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経験者が語るヤマトヌマエビの飼育方法とメリット・デメリットとは

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「熱帯魚を飼って半年、最近コケが多くて気になるなあ」「ヤマトヌマエビがコケ対策に役立つって聞いたけど実際効果あるのかな?」なんて頭を抱えていませんか?

熱帯魚愛好家なら「毎日掃除するのは大変。でもキレイな水槽を保ちたい」と誰もが思います。私もその1人でしたがヤマトヌマエビを投入してコケ掃除が楽になりました。

とはいえヤマトヌマエビのことを知らないと飼うのは心配ですよね。そこで今回はヤマトヌマエビの特徴や飼育のポイント、メリット・デメリットを実体験を交えて解説します。

この記事を読めばヤマトヌマエビ飼育の不安はなくなり、水槽に迎え入れる準備は万全になりますよ。(アイキャッチ画像出典:筆者撮影)

ヤマトヌマエビとは

出典:筆者撮影

ヤマトヌマエビは半透明のグレーがかった色味で体長はオスで4cm、メスで6cm程度になります。同じヌマエビのミナミヌマエビは体長3cm程度であり、こちらと比べる比較的大型です。

多くの熱帯魚店やペットショップで見かけることができ、熱帯魚愛好家にはポピュラーなエビです。

甲殻類ならではのフォルムや水底を歩いて移動するなど魚とは違った魅力があり、水槽内のアクセントになります。

また、1匹あたりのコケ取り能力が高く水槽のお掃除屋さんとしても重宝されます。数匹入れておくだけでもコケ予防の効果があります。

ヤマトヌマエビの餌

ヤマトヌマエビは雑食性でコケや水草、コリドラスやプレコなどのタブレット型の餌、熱帯魚用フレークフード、茹でたキャベツなどあらゆる物を食べます。

コケや水草のある水槽ではヤマトヌマエビ用の餌を用意する必要はありません。また、美味しく栄養価の高いヌマエビ専用フードを与えすぎるとコケを食べる量が減ります。

ヤマトヌマエビのコケ取り効果を期待して飼育する場合は専用フードは少なめか与えないようにしてコケを優先して食べてもらえるように誘導しましょう。

コケも水草も少ない水草ではヤマトヌマエビ用の餌を用意する必要があるため、状況に応じて調整します。

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ヤマトヌマエビの飼育のポイント

ヤマトヌマエビの魅力は丈夫な点です。前述のように水槽内で飼育できるエビでは体が大きく、水質変化にも順応しやすい特徴があります。

アンモニア濃度が高すぎたり、低pHでなければ特に気にせず飼育できます。ただし、夏場の水温上昇には注意が必要です。

ヤマトヌマエビは元々水温が低く安定した渓流域に生息しています。そのため高水温はヤマトヌマエビを弱らせ死亡の原因となります。夏場は高温多湿を避け直射日光の当たらない場所で飼育しましょう。

また酸欠にも弱く、高水温と重なるとヤマトヌマエビの飼育は難しくなります。エアレーションなどで対策しましょう。

ヤマトヌマエビと混泳できる種類は?

出典:https://pixabay.com/ja/photos/アクアリウム-水槽-熱帯魚-魚-4448338/

ヤマトヌマエビのみを飼育するアクアリストは少数派でしょう。様々な種類の魚を混泳させる方が多いですよね?そこで気になるのがヤマトヌマエビと混泳できる種類です。

以下にヤマトヌマエビと混泳できる種類、混泳できない種類を解説します。

ヤマトヌマエビと混泳できる種類とできない種類
  • 小型魚はOK
  • 大型魚との混泳はダメ
  • 他のエビとの混泳にも注意

小型魚はOK

ヤマトヌマエビと混泳には同じくらいのサイズのネオンテトラやプラティなどの小型魚がおすすめです。ヤマトヌマエビと並んでコケ取り魚として有名なオトシンクルスやコリドラスなども混泳できます。

