「SIMフリーにする方法が分からない」「そもそも自分のスマホはSIMフリーにする必要はあるのか」と悩んではいませんか?
SIMフリーにするなら、なるべくお金と手間をかけずに手続きをしたいですよね。
この記事では、ウェブサイト上や店舗でSIMフリーにする方法と、SIMロック解除の適用条件などについても触れていきます。最後まで読めばSIMフリーの効率的な利用方法も分かりますよ。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1245869?title=SIM%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E6%95%A3%E3%82%8A%E3%81%B0%E3%82%81%EF%BC%88%E6%A8%99%E6%BA%96SIM%E3%83%BBMicro%20Sim%E3%83%BBnano%20SIM%EF%BC%89&searchId=1448108769)
そもそもSIMロックとは
SIMフリーとは携帯電話に「SIMロック」という制限がかかっていない状態のことを言います。
「SIMロック」がかかった状態とは、【SIMカードを契約した会社】と、【スマホを購入した会社】が一緒でないと電波をキャッチできずデータ通信を利用できない状態です。
そのため他社のSIMカード(例えばソフトバンクのSIMカード)をdocomoで購入したスマホに挿入しても電波をキャッチして通信することができません。
SIMフリーにする方法としては「SIMロック解除」もしくは、もともとSIMロックがかかっていない端末を家電量販店や中古市場で購入する必要があります。
SIMフリーにできる条件
SIMロック解除が可能なのは、原則2015年5月以降に発売されたスマートフォンで、ネットワーク利用制限がかかっていないものです。
また、端末購入後100日を経過していればSIMロック解除が可能です。
なお、過去に同じ契約回線でSIMロック解除をしたことがあり、それから100日以上経過している場合は、購入後100日を待たずにロック解除できます。
自分のスマホがSIMロック解除の適用条件を満たしているか分からない場合は購入したショップやサポートに問い合わせてみましょう。
自分でSIMフリーにする方法
ウェブサイト上から大手携帯電話会社3社(docomo,au,SoftBank)それぞれのSIMロック申請を行う方法についてお話ししていきます。
ウェブサイト上からSIMロック解除申請を行う際はIMEI番号という数字が必要になるので事前に確認しておきましょう。
IMEI番号は、購入した携帯電話の箱、もしくはスマホ画面内の「設定」アプリから確認頂ける15桁の数字です。
自分でSIMロック解除手続きをすれば無料でSIMフリーにすることができます。まずは店舗に行く前に自分で試してみましょう。
それでは、docomo、au、SoftBankそれぞれのSIMロック解除方法を解説していきますね!
docomoスマホをSIMフリーにする方法
docomoの端末をSIMロック解除する場合は「ドコモオンライン手続き」の「各種手続き」から申し込めます。以下に具体的な手順を記すので一緒にやってみましょう!
- My docomoにログイン、「お手続き(お申し込み・解約)」をクリック
- 「解約・その他」をクリック
- 「SIMロック解除」の「もっと見る」をクリック
- 「お手続きをする」をクリックする
- 注意事項と確認事項を読んだら「次へ」をクリック
- セキュリティコードを入力してログイン
- 先ほど調べたIMEI番号を入力
- 「SIMロック解除を申し込む」にチェックを入れる
- 受付確認メールの連絡先を選び「次へ」をクリックする
- 手続き内容を確認して「手続きを完了する」をクリックすればSIMロック解除完了
iPhoneの場合はここまででOKです。SIMロック解除手続きを行ったらすぐSIMフリーになります。
Androidの場合はもう少しだけSIMロック解除のためにやることが残っているので続けて見ていきましょう。
- iPhoneスマホと同じ手順で①~⑩まで行う
- SIMを挿入後、電源を入れると解除コードを求められる
- ①~⑩の手続き後に表示されるSIMロック解除コードを入力すればSIMロック解除完了
ここまで来れば、iPhone,Android関係なしにSIMフリー端末になっているはずです。
auスマホをSIMフリーにする方法
auの端末をSIMロック解除する場合は、「SIMロック解除のお手続き(My au)」から申し込みます。以下に具体的な手順を記すので一緒にやってみましょう!
- My auにログインし、メニューから「サポート」をクリック
- 「操作・設定」を選択し「SIMロック解除」をクリック
- 「SIMロック解除のお手続き」をクリック
- IMEI暗号を入力
- 購入日や機種名を確認、SIMロック解除の理由と連絡先を入力して登録すればSIMロック解除完了
iPhoneの場合はここまででOKです。SIMロック解除手続きを行ったらすぐSIMフリーになります。
Androidの場合はもう少しだけSIMロック解除のためにやることが残っているので続けて見ていきましょう。
- iPhoneスマホと同じ手順で①~⑤まで行う
- SIMを挿入後、電源を入れてWi-Fiに接続
- 「設定」→「端末情報」→「SIMカードの状態」→「SIMカードの状態を更新」の順で操作する
- 設定ファイルのダウンロードが完了したら再起動で設定完了
ここまで来れば、iPhone,Android関係なしにSIMフリー端末になっているはずです。
ソフトバンクスマホをSIMフリーにする方法
ソフトバンクの端末をSIMロック解除する場合は、「My SoftBank」→「契約・オプション管理」の「SIMロック解除手続き」から申し込めます。以下に具体的な手順を記すので一緒にやってみましょう!
