「普段からちょっとしたミスばかりをしてしまって仕事がうまくいかない」「人間関係が悪い環境で仕事がうまくいかない」といった悩みを抱えていませんか?
仕事がうまくいかないと感じているのにもかかわらず、仕事をしないといけない毎日は本当に辛くて大変ですよね。
この記事では仕事がうまくいかないと感じてしまう7つの原因や8つの対処法、転職のメリット・デメリットなどについてお伝えしていきます。
現状を変えるためにはどうすればよいか悩んでいる人はぜひ最後まで読んでください。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e3%82%84%e3%81%91%e3%81%8f%e3%81%9d%e3%81%ae-%e6%82%b2%e3%81%97%e3%81%84-%e3%81%86%e3%81%a4%e7%97%85-2293377/#content)
仕事がうまくいかない原因とは?7つの原因を解説
仕事がうまくいかないと感じている原因には主に7つの原因があります。
- 経験が不足している
- ミスを繰り返してしまう
- 自分に合っていない仕事をしている
- 良好な人間関係を築けていない
- そもそも職場環境が悪い
- 周りからのプレッシャーでうまくいかない
- 悩みがあることで集中できていない
上記7つについて解説していきますので、自分がどれに当てはまっているか考えてみましょう。
経験が不足している
仕事がうまくいかないと感じてしまう原因として経験が不足していることが考えられます。
特に今まで経験したことがない仕事やこれまで興味もなかった分野の仕事を初めてする際には、慣れないことばかりをすることになるでしょう。
これまで経験していないことをやるので、最初から完璧にこなすのは難しいはずです。しかし、それを理解せず自分の思った通りに仕事をこなせないため、うまくいかないと感じてしまうのです。
ミスを繰り返してしまう
ミスを繰り返してしまうことも仕事がうまくいかないと感じてしまう原因の1つです。
経験不足と関連する部分でもあるのですが、やはり業務になれていない状態のときはミスが多くなってしまうものです。
そしてミスが多いことでプレッシャーを感じてしまい、同じミスを繰り返してしまう状態に陥ってしまいます。
こんな状態になってしまったら、仕事がうまくいかないと感じますよね。
自分に合っていない仕事をしている
「大手の会社だから」「給料が良いから」といった理由で会社選びをしてしまうと、自分が不得意な業務を行う機会が多くなってしまうかもしれません。
元々そんなに人と話すことが苦手な人間なのに人と話すことがメインの業務である営業部に配属されてしまった場合、業務が辛いと感じるでしょう。
ですので、自分の個性に合った仕事ができていないとうまくいかないと感じることが多くなります。
良好な人間関係を築けていない
会社に属して働く以上、人間関係という要素をなくすことは難しいでしょう。
業務上、自分と相性が悪いと思う人とでも接さなければなりません。そこで「この人とは性格が合わないから関わりたくない」と思っているとなかなか良好な人間関係を築けません。
その部分の割り切りができておらず、人間関係がうまくいっていないために仕事がうまくいかないと感じてしまっている可能性もあります。
そもそも職場環境が悪い
職場環境が悪いことも仕事がうまくいかないと感じてしまう原因かもしれません。
「自分は集中して仕事がしたいのに、周りの人間がうるさくてなかなか仕事に集中できないため、仕事が遅くなってしまう。」
このように仕事をする環境が原因ではないかも考えてみましょう。
周りからのプレッシャーでうまくいかない
周囲からのプレッシャーでうまくいっていないことも考えられます。
「周りの人はあんなに仕事をてきぱきこなしているから自分もあれくらいこなせないといけない!」と考えていないでしょうか?
責任感が強い人だとそのように考えてしまい、自分のペースで仕事ができず、ミスなどをしてしまうことで仕事がうまくいかないと感じることもあります。
悩みがあることで集中できていない
仕事やプライベートがうまくいかないと悩んだまま仕事をしていないでしょうか?
