが、以下を参考に実践してみてくださいね。
- タオルで優しく髪を握るように水分を取り除く
- ドライヤーを温風の中でも低温に設定する
- 髪を少し下に引っ張るようにしながら乾かす
ドライヤーの温風ですが、高温であればあるほど、髪が傷つきやすいので、できるだけ低温にしてみてくださいね。
加えて、髪を少し下に引っ張るようにしながら乾かすことで、縮毛矯正の効果が長持ちしやすくなり、きれいな髪を保つことができますよ。
縮毛矯正は定期的にかけ直そう!頻度はどれくらいがいい?
縮毛矯正をかけ直すタイミングと頻度ですが、髪の長さによって異なります。
具体的に、長さがミディアムまでの場合は、3~4ヶ月に一度かけ直しましょう。また、ミディアムより長い場合は、6ヶ月に一度、かけ直してみてください。
なぜなら、髪は短ければ短いほど、短期間でうねりがクセが出てきやすく、長ければ長いほど、髪の重さでクセが落ち着きやすいからです。そのため、かけ直すタイミングがそれぞれ変わります。
なお、髪の毛は1ヶ月で1cm伸びるとされているため、長さがミディアムまでの場合は、3~4cm伸びた段階で、ミディアムより長い場合は6cm伸びた段階が目安ですよ。
縮毛矯正の髪を保つにはヘアケアを継続することが大事!
以上、縮毛矯正後にしてはいけないことやヘアケアのコツ、加えて縮毛矯正をかけ直すタイミングと頻度を紹介しました。
縮毛矯正をかけると、髪をきれいな状態にすることができるため、非常に魅力的ですよね。しかし、髪へのダメージが多かったり、施術に3~4時間ほどかかったりするので、何度もかけ直すとなれば大変です。
なので、すぐに縮毛矯正の効果を弱めないためにも、縮毛矯正後の注意点やヘアケアのコツをしっかりと抑えましょう。
なお、ヘアケアを日々行うことで、縮毛矯正のダメージを抑えたり、縮毛矯正のきれいな髪の状態を保つことができたりしますよ。