「Wi-Fiの設定方法ってよく分からない。すごくメリットあるから、やるほうがいいよって、最近よく聞くけどめんどそうだな。」
そんな風に思っていませんか。知識がないとモヤモヤしてるけど「後でいいか」と、なりがちですよね。
この記事では「Wi-Fi接続のメリット」→「Wi-Fi設定方法」と順をおって解説していきます。
ぜひ、この記事を読んで「Wi-Fi接続のメリット」を理解し一歩を踏み出してください。
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B9-%E7%A7%98%E6%9B%B8-%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E5%A5%B3%E6%80%A7-624749/
Wi-Fi接続することで得られるメリット
Wi-Fiに接続することで得られるメリットは「パケット通信料がかからない」ことです。あなたも携帯の通信制限が気になったことがあるでしょう。
Wi-Fi接続をすることで「パケット通信料をおさえる」ことになるので、月額料金もおさえることができます。
街などでよくみられるようになった「Wi-Fiシール」のある場所では、スマホのWi-Fiをオンにしておけば自動的にWi-Fi接続に切り替わります。
自宅に無線LANの環境を作れば、Wi-Fi設定することで自宅でも上記のような環境を作ることが出来ます。
Wi-Fi設定方法【『全体像』スタートからゴールまで】
いざ自宅でWi-Fiを設定しようと思い立った時に必要な物と設定がありますので、全体像を先に示しておいて、後に細かく説明していきます。
- インターネットの回線
- 無線LANルーター
上記を用意出来たら、次は接続のために手持ちの「無線LANルーター本体」や「説明書」に表記されている下記2つを確認しておく必要があります。
- SSID(ネットワーク名)
- パスワード
以上を準備し設定することで自宅にてWi-Fiを使えるようになります。
Wi-Fi設定方法【自宅で設定するのに必要な事物】
自宅でWi-Fiを設定するために必要な物について書いていきます。先ずは下記の表を見てください。
- インターネットの回線
- 無線LANルーター
インターネットの回線
インターネットの回線については、自宅で既にパソコンやゲーム機などにケーブルで接続してインターネットを利用している場合は問題ありません。
回線をこれから開通させるためには、プロバイダとの契約が必要となります。またどの回線を選ぶかの必要が出てきます。
無線LANルーター
インターネットの回線が準備出来てたら、次に必要なのは無線LANルーターです。無線LANルーターとはスマホやパソコンにインターネットをつなぐための装置の事です。
Wi-Fi設定方法【接続とそのために確認しておくこと】
インターネットの回線と無線LANルーターの準備が完了したら接続のために次の2つの確認をしておいてください。
- SSID(ネットワーク名)
- パスワード
上記の2つはルーターの説明書や本体の側面や底面に表示されていますので確認は簡単です。(自分でネットワーク名とパスワードを考える必要はありません)
次にインターネット回線開通時に設置された「モデム」や「光回線終端装置 ONU」にケーブルでルーターと接続します。
モデム(or光回線終端装置 ONU)とルーターをケーブルでつないだら、次はスマホやパソコンなどをインターネット接続します。接続方法は2つあります。先ずは下記の表を見てください。
- パスワードを入力して接続する方法
- WPS機能で接続する方法
パスワードを入力して接続する方法は、無線LANルーターの電源を入れた後、スマホなどの設定画面で、前述のネットワーク名を選ぶ→パスワード入力→接続済みと表示される→接続完了、となります。
WPS機能を利用するとパスワードの入力が不要になります。無線LANルーターの本体電源を入れるだけで接続できますよ。
WPS機能の利用はルーターと接続端末(スマホなど)が対応している必要があります。
Wi-Fi設定方法【無線LANルーターを選ぶポイント3つ】
ここからは「あなたにあった無線LANルーター(Wi-Fiルーター)を選ぶポイント3つ」を伝えます。先ずは下記の表を見てください。
- 居住環境(間取り)で選ぶ
- 接続可能な台数で選ぶ
- 通信速度で選ぶ
居住環境(間取り)で選ぶ
自宅で無線LANルーターを設置する時には、どのような建物に住んでいるかで(一戸建てなのかマンションなのか、など)最適なものが異なります。
