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ホーランドロップってどんなウサギ?特徴、値段、飼い方を紹介!

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ホーランドロップは、垂れた耳と人懐っこさが特徴の可愛らしいウサギです。

「飼育は難しいのだろうか?」「値段はどれかくらいかな?」などの疑問を持っていませんか?

「可愛いから飼ってみたい!」とは思うものの、「ちゃんと飼い主になついてくれるのか?」や、「予算はどれくらいかかるのか?」など、疑問や不安に思い、なかなか購入に踏み出せませんよね。

そこで今回は、ホーランドロップの生態や性格、値段や購入方法、飼育をする上でのポイントについて紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでください。

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たれ耳ウサギの定番!ホーランドロップとは

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ホーランドロップは垂れ耳がトレードマークのウサギです。この垂れ耳をうさぎの種類は「ロップイアー」種と呼ばれていて、ホーランドロップはその中でも小型のウサギです。

ホーランドロップは小さな体に垂れた耳、丸っこい体と、その愛らしい見た目から、ペットとして根強い人気があります。

体重はおよそ1.5~2.0キロほどで、体長は30~35㎝前後になります。ウサギの中では、小柄です。また、ホーランドロップの平均寿命は5~10年ほどです。

全部で30種類以上!ホーランドロップのカラーバリエーション

ホーランドロップは、毛色のバリエーションが多いのも、特徴の一つです。

ホーランドロップにはおよそ30種類のカラーがあり、それらのカラーバリエーションは大きく分けて下記の8種類に分かれます。

一つずつご紹介していきますので、それぞれのカラーの特徴をみていきましょう。

カラーバリエーション
  • セルフ
  • アグーチ
  • シェイテッド
  • タンパターン
  • ブロークン
  • ワイドバンド
  • チックドグループ
  • ポインテッドホワイト

セルフ

体全体がほぼ単色の毛色は、『セルフ』と呼ばれます。毛色の例としては、写真のブラックカラーの他に、チョコレート、ブルー、ライラックなどがあります。

アグーチ

『アグーチ』は、目やお腹のまわり、しっぽの裏に白などの差し色が入っています。写真のチェスナットの他に、チンチラなどがあります。

シェイテッド

『シェイテッド』は鼻先、目、しっぽ、足先の色が濃くなっていて、グラデーションがあります。写真のセーブルポイントの他に、サイアミーズセーブルなどがあります。

タンパターン

『タンパターン』は、お腹や目、しっぽの裏は白くなっており、さらに首の後ろに白、またはオレンジの差し色が入っているのが特徴です。

さらに首の後ろの色により2種類にグループ分けされていて、白の場合は『マーチン』、オレンジの場合は『オター』と呼ばれます。写真のブルーオターの他にも、ブラックオターやセーブルマーチンなどがあります。

その他のカラーバリエーション
種類 特徴 カラー名称
ブロークン 白を中心に、他の色がまだら ブロークンオレンジ、ブロークンチンチラ等
ワイドバンド お腹、耳、目の周り、顎が薄い白 オレンジ、クリーム
ティックド ベースの色とは違う上毛に覆われている スティール・ブラック・ゴールドチッピング
ポインテッドホワイト 体の一部に違う色のポイントが入っている ブラック・ブルー・チョコレート・ライラック

 

甘えん坊で寂しがり屋!ホーランドロップの性格とは?

ホーランドロップの性格はとても穏やかで、ペットとして飼いやすいと言われています。

一般的にウサギは警戒心が強いのですが、ホーランドロップは警戒心が弱いです。その為、なでたり、抱っこをしても嫌がることはほとんどありません。

寂しがりやな性格でもある為、飼い主の後をついて回ることもあります。

ホーランドロップは、ウサギの中でも人になつきやすく、甘えん坊な性格なので、ウサギと多くスキンシップを取りたい方におすすめです。

ウサギの中では低価格?ホーランドロップの値段について

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ホーランドロップの値段は、ペットショップで20,000~40,000円前後。うさぎ専門店だと、50,000~110,000円ほどです。純血種のウサギの中では、低価格な種類になります。

ウサギは夜行性なので、健康状態や性格を見るためには、活動を始める夕方以降に見に行った方がよいです。

また、初心者の方はウサギ専門店へ見学に行くのがおすすめです。

少し割高になりますが、購入時の相談を始め、購入後のアフターケアもしっかりしているので、初心者の方はまずは専門店へ行ってみるのがよいでしょう。

ホーランドロップは初心者向けのウサギ?

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前章までは、ホーランドロップの魅力や性格、購入費用について解説してきましたが、「ウサギを飼ったことが無い初心者でも飼えるのだろうか?」と気になるところですよね。

ホーランドロップは、その温厚な性格や、飼い主にも懐くことから、初心者向けのウサギと言われています。また、身体的な特徴としては、頑丈で筋肉質な体格でもある為、その点でも初心者向けのウサギです。

次章以降では、そんなホーランドロップをお家に迎えてからの『お世話』や『必要なグッズ』について、解説していきます。

また、初心者向けのウサギとは言え、飼育する上での『注意点』や、気を付けなければならない『病気』もありますので、そのことについても順に解説していきます。

次章以降の解説事項
  • お世話について
  • 必要なグッズ
  • 飼育上の注意点
  • 気を付ける病気

ホーランドロップのお世話について

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この章ではウサギをお家に迎えてから、どのようなお世話が必要かを解説していきます。

