昨今格安SIMが流行っており、格安SIMのCMやお店を見かけることが多くなっています。格安SIMと聞くたびに格安SIMとは?と思われていることでしょう。
ここでは、「格安SIMってなんだろう?」「格安SIMってなんで安いの?」といった疑問を解決していきたいと思います。
出典:https://winnova.net/wp-content/uploads/2021/06/call-71170_1280.jpg
1.格安SIMとは
格安SIMとは、格安なSIMカードではなく、月額料金が格安なSIMカードのことを言います。
詳しく説明すると、NTTドコモ、au、ソフトバンクといった大手携帯キャリアの料金と比べて格安なSIMカードのことを 格安SIMと言います。
格安SIMを提供している会社は、LINEモバイルやQTモバイルをはじめ20社以上あるので、携帯利用状況などの自分の条件に合った格安SIMを決めることができます。
2.格安SIMが格安なワケとは
格安SIMを提供している会社のことを「MVNO」と言います。
この「MVNO」は、大手携帯キャリアから携帯電話サービスに必要な設備をレンタルしており、設備レンタルの費用はかかるものの、その設備にかかるメンテナンス費用などの維持費がかかりません。
また、大手携帯キャリアと異なり、「MVNO」は全国に多数のショップを展開していないため、ショップにかかる人件費や家賃、光熱費などがかかりません。
以上の理由から、「MVNO」は格安SIMを提供することができています。
3.格安SIMのメリット
次に格安SIMのメリットについて説明します。主な内容について以下にまとめてみました。
- 大手携帯キャリアと比べて月額料金が安い。
- 契約期間や解約金などの縛りが少ない。
- 電話番号を引き継げる。
大手携帯キャリアと比べて月額料金が安い
これは前述した通り、格安SIMでは月々の支払いが少なく済みます。
契約期間や解約金などの縛りが少ない
大手携帯キャリアのほとんどには2年ほど契約期間があり、契約期間ないでやめてしまうと解約金がかかる場合が多いです。
しかし、格安SIMでは最低契約期間が短かったり、設けられていない場合があるので縛りが少なく、契約しやすくなっています。
電話番号を引き継げる
SIMカードを変更しても現在使用している電話番号は引き継ぐことができます。
電話番号が変わったことを知り合いに伝えなくてもいいので便利です。
4.格安SIMのデメリット
さて、格安SIMのいいところについては説明してきましたが、続いてはデメリットについて以下にまとめました。
- キャリアメールが使えない。
- 通信速度が大手携帯キャリアと比べて遅い。
- 店舗が少ないのでサポートが受けずらい。
キャリアメールが使えない
大手携帯キャリアの「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」といったメールアドレスが使えません。
メールを使う場合は、GmailやYahooメールといったフリーメールを用意する必要があります。
通信速度が大手携帯キャリアと比べて遅い
格安SIMの回線はレンタルされたものなので、大手携帯キャリアと比べると通信速度がやや低速になってしまいます。
しかし、回線を使用してのゲームや動画の視聴などを長時間行わなければ、日常生活で使用する分には問題がありません。
店舗が少ないのでサポートが受けずらい
格安SIMを提供している会社は大手携帯キャリアと比べて実店舗の数が少なく、ネットや電話、メールでのサポートが中心です。
そのため、対面でのサポートを受けたい人にとっては少し不便です。
5.格安SIMに向いている人とは
ここまで、格安SIMについて説明してきましたが、ではどんな人が格安SIMに向いているのでしょうか。以下にまとめてみました。
- 月々の支払いを減らしたい人。
- データ通信量が多くないひと。
- キャリア独自のサービスを使わない人。
- スマホを2台持ちしたい人。
- タブレットを安く利用したい人。
- 長電話しない、または通話をLINEでする人。
これに当てはまった人は、格安SIMにすることを検討してみてください!
6.格安SIMとは?まとめ
格安SIMは大手携帯キャリアからの回線レンタルによってサービスを格安で提供しています。
格安SIMに乗り換えることで毎月の携帯料金を減らすことができます。しかし、格安SIMに乗り換える際には、自分の条件に当てはまる格安SIMかどうかを判断する必要があります。
もし、格安SIMに乗り換えるなら、料金の安さだけではなく、データ通信量の上限や通話料金など、様々なことを考慮して、自分にあった格安SIMを見つけることが必要です。