受験しやすく転職に有利になるおすすめの資格14選

資格を持っていると転職に有利かどうかは、面接官の気持ちになって考えると当然あるのに越したことはありません。

とはいえ、一口に「資格」と言っても種類は多岐にわたり、どの資格を取ると転職に有利になるかわからないと思います。

この記事ではおすすめの資格を職業別に分けて見ることができ、受験資格を得やすいものに絞り、厳選して紹介するのでぜひ最後までご覧になってください。

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転職に有利にならない資格もある？

保有しているだけですべての資格が転職に有利になるとは限りません。保有している資格が転職先で求められているものと一致する場合に有利になります。

もし人事の仕事をする際に日商簿記検定を取得していると転職に有利ですが、介護職の免許をもっていてもあまり効果はないでしょう。

つまり、自分がなりたい職業の資格を取得することが転職への近道です。まず資格によって有利になる職業を見ていきましょう。

資格によって転職が有利になる職業

転職を成功させるには資格が有利に働きそうな仕事から選ぶのも一つの手段です。資格によって転職が有利になる職業は以下にまとめておきます。

資格は自分の能力を端的に伝えられるとても有効なツールです。身近な仕事から、なかなか携われない仕事までいろいろな資格がありますが、主な仕事の資格を紹介していきます。

医療福祉関係の転職で有利になる資格

医療福祉関係の転職でおすすめの資格は、社会福祉士、福祉住環境コーディネーター検定試験です。

社会福祉士

社会福祉士は生活相談員ともいわれ、老人ホームや病院、地域包括ケアセンターなどで利用者の相談を受ける、生活相談員の仕事です。

社会福祉士は専門学校に行かなくても、大学卒業している方なら誰でも受験でき、国家資格なので需要も高いです。

福祉住環境コーディネーター検定試験

高齢化社会が進む今の日本において、バリアフリーの建物を作る需要は高く、企業側からするとセールスポイントになるため需要は高いです。

建設関係の転職で有利になる資格

建設関係の転職でおすすめの資格は、インテリアコーディネーター、ショベルローダー等運転技能士です。

インテリアコーディネーター

住宅リフォーム会社、ハウスメーカー、インテリア関連企業など顧客の依頼に応じて商品の選択をおこなう仕事です。個人でも働きやすいので会社に縛られたくない方にもおすすめです。

ショベルローダー等運転技能士

ショベルローダー等運転技能士はショベルローダーの運転や操作をするための資格で将来仕事がなくンる可能性は低く、受験資格は18歳以上なので取得するチャンスは誰にでもあります。

法律関係の転職で有利になる仕事

法律関係の転職でおすすめの資格は、行政書士、貿易実務検定です。

行政書士

行政書士とは官公庁に提出する重要書類の作成や手続きを代行するために必要な資格です。行政書士の仕事は幅が効くので仕事がなくなる可能性は低いです。

受験資格は特にないですが合格率は約10％と難関であることは間違いありません。

貿易実務検定

貿易実務検定とは、貿易取引に関する実務、貿易業務に必要な英語の能力や汎用的な知識がどのくらい備わっているかを見る試験です。

A〜C級までありますが、B級以上を待っていると、書類作成能力と英検2級ほどの英語力も証明できるので評価されやすいです。

調理関係の転職で有利になる資格

調子関係の資格は受験資格のハードルが低いものが多いので新しいキャリアに進みやすいです。調理関係の転職でおすすめの資格は調理師、フードコーディネーターです。

調理師

調理師は飲食店で料理を作り、調理師を名乗ることが許される資格のことです。

調理師の試験は都道府県別に実施され、実務経験が2年以上に達した場合受験資格が得られます。アルバイトも働いた時間によっては実務経験に含まれる場合があります。

フードコーディネーター

フードコーディネーターの仕事は飲食店などの空間コーディネート、イベントなどの運営、食品の売り方、陳列手法の提案、商品開発などを行うための民間資格です。

営業関係の転職で有利になる資格

営業関係の資格はなりたい役職に分けて細かく受験対象が設定されていることが多いのが特徴です。営業関係の転職でおすすめの資格は営業士検定、中小企業診断士です。

営業士検定

日本営業士会が行う唯一の検定試験です。合格すると営業士としての認定資格を得ることができ、営業に必要な知識を深くまで網羅している試験となります。

中小企業診断士

中小診断士は中小企業の経営課題に対応するための助言を行う経営コンサルタント資格です。経営に関する幅広い知識が求められるためかなり難しい試験で合格率も低いです。

事務職関係の転職で有利になる資格

事務職で求められる人材は幅広い知識とパソコンの力量がが求められています。事務関係の転職でおすすめの資格はMOS、秘書検定です。

MOS

MOSとはマイクロソフトオフィススペシャリストの略で、ワードやエクセルなどの操作スキルを証明する資格で、事務職以外の仕事でも役に立つ資格なのでおすすめです。

秘書検定

秘書検定は主に経営者の秘書として必要な能力について知識及び技能を問う検定試験です。ビジネスマナー、電話の対応、接客、ファイリングや文書の作成といった事務能力に関する問題が出題されます。

金融関係の転職で有利になる資格

財務・金融に関連する資格は数多くあり、種類や難易度も様々です。その中で金融関係の転職でおすすめの資格は税理士、公認会計士です。

税理士

税理士は税務代理や税務書類の代行などを行うため、仕事に就けず困ることはまずありませんが難関資格です。

試験資格としては大学や短大を卒業した人の中で法律学か経済学を1科目以上履修した人なので受験資格を持たれている方はそれなりに多いのではないでしょうか。

公認会計士

公認会計士の仕事は企業の会計や監査を受け持つことができる国家資格です。難易度は高いですが転職に困ることは少なく需要が尽きることがありません。

最後に一言

以上が転職で有利になる資格でした。今回紹介した資格以外にも転職で有利になる資格は沢山あります。

転職してやりたい職業が決まっているのであればその職業に有利な資格を受ける方がいいです。

しかし、まだやりたい仕事や就職先が決まっていないのであれば、面白そうな資格や興味がある資格から決めるのも一つの手段です。

転職の準備として効率的に資格の勉強と獲得を目指し、転職を成功させてください。