ウサギと一緒に楽しく暮らす為には、日々のお世話の内容について、飼育を始める前にしっかりと把握していくことが重要です。下記項目ごとに説明していきます。

お世話一覧
  • 食事について
  • トイレについて
  • ブラッシングについて
  • 掃除について

食事について

ウサギの食事は牧草(チモチー)とペレットです。主食として牧草を食べ放題の状態で上げ、栄養の補助としてペレットをあげます。

ウサギは環境が変わるとストレスを受けやすいので、初めてウサギを飼う方は、購入したお店の店員さんに、何を食べさせていたか確認しておきましょう。

トイレについて

ウサギは決まった場所に排泄する習性があるので、子ウサギのうちに覚えさせましょう。

トイレのしつけは、トイレを設置したら、ウサギのおしっこの臭いがついた紙や砂を入れておくと、トイレの場所を覚えます。

ただし、ウサギは寝床にはおしっこをしない修正があるので、寝床とトイレは離して設置しましょう。

ブラッシングについて

定期的にブラッシングをしていないと、毛玉がお腹の中に溜まってしまい、死んでしまうこともあります。

なので、ブラッシングは1週間に一回は行いましょう。特に抜けが生え変わる、春先と秋頃は、2日に一回はブラッシングを行いましょう。

掃除について

ウサギの健康のためにも、飼育環境を常に清潔に保つことは重要です。

特にトイレは汚れやすいので、1日に1度は綺麗にするようにしましょう。トイレシートは出来るだけ毎日取り換え、1週間に1度は丸洗いした方がよいです。

また、食器や給水機についても、毎日水洗いをして、清潔に保ちましょう。

ホーランドロップの飼育に必要なグッズ

続いては、ホーランドロップを飼育する上で必要になるグッズについて紹介していきます。

飼育に必要なグッズ
  • ケージ
  • 耳掃除用ローション
  • 爪切り
  • かじり木
  • 温度計
  • ウォーターボトル

ケージ

まずは住居としてのケージが必要になります。ホーランドロップは小型のウサギの中では大きい方になります。

最低でも、横幅が60~70㎝、奥行きが40~50㎝以上のケージを用意してあげましょう。

耳掃除用ローション

ホーランドロップは耳の中に湿気が溜まりやすいので、定期的に耳の汚れを拭いてあげる必要があります。耳掃除については次章意向で詳しく説明していきます。

爪切り

爪切りについては必ずウサギ用のものを選びましょう。ウサギの爪に当たりやすいような設計になっていて、深爪などのケガを防ぐことができます。

かじり木

ウサギは噛むことでストレスを発散させますので、必ず与えてあげましょう。

温度計

ホーランドロップ飼育の適温は18度から24度と言われています。室温管理を行うためにもまず、温度計を用意しましょう。

ウォーターボトル

ウサギがこぼして部屋を汚してしまわないように、水は床に置く器ではなく、ウォーターボトルがおすすめです。

ホーランドロップの飼育の注意点

続いては、ホーランドロップを飼育する際の注意点について説明していきます。

ウサギの健康や寿命に大きく関わってきますので、しっかりと理解しておきましょう。

飼育上の注意点
  • 寒さ・暑さ対策をする
  • 大きな音を立てない
  • おやつをあげすぎない

寒さ・暑さ対策をする

ウサギは繊細な生き物なので、寒すぎても、暑すぎても、体調を壊してしまいます。

なので、必ず温度計を購入し、夏場は室温が25度以上にならないよう、クーラーをつけるなどして、適温(18~24度)を保つようにしてあげましょう。

冬場や夜は、ケージに毛布やシートを掛けてたり、ペット用のヒーターを使用して、寒くならないようにしてあげましょう。

大きな音を立てない

ウサギは聴覚が敏感な上、臆病な動物なので、できるだけ大きな音を立てないような環境で飼育する必要があります。

ドアは静かに開け閉めし、テレビの音量などにも注意してあげましょう。

また、お家にお迎えした数日は、特にストレスを受けやすいです。慣れるまでは、掃除機やドライヤーなどの使用も、できるだけ控えましょう。

おやつをあげすぎない

ペットショップにはウサギ用のおやつがたくさん売られています。

ウサギもいっぱい食べるので、可愛くてついついあげたくなってしまいますが、肥満の原因になりますので、おやつの与えすぎには注意しましょう。

ホーランドロップは耳の病気にかかりやすいので要注意!

ホーランドロップは、たれ耳の為、耳に湿気が溜まりやすく、中耳炎になる可能性が高いです。

ネザーランドドワーフのような、立ち耳ウサギの場合は耳掃除をする必要は無いのですが、ホーランドロップのようなたれ耳ウサギの場合は、適度に耳掃除をすることがとても大切です。

なので、必ず「ウサギ用の耳掃除用ローション」を購入し、それをガーゼに少量付け、汚れを優しく拭きとってあげましょう。

ホーランドロップはスキンシップが好きな方にオススメ!

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/857695?title=%E3%81%86%E3%81%95%E3%81%8E%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%93%E3%83%BC02&searchId=4097530313

今回は、ホーランドロップの特徴や性格、値段や飼い方について紹介しました。トレードマークのたれ耳と、小さくて可愛らしい見た目で、とても人気のあるウサギです。

また、ホーランドロップの性格もとても温厚なため、初心者でも飼いやすいウサギです。

ただし、その一方で、病気には注意しなければなりません。ホーランドロップはたれ耳のため、中耳炎にかかりやすい品種でもあります。

ホーランドロップの飼育を検討する前に、しっかりと特徴や生態についても理解しておきましょう。

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motoyama
漁師です