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【通信を快適に】環境に合ったWi-Fiルーターの選び方を教えます

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あなたはWi-Fiルーターの選び方が分からなくて不安定な通信環境のまま放置していませんか?僕もつい最近まで放置していましたが、Wi-Fiルーターを変えることで劇的に快適になりました。

本記事では、あなたの環境に合ったWi-Fiルーターが選べるように、Wi-Fiルーターの性能をご自身で取捨選択できるような記事構成になっています。

記事を読み終えた後、あなたは家の環境に適したWi-Fiルーターを探しにいくでしょう。家族の毎日の不安定な通信環境を変えてみせます。ぜひ最後までご覧ください。

(画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/wlan-%E7%84%A1%E7%B7%9Alan-%E6%90%BA%E5%B8%AF%E9%9B%BB%E8%A9%B1-3152662/)

Wi-Fiルーターとは?

そもそもWi-Fiとは、有線LANを無線化(無線通信規格の1つ)したものです。無線通信を実現するために、LANケーブルの代わりに「Wi-Fi」を利用するということです。

よくWi-Fiを「インターネット通信」と間違った認識をしている人がいますが、Wi-Fiはあくまでもインターネットへの接続手段であるということを覚えておきましょう。

そしてWi-Fiルーターとは、自宅に引いた光ファイバー通信などのインターネット回線を自宅内で無線化するための機械のことを指します。

Wi-Fiルーターを利用することで、PC、スマホ、その他のデバイスをインターネットに接続できるようになります。

Wi-Fiルーターの基本特性

Wi-Fiルーターを選ぶ時のポイントを理解するためには、Wi-Fiルーターの基本特性を知っておく必要があります。そのため、以下よりWi-Fiルーターの基本特性を説明しますね。

Wi-Fiルーターの基礎特性
  • 通信規格がある
  • 2つの周波数帯がある
  • 同時接続台数が決まっている

通信規格がある

WiFiには「通信規格」があり、それぞれ速度が異なります。現在、最も普及しているのは2014年に策定された「Wi-Fi5」です。

2019年には「Wi-Fi6」が策定され、「Wi-Fi5」の1.4倍の通信速度(最大9.6Gbps)を誇ります。「Wi-Fi6」は最新技術のため、対応できていない機器が多いのが現状です。

2つの周波数帯がある

Wi-Fiルーターの多くは、あなたの環境に合った周波数を選択できるように、2.4GHz帯と5GHz帯の周波数帯を組み合わせています。

2.4GHz帯は障害物に強く、5GHz帯は通信速度が速い特徴を持ちます。環境に合わせて最適な周波数帯を自動で切り替えてくれる機能(バンドステアリング機能)もあります。

同時接続台数が決まっている

Wi-Fiルーターによって、同時に接続できる機器の数が決まっています。少ないものでは3台程度、多いものでは200台以上の接続が可能となります。

現在では、スマートスピーカーやスマート家電など、様々な機器がWi-Fiに対応しているため、スマホやPCだけでなく、接続したい機器がどれだけあるのか確認しておく必要があるでしょう。

Wi-Fiルーターの選び方⓪(事前確認編)

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88-%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF-%E5%9B%9B%E8%A7%92%E5%BD%A2-2470549/

Wi-Fiルーターには様々な機能があり、基本性能のレベルも様々です。全機能、最高の性能を求めるとWi-Fiルーターは10万円を超えてきます。

適切なWi-Fiルーターのスペックを知るためには、あなたのインターネット環境を確認する必要があります。以下より、Wi-Fiルーターを選ぶ前にすべき事前確認を紹介しますね。