ただしヤマトヌマエビを空腹にさせると弱った魚を襲ったり、捕食したりします。そのため、コケの少ない水槽では専用フード等で餌不足にならないようにしましょう。

特にヤマトヌマエビは夜行性のため就寝前に餌を与えるとよいです。

大型魚との混泳はダメ

ヤマトヌマエビが口に入るほどの大型魚との混泳はNGです。一口でヤマトヌマエビを捕食する危険があります。

また、大型ではありませんが淡水フグや色鮮やかなヒレが特徴的なベタはエビが大好物なので捕食されることがあります。よって混泳はおすすめしません。

他のエビとの混泳にも注意

ヤマトヌマエビ同士の混泳なら問題ありません。しかし、ミナミヌマエビやビーシュリンプなどはヤマトヌマエビより小型のため食べられませんがいじめられる危険があります。

どうしても混泳したい場合はウィローモスやグロッソスティグマなどの水草を多めにして隠れる場所を作るとよいでしょう。

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ヤマトヌマエビを飼育するメリットはコケ対策

出典:筆者撮影
出典:筆者撮影

ヤマトヌマエビを飼育する最大のメリットはコケ取り能力の高さです。上記画像は我が家の水槽です。ヤマトヌマエビ投入4日で流木のコケがきれいになりました。

コケは水槽内の景観を乱し、取っても取ってもまた発生します。特に水草を豊富に入れレイアウトにこだわった水槽ではコケの発生が多くなります。

ヤマトヌマエビを数匹水槽に入れておけばそれだけでコケ対策になります。ミナミヌマエビやビーシュリンプなどの小型のエビではマネできないコケ処理能力です。

コケ対策に悩む熱帯魚愛好家はこの機会にヤマトヌマエビの飼育を考えてはいかかでしょうか。

ヤマトヌマエビを飼育するデメリットは大きさ

出典:https://pixabay.com/ja/photos/計測-ミリメートル-1476913/

ヤマトヌマエビのデメリットは大きくて目立つ点です。大きさは前述のように成長すると5cmほどになり、ミナミヌマエビや他のカラーシュリンプが3cm程度なのに対し大きめです。

代表的な熱帯魚のネオンテトラは平均3cm、メダカは大きい物で4cm程度です。水槽の限られたスペースで1cmの大きさの違いは意外と大きいものです。

カラーシュリンプしか飼育したことのなかった私が初めてヤマトヌマエビを見たときは、「大きくて存在感のあるエビ」という印象を受けました。

ヤマトヌマエビを脇役的存在とし他の熱帯魚を目立たせたい方は飼育数を10匹以下にするなどの工夫が必要です。我が家は45cm水槽に4匹いますが結構な存在感です。

ヤマトヌマエビが死ぬ原因4選

出典:https://pixabay.com/ja/photos/魚-水中-水族館-動物-水泳-6317023/

ヤマトヌマエビを飼い始めてもすぐに死んでしまったら悲しすぎますよね。そこでヤマトヌマエビの死因についても解説します。

以下にヤマトヌマエビの4大死因を解説します。対策もあわせて解説していますので参考にしてください。

ヤマトヌマエビの死因4選
  • 夏場の高温と酸素不足
  • 水合わせの失敗
  • 水質の悪化
  • 水槽からの飛び出し

夏場の高温と酸素不足

夏場は水温上昇が著しいため水温管理が重要です。高水温になると水中の酸素濃度が低下します。酸素濃度が低下すればそこで暮らすヤマトヌマエビは酸欠になり死んでしまいます。

特に飼育数が多く水槽が小さい場合は酸素の必要量が増えます。水温の低い時期にはヤマトヌマエビが死ななかったのに夏を迎えて一斉に死んでしまう場合、高水温が原因かもしれません。

涼しい部屋に水槽を置く、エアレーションで酸素を十分確保するなどの対策が必要です。

水合わせの失敗

ヤマトヌマエビで多い死因が急激な水質変化です。ペットショップやネット通販の水槽環境と自宅の水槽では水質が異なります。そこで水質を合わせるための「水合わせ」が重要です。

観賞魚にとって水合わせは必須ですが、エビ類は特に慎重な水合わせが必要です。それはヤマトヌマエビなどのエビ類が熱帯魚やメダカに比べ水質変化に敏感だからです。

ヤマトヌマエビの水合わせは時間をかけてゆっくり慣らしていきます。ビーシュリンプは2時間以上かけて水合わせしますが、ヤマトヌマエビはエビのなかでは比較的丈夫なため1時間ほどで問題ありません。

