敏感肌の方は、日焼け止めを塗ることで「痒くなる」「ヒリツク」「白浮きが出る」といった症状が出てしまい、ストレスから日焼け止めを塗るのを止めていませんか?
敏感肌の方は、紫外線を防ぐバリア機能が弱いので、シミやそばかす、シワやたるみができやすいのです。つまり敏感肌の人こそ紫外線対策が必要なのです。とはいえ先述した症状は避けたいですよね。
本記事では、敏感肌の方が日焼け止めを選ぶポイントとオススメの日焼け止めを紹介していきます。
最後まで読んでいただければ、あなたの悩みを解決してくれる日焼け止めを選べるようになりますよ。ぜひ最後までご覧ください。
(画像出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/7863073/)
敏感肌向け日焼け止め選びのポイント①刺激成分を避ける
まずは敏感肌の方が日焼け止めを選ぶポイントを5つ説明していきます。日焼け止めに含まれる成分、そしてあなたに合っているかどうかという視点で説明していますので確認してみて下さい。
最初は日焼け止めに含まれる刺激成分についてです。日焼け止めには、紫外線を防ぐ成分として散乱剤と吸収剤があります。吸収剤は肌の上で化学反応を起こすことで紫外線をカットするため肌への刺激が強くなります。
エタノールなどのアルコール成分も注意が必要です。仕上げをさっぱりしてくれる魅力はありますが、敏感肌の方は乾燥しやすくなったり、ヒリヒリしたり赤くなったりする可能性があります。
敏感肌の方はできるだけ紫外線吸収剤やアルコール成分が含まれていないものを選ぶようにしましょう。
敏感肌向け日焼け止め選びのポイント②洗い落としやすさを確認
敏感肌の方は洗い残りが出てしまうと肌トラブルに繋がりやすくなります。落ちにくい日焼け止めの場合は、クレンジングを使えば洗い落とすことができるでしょう。
しかしクレンジングは摩擦が強く、肌への負担が大きいので、洗い落としやすい日焼け止めとして「石鹸で落とせる」モノを選ぶと良いでしょう。
注意していただきたいのは「洗い落としやすい」は「使用中に落ちやすい」ということです。洗い落としやすいモノを選んで、紫外線を防げなくなっては本末転倒ですよね。
ですので敏感肌の方は、塗り直し回数を多くするようにしましょう。具体的には2~3時間に1度塗り直すことができれば良いですね。
敏感肌向け日焼け止め選びのポイント③使用感を確認する
日焼け止めの使用感は大切です。白浮きや肌に馴染みにくい突っかかった感じ(軋み)を抱えていては、毎日塗るのが嫌になってきますよね。
しかし気落ちとは裏腹に、刺激の少ない散乱剤を含む日焼け止めは、白浮きや軋みが出やすくなります。最近では、白浮きや軋みを防ぐナノ粒子(ケミカル素材含む)配合のモノもありますが、負担が大きいのが現状です。
店舗で使用感を確認してみて白浮きや軋みが気になる方は、値段は張りますが、ココナッツオイルなど天然素材を含んだナノ粒子が配合されている日焼け止めを選んでみると良いでしょう。
とにかく塗ることにストレスを感じないように使用感を大切にしてくださいね。
敏感肌向け日焼け止め選びのポイント④保湿成分を確認する
敏感肌の方はもともと、保湿成分が少なく乾燥しやすいのでバリア機能を維持しにくい肌質です。バリア機能は保湿によって維持されるため、敏感肌の方は特に保湿ケアが大切になるというわけです。
具体的な保湿ケアとしては、ヒアルロン酸、セラミド、アミノ酸などの保湿成分が配合されている日焼け止めを選ぶと良いですよ。
タイプでは、ミルク(乳液)やクリームタイプが保湿力が高く、敏感肌の方にはオススメです。
敏感肌向け日焼け止め選びのポイント⑤シーンに合わせる
敏感肌の方は生活シーンに合わせて、日焼け止めを選ぶようにしましょう。
SPFやPAが高ければ良いと思ってはいませんか?日焼け止め効果は大きくなりますが、その分肌への負担も大きくなってしまいます。
(※SPF・PAが分からない方は以下の記事の「日焼け止めを選ぶポイント」で説明しているので確認してみて下さいね。)
つまり、生活シーン(浴びる紫外線量)に適した日焼け止めを使用しなければ、紫外線を防御する以上に、肌を傷つけてしまう可能性があるのです。シーンに合わせたSPF・PAの参考値は以下の通りです。
- SPF10~20・PA+~++:散歩や買い物等の日常生活向け
- SPF20~30・PA++~+++:野外での軽い運動やレジャー向け
- SPF40~50+・PA+++~++++:炎天下でのレジャーやリゾート地でのマリンスポーツ向け
シーンに合ったものが良いですが、最近では日焼け止め効果が大きくても肌トラブルが起きにくい優れモノもあるので、効果が大きいのを1本持ちたい方は、店舗でテクスチャーを確認しながら選んでみて下さいね。
【サエル ホワイトCCクリームコンセントレート】
