「ペットのしつけはいつから始めるべき?」「しつけは何からしたらいい?」と飼い始めのタイミングだととても悩みますよね。今回は犬のしつけで必ずやるべきことや準備するものについてまとめました。
「今まで犬を飼ったことがないし、わからない…。」と言う方や「しっかりしつけしたい!」という方は今回のこの記事が参考になると思いますのでぜひご覧ください!
(アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/photos/N04FIfHhv_k)
【子犬飼い始めた人必見!】ペットのしつけはいつから始める?
犬のしつけは早い段階で始めましょう。結論からいうと生後2か月~3ヶ月の子犬であればしつけを始めていきましょう!
この時期は「社会化期」と言われていて、環境や刺激に慣れやすい時期なので飼い始めてから積極的にしつけしていきます。
「飼い始めたらすぐにしつけしていいの?」と思うかもしれませんが、動物愛護法により生後8週以下の犬猫の販売が禁止されているので、ペットショップで購入した時はすでに8週は経過しているということです。
なので飼い始めてからしつけを焦る必要はないのですが、すでにしつけしていい期間に突入しているということです。ゆっくり始めていきましょう!
ペットのしつけいつから?犬にしつける10項目!
犬のしつけをするときに何から始めようか迷った時にはこちらをぜひ参考にして頂ければと思います。
- 名前を覚えてもらう
- アイコンタクト
- トイレの場所
- ハウスの場所
- 「おすわり」「ふせ」
- 身体に触ることに慣れてもらう(首輪・ハーネスをつける)
- 「待て」「おいで」
- 家庭内ルール
- 甘噛みを抑える
- 散歩の仕方
名前を覚えてもらう
まずは名前を覚えてもらいましょう。名前を把握してもらうためにたくさん呼んであげましょう。なかなか覚えてもらえないようであれば、おやつを使うのも手です。
アイコンタクト
アイコンタクトはしつけの基本です。必ず目を見ながらコミュニケーションをとっていきましょう。
トイレの場所
飼い始めてからさっそく、トイレの場所を教えましょう。トイレの場所を決めずにいろんな場所でしてしまうとニオイが残ってしまってまた同じ場所でしてしまうので、わからなければ連れて行ってあげましょう。
ハウスの場所
愛犬に安心できる場所を作ってあげましょう。寝る場所や居場所はこのゲージの中という認識をしてもらいましょう。
「おすわり」「ふせ」
環境に慣れてから「おすわり」「ふせ」を教えていきましょう。感情的になってもこの2つを教えることで冷静に保つことができます。この指示に従ってもらえるようにしましょう。
体に触ることに慣れてもらう
歯磨きや病院に行くときには触られる機会が多いので、慣れてもらいましょう。すぐに慣れる犬もいれば、時間がかかる犬もいるので焦らずに徐々に慣らしていきましょう。
「まて」「おいで」
散歩に行くときに危険を回避するために覚えさせましょう。外にでて嬉しくなって暴走してしまうとあらゆる危険に巻き込まれることがあるので冷静を保てるように教えましょう。
家庭内ルール
そえぞれ家庭内のルールがあると思います。例えば「テーブルに乗らない。」「キッチンに入らない。」などあらかじめ決めておきましょう。どうしても受け入れてもらえない場合はきちんと叱りましょう。
甘噛み抑える
甘噛みをする場合は「人や物を噛んではいけない。」と言うことを教えましょう。甘噛みをする理由は歯がむずがゆかったり、噛みたくなる欲求があることからです。
人と生活する上では相手にケガをさせてしまったり、思わぬ事故に繋がってしまう可能性があるので甘噛みがクセにならないようにしましょう。
散歩の仕方
散歩に行くときのルールをしっかりと教えましょう。家族以外の人がいることや車が走っていたり、家の中では無かった危険がたくさんあることを教えましょう。入ってはいけない場所に入ってしまう時は注意しましょう。
ペットのしつけいつから?しつけ時に注意したい4つのポイント!
しつけには4つのポイントがあります。人間と同じように感情があるのですべて思い通りにいかない部分があると思います。その時にはなるべくイライラしないようにすることが大切です。改めて振り返ってみましょう。
- 失敗しても厳しく怒らない
- 愛情をもってしつけをする
- 1分~3分程度にする
- 指示するときの言葉は統一する(待て・ステイなどの言葉)
失敗しても厳しく怒らない
初めから完璧にできることってありませんよね?人も同じですが最初から怒られてしまうと嫌になってしまいますし、辛い思いをしてしまいます。なので初めからできなくても厳しく怒らないようにしましょう。
失敗を繰り返して覚えていくので、反応をみながら優しく接していきます。
愛情をもってしつけをする
甘やかすのとは違いますが、しつけに一番大切なのは愛情をもって接することです。失敗しても厳しくしすぎることなく優しく接しましょう。うまくできたら是非ほめてあげましょう!
1分~3分程度にする
犬の集中力はかなり短いのでしつけが長時間にわたって行われるとかなりストレスです。できる限り短くして、たくさん遊んであげましょう!
指示するときの言葉は統一する
例えば「待て!」という言葉でも人によっては「ステイ!」や「ウェイト!」と言ったり複数の言葉があります。指示する時には統一しないと迷ってしまいますし、うまく伝わらない場合があります。
なので、指示する時には必ず共通の言葉を決めて使うようにしましょう!
犬にしつけするタイミングはココ!