Wi-Fiルーター選び方⓪(事前確認編)
  • 部屋の間取りや建物の階数を確認
  • 現状の通信速度を確認
  • 同時に接続できる台数を確認

部屋の間取りや建物の階数を確認

Wi-Fiルーターは「どのくらいの広さまで対応可能か」「何回建てまで対応可能か」など機種によってWi-Fiの利用可能な範囲が決まっています。

ご自宅の環境に合ったWi-Fiルーターを購入するために「ワンルーム」なのか「〜LDK」なのか等、間取りや建物の階数を確認しておきましょう。

現状の通信速度を確認

Wi-Fiルーターの購入を検討する際は、現状のWi-Fiの通信速度を確認し、自分がどれぐらいの通信速度(〜bps)を必要としているのか考えてみましょう。

通信速度は「SPEED TEST」でボタンクリック1回で確認できるので是非やってみてください。

同時に接続できる台数を確認

先述した通り、Wi-Fiルーターは同時接続できる台数が決まっています。Wi-Fiルーターの機種を選ぶ前に、現在接続している機器と、これから接続したい機器の数を確認しておきましょう。

接続台数に余裕があったほうが、速度が低下しにくいので、現状と今後のネット環境を考え、接続台数がギリギリにならないような機種選択ができるようにしましょう。

Wi-Fiルーターを選び方①(通信速度編)

Wi-Fiルーターを選ぶ際は大きく「通信速度(通信規格)」「安定機能」「その他機能」というようなポイントがあります。それぞれ求める機能が良くなるほど価格も上昇していきます。

ですので、以下より説明していくポイントを確認しながら、性能のレベルや必要な機能を選び、自分に合ったWi-Fiルーターを絞り込んでいきましょう。まずは通信速度編ですね。

Wi-Fiルーター選び方①(通信速度編)
  • 通信規格:Wi-Fi6 or Wi-Fi5
  • データ通信方式:IPv6

通信規格:Wi-Fi6 or Wi-Fi5

 Wi-Fi通信規格のなかで最も速いのが「Wi-Fi6」です。しかし先述したように、Wi-Fi6に対応していない機器が多いのが現状で、対応していない場合は、Wi-Fi5が適用されます。

Wi-Fi5でも最大通信速度は6.9Gbpsですので、動画視聴がメインの方には十分なスペックだと思います。Wi-Fi5の方が求めやすい価格(3,000円前後〜)なので、コスパを重視の方におすすめです。

「通信速度は最大化したいよ!」という方は、少し高くなりますが(8,000円前後〜)接続機器の仕様を確認した上でWi-Fi6をおすすめします。

データ通信方式:IPv6対応がおすすめ

一般的にはIPv4というネット通信の技術が利用されています。IPv4は、決められた入り口からネットに接続するため、多くの人の利用により混雑しやすく、速度低下を起こしやすい特徴があります。

一方で最新技術のIPv6は、ネット接続の入り口が決められておらず、混雑を回避できるので、速度低下が起きにくいという特徴があります。

今後はIPv6が定番になっていくでしょう。IPv6を利用するためには、IPv6に対応しているプロバイダーのプランに契約している必要があります。ご自身の契約内容を確認しておきましょう。

Wi-Fiルーターの選び方②(安定機能編)

次は安定機能編です。安定とは、環境に左右されずに、一定の通信速度が担保できることを言います。それでは早速あなたの環境に必要な機能を確認してきましょう。

Wi-Fiルーター選び方②(安定機能編)
  • ビームフォーミング
  • MU-MIMO
  • ストリーム数

ビームフォーミング

 ビームフォーミングとは、接続機器に効率的に電波を飛ばし、狙い撃ちできる機能です。標準のものに比べると、通信範囲が30~40%広がると言われています。

同時接続台数が多い環境の方は、ビームフォーミング機能が搭載されているWi-Fiルーターがあれば、安定した通信を利用することができるでしょう。

MU-MIMO

MU-MIMOとは、複数の機器に同時に異なるデータを送信することができる機能です。標準の場合は、接続機器ごとに切り替えて通信するため、接続機器が多くなると、安定した通信が見込めません。

