「楽天モバイルってなに?」「CMでよく見かけるけどわからない。」と思っていませんか?
携帯の料金プランは、把握するだけでもかなり大変ですよね…。説明書きが多いので「もう少しわかりやすくなればな…。」と思ってしまいます。
そこで今回は楽天モバイルはどのようなプランなのか、メリットやデメリットについてまとめました。
「携帯代を安くしたいけど楽天モバイルはどうなの?」と感じている方は、こちらの記事が参考になると思いますので是非最後までご覧ください!
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2067883?title=%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%81%A8%E3%81%8A%E9%87%91%E3%81%AE%E5%A4%A9%E7%A7%A4%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8&searchId=2230129919)
楽天モバイルとは?
楽天モバイルとは月額3,278円で使うことができる格安のスマホキャリアです。
楽天回線のエリア内であればデータ量が無制限で高速通信を使い放題です。いつでも解約可能でしかも解約金は発生せず、さらに期間などの縛りもなくとても融通のきくプランです。
楽天モバイルはデータ使用量に応じて月額料金が変わるので、コスパが良いと話題になりました。また支払いやキャンペーンでポイントが貯まりやすく、楽天ポイントを利用する人にはかなり大きなメリットと言えます。
楽天モバイルの通話方法は通話専用アプリ「Rakuten Link」を使うと、国内通話を無料で行うことが出来ます。
楽天モバイルの料金プランは1択!
楽天モバイルの料金プランは1つのみです。データ量無制限でさらに高速通信が使えて月額3,278円と非常に安くなっています。
しかも、データ利用量が少なければさらに安くなり、携帯をあまり使わない方でも損することのないプランです。
楽天モバイルのデータ利用量に対する料金は、こちらになります。
月間データ利用量 | 月額料金 |
---|---|
~1GB | 0円 |
~3GB | 1,078円 |
~20GB | 2,178円 |
無制限 | 3,278円 |
ご覧の通りデータの利用量に応じて金額が変わります。料金プランはこちらでも確認することができるので是非ご覧ください。
楽天モバイルの通信エリアは?
楽天モバイルは日本全国で利用することができますが、基地局がまだ少なくカバーしきれていない地域もあります。楽天モバイルは2つの回線を使って使用できる範囲を広めています。
- 楽天回線エリア
- パートナー回線エリア(au回線)
楽天回線エリア
まずは楽天の基地局の電波を利用できるエリアが、楽天回線エリアと言われます。
楽天モバイルは全都道府県で使うことができますが、県庁所在地などの人口密集地が主な対象エリアになっています。
まずは自分のいる地域が楽天モバイルを使うことができるのか、通信エリアはこちらから確認しましょう!
パートナー回線(au回線)
次にau回線の基地局の電波を利用できる、パートナー回線エリアというものです。au回線は4G LTEで人口カバー率99.9%の実績を誇り、楽天エリアで繋がらない場所の電波を補うために使われています。
楽天回線エリア外にいるときは自動的にこのパートナー回線に切り替わり、地方や山間部、電波が弱い屋内でも快適に利用することができます。
【お得!】楽天モバイルの6つのメリットとは?