それが原因で仕事に集中できておらず、業務に時間がかかってしまったり、いつもしないミスをしてしまったりすることもあります。
悩みがあることでいつものパフォーマンスを発揮できず、仕事がうまくいかないと感じていないか改めて考えてみましょう。
仕事がうまくいかない時の対処法8つを紹介
仕事がうまくいかないと嘆いているだけでは何も始まりません。自分からその問題に対処する方法を考えていくことが重要です。
ここでは仕事がうまくいかない時の対処法7つをご紹介したいと思います。
- うまくいかない原因を文字に起こす
- わからないところはとことん聞くようにする
- 他人と比較しない意識を持つ
- 失敗を前向きにとらえる
- 人事異動で人間関係は変わると認識する
- 上司の上司に相談してみる
- しっかりと休息をとる
- 気持ちをリフレッシュできる習慣を持つ
うまくいかない原因を文字に起こす
最初に行っていただきたいのが、うまくいかない原因をしっかりと認識することです。
そのために有効なのがうまくいかない原因を紙でもスマホのメモ帳でもいいので、文字に起こしてみることです。
ただ漠然とうまくいかないと悩んでいても対策の取りようがないので、まずはうまくいかない原因をしっかりと認識するためにも何に悩んでいるのかを文字に起こしてみましょう。
わからないところはとことん聞くようにする
経験不足が原因でうまくいかないと感じているのであれば、わからないところを一つ一つ無くしていくことが重要です。
そのためにもわからないところがある場合は上司や先輩にとことん聞くことを意識しましょう。
どんなに優しい人でも同じことを何回も聞かれると面倒に感じてしまう可能性もあるので、1度聞いたことは忘れないよう意識しながら聞いてください。
メモを取りながら聞けば、あとで見返すことができて同じことを聞かないようにできますし、教える側からしても「しっかり聞いてくれている」と思うのでおすすめです。
他人と比較しない意識を持つ
同僚と比べて仕事ができないためにうまくいかないと感じている場合もあるかもしれません。
こういった場合は、同僚と比較するのをやめる意識を持ちましょう。
そもそも人には得意不得意があるものなので、同僚にとってたまたまその業務が得意だっただけかもしれません。
相手が得意な分野で活躍しているのであれば、自分も得意な部分を伸ばす意識で仕事に取り組めば比較することなく結果もついてくることでしょう。
失敗を前向きにとらえる
何かミスをしたときに「またやってしまった…」といった後ろ向きな考え方をしていないでしょうか?
失敗を後ろ向きにとらえてしまうと、同じミスをすることが怖くなってしまって、それが同じミスを繰り返す原因になることもあります。
ですので、何かミスをしてしまったときは「次は同じミスをしないように気を付けよう!」と失敗を前向きにとらえる意識を持つことが重要です。
失敗したときはその失敗から何を学ぶかに意識を向けるようにすると自然と前向きにとらえられるようになりますよ。
人事異動で人間関係は変わると認識する
人間関係がうまくいかないと感じている人にお伝えしたいことがその人間関係は一生続くわけではないということです。
人事異動によって自分にとって相性の悪い人と離れられる可能性もありますし、最近では転職する人も多いです。
たしかに今は苦しい状況かもしれませんが、「ずっと一緒にいるわけじゃないし」と思うように意識をすれば気を楽にすることができるでしょう。
上司の上司に相談してみる
上司とどうしても馬が合わないために仕事がうまくいかないと感じてしまっている場合もあるかもしれません。
そんな時は上司のさらに上司に相談してみるのも1つの手です。上司の上司に相談してみることで、自分の考え方が変わるかもしれませんし、上司に自分がどう思っているのかを伝えるきっかけになるかもしれません。
どうしても辛い時には最終手段としてこの方法を試してみてください。
しっかりと休息をとる
体のためにも気持ちをリフレッシュするためにも休息をしっかりととることは重要です。
仕事がうまくいかないと感じながら仕事を続けていると体も心も疲れてしまっていることでしょう。
休みの日は仕事のことは忘れてとにかく体と心を休めることに集中するのも一つの手です。
辛くて悩んでいても時間が解決することもあるので、休みは思いっきり休んでつらい経験も時間に解決してもらいましょう。
気持ちをリフレッシュできる習慣を持つ
気持ちを切り替えられる習慣や趣味を持つことも重要になります。
運動、食事、読書、睡眠、料理、脳トレ、イラスト、写真、テレビなど何でもいいです。
とにかく「これをやっているときは他のことを忘れられる」と思えるような習慣や趣味を作れれば仕事の嫌なことも忘れて気持ちをリフレッシュできるでしょう。
事前に「次の休みの日は○○をやってみよう」という感じて予定を入れておいて気になることを1つずつやっていけば自分が夢中になれる趣味を見つけられるかもしれません。
どうしても今の仕事がうまくいかないなら転職する選択肢もある
「自分なりにうまくいかない原因をしっかりと考えたし、できる対策もすべて行ってみた。それでもやっぱり今の仕事が辛い。」と思っている人もいるかと思います。
そんな人に考えてもらいたいのが転職という選択肢です。転職すれば今の状況を一変させることができるでしょう。
しかし、転職するのは不安だと思っている人もいるでしょう。そこでここからは転職のメリット・デメリットをお伝えしていきたいと思います。
転職という選択肢にはどんなメリットがあって逆にどんなデメリットがあるかを知ったうえで、転職について真剣に考えていただけますと幸いです。
どうしてもうまくいかない場合に転職するメリット5つ
まずは転職をするメリットについてお伝えします。転職のメリットは主に下記の5つです。
- 年収が上がる可能性がある
- 新しいキャリアを積んでいける