端末を使用する部屋に無線LANルーターの電波が届きやすいものを選びましょう。
接続可能な台数で選ぶ
無線LANルーターは「同時接続可能な端末数の上限」がそれぞれ違っています。自宅で家族全体が同時に使う台数をあらかじめ調べておくと良いです。
また、上限の余裕を持たしておくと「通信速度が遅くなりにくくなる」というメリットを得られます。
通信速度で選ぶ
通信速度は「アンテナ数」と「通信規格」で変わってきます。アンテナの数は増えれば増えるほど通信速度は速くなります。
通信規格は最新のものを選べば最高速度で通信できます。現時点で最速なのは(2021年2月)「Wi-Fi 6」(旧名称は「IEEE802.11ax」)となります。
Wi-Fi設定方法【複数デバイスを接続する時の注意点】
複数デバイスを接続する時の注意点を書いていきます。(デバイスとは、スマホやパソコン、ゲーム機などの端末のことです)
自宅にて家族が何人もいるような家庭では、複数のデバイスを接続するケースが出てくることでしょう。
このような時に注意することは「ルーターによって接続台数が違う」ことです。高性能なルーターほど多くのデバイスが接続できますが購入価格も高くなります。
その為、自宅で、何人の人が、どの時間に、どれくらいWi-Fiによりデバイスを使うのかを事前に確認しておくと良いです。
Wi-Fi設定方法【iPhone・android】
Wi-Fiの設定方法を「iPhone・android」とデバイス別に説明していきます。
- iPhone
- android
iPhoneは「設定」→「Wi-Fi」→「Wi-Fiオン」とすすむとSSID(ネットワーク名)の一覧が表示されるので自宅のものを選び、前述のパスワードを入力すれば完了です。
androidは「設定」→「無線とネットワーク」から「Wi-Fi」を選び「Wi-Fiオン」でSSID(ネットワーク名)の一覧が表示されるので、選択しパスワードを入力すれば完了です。
バージョンや機種により表示が異なる場合もありますが基本は「設定」→「Wi-Fiオン」で接続完了となります。
Wi-Fiがつながると画面上部に扇型のマークが出るので、そこを見ると接続できているかが分かります。
Wi-Fi設定方法【Windows10】
Wi-Fiの設定方法「Windows10」について書いていきます。スマホの設定方法は比較的シンプルですが「Windows10の設定方法」は少し手間取ります。
日頃スマホを使うことが多くパソコンをあまり触らない人から「分かりにくい・・・」そんな声をよく聞きます。
しかし基本は同じです。「設定」→「SSID(ネットワーク名)を選ぶ」→「パスワード入力」→「接続完了」となります。
言葉で伝えるより動画の方が分かりやすいので、下記の動画を見て接続してみてください。
出典:https://www.aterm.jp/support/qa/qa_external/12015/win10.html
Wi-Fi設定方法【つながらない場合の対処法】
Wi-Fiがつながらない場合の対処法について書いていきます。先ずは下記の表を見てください。
- ルーターとデバイスが不具合を起こしてないか確認する
- ケーブルを差し違えてないか確認する
- ルーターとデバイスの置いてある場所を確認する
そもそも、ルーターやスマホが不具合を起こしていないか確認してください。電源を入れなおすだけでも不具合が解消されることもあります。
次にケーブルの接続が正しくできているか確認してください。指す場所(ポート)は2種類(WANポートとLANポート)あるのに形が同じのため差し間違いしやすいです。
WANポートはインターネット回線をつなぐポート。LANポートは家の中のものをつなぐポート。WANポートが1つのみに対しLANポートは複数あります。
Wi-Fiは「ルーターとデバイスとの距離が離れる」「家の中で障害物が多い」などでつながりにくくなるのでそれら機器の置き場所をよく考えましょう。
Wi-Fi設定方法【まとめ】
以上、Wi-Fiを設定しインターネットに接続することのメリット、そしてその方法について書いてきました。
くどいようですが、まとめとして書いておきます。「Wi-Fiにつなぐとは『SSID(ネットワーク名)につなぎインターネットを活用する』」です。
ネット世界の変化は速く、知らない内にとんでもなく便利になっていますねよ。現在の状況があなたに伝わればとても嬉しいです。
ほんの少しだけの知識と行動で意外とメリットを受けられるので、ぜひWi-Fiの設定・接続を試してみてください。