しつけをする際にタイミングがあります。一度に多くのことを教えてしまうと混乱してしまいますし、社会性を身につけることができません。
しつけを通してより良い関係を築いていきましょう!しつけがうまくいくタイミングはこちらの4つです。
- 飼い始めてからすぐ
- 環境に慣れてきたら
- お散歩始める前に
- 体に触っても大丈夫になったら
飼い始めてからすぐ
飼い始めてすぐのタイミングは名前を覚えてもらう練習をしましょう!このタイミングでは環境が変わったばかりで慣れていないので様子を見ながら信頼関係を築いていきましょう。
なかなか覚えてもらえない時にはおやつをあげて楽しく覚えていけるように工夫しましょう。
環境に慣れてきたら
時間が経ってようやく環境に慣れてきたら「おすわり」や「ふせ」など興奮を抑えるためのしつけをしていきましょう。
「おすわり」や「ふせ」を覚えることで落ち着かせることができ、暴れたりするなどの問題行動を抑えることができます。なので環境に慣れ次第、教えていきましょう!
お散歩を始める前に
お散歩ができるようになったら「まて」や「おいで」を教えます。こちらも興奮を抑えることができ、危険を回避するするために必要になります。外に出ると車が通っていたり、知らない人とすれ違ったりします。
その際に暴走してしまったり、とびかかったりするのを抑える効果があります。散歩デビュー前に教えて危険を回避できるようにしましょう。
体に触っても大丈夫になったら
からだに触っても問題がないようであれば、歯磨きに挑戦しましょう!幼いうちから習慣化しておくと成長した時に歯周病に悩まずに済みます。ガムで歯磨きのかわりになる場合もあります。
ですが、サイズがあっていなかったり、素材によっては口内を傷つけてしまう可能性があります。なので歯磨きはできるようにしましょう。歯磨きのタイミングはリラックスしている状態で始めましょう。
歯磨きに慣れるには時間がかかるので、焦らず気長に行っていきましょう。
犬のしつけに必要なもの!8つ紹介!
しつけをする前に準備してほしいものがあります。愛犬に安心できる場所を確認させたり、生活をする上で必要なものです。こちらにまとめましたので、参考にしてみてください。
- ケージ
- 寝る場所(毛布・ベット)
- トイレシート
- 食器・水飲み
- ドックフード
- おもちゃ
- 散歩グッズ(リード・首輪)
- おやつ
おやつはしつけの時にご褒美として準備しておきましょう。どれも生活する上で必要なものなので準備をしておいて損はないと思います。あらゆるところを噛んでしまう場合はおもちゃをあげて遊んでもらいましょう。
ペットのしつけはいつからいつまで?年齢は気にするべき?
結論から言うと、しつけに年齢制限や期限はありません。子犬の時にしつけすることが理想と言われていますが、いくつになってもしつけをすることができます。
人間と同じように若いうちに教えたほうが習得しやすいのですが「もう〇歳になっちゃったから無理だろう…。」と諦めることはないのです。愛情を持って地道に続けていくことで、何歳になっても覚えることができます。
極端な例ですが、7歳と成犬になってからトレーニングを始めたワンちゃんでも回数を重ねるごとにみるみるうちに変わり、攻撃的な行動がなくなったという記事がありました。
子犬のうちからしつけをすることで習得が早く、覚えやすいと言われていますがしつけ自体は年齢関係なくいつでも行うことができます。つまり制限はないので愛情をもって、時間をかけて行っていきましょう!
【原因はあなたかも!?】犬をしつける時に見直してほしいこと
「しつけがなかなか思ったようにいかないなぁ。」と思うことがあるかと思います。もちろん機械ではないのですべて指示通り動いてくれるはずがないことはわかるかと思いますが、うまくいかない理由をまとめました。
原因はワンちゃんだけでなく、飼い主の方にも原因がある可能性があります。改めて振り返ってみましょう。
- 叱ることが多く、あまり褒めない
- 犬に対して理想が高い
- 甘やかしている
叱ることが多く、あまり褒めない
叱ることが多いと飼い主さんと愛犬の間でうまく関係が作れずに問題行動に発展してしまう場合があります。あまりにも注意されると正しいことはなになのか混乱してしまうので、
上手くできたときにはきちんとほめてあげましょう!今まで出来ていなかった方は見直してみましょう!
犬に対して理想が高い
犬の種類や性格がそれぞれ違うように、しつけをして覚えるペースもそれぞれ違います。早く覚えられる犬もいれば、時間がかかってしまうこともあると思います。
すべての犬に同じようにあてはめてしまうと「なんでうちの子は覚えが悪いの??」とイライラしてしまうので、じっくり時間をかけて進めていきましょう。
甘やかしている
「なんだか叱るのはかわいそう…。」と思うかもしれません。ですが「ダメなことはダメ!」と注意しましょう。それもしつけのうちです。
家族の中で決めたルールはきちんと共有して、快適に生活ができるようにしっかりしつけしましょう!
犬のしつけは慣れてきたら、早いうちに!
今回は犬のしつけはいつから?と言う内容でまとめてきました。結論としてはなるべく早いうちからしつけをすることをオススメします。
なぜなら幼いうちからしつけをすると習得が早いからです。さらに環境や刺激にも対応しやすい時期なので好奇心旺盛に楽しく学習してくれるでしょう。
しかし飼い始めてからすぐのタイミングで厳しいしつけをしてしまうと自信を無くしてしまったり、ストレスになってしまうので焦らず時間をかけて、信頼関係を築きながらしつけしていきましょう。