楽天モバイルには6つのメリットがあるので一つづつ紹介していきます。
- データ無制限で、速度制限がない
- 「Rakuten Link」無料通話・SMSの利用ができる
- 全国に店舗がある
- テザリング使える
- 支払い方法が豊富、楽天ポイントたまりやすい
- 海外でも使える
データ量無制限で、速度制限がない
楽天回線エリア内ならデータ量無制限で、高速通信を使い放題です。
月末になるとデータ使用量の上限を超えてしまって、通信速度の遅さにイライラしたことはありませんか?速度制限がかかるとかなり遅くなってしまいますよね…。
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)にも楽天モバイル同様にデータ量を無制限に使えるプランがありますが、月額料金が約8,000円とかなり高額です。
しかし楽天モバイルであれば月額3,728円で利用できるので、かなり格安と言えます。
ただし楽天回線エリア外で月5GB以上使うと、最大1Mbpsの速度制限がかかるためご注意ください。
「Rakuten Link」無料通話・SMSの利用ができる
楽天モバイル専用の通話アプリ「Rakuten Link」を使うと通話・SMSを無料で利用できます。
他のキャリアでは国内のかけ放題プランを契約すると数百円~数千円かかることが普通ですよね。
しかし楽天モバイルの通話アプリを使うと、無料で電話することができます。「Rakuten Link」を使った場合の通話料はこちらです。
通話 | 国内 | 海外 |
「Rakuten Link」:同士 | 0円 | 0円 |
「Rakuten Link」:以外 | 0円 | 0円※海外→日本の通話 |
通常の電話 | 22円/30秒 | ー |
「Rakuten Link」を使った際のSMSの料金表はこちらです。
SMS | 国内 | 海外 |
「Rakuten Link」:同士 | 0円 | 0円 |
「Rakuten Link」:以外 | 0円 | 0円※海外へのSMSは100円/全角70文字 |
通常のSMS | 3円/全角70文字 | 100円/全角70文字 |
iPhoneで着信を受けた場合「Rakuten Link」ではなくiOS標準のアプリでの着信となります。
「Rakuten Link」で発信した場合は今までどおり通話料無料ですが、iOS標準のアプリで折返しなどをしてしまった場合は通話料が発生しますので気をつけましょう。
さらに「Rakuten Link」はこちらからご確認ください。
SMSに関してもiPhoneの場合、iOS標準のアプリでの送受信となるため今後は無料ではなく、有料となってしまいますので注意が必要です。
全国に店舗がある
楽天モバイルは全国に店舗があるので直接サポートを受けることができます。
その数は約600店舗で困ったことがあれば問い合わせましょう。楽天モバイルショップはこちらから探すことができます。
テザリング使える
パソコンやタブレットなどで外出先で便利なのがテザリング機能です。
大手キャリアであれば申し込みや別途費用が必要な場合もありますが、楽天モバイルであれば申し込み不要なおかつ無料で利用でき、さらに通信量無制限で使うことができます。
テザリングとは、モバイルデータ通信ができる端末を利用してPC・タブレット・ゲーム機などをインターネットに接続することです。Wi-Fiがない場所でもスマホがルーターのかわりになります。
支払い方法が豊富、ポイントたまりやすい
楽天モバイルでの支払い方法はかなり豊富で大きく分けるとこちらの3種類です。
- クレジットカード・デビットカード
- 口座振替
- 楽天ポイント利用
クレジットカード・デビットカード
楽天カードはもちろん各種クレジットカード・デビットカードで支払い可能です。
さらに楽天カード限定で100円ごとに1ポイント貯めることができるので、毎月携帯代を払うのであれば楽天カードがかなりおすすめですね!
口座振替
月額料金のお支払いに、銀行口座からの引き落とし(口座振替)も利用できます。ご利用可能な金融機関をこちらからご確認ください。
楽天ポイント利用
月額料金のお支払いに、1ポイント=1円として楽天ポイントを使うことができます。
毎月楽天カードで支払いをすればポイントを貯めることができ、さらにその貯まったポイントで携帯代を支払うことができるので良い循環が生まれますね!
海外でも使える
楽天モバイルは海外に行ってもそのまま使うことができます。特別な申し込みや追加料金は不要で月2GBまで通信が可能です。
楽天モバイルは66の国と地域で利用することができます。ぜひご確認ください。
- 北米:アメリカ本土、アメリカ(ハワイ)、カナダ、メキシコ
- 南米:ブラジル、ペルーなど
- ヨーロッパ:アイスランド、イギリス、イタリア、フランスなど
- アジア:韓国、中国、台湾、フィリピン、インドなど
- オセアニア:オーストラリア、ニュージーランドなど
- アフリカ:南アフリカ、モロッコなど
【使いにくい!?】楽天モバイルの5つのデメリットとは?