- スマホのIMEI番号を確認する
- My SoftBankにログインし、「契約・オプション管理」をクリック
- 「オプション」をクリック
- 「SIMロック解除対象機種のて続き」をクリック
- IMEI番号を入力して「次へ」をクリック
- 手続き内容よ確認して「解除手続きをする」をクリックすればSIMロック解除完了
iPhoneの場合はここまででOKです。SIMロック解除手続きを行ったらすぐSIMフリーになります。
Androidの場合はもう少しだけSIMロック解除のためにやることが残っているので続けて見ていきましょう。
- iPhoneスマホと同じ手順で①~⑥まで行う
- SIMを挿入後、電源を入れると解除コードを求められる
- ①~⑩の手続き後に表示されるSIMロック解除コードを入力すればSIMロック解除完了
ここまで来れば、iPhone,Android関係なしにSIMフリー端末になっているはずです。
店舗でSIMフリーにする方法
スマホを購入したキャリア、もしくは今利用しているキャリアにスマホを持って行くことでSIMロックを解除してもらえます。
ただし、店舗でSIMロックを解除しようとすると、端末の購入日以外は3,300円(税込)の手数料がかかります。
また、店舗でのSIMロック解除時には、スマホなどの端末に加え本人確認書類が必要になることもあります(必用な本人確認書類についてはキャリアサポートよりご覧いただけます)。
手数料もかかるし、直接店舗に行くのが面倒だという方はウェブサイト上から手続きすることをおすすめします。
2019年11月に改正された総務省のガイドラインにより、端末を一括払いで購入した場合、もしくは携帯電話料金をクレジットカード払いしている場合は、端末購入時に無料で即時SIMロックを解除できます。
docomoに至っては、ロック解除を申し出なくても、この条件に合えばSIMロックされていない端末が渡されるほどです。
大手携帯電話会社で端末を購入する場合は、購入時にSIMロックを解除してもらっておくといいでしょう。
自分のスマホがSIMフリーか確認する方法
自分のスマホがSIMフリーかはスマホの設定アプリから確認できます。AndroidとiPhoneで確認方法が違うので別々に解説しますね。
ただ、機種によっては以下の方法で確認できないこともあります。分からない場合は端末を購入した携帯電話会社のショップやサポートに問い合わせると教えてくれます。
Android
Androidの場合は、本体の「設定」を開いて「デバイス情報」→「SIMカードステータス」の順にタップすると確認できます。
SIMフリーになっている場合には「許可されています」と表示されるのでスグに分かるはずです。
iPhone
iPhoneの場合は「設定」→「一般」→「情報」の順に押して「SIMロック」項目で確認できます。
SIMフリーになっている場合には「SIMロックなし」と表示されるはずです。
SIMフリーにする必要がある場合
SIMフリーにする必要があるのは以下のような場合です。当てはまらない場合は無理にSIMフリーにする必要はありません。
- docomoからソフトバンク(例)に乗り換える際にdocomoで購入したスマホをそのまま利用する場合
- 乗り換えたいMVNOの回線と今利用している回線が合わない場合
- 海外の携帯電話会社のSIMカードが使いたい場合
上記のような場合(特に乗り換えの際に新しく携帯電話を購入しない時)にはSIMフリーにする必要があります。
次にSIMフリーにする必要がない場合を以下の項目に記します。
SIMフリーにする必要が無い場合
SIMフリーにする必要がないのは以下のような場合です。当てはまった場合は無理にSIMフリーにする必要はありません。
- 乗り換えたいMVNOの回線と今の利用している回線があっている場合(例:docomoからy.u mobileに乗り換え)
- 今利用している携帯電話会社で新しい携帯をスマホを購入する場合
- 家電量販店や端末メーカーが独自で販売している端末を購入する場合
上記のような場合には無理にSIMフリーにする必用はありません。また、元々からSIMフリーの端末にはどの携帯会社のSIMカードを入れても利用することができます。
SIMフリーにする方法が分かったら早速やってみよう!
SIMフリーにする必要があるのは主に他の大手携帯電話会社や今とは回線が異なるMVNOに乗り換える際です。
自分のスマホがSIMロックがかかっているかを確認したいなら、スマホの「設定」アプリから確認しましょう。
SIMロック解除にも適用条件があるので、「SIMフリーにできる条件」で紹介している内容をもう一度確認してみてくださいね!
ウェブサイト上でSIMロック解除の手続きをしたり、他端末の購入日にSIMロックを解除するようにすれば手数料はかからないので是非試してみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。