「スマホのデータ容量の目安・平均ってどのくらい？」「スマホのデータ容量ってどうやって決めれば良いの？」そんな悩みを抱えてはいませんか？
スマホのプランを決めるときに、データ容量はどのくらいが目安なのか分からなくて迷ってしまいますよね。
今回はあなたに合ったおすすめのデータ容量の目安や使用中のデータ容量の確認方法、1GB（ギガバイト）でできること等をお話しします。最後まで読めばデータ容量の節約法も分かりますよ。
（アイキャッチ画像出典：https://www.photo-ac.com/main/detail/5157823?title=%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%82%92%E8%A7%A6%E3%82%8B%E6%89%8B%E5%85%83&searchId=1747589782#）
そもそもスマホの「データ容量」とは
スマホのデータ容量とはキャリアの通信回線でやり取りできるデータの大きさを示しています。月間のデータ容量の上限が10GBであれば通常の速度で月最大10GBまでデータの送受信ができます。
データ容量はGB（ギガバイト）やMB（メガバイト）で表され、1024B（バイト）が1KB（キロバイト）、1024KBが1MBと1024ごとに谷が変化します。
ちなみに、1Bは半角英数字1文字程度のデータ量です。基本的にスマホの契約時によく見る単位はGB（ギガバイト）ですね。
【目安】1GBのデータ容量でできること
実際に1GB（ギガバイト）のデータ容量でどれくらいのデータ通信を利用できるのでしょうか。下の表に簡単な目安をまとめてみました。
| 利用目的 | 通信料 | 目安 |
| webページ | Yahoo!等のニュースサイト（約150KB/回） | 約6600回 |
| メール（添付ファイル込み） | 500KB/通 | 約2000通 |
| LINE通話 | 音声のみ（300KB/分）
ビデオ通話（5.1MB/分） |
音声のみ：約55.5時間
ビデオ通話：約3.3時間 |
| 電子書籍（漫画） | 50MB/冊 | 約20冊 |
| YouTubeでの動画視聴 | 720Pの高画質で12MB/分程度 | 約2時間 |
こうやって見ると1GBあれば意外と多くのことができるのがお分かりいただけるかと思います。
ただし、漫画や動画はデータ使用量が比較的多めです。動画の2時間なんてものは体感的にすぐに過ぎてしまうので、1GBでは物足りなく感じるかも知れませんね。
みんなのスマホのデータ容量の目安・平均は？
スマホのデータ容量の使用量は個人のスマホの利用スタイルよって異なります。そのため、目安や平均で決めるのではなくあなたのスマホの利用スタイルに合わせるのがいいでしょう。
例えば、1GB（ギガバイト）で動画を何時間観られるかというと、だいたい高画質で120分（2時間）ぐらいです。
もし、動画やInstagram等のSNS、大きなデータ通信を伴うスマホゲームなどを外出先でよく利用する場合は、3GB（ギガバイト）では物足りないと感じるでしょう。
自宅ではWi-Fiを利用して、極力外出先では高いデータ通信量を伴うアプリや動画を利用しないようにすれば3GBでも足りないことはないですが、ほとんどの人が10GB以上のデータ容量で契約しています。
おすすめのスマホのデータ容量の目安は？
ゲームや動画の視聴なしでメールやSNS、ネットサーフィン程度の利用であれば1～3GB/月ほどが目安でしょう。
ゲーム、LINEやzoomでのビデオ通話をよく利用する方は10GB～/月が目安でしょう。基本的に家でWi-Fiを利用して、外出先でゲームやビデオ通話をする程度なら10GB程度で足りるはずです。
家にWi-Fiがない方や、外出先でもしょっちゅう動画を視聴するという方は30～50GB/月が目安です。
動画は最もデータ容量を消費します。そのため、Wi-Fi環境でのみ動画を視聴して、外出先などは動画を視聴しないようにすれば30GB以下でも十分でしょう。
スマホのデータ料金の目安は？
月間1GB（ギガバイト）以下のデータ容量のプランで契約した場合、大手3社（ドコモ,au,ソフトバンク）の月額料金はほとんど同じで、大体3500円前後です。
ドコモ,auは、月間2～7GB以下のデータ容量のプランで契約した場合4500～7000円弱。ソフトバンクは2～3GB（最大容量）で4000～5500円弱の月額料金になります
月間データ容量無制限のプランでは、大手3社ともどれだけデータ容量を消費しても7300円前後の月額料金になっています。
ドコモが若干高めで、デザリングもデータ容量無制限。au,ソフトバンクはデザリングが月30GBまでという違いを除けば料金的にもほとんど変わりありません。
【iPhone】スマホのデータ容量の目安を測る方法
