転職の最終面接まで進めばほぼ合格!と安心していませんか?最終面接まで進んでも、実際には内定をもらっていないので「絶対に合格!」という保証はされていないのが現実です。
この記事では、最終面接まで進んで合格できるように、最終面接で内定をもらうためのポイントや対策について解説します。最後までお付き合いくださいね。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3852544?title=%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%92%E7%9D%80%E3%81%9F%E7%94%B7%E6%80%A7108&searchId=2096261584)
転職の最終面接で落ちる理由
転職活動で最終面接まで進めば、ほぼ合格だと思ってしまうのも少なくありません。しかし、1次・2次面接を通過しても最終面接で落ちることはあります。その理由を説明します。
- 他の志願者と比較されている
- 即戦力ではないと判断される
- 目標や将来性が見えない
他の志願者と比較されている
最終面接会場に自分1人だけしかいなくても、その他にも志願者がいます。会社側は必要な部門で必要な人数しか採用しません。自分以外の志願者も最終面接まで残っているというのは、能力的に差がないからでしょう。
能力的に差がない場合は、面接官から見て入社してからうまくやっていける前向きで明るい人柄で合否を決める可能性が高いと考えられます。
選ばれなかった理由を振り返り、次回はできる限り明るく前向きな発言をして、少ない採用枠を勝ち取ろうと意識することが大切です。
即戦力ではないと判断される
転職者に期待されるのは、即戦力として使えるかどうかです。最終面接では、経営者の目線から必要最低限のスキルを持っているかを確認しています。
経営陣から見て即戦力といえるスキルを持っていないと判断されれば、最終面接で不合格になります。
目標や将来性が見えない
最終面接でよく見られているのは転職後の目標や将来性です。最終面接では長期の目標やビジョンを聞かれます。自分自身の目標と、会社が向かっていく方向性やビジョンが合っていないと会社側は採用しません。
会社についてよく調べて、自分自身がこの会社で何を目標に将来どのように役に立てるのか考えておくことが必要です。
転職の最終面接で落ちた人のSNS上の投稿
転職活動で最終面接まで進めばほぼ合格とは限らない、実際に最終面接まで進んで落ちた人のSNS上の投稿を紹介します。
この方は2月22日にカバーレターを提出して、1次面接通過、2次面接も通過して、最終面接して3週間後に不採用の結果がきました。約2ヶ月かかっても最後に合格できなかった切ない気持ちが伝わってきます。
この方は、1次面接で良い手ごたえを感じていましたが、最終面接の人となんか合わなくて結果が不採用でした。落ちた理由を聞いても心当たりがない理由というのも現実にあるのですね。
転職の最終面接は大きく2種類ある
転職の最終面接はどんなことをするのでしょうか?最終面接は大きくわけて2種類あります。それは次の通りになります。
顔合わせ面接
最終面接の種類の1つ目は、ほぼ合格と考えて良い、顔合わせのための面接です。前回までの面接でほとんど決まっていて、最終確認ということで、会社の幹部と顔合わせをする面接になります。
今後の入社に向けての準備と意識付けをします。よほど人として間違った言動がない限り、原則として内定になるパターンです。
しっかりと見極める面接
最終面接の種類の2つ目は、しっかりと見極めをされる面接です。1次、2次選考とは別の面接官が面接をして、就職者のスキルや人間性を厳しく観察する面接になります。
見極め面接にも2種類あり、今までの参考の情報を考慮して気になる面だけ深堀される場合と、先入観なしで1から面接で判断される場合があります。
転職の最終面接でほぼ合格するためのチェックポイント
転職の最終面接でほぼ合格で内定をもらうために、面接員はどこを重点に見るのかの大切なチェックポイントを説明します。
- 社風に合っているか
- 入社意欲の高さ
- 人柄・人間性
- コミュニケーション能力
- この会社に入ってからスキルと成長が見込めるか
ビジネスマナー、コミュニケーション能力、仕事に対する価値観、行動力、協調性等を確認する質問が増えます。これまでのエピソードやあなた自身の考え方も問われるでしょう。
最終面接で最後に判断するのは、この会社で長く勤められる将来性、上司や同僚・後輩などの周囲の社員と上手くできる人間性、自分から進んで仕事の成果を上げられる能力を見ます。
転職の最終面接でほぼ合格するための面接で大切な3つのコツ
転職の最終面接で合格するための面接でよくある質問に、うまく答えるための大切な3つのコツを紹介します。
- 志望動機
