「世界最小のハムスター」に興味ありませんか?この記事では、そんな世界最小のハムスターであるロボロフスキーハムスターについてご紹介します。
この記事を読むことで、ロボロフスキーハムスターがどんなハムスターで、飼育するのに必要な準備から注意点まで分かるようになります!
トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/8gOu6m_tj-0
ロボロフスキーハムスターってどんな動物?
ロボロフスキーハムスターは、飼育されているハムスターの中では世界最小のハムスターです。
その大きさは成体になっても体長6~9cm、体重約20g下の表を見ても分かるように他のハムスターよりも一回り小さいサイズです。
ロボロフスキーハムスターのサイズ | 体長6~9cm | 約20g |
ゴールデンハムスターのサイズ | 体長17〜19cm | 約130g |
ジャンガリアンハムスターのサイズ | 体長8〜11cm | 約30g |
ただ、体は小さいですが寿命は約2年と他のハムスターなどと同じくらい生きてくれます。
野生のロボロフスキーハムスターは、ロシアの砂漠地帯に生息しており、他の品種よりも寒さに強いハムスターです。
ロボロフスキーハムスターと他のハムスターの違い
一番の違いは、なんといっても体のサイズが一般的なハムスターよりも一回り小さいことです。
その他にも、他のハムスターに比べカラーバリエーションが少ないという特徴もあります。
ただ、カラーバリエーションに関しては、最近様々なブリーダーによって少しずつ新たな色のロボロフスキーハムスターが増えてきています。
また、他のハムスターと比べ縄張り意識が低いため、多頭飼いすることが出来るので、沢山のハムスターを一緒に飼いたいという方にはおすすめの種類です。
ロボロフスキーハムスターはどんな性格?
ハムスター自体が自然界では捕食される側の動物のため、臆病な性格の品種が多いです。
その中でもロボロフスキーハムスターは、特に臆病で神経質な個体が多く、なつきにくいという特徴があります。
しかし、餌を手に乗せてあげることで徐々にあなたのことを覚えてくれます。なので、1日1回は手から餌をあげて、徐々にあなたのことを覚えてもらいましょう。
また、注意点としてケージにいきなり手をいれると即座に逃げてしまいますので、ケージに手を入れるときは驚かさないようゆっくり手を入れましょう。
ロボロフスキーハムスターはどこで購入出来るのか?
ロボロフスキーハムスターはペットショップもしくはホームセンターなどのペットコーナーなどで購入することが一般的です。
ただ、他の種類のハムスターに比べロボロフスキーハムスターは取り扱っている店舗が少ないため、事前に扱いがあるか問い合わせてから向かうのが良いでしょう。
また、インターネットには里親募集をしている方や個人販売している方もいるので、そちらも合わせてチェックすることで、見つけやすくなりますよ!
おすすめの購入先①ペットショップのコジマ
ペットショップのコジマは、犬や猫、ハムスターやトカゲなど様々な動物の扱いがある大手ペットショップチェーンです。
時期によって扱っている動物の種類が変わりますので、下記のHPで最寄りの店舗では今何を扱っているのか確認してみましょう。
おすすめの購入先②ホームセンターコーナン
2つ目のおすすめの購入先は、ホームセンターコーナンです。こちらはホームセンターですが、多くの店舗にペットコーナーが有り、様々種類のハムスターの取り扱いがあります。
是非一度最寄りの店舗でロボロフスキーハムスターの扱いがあるか聞いてみましょう!
ロボロフスキーハムスター飼育の必須用品5つ
ロボロフスキーハムスターをお迎えする前に準備をする必要のある飼育用品は全部で下記の6つです。実際にロボロフスキーハムスターをお迎えする前にしっかりと準備をしておきましょう。
- ケージ(最低でも45cm×30cm以上)
- 餌(ドワーフハムスター用など)
- 給水器(ハムスター用)
- 巣箱(すっぽりと隠れられるサイズ)
- 回し車(15センチサイズ前後)
- 床材(ウッドチップもしくは紙材のもの)
ロボロフスキーハムスターはかなり臆病な種類のハムスターのため、絶対にすっぽりと隠れることの出来る巣箱を用意してあげましょう。
また、回し車をつけてあげることで運動不足やストレス解消にもなるので、絶対に1つは用意してあげてください。
おすすめのケージ「ハビんぐ グラスハーモニー 450プラス]
こちらのケージは、全面ガラス製のためハムスターの可愛い様子を常に観ることが出来ます。
また、回し車(17cm)と給水器が最初から付属しているため、自身で別に用意する必要がありません。
おすすめの餌「ハムスターセレクション」
こちらの餌は、獣医師及び動物園飼育技師などの協力のもと開発されたハムスター専用の総合栄養フードです。
また、適度な硬さもあるため、食事の際に歯も自然に削れ、前歯の伸び過ぎ防止にもなります。
おすすめの巣箱「テラコッタ トンネルM」
この巣箱は、トンネル形状のため、通気性が巣箱の中が蒸れにくいです。そのため初心者の方でも温度管理がしやすい巣箱です。
おすすめの床材「快適ふんわりベッド」
こちらの床材は、松の木のみで作られた天然素材の床材です。通気性・保湿性ともに優れているため、1年を通して使うことが出来ます。
また、松の香りによる消臭効果もあるため、おしっこの匂いなどを軽減することが出来ますよ!
ロボロフスキーハムスター飼育時に持っておきたい用品2つ
ここからは、絶対に準備する必要はないですが、あるとロボロフスキーハムスターがより過ごしやすくなる環境を作ることのできる飼育用品を2つ紹介します。
- ペット用ヒーター
- ハムスターパイプ
ロボロフスキーハムスターは、他の種類のハムスターに比べ寒さに強いハムスターです。ただ、それでも15℃を下回ると弱ってしまいます。
なので、寒い冬には暖房だけではなくペット用ヒーターも用意してあげるとハムスターがより快適に過ごすことが出来るようになります。
また、狭いところも好きなのでハムスターパイプなんかを用意して、