ここではiPhoneスマホのデータ容量を確認する方法を簡潔に教えます。自分がどのくらいデータ容量を使用しているか確認すれば、目安も決めやすくなりますよ。
下に紹介する方法を使えば早くて１分ほどで確認できるので今すぐ試してみましょう。
本体設定より確認する
iPhoneの設定アプリを開いて【モバイル通信】の項目をタップするとデータ容量の使用状況を確認することができます。
データ容量を確認するのに、データ容量を使用しなくてすむのでまずは本体設定から確認してみましょう。
ただし、利用中の通信事業者やiPhoneスマホの種類によってはデータ容量が表示されないこともあります。そんな時は次に紹介する方法でデータ容量の確認を行ってみましょう。
キャリアにアクセスして確認する
本体設定からデータ容量を確認すると、iPhone独自の測定のため、正確なデータ容量が分からない場合もあります。
そんな時はあなたが契約しているキャリアにのアプリ（My docomo, My au, My softbankなど）や公式ページにアクセスすることで正確なデータ容量を知ることができます。
ただし、最初にログイン情報を入力する必要があるので、手間だと思う方は本体設定から確認する方が簡単でいいでしょう。
【Android】スマホのデータ容量の目安を測る方法
ここではAndroidスマホのデータ容量を確認する方法を簡潔に教えます。自分がどのくらいデータ容量を使用しているか確認すれば、目安も決めやすくなりますよ。
下に紹介する方法を使えば早くて１分ほどで確認できるので今すぐ試してみましょう。
本体設定より確認する
Androidの設定アプリを起動し、【接続】→【データ使用量】の順にタップすることでAndroidスマホのデータ容量を確認することができます。
さらに、【モバイルデータ使用量】の欄をタップすれば、アプリごとのデータ使用量を確認できるので、主にデータ容量を食っているアプリが一目で分かります。
データ容量を確認するのに、データ容量を使わず、アプリごとのデータ使用量を確認できるので、まずは本体設定からスマホのデ-タ容量を確認してみましょう。
キャリアにアクセスして確認する
先ほどiPhoneのスマホのデ-タ容量を確認する方法の2つ目でご紹介したのと同じ方法です。
「My docomo」「My au」などの画キャリアのオンラインサービスにアクセスしてデータ容量を確認する方法です。
データ容量を確認する際にデータ容量を若干使用することになるので、若干のデータ使用でも気になる方は本体設定から確認する方が良いでしょう。
スマホのデータ容量を気にせずに動画を見る方法
動画が一番データ容量を消費することは前述の「【目安】1GBでできること」の表から分かります。
最近ではYouTubeやティックトック、Instagramなどを利用する機会も増えましたよね。そのため、外出先でのデータ使用量を気にする方も多いかと思います。
では、スマホのデータ容量を気にせずに動画を見るにはどうすればよいのか。答えは「Wi-Fiを利用する」一択です。
外出先の駅やカフェ、コンビニ、ファストフード店ではフリーWi-Fiを提供しているお店がほとんどです。そのためWi-Fiを使える場所では必ずWi-Fiを使うように意識付けしましょう。
スマホのデータ容量を節約する方法
上記でもご紹介したように、スマホのデータ容量節約に一番の特効薬はWi-Fi利用です。家でも外出先でも積極的にWi-Fiを利用しましょう。
また、動画や音楽等のコンテンツを家のWi-Fi環境でダウンロードしておいて、外出先ではダウンロード済みのコンテンツを利用するといった工夫でも通信量を大幅に削減できます。
さらに、アプリの自動更新機能をOFFにすることもおすすめです。そうすることで使わないアプリに対する無駄なデータ消費を減らせますね。
「設定アプリ」→「データ通信」から、使わないアプリに対するデータ通信を遮断する設定もできるので、使わないアプリに対する無駄なデータ消費を減らしたい方はチェックしてみましょう。
プランを決めるときは自分のデータ容量の目安を把握しておこう
今回はスマホのプランを決める際の料金やデータ容量の目安についてお話しして参りました。
他の人のデータ容量の平均などを基準などしにしてプランを決めるのではなく、「おすすめのデータ容量の目安は？」の見出し内で紹介したように、自分のスマホの利用スタイルに合ったプランを選ぶことが重要です。
現在、あなたが月にどのくらいデータ容量を使っているかは「本体設定アプリ」→「データ通信量」から調べることができます。
あなたに合ったデータ容量が分かったらそれをもとにプラン契約をしてみましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。