先述したビームフォーミング同様、同時接続台数が多い環境の方にオススメの機能になります。

ストリーム数

ストリーム数とは、アンテナの数のことで数が多いほど安定した通信が期待できます。

ストリームには内臓型と外付け型があり、電波強度に変わりはありませんが、外付けの場合はアンテナを動かすことで電波を特定の方向に飛ばせるので、通信距離が遠い場合に効果が見込めます。

Wi-Fiルーターの選び方③(その他機能編)

最後に「その他機能編」です。Wi-Fiルーターには先述した機能以外にも付加機能があります。ご自身の環境に合わせて必要な機能を確認していきましょう。

Wi-Fiルーター選び方③(その他機能編)
  • セキュリティ機能
  • SSID・Passの引継ぎ機能

セキュリティ機能

Wi-Fiを利用する唯一のデメリットは、外部でのLANの受信による不正アクセスです。

現在では、ほぼ全てのWiFiルーターに、無線LANを暗号化するセキュリティ技術が採用されていますが、製品によってセキュリティレベルは様々です。

これまで無線LANの暗号化技術として「WEP」「WPA2」「WPA3」が策定されてきましたが、「WEP」「WPA2」は暗号化の強度が弱く、解読が進んでしまっています。

最新の「WPA3」が最も安全性が高いので「WPA3」対応の機器やWi-Fiルーターの導入を検討してみましょう。

SSID・Passの引継ぎ機能

引継ぎ機能がある製品の場合、今まで使っていたルーターのSSIDとパスワードを引き継ぐことができます。

Wi-Fiルーターを買い替えた際に、これまで接続していた機器に対して、新しくPassを入力してSSIDを登録するようなことは無くなるので便利ですよね。

おすすめのWi-Fiルーター3選【家族向け】

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E5%AE%9F%E6%A5%AD%E5%AE%B6-%E5%93%81%E8%B3%AA%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB-%E5%93%81%E8%B3%AA-3075839/

ここからは家族をお持ちのあなたのために、接続可能台数が多く、安定して速い通信速度が期待できるWi-Fiルーター「トップ3」を紹介していきますね。

紹介する機種はどれも「Wi-Fi5」もしくは「Wi-Fi6」の通信規格、「IPv6」のデータ通信方式に対応しているため、通信速度は十分です。

さらに「ビームフォーミング」「MU-MIMO」機能の搭載に加えて「4ストリーム」であるため広い部屋で接続数が多くても快適に利用できる機種になります。

(※価格.comの人気商品から、家族向けに、価格・通信速度・接続可能台数のバランスを考慮し順位をつけさせていただきました。)

おすすめのWi-Fiルーター3選
  1. NEC:Aterm WG2600HS2 PA-WG2600HS2
  2. バッファロー:AirStation WSR-3200AX4S-BK
  3. バッファロー:AirStation WSR-5400AX6-MB

Aterm WG2600HS2 PA-WG2600HS2

オススメ1位はNECの「Aterm WG2600HS2 PA-WG2600HS2」です。早速、以下に価格、通信速度、接続可能台数をまとめますね。

NEC「Aterm WG2600HS2 PA-WG2600HS2」
価格 6,980 円
通信速度(Wi-Fi5対応) 2.4GHz 800 Mbps
5GHz 1733 Mbps
接続可能台数 18 台

今回紹介する機種はどれも機能が優れているため、少し価格が高くなっています。ですが、家族に快適な環境を提供したいあなたにぴったりな「安定して速い」Wi-Fiルーターです。

そんな中でも本製品は十分な機能を備えた上で最も安いのでオススメです。2.4GHz帯の通信速度も速いので、物や壁越しでインターネットを利用する際にも安心ですね。

AirStation WSR-3200AX4S-BK

次はオススメ2位のバッファローの「AirStation WSR-3200AX4S-BK」です。こちらも、以下に価格、通信速度、接続可能台数をまとめますね。

バッファロー「AirStation WSR-3200AX4S-BK」
価格 9,686 円
通信速度(Wi-Fi6対応) 2.4GHz 800 Mbps
5GHz 2401 Mbps
接続可能台数 21 台

