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格安SIMとは?安さの理由やメリット・デメリットを徹底解説!

昨今、テレビCMなどでもよく見かけるようになった格安SIMですが、格安SIMとはどのようなサービスか、あなたは知っていますか?

その名の通り、安さが最大の魅力であり、大手通信キャリアに比べて月々の通信料金を半額以下にすることも可能です。

ただ、大手通信キャリアに比べ安いため、サポート体制や通信品質が悪そうだと、ネガティブなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。いざ契約してみたら全然繋がらない!なんて事態は避けたいですよね。

この記事では、格安SIMの低価格の仕組みや、メリット・デメリット、あなたに合ったプランの選び方まで紹介します。毎月の固定費を少しでも安くしたいという方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3569379?title=iPhone_%E9%9B%BB%E8%A9%B1%E3%82%92%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%8B&searchId=3459863728)

そもそも、SIMとはなにか?

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「格安SIM」を解説するにあたり、そもそも「SIM」とは?という疑問を浮かべた方は多いのではないでしょうか。

SIMとは、Subscriber Identity Moduleの略称で、スマホ端末に入っているICカード(SIMカード)のことです。

SIMには契約者情報(電話番号、加入者)など、スマホ端末で通信を行うために必要な情報が記録されています。

普段意識することは少ないですが、今や私たちの生活に必要不可欠ともいえる通信/通話は、この小さなSIMを起点に実現しているのです。

固定費の見直しに効果的!?格安SIMとは

SIMとはなにか把握できたところで、本題に戻りましょう。格安SIMとは、毎月の通信料金が大手通信キャリアよりも安く使用できる通信サービスのことです。

格安SIMを提供している通信会社は、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)と呼ばれています。

MVNOと大手通信キャリア3社(NTTdocomo、au、SoftBank)の通信料金を比べると、その差はなんと、半額以上の場合もあります。

以下の表は、1ヶ月あたり3GB使用することを想定した料金比較です。見比べると価格差が一目瞭然ですね。(※プランは一例です。詳しくは各社の公式Webサイトをご覧ください。)

格安SIM 大手通信キャリア
通信会社 BIGLOBE

音声通話SIM/3GBプラン

docomo

ギガライト/3GB使用時

au

ピタットプラン 4G LTE/3GB利用時

SoftBank

スマホデビュープラン/3GB

料金(税込) 1,320円 4,565円 3,278円 2,178円

格安SIMの安さの理由とは?

ここまでのお話で「大手通信キャリアの半額以下なんてお得!でもそれって安すぎて怪しいんじゃ・・・?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ご安心ください、安さにはちゃんとした理由があります。

格安SIMが低価格で提供できている理由は、大手通信キャリアの設備を借りることで費用を削減しているからです。

通常、広域に通信を提供するためには様々な機器の維持費や人件費がかかります。店舗型販売・サービスを提供している企業であれば、更にその費用がかさみます。

このため前述した格安SIMの通信会社であるMVNOは、下記のような対策をすることで出来るだけコスト抑え、低価格を実現しています。

格安SIMの安さの理由
  • 通信サービスの提供に必要な設備を持たない→大手通信キャリアの設備を借りる
  • 店舗展開を少なくする→オンライン対応に特化して必要最低限の人員で人件費削減

格安SIMと大手通信キャリアの通信品質には差がある?

格安SIMは大手通信キャリアの回線を借りているため、「独自の回線でないなら通信が安定しないのでは?」とよぎる方もいるでしょう。

実際のところ、同じ回線を利用しているため、繋がりやすさに差はありません。

大手通信キャリア3社(docomo,au,SoftBank)でそれぞれ繋がりやすさが異なりますので、通信品質が気になる方は事前に電波状況をチェックしてみてください。

知らないと損!格安SIMのメリットとは

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格安SIMの仕組みについて説明したところで、次にメリットを3つ紹介します。

格安SIMのメリット
  • 大手通信キャリアの半額以下も!通信料金が格安
  • 料金プランの種類が豊富
  • 契約期間のしばりがゆるやか

大手通信キャリアの半額以下も!通信料金が格安

一番のメリットといえるのが、通信料金の安さです。前述のとおり、大手通信キャリアに比べて半額以下に抑えられる場合もあります。(通信料金は各社により異なります)