沢山のメリットがある楽天モバイルですが、もちろん完璧なわけではありません。こちらでは楽天モバイルで確認すべきデメリットを5つ紹介していきます。
- 繋がりやすさがイマイチ(地下鉄など)
- アプリ使用しないと通話料がかかる
- キャリアメール使えない
- 楽天回線エリア外の高速通信は5GBまでしかできない
- 1日10GB使用すると、速度制限かかる
繋がりやすさがイマイチ(地下鉄など)
楽天モバイルは楽天回線エリア内でも繋がりにくい場合があります。
エリア内でも地下鉄や大型商業施設内で使うとパートナー回線(au回線)に繋がる仕様になっているためです。まだまだ基地局が少なくカバーしきれていないエリアがあるのは残念なポイントと言えます。
ちなみに楽天回線なのかパートナー回線なのか判断する方法は「my楽天モバイルアプリ」で確認できます。アプリを起動するとトップ画面にどちらで繋がっているのか表示されるので便利です!
アプリ使用しないと通話料かかる
「Rakuten Link」という通話専用アプリを使って通話しないと料金がかかってしまいます。
大手キャリアでは標準の通話アプリでかけ放題になるので、「Rakuten Link」を起動して通話するのは少々面倒かもしれません。
しかし、「Rakuten Link」は普通の電話アプリとほぼ同じ使い勝手です。電話帳を自動で読み込みますし、着信履歴から折り返し電話をかけることもできるので、慣れてしまえば特に問題はないでしょう。
キャリアメール使えない
楽天モバイルではキャリアメール(ドコモ・au・ソフトバンク)を使用することが出来ません。キャリアメールを使ってきた人や安心感があった方には大きなデメリットです。
しかし、今までYahoo!メールやGmailなどのフリーメールを使ってきた方であれば特に問題はないでしょう。
どうしてもキャリアメールが必要であれば、メールのみのスマホ契約を残しておく方法がありますが、いらなければメールアドレス変更をする必要があります。
楽天回線エリア外の高速通信は5GBまでしかできない
データ容量無制限で使えるエリアは限られており、エリア外での高速通信は5GBまでと限定されています。
一月に使うデータ量が5GBを超えてしまうと、最大1Mbpsに通信速度が制限されて遅くなってしまうので注意しましょう。
1日10GB使用すると、速度制限かかる
楽天モバイルはデータ利用量無制限、高速通信可能です。しかし1日に10GB使ってしまうと1Mbpsと速度制限がかかってしまいます。
10GBとは長時間高画質で動画を見続けたり、ゲームをやり続けたりと特殊なことでなければ消費できないので、あまり神経質になる必要はないでしょう。
この1Mbpsという速度制限はLINEやSMS、動画視聴するのであれば特に問題はありません。
楽天モバイルの評判・口コミはこちらです!
楽天モバイルの評判や口コミについて紹介します。一部抜粋してるので参考までにご覧ください。
電波の状態が悪い時も時折あるようですが、このように問題がなく使えている方もいます。月額料金が安くなるので納得されている方が多いようです。
しかし中にはなかなか繋がらず、再起動したが結局直らなかったという意見も見つかりました。一時は通信障害もあったのでメイン回線として使う場合は少々心配ですね…。
申し込み~利用開始までの手順を紹介!