本製品は1位の製品より、5GHz帯も速くて接続可能台数も多い優れモノではありますが、1万円に少し抵抗を感じたので2位にしました。

とはいえ最高のスペックですね。接続可能台数が多い分、複数台つないだ時の通信速度は低下しにくくなるでしょう。

また2.4GHz帯と5GHz帯の通信速度が速く、環境に合わせて周波数帯を自動で切り替えてくれる機能も搭載されているので、常に快適なインターネット環境を送ることが可能です。

AirStation WSR-5400AX6-MB

オススメ3位はバッファローの「AirStation WSR-5400AX6-MB」です。こちらも、以下に価格、通信速度、接続可能台数をまとめますね。

バッファロー「AirStation WSR-5400AX6-MB」
価格 12,800 円
通信速度(Wi-Fi6対応) 2.4GHz 573 Mbps
5GHz 4803 Mbps
接続可能台数 30 台

こちらの製品は3つの中で5GHz帯が最も速くて、最も接続可能台数が多い製品ですが、守るべき家族を持つ方には少し価格が高いと感じたため3位にしました。

こちらは障害物に強い2.4GHz帯が他と比べて少し劣りますが、5GHz帯は圧倒的です。リビングで家族集まって各々の時間を過ごすような空間では安心ですね。

また接続可能台数が多いので、家族の携帯やタブレット、PCだけではなく、ゲームやスマート家電を繋げても十分に余裕が持てるため、通信速度の低下は起きにくいでしょう。

Wi-Fiルーター設置場所の選び方

Wi-Fiルーターを購入後、設置する場所に悩んだことはありませんか?設置する場所によっては通信速度や安定性に影響が出ますので、設置する時のポイントを説明しますね。

まずは接続機器との間に障害物が多くならないように工夫して配置しましょう。家具の配置上どうしても障害物が多くなってしまう場合は、2.4GHz帯を利用するようにしましょう。

ですが2.4GHz帯は、電子レンジ等の多くの家電で利用されている周波数帯になりますので、電波干渉による速度低下が起きにくいように、電波を発する家電の近くは避けることをオススメします。

本当にWi-Fiルーターを変える必要はある?

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E9%9B%BB%E6%BA%90%E3%82%92%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99-%E7%84%A1%E5%8A%B9%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B-2925962/

求める通信速度を実現するためにWi-Fiルーターの買い替えを検討している方は、現在利用しているLANケーブルの規格や、契約している光回線サービスをもう一度確認してみてください。

使用しているWi-Fiルーターのスペックを十分に活かせていない環境であれば、Wi-Fiルーターを買い替えたところで無駄になってしまう可能性もあるので注意してくださいね。

例えば、インターネットゲームのために通信速度を大幅に上げたい場合は、フレッツ光でなく、独自回線のNURO光やau光を検討するのも良いでしょう。

まとめ【Wi-Fiルーターの選び方】

これまで、Wi-Fiルーターの選び方を考える上で重要な基礎知識から選ぶ時のポイントについて説明してきました。

最後に本記事のまとめとして、Wi-Fiルーターを選ぶ際に重要なポイントを3つ紹介しますね。

Wi-Fiルーターを選ぶ3つのポイント
  • 現状の通信速度と光回線サービス・プロバイダを確認する
  • あなたの家の間取りとWi-Fi接続機器台数を確認する
  • 環境に合った(速度面・安定面・機能面)Wi-Fiルーターを選ぶ

最後まで読んでいただきありがとうございました。Wi-Fi環境が快適になるように、あなたのインターネット利用環境に合ったWi-Fiルーターを探してみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
かどたま
27歳の組み込みソフトエンジニアです。趣味は脳です。読みやすさと内容にこだわり、あなたの悩み事、お困り事を解決していきます。よろしくお願いします。