BIGLOBEの3GBプランと大手通信キャリアを比べた場合、最大で年間約4万円もお得です。これだけ違うと、普段ちょっとだけ我慢している出費を気にしなくてすみますね。

料金プランの種類が豊富

格安SIMは大手通信キャリアに比べ、料金プランの種類が豊富です。

大手通信キャリアのdocomoでは1GB、3GB、5GB、7GBといった4区分のみです。

それに比べ、格安SIMのBIGLOBEでは1GB、3GB、6GB、12GB、20GB、30GBと6区分に細かく分かれています。

普段Wifiを使うことが多い方は1GBでも十分ですし、動画やゲームアプリのヘビーユーザーであれば20GBほどあると安心ですよね。

契約期間のしばりがゆるやか

大手通信キャリアでは契約期間2年が基本で、途中で解約すると契約解除料が発生します。無料で解約できる期間は契約から約2年後の一定期間だけで、その期間が過ぎると無料解約期間はまた2年後、という仕組みです。

格安SIMではそういったしばりが比較的ゆるやかなので、気軽に利用できることがメリットといえます。

ちなみに契約解除料は、docomoの場合一律で1,100円です。以前は10,000円ほどかかりましたが、2021年現在では大手の寡占状態が見直され、契約解除料も大幅に値下げされています。

一方格安SIMでは、BIGLOBEだと12か月以内での解約は1,100円の契約解除料がかかります。手数料は大手通信キャリアと同額ですが、契約解除料がかかる期間が短いことがメリットといえます。

大手通信キャリアとサポートが違う?格安SIMのデメリットとは

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/193003/

次に、大手通信キャリアと比較した場合の格安SIMのデメリットについて説明していきます。

格安SIMのデメリット
  • キャリアメール・キャリア独自の機能が使えない
  • LINEのID検索ができない
  • 店舗サポートを受けづらい

キャリアメール・キャリア独自の機能が使えないことが多い

格安SIMの多くはキャリアメールがありません(docomoの場合「~@docomo.ne.jp」)。このため、自身でGmailなどのフリーメールに登録する必要があります。

ただし、キャリアメールを利用することができるMVNOも存在します。

BIGLOBEモバイルの格安SIMやスマホでは、無料でBIGLOBEメールのアドレスを利用することができます。もしフリーメールの取得が手間な方は、キャリアメールのあるMVNOを検討してみてください。

LINEのID検索ができない

格安SIMの場合、LINEのID検索ができません。理由は、不正利用防止の年齢認証が、大手通信キャリアのシステムを使用していることが多いからです。

近頃は、SNSやマッチングアプリで知り合った人とLINE交換する、なんて場面も多いですよね。そんな時、ID検索が使えないと困る、と感じる方もいるかもしれません。

しかし、ID検索を行えなくても「QRコード」「招待メール」「ふるふる」など、LINEの友達追加をする方法はたくさんあるため、問題なく利用できますよ。

店舗サポートを受けづらい

格安SIMは人件費を抑えることで通信料金を安くしているため、実店舗をもたなかったり、サポートがオンラインのみの場合が多いです。

ただ、近年では家電量販店内に受付カウンターを設けるMVNOが増えているので、オンラインサポートのみに不安を感じる方はそういったサービスを選んでみてください。

オンラインでの問い合わせに抵抗がない方は、大きなデメリットではないでしょう。

あなたに合った格安SIMの選び方

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続いて、格安SIMの選び方について紹介していきます。人によって用途が異なるので、あなたに合ったものを選んでいきましょう。

格安SIMの選び方
  1. SIMの種類を決める
  2. データ容量を決める
  3. MVNOを選ぶ
  4. スマホ端末を選ぶ

①SIMの種類を決める

SIMは大まかに「音声通話SIM」もしくは「データ専用SIM」の2種類に分かれます。

通話とネット両方使いたい方は、音声通話SIMを選びましょう。MNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)という制度を利用すると、現在と同じ電話番号を継続して使用することができます。