ここからは敏感肌の方にオススメの日焼け止めを4つ紹介していきます。先述した選び方のポイント5つを思い出しながら確認してみて下さい。
最初にディセンシアの「サエル ホワイトCCクリームコンセントレート」を紹介します。まずは以下より基本情報を確認してみて下さいね。
DECENCIA(ディセンシア):サエルホワイトCCクリームコンセントレート |
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価格 | 4,950円/25g |
日焼け止め効果 | SPF50+ / PA++++ |
紫外線吸収剤 | 不使用 |
タイプ | クリーム |
この日焼け止めの魅力は、日焼け止め効果が大きいにもかかわらず、敏感肌の方でも肌トラブル(かゆみや赤み)が起きないという意見の多さにあります。
また、ディセンシアが敏感肌向けに研究開発を行っているという点でなんだか安心できますね。その研究から生まれた独自技術により、高い保湿力とバリア機能の維持を叶えてくれています。
敏感肌だけどしっかり紫外線をカットしたい方にオススメしたい商品です。
【UVミルクEX】
続いて紹介するのは、ノブの「UVミルクEX」です。まずは先程同様、以下より基本情報を確認してみて下さい。
ノブ:UVミルクEX |
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価格 | 2,700円/35g |
日焼け止め効果 | SPF32 / PA+++ |
紫外線吸収剤 | 不使用 |
タイプ | ミルク |
こちらの日焼け止めは石鹸で落とせるので、肌への負担が少なく敏感肌の方には嬉しい商品ですね。使用感の面で絶賛されている方が多く、肌に馴染みやすいテクスチャーで、白浮きや軋みが出ないのが魅力的です。
がっつりアウトドアしない方で、軽い使用感がお好みの方、肌への刺激が気になる敏感肌の方にオススメしたい商品です。
【パーフェクトUV マイルドミルク a】
続いて紹介するのは、アネッサの「パーフェクトUV マイルドミルク a」です。まずはこれまで同様、以下より基本情報を確認してみて下さい。
アネッサ:パーフェクトUV マイルドミルク a |
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価格 | 2,728円/60ml |
日焼け止め効果 | SPF50+ / PA++++ |
紫外線吸収剤 | 厳選された紫外線吸収剤を使用 |
タイプ | ミルク |
日焼け止め効果が大きいですが、石鹸で落とすことができ、無添加・無香料・無着色で赤ちゃんや子ども(新生児を除く)でも使えるような低刺激設計が行われているので安心感がありますね。
中には塗った手や汗をかいた時の白浮きや、落としにくさを感じている方もいるので個人差はありますね。店舗で使用感の確認を慎重に行うのが良いでしょう。
敏感肌向けに作られているモノで、落ちにくさ、日焼け止めの効果を求めるアクティブな方にオススメしたい商品です。
【マイルドサンシールド】
最後に紹介するのは、アクセーヌの「マイルドサンシールド」です。まずはこれまで同様、以下より基本情報を確認してみて下さい。
アクセーヌ:マイルドサンシールド |
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価格 | 3,289円/22g |
日焼け止め効果 | SPF28 / PA++ |
紫外線吸収剤 | 不使用 |
タイプ | クリーム |
吸収剤の不使用や日常を過ごすのに丁度良いSPF・PA値により肌への刺激が少なく、またヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合されているので敏感肌の方にはオススメですね。
保湿力の高さからバリア機能の維持に繋がり、肌トラブルが起きにくいのが魅力です。使用者の中には、コロナ渦でマスク荒れを気にしている人がいましたが、マイルドサンシールドが解決してくれたようです。
使用感を感じないほどに肌に馴染むテクスチャーも魅力的です。保湿力を求める敏感肌の方は1本持っておくことをオススメしたいですね。
まとめ【敏感肌向け日焼け止め】
ここまで、敏感肌の方向けに日焼け止めを選ぶポイントとオススメの日焼け止めを紹介してきました。最後に本記事のまとめとして、敏感肌の方が日焼け止め選ぶ上で大切なポイントを3つ紹介しますね。
- 紫外線吸収剤が使用されていない日焼け止めを選ぶ
- 保湿成分が含まれた日焼け止めを選ぶ
- 使用感を店舗にて確認する
ぜひ店舗に足を運び、あなたに合った、肌に優しい日焼け止めを選んであげて下さいね。最後まで読んでいただきありがとうございました。