- 新しい人間関係を作れる
- 業務環境を変えられる
- 自分の常識を変えるきっかけになる
年収が上がる可能性がある
転職することで自分の能力を活かせる仕事ができれば、年収が上がる可能性があります。
自分の得意な業務を多くできる環境であれば、意欲的に仕事に取り組めるようになり、結果自分の価値が高まることにつながり年収が上がるかもしれません。
また、仕事内容が同じような仕事だったとしても職場の雰囲気や人間関係が変わったことで仕事に対する姿勢が前向きになり、それに収入が伴ってくるという可能性もあります。
新しいキャリアを積んでいける
転職をすればこれまでの会社からの評価がリセットされて、新しい職場で自分のイメージや評価をゼロから作り上げていけます。
また、これまでと違う職種や業界で働き始めれば新しいキャリアを積んでいけることになります。
転職してみたら自分に合った業界や職種だったという人も多くいるので、新しいキャリアを積んでいけるというのは大きなメリットの1つと言えます。
新しい人間関係を作れる
上手くいかないと感じている人にとっては転職してこれまでの人間関係を辞められるという部分は一番大きなメリットといえるでしょう。
これまでの人間関係をリセットして、新しい職場で新しい人間関係を構築していけます。
新しい職場で良好な人間関係を作っていければ、心地よい環境で仕事をすることにも繋がるので、これまでのようなストレスを感じることなく仕事に取り組めるようになるでしょう。
業務環境を変えられる
これまで残業や休日出勤などが辛いと感じていた人であれば、転職して残業や休日出勤の少ない会社に勤められる環境になるのは大きなメリットの1つだと思います。
残業や休日出勤がなくなったことで、仕事とプライベートの時間のバランスをうまくとれるようになります。
プライベートで十分に息抜きができれば集中して仕事に取り組めるようになり、仕事でよい成果を出すことにつながるかもしれません。
自分の常識を変えるきっかけになる
新しい環境になることで、これまで当たり前だと思っていたことについて改めて考え直すきっかけになるというのも転職のメリットです。
今までとは違う会社で働くことで会社に対しての価値観や人間関係についての価値観、仕事に対する価値観を再確認したり変化させる機会が多くなります。
転職するということについての自分なりの考えを持つこともなるので、様々な経験を積めるという点でもメリットだと考えられます。
どうしてもうまくいかない場合に転職するデメリット4つ
次に転職するデメリットを5つお伝えしていきます。転職で生じるデメリットをしっかりと把握しておけば、転職後に「こんなはずじゃなかった…」と思う可能性を少しでも減らせるでしょう。
- 年収が下がる可能性がある
- 退職金や企業年金が減ってしまう
- 新しい環境になれるまでに時間がかかる
- 問題が解決されない可能性がある
年収が下がる可能性がある
これまで経験したことのない職業に転職する場合、年収が下がってしまう可能性もあります。
転職後の収入を考慮せず今までと同じ生活を送った場合、生活が苦しくなってしまうことにもなりかねないので、改めて支出を見直すきっかけになるかもしれませんね。
年収が下がってでもやってみたいと思えるかどうかをしっかりと吟味して転職先を考えましょう。
退職金や企業年金が減ってしまう
勤続年数によって変動する退職金や企業年金が減ってしまうこともデメリットの1つです。
自己都合で退職する場合は、会社都合で退職する場合に比べてもらえる金額が少なくなってしまいます。
勤続年数が数年しかない場合は、ゼロになってしまう可能性があります。
また、年齢を重ねて転職をするともらえる金額が少なくなる傾向にあるので注意が必要です。
新しい環境になれるまでに時間がかかる
転職とは新しい環境に飛び込んでいくということなので、新しい職場環境になれるまでに時間がかかったり、新しい人間関係を構築するまでに時間がかかったりします。
同期入社の仲間などもいないため、慣れるまでには孤独を感じてしまうかもしれません。
環境になれるためにも仕事で結果を出すための努力や、自分から積極的にコミュニケーションをとるなどの努力が必要になってくるでしょう。
問題が解決されない可能性がある
仕事がうまくいかないと感じていた原因が人間関係の人の場合は、転職をしても問題が解決できない可能性があります。
転職後の職場で自分と相性の悪い人と働くことになってしまい、これまでと同じような状況に陥ってしまうかもしれません。
そのような状態にならないためにも、人間関係が原因で転職を考えている人は改めて本当に転職する必要があるかどうか考えてみましょう。
まずは今の環境で今の状態を改善できないか試そう
転職するといってもメリットばかりではなく、デメリットがあることもお分かりいただけたのではないでしょうか?
人それぞれ今の仕事がうまくいかないと感じている理由は異なりますので、自分にとっての転職するメリット・デメリットをしっかりと考えて転職するかどうかを判断してもらえればと思います。
まず最初にやっていただきたいのは、今の職場で今の状態を改善するためにはどうしたらよいか考えて、その改善策を実践することです。
それでもうまくいかないと感じる場合は、転職を検討してみてください。
仕事がうまくいかないときはどうするべきかのまとめ
この記事では仕事がうまくいかないと感じる原因や対策、転職についてお伝えさせていただきました。
最後まで読んでいただいた人の中には今この時も仕事がうまくいかないと感じていて辛いと感じているかもしれません。
まずは自分が今どんなことが原因で仕事がうまくいかないと感じているのかしっかりと認識してその原因に対して自分ができることは何なのかを考えるところから始めてみましょう。
最終的には転職という選択肢があることも念頭において、自分が納得できる選択肢を選んでくださいね。