ペットを飼い始めた方はイマイチいつからしつけを行えば良いのか分からなかったりしますよね。
また、今後どのようなしつけを教えればよいのか分からないという悩みを抱えたりしている方も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けて具体的なしつけの仕方やしつけのスタート時期をご紹介します。
(画像出典元:https://unsplash.com/photos/T-0EW-SEbsE)
仔犬のしつけのスタート時期はいつからか
犬は幼い頃からしつけを始めるようのが理想的であり、生後2〜3ヶ月までの子犬は社会化期と呼ばれる段階で脳が未発達のため、しつけをするのは生後2~3か月経ってからが良いとされています。
ですが犬種や犬の個性によってもしつけの時期が変わってくるので、生後3か月程を経過するまでは様子を見ながら気持ちを安定させることに注力しても良いでしょう。
そして、しつけをすることで犬との意思疎通を行ったり、トラブル回避などにつながるため大切にしつけをすることを心掛けましょう。
ペットのしつけを行う飼育環境はいつから整えるべきか
犬の成長はとても早いので、成長に合った首輪やハウスをあらかじめ用意しておくことをおススメします。
また、犬はなるべく家族と一緒に居たい動物なので、家族が集まるリビングなどに部屋を限定し、ペット用品をセットしておくと便利だと思います。
とにかく、前もって犬の成長にあったペット用品を用意しておくことであまり困ることがないと思うので、早めの準備をするようにしましょう。
ペットのしつけの心構え
犬の寿命は健康で安全な環境だと比較的長く家族として暮らせることができます。そのため、犬を飼うからにはしっかりと、犬の面倒を見ていくことが必要になってきます。
例えば、毎日の食事や散歩、排泄の処理、病気の予防などすべての犬の行動は飼い主の責任になります。
なので、命を預かっているという気持ちを忘れずに、家族の一員と考えてしつけを行ったり接するように心掛けてください。
ペットに教えたいしつけ一覧
まずは犬と暮らしていくうえで必要最低限のしつけを箇条書きで紹介していきたいと思います。
- アイコンタクトをする
- 名前を覚えさせる
- トイレ
- セルフコントロール
- ボディーコントロール
- ハウス
- 呼び戻し
- 歯磨き
- 家庭内で決めているルール
これらは基本的なしつけで、愛犬と暮らしていくうえでとても必要なものになります。なので、きちんと覚えさせるようにしましょう。次の章では詳しく解説しながら説明します。
理想的なしつけの順番といつから教えるか
それでは次に理想的なしつけの順番といつ頃から教えるかを説明します。
犬を迎えてすぐ
まずは、犬との信頼関係を築くことが大切です。そのため、最初はしつけの基本であるアイコンタクトを教えましょう。アイコンタクトをすることでより良い関係を築くことができます。
また、名前を覚えさせることも大切です。意識的に固定の名前を呼ぶようにしましょう。
複数の名前を呼ぶと犬も混乱してしまうため、統一した名前を呼ぶように心掛けてください。犬自身の名前はもちろん、飼い主や飼い主の家族の名前を覚えさせるのも忘れてはいけません。
犬が環境に慣れてきたら
犬が環境になれてきたら、「おすわり」や「ふせ」、などの興奮を抑えるコマンドを教えたり、体に触れられることも慣れさせるようにしてください。
また、この時期にハウストレーニングや家庭内のルールも教えるようにしましょう。
そして、愛犬とのスキンシップも大切にします。ボディーコンタクトをしながら、「はなせ」や「ちょうだい」などのコマンドを教えていきましょう。
お散歩デビュー前に
外でお散歩をする前には、「まて」や「おいで」などの危険を回避するためのコマンドも教えましょう。
なぜなら、これらのコマンドを覚えていないと事故に巻き込まれたりする可能性があるからです。事前に事故を防ぐためにも危険回避のコマンドをしっかり身に着けさせることが非常に重要です。
体に触れられても抵抗がなくなったら
体を触れられるのに抵抗がなくなってきたら、歯磨きをできるようにしましょう。子犬のうちから歯磨きを行うことで歯周病を未然に防ぐことができます。
ですが最初は歯磨きに慣れていないため、歯磨きに慣れない内は口の中を触ることからスタートさせると良いでしょう。
ペットのトイレのしつけをいつから教えるか
次にトイレのしつけについてお教えします。トイレは子犬を迎えてからすぐに覚えさせるようにしましょう。なぜなら、トイレのしつけを怠るといつまでも正しいトイレの仕方を覚えてくれないからです。
トイレトレーニングに関しては1か月程度が目安と考えて良いでしょう。1か月経ってもトイレを覚えてくれない場合は、専門家にトイレトレーニングについて相談の依頼をすることをおすすめします。
犬のトイレは多くの人が悩まされる問題なので、丁寧にしつけを行うようにしてください。
ペットのしつけで注意すべき点
ペットのしつけを行うときの注意点をいくつか解説していきます。
子犬のしつけにおいて余計なことは教えない
子犬のしつけが慣れていない方は犬が夜泣きや家具をかじるといった行動に対して反応してしまい、おやつを与えたり、叱ったりして一時的にしのぎをしてしまいがちです。
ですがこれらに反応していると、むしろ行動が強くなってしまうため、無視をすることも大切です。
名前を呼んだ直後やトイレの最中は怒らない
名前やトイレを覚えることは犬のしつけの基本となるため、名前を呼んだ直後やトイレの最中は叱るのは控えてください。
なぜなら、これらのしつけが嫌なものと認識してしまい、言うことを聞かなくなるかもしれないからです。
指示語を統一する
覚えてほしい言葉は統一するようにしましょう。指示語を複数しようすることで犬が混乱してしまい言葉を覚えるのが難しくなります。
ペットのしつけについてのまとめ
最後に、犬と暮らすために必要なしつけを紹介しましたが、なによりも大切なことは犬は家族であるため愛情をもって触れ合うことが重要であることを忘れないでください。
なのでしつけがうまくいかない時でもすぐ叱ったりせずに柔軟に対応していくことが必要になってきます。
犬だけではなく飼い主の方もしつけを行う際には注意しながらしつけを行ってください。それでは、愛犬との楽しい日々を送れることを願っています。