- 自己PR
- 転職の理由
志望動機
転職の最終面接で合格するための面接のコツの1番目は、志望動機をはっきり話すことです。1次面接で聞かれる内容ですが、最終面接でも聞かれる可能性は大いにあります。
1次面接の時に答えた内容からさらに深めて話せるようにしておきましょう。目先のことだけではなく、将来的なこともこたえられるとベストです。
例えば、入社して1年後、3年後に会社の中でどんな自分になっていたいのか目標を立てておきましょう。そのために会社についてよく調べておき、業界の動きもチェックしておくことをおすすめします。
自己PR
転職の最終面接で合格するための面接のコツの2番目は自己PRをすることです。1次、2次面接のときも話したと思いますが、内容はほぼ同じで大丈夫です。
ここで他の人と差をつけたいと思ったら、自分の長所をこの会社に入ってどのように生かしていくのか、他人にはない部分を自己アピールしていきましょう。
自己分析を深めておいて、最終面接用に自己PR用に準備しておくのも良いですね。
転職の理由
面接のコツの3番目は転職の面接なので、前の会社を辞めた理由を聞かれるでしょう。企業側としては、どうして辞めたのか、また同じ理由で仕事を辞められないか気になります。
辞めた理由も、1次・2次の面接で聞かれると思いますが、一貫性をもって答えることが大切です。マイナス的であっても正直に話しましょう。
面接では自分がこれからの目標や将来どうしていきたいのか、この会社で今までの経験やスキルを活かしていきたいという意欲をはっきりアピールすることで、プラスのイメージを出すことが大切です。
転職の最終面接で逆質問された時の対処法
最終面接の最後に、質問があるかどうかを聞かれる逆質問をされます。あなたがどのようなことを考えているのか、どのようなコミュニケーション方法で質問するのかを確認します。
最終面接の面接官は、あなたを「本当に会社に必要な人材か」「自社の雰囲気に合っているのか」など経営者目線で判断するのが目的です。自分が会社にとって必要な人材であることをアピールしましょう。
調べれば誰にでもわかるような質問や、給与体系・休暇についての待遇の質問は避けます。最後に質の悪い質問をしてしまうと一気に印象が悪くなるので注意が必要です。
会社の業務に関することや、また会社の歴史的なことについて聞いてみても良いでしょう。前もって逆質問の内容を考えておくことをおすすめします。
転職の最終面接でほぼ合格するには身だしなみも大切
当たり前なことですが、転職の最終面接でも、身だしなみは大切です。合否の判断にされているのも事実ですので、気を付けたいポイントを紹介します。
- スーツにアイロンがかけてあるか
- 靴はよごれていないか
- 清潔感がある髪型であるか
- 爪が伸びすぎていないか
- メイクは派手でないか
身だしなみは細かい部分も、面接官には目につきます。「相手に対して失礼にならないか」を基準に整えましょう。全身鏡を見て身だしなみに加えて、表情も明るく笑顔で好印象が大切です。
転職の最終面接でほぼ合格するには入社するまで気を抜かない
転職の最終面接で内定をもらったからといっても、羽目を外して内定取り消しなどにならないように気を付けましょう。警察沙汰になるような問題を起こせば一発で取り消しです。
社会的に問題ある行動をした場合や、入社予定の企業に迷惑をかけるような言動や行動をしたり、また履歴書や面接で話をした内容に嘘や偽りが発覚した場合も、内定取り消しになる可能性は高くなります。
どうしても内定を欲しいからといって、面接のときに虚偽回答をしないよう素直かつ誠実に対応しましょう。
最終面接でほぼ合格したいなら転職エージェントを利用しよう
これまで最終面接の対応方法について解説してきましたが、より転職の最終面接を成功させたいならば、転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントにはそれぞれの求人企業の担当者がいますので、面接に対する相談にもより具体的に応じてもらえます。完全無料なので安心して登録できますね。
利用者が多くて評判のよい、おすすめの転職エージェントを5つ紹介します。
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最終面接でほぼ合格めざして転職を成功させよう
転職では最終面接で落ちることもあるのが現実です。大切なのは誠意をもって望むこと、「この会社で働きたい!」と熱意をアピールをしましょう。
中途採用はもともと応募人数が少ないです。内定をもらえなかったからと言って落ち込む必要はありませんが、候補者の中で1位を目指して最終面接にのぞむことをおすすめします。
転職を成功させたいならば、最終面接で油断して後悔しないように今から心得ておきましょう。転職が成功しますように応援しています。