水合わせは引越しです。ヤマトヌマエビも人間同様に引越しでストレスを受けます。慎重に観察しながら行いましょう。

水質の悪化

餌の与えすぎや飼育数の過多により排泄物や食べ残しが増えると水質が悪化します。

ヤマトヌマエビは他のエビ類同様に水底を歩くように生活しています。排泄物や食べ残しは水底に溜まりやすいため海面へ生活する熱帯魚より水質悪化の影響を受けやすいのです。

特に新規に水槽を立ち上げたばかりではバクテリアが少なく水質が安定していません。アンモニアや亜硝酸などヌマエビにダメージを与える物質が増えることは死亡の原因となります。

水槽立ち上げ直後はヤマトヌマエビを入れない、バクテリアを補充するなどの対策が必要です。

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水槽からの飛び出し

ヤマトヌマエビの水槽からの飛び出しはあらゆるメディアやブログで報告されています。私は飛び出し事故があると知っても自分だけは大丈夫だと思っていました。

しかし、ヤマトヌマエビを購入したその日の夜に飛び出し翌日カラカラに乾いて床に寝ているエビを発見しました。せっかく自宅に迎え入れたのに飛び出しで死んでしまってはなんとも切ないです。

飛び出し事故はよくあることで対策はしっかり取るべきと痛感しました。対策としては水槽の水位を上げすぎない。濾過フィルター装置や水槽の蓋の隙間などは針金やネットでふさぐ等です。

すべての隙間を完全にふさぐことは難しいですが、可能な範囲で飛び出し対策をしてみましょう。

ヤマトヌマエビの寿命

ヤマトヌマエビの寿命は平均で2〜3年です。たびたび比較しているミナミヌマエビでは1〜2年のため比較的長生きです。中には7年以上生きたという事例もあります。

ただしヤマトヌマエビは稚魚を淡水で飼育することは不可能なため購入時にどのくらいの年月が経過しているか判断できません。そのため、今後どのくらい生きるのかも不明です。

とはいえ短期間に多量に死んでしまうのは稀です。購入したヤマトヌマエビがすべて数日〜1ヶ月程度で死んでしまった場合は寿命よりも環境が原因と考え、水槽環境の見直しが必要でしょう。

また、ヤマトヌマエビの幼生期には淡水と海水が混じり合う汽水域が必要です。自宅水槽では環境作りが難しく繁殖はできません。寿命で数が減ったらその都度数を補充しましょう。

ヤマトヌマエビの価格は

出典:https://pixabay.com/ja/photos/アプリケーション-お金-1756279/

ヤマトヌマエビはネット通販では5匹1,000円や20匹1,500円などショップによって様々です。安くて1匹50円、高くて1匹200円程度です。ちなみに近所のペットショップでは1匹180円でした。

たくさんの数をまとめて購入したい方はネット通販がおすすめですが送料がかかる点と輸送中に死亡するリスクがある点に注意が必要です。

ヤマトヌマエビを初めて飼う方ならまずはお近くのペットショップで実物を見て、どれだけ活発に動いているか、見た感じ元気そうか確認するとよいでしょう。

ペットショップによっては生体を指定して購入することもできます。飼育してみて大量購入したいと思えばネット通販もよいでしょう。

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まとめ コケ対策にはヤマトヌマエビがおすすめ

出典:筆者撮影

ヤマトヌマエビの特徴や飼育のポイント、飼育する上でのメリット・デメリットについて解説しました。

前述のようにヤマトヌマエビを飼う最大のメリットはコケ対策になることです。コケの掃除は定期的に行わなければならず面倒です。

掃除は面倒ですが水槽が汚れれば見栄えは悪いし、飼育環境の悪化にも繋がるため怠れません。ヤマトヌマエビを飼えば全く掃除は必要なしとまでは行きませんが、役立つことは間違いなしです。

生体でコケ対策をしたい方にはヤマトヌマエビの飼育をおすすめします。