タブレットやモバイルWiFiルーターへの使用、スマホをネットのみ利用したい方はデータ専用SIMが合っています。

➁データ容量を決める

格安SIMは大手通信キャリアに比べて、データ容量の区分が細かく設定されています。あなたの利用スタイルに適したデータ容量を契約することで、無駄な出費をなくすことができますよ。

今お使いのスマホ端末で1ヶ月の平均データ使用量を確認し、契約するデータ容量を選びましょう。

➂MVNOを選ぶ

自分にあったデータ容量が決まったら、そのプランを扱っているMVNOを選びましょう。料金設定やサポート体制が各社で異なりますので、あなたが重視しているポイントを軸に選んでみてくださいね。

MVNOによって新規契約キャンペーンなど行っているので、お得に利用し始められるようチェックしていきましょう。

➃スマホ端末を選ぶ

次に、使用するスマホ端末を選びます。端末にこだわりがない方は、スマホ端末とSIMをセット購入することをおすすめします。セット料金は安い場合が多いため、悩まずお得に購入することができるでしょう。

スマホ端末を選ぶ際に注意すべき点は、スマホ端末毎にSIMカードのサイズが異なることです。

SIMカードは、大きさによって「ナノSIM」「マイクロSIM」「標準SIM」の3種類に分けられます。セット購入ではなくスマホ端末のみ購入する場合は、対応サイズを確認してから購入しましょう。

現在使っているスマホ端末をそのまま使う場合は、そのスマホ端末の「SIMロック」が解除されている必要があります。

通信回線が縛られる?SIMロック・SIMフリーとは

SIMロックとは、大手通信キャリアのスマホ端末で、他社のSIMを装着しても利用できない制限のことです。SIMフリーとは、SIMロックがかかっていない状態を指します。

このため、SIMロックが解除された状態(SIMフリー)であれば、他社のSIMが使えます

SIMロック解除の手数料は、docomoだとパソコン・スマートフォンからの申込で無料解除することができます。申込方法により手数料が異なるため、事前にチェックしてみてください。

現在お使いの回線が大手通信キャリアであっても、格安SIMで使用する回線が同じであればそのまま使うことができます。SIMロック解除が手間という方は、同じ回線同士を選ぶとよいでしょう。

格安SIMに乗り換えたときに引き継げるものとは?

格安SIMは自由度が高く魅力的ですが、設定が面倒だと感じる方も多いのではないでしょうか。

ここでは格安SIMに乗り換えたときに、再設定不要で引き継げるものを紹介してきます。

スマホ本体も変えた人

スマホ本体も変えた場合は、電話帳データ・電話番号を引き継ぎできます。

電話帳データは、SDカードに保存しておけば、新しいスマホ端末にSDカードを挿入することで移行可能です。電話番号は、前述したMNPを利用することで、同じ電話番号を継続して使用することができます。

なお電話番号を引き継ぐには、通信会社に関係なくMNPが必要なため、格安SIMに限った話ではないことを理解しておきましょう。

スマホ本体を継続して使用する人

スマホ本体を継続して使用する場合は、上記であげたデータをそのまま引き継ぐことができます。それに加え、ダウンロードしたアプリをそのまま使用することも可能です。

ただし、デメリットでもあげたようにキャリアメールを使用できません。このため、アプリ登録時にキャリアメールを使用している場合は、メールアドレスの変更を行う必要があるので、注意してください。

格安SIMとは?安い理由は?解説 まとめ

格安SIMとは、毎月の通信料金が大手通信キャリアよりも安く使用できる通信サービスのことです。大手通信キャリアの回線を利用し、人件費を抑えることで、通信料金が安くなっています。

月々の通信料金が高いと感じている人は、格安SIMへの移行を検討してみてください。大手通信キャリアからの乗換で、年間約4万円ほど節約することも可能です。契約解除手数料は約1,100円のため損はしません。

現在お使いの回線が大手通信キャリアであっても、格安SIMで使用する回線が同じであればそのまま使うことができます。SIMロック解除が手間という方は、同じ回線同士を選ぶとよいでしょう。

まずは現在の契約プランを見直して、格安SIMと比較してみてください。無駄に払っていた分でちょっとした贅沢が出来るかもしれませんよ。