楽天モバイルの申し込み~利用開始までの具体的な手順について紹介します。
- 契約に必要なものを揃える
- 公式ホームページから申し込む
- 端末・SIMカード到着後、初期設定やMNP設定を行う
- 「Rakuten Link」をダウンロードし、使用開始する
①契約に必要なものを揃える
契約時に必要なものはこちらの4点です。あらかじめ用意しておきましょう。
- 本人確認書類
- 楽天会員ユーザID、パスワード
- クレジットカード、口座情報
- MNP予約番号(電話番号の引継ぎ)
MNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)は他社から楽天モバイルへ乗り換えする場合に必要で、現在お使いの電話番号がそのままお使いいただけます。
MNP予約番号の取得は各社のショップ・電話・Webサイトにて「MNP転出」の希望を伝え、取得してください。
②公式ホームページから申し込む
必要なものが揃ったら、ホームページから申し込みをしましょう。
- 楽天モバイルの公式サイトにアクセスして申し込みを選択
- 購入機種・オプションサービス・SIMカードタイプを選ぶ
- 契約者情報を入力する
③端末・SIMカード到着後、初期設定やMNP設定を行う
端末・SIMカードが届きましたら、さっそく初期設定を行っていきます。
- SIMカード挿入
- 初期設定
- MNP開通手続き
SIMカード挿入
SIMカードを所定の位置に差し込んでから、スマホを起動させます。
初期設定
スマホを起動することができたら、以下のページから初期設定を行います。
- Androidサポートページ
- iPhone・iPad(nanoSIM)サポートページ
- iPhone・iPad(eSIM)サポートページ
MNP開通手続き
MNPで他キャリアから番号を引き継いで乗り換えた場合は、MNP手続きが必要です。
購入した楽天モバイルスマホ以外のネットワーク回線を使い、楽天モバイル公式サイトのMNP開通ページからmy楽天モバイルにアクセスしてください。
メニューの「お申込み履歴」を選び、該当の申込番号を選択しましょう。「MNP転入する」を選ぶと、MNP開通手続きは完了です。
④「Rakuten Link」をダウンロードし、使用開始する
「Rakuten Link」をダウンロードし、利用を開始しましょう。楽天モバイルでスマホを購入した場合は、最初から「Rakuten Link」がインストールされています。
お手持ちのスマホを使う場合はGoogle PlayやApp Storeからインストールしましょう。これですべての準備が終わり、利用開始できます。
【よくある質問】契約前に確認するべきQ&Aとは?
こちらでは楽天モバイルに関するよくある質問や、契約前に確認するべき内容について紹介します。
- 家族割・学生割はある?
- 申し込み・カスタマーサポートはオンラインのみ?
- 「Rakuten UN-LIMIT VI」でも5Gの利用できる?
家族割・学生割はある?
残念ながら家族割・学生割などの割引サービスは行っていません。
現在楽天モバイルで提供している料金プランは「Rakuten UN-LIMIT VI」のみです。
申し込み・カスタマーサポートはオンラインのみ?
「Rakuten UN-LIMIT VI」の申し込みは店舗(楽天モバイルショップ)でも受け付けています。
お近くの楽天モバイルショップは「ショップ(店舗)」をご覧ください。カスタマーサポートの体制についても変更はありません。
5Gの利用で可能?
「Rakuten UN-LIMIT VI」では5G対応機種を持っていれば、一部のエリアで5Gサービスを使うことができます。
その5Gが使える範囲は順次エリア拡大予定です。回線をご利用可能なエリアについては5Gサービスエリアをご確認ください。
なお、電波状況や周辺の環境によって4Gでの接続となる場合があります。
「5G」とは携帯電話などに使われる次世代の通信規格のことで超高速・大容量・超低遅延・多数同時接続を実現します。
楽天モバイル:サブで使うのもオススメ!
楽天モバイルをサブ回線として使うこともおすすめしています。なぜならデータ使用量が1GB以内の場合は無料で、通話もアプリを通して使えば料金が一切かかりません。
契約する際にはポイントが付くのでお得ですし、契約していてもコストがかかりません。
メイン回線として使うには通信エリアが狭かったり、繋がりにくいなどの心配がありますが、サブ回線として楽天モバイルを使えばこれらのデメリットも気にならないでしょう。
なのでメイン回線は大手キャリアで契約し、サブ回線は楽天モバイルを利用するのも一つの手段です。
【まとめ】楽天モバイルを検討してみてはいかがでしょうか?
今回は楽天モバイルについてまとめてきました。初見で「なんだかあまり覚えていないかも…。」と思っている方もいらっしゃるかと思いますので改めて振り返ってみましょう。
- プランが1つでわかりやすく、縛りがない
- データ量無制限で高速通信
- 実店舗がある
- ポイントがたまりやすく、携帯代に使える
- データが使い放題なのは楽天回線エリアのみ
- パートナー回線(au回線)は毎月5GBまで高速通信可能
- 1日10GB使うと速度制限がかかる
- かけ放題には専用の通話アプリが必要
- キャリアメールは使えない
このように1つのプランでありながらまだまだ複雑な部分も多いですね。まずは楽天モバイルが使えるエリアなのかを確認することから始めてみませんか?ここまで読んで下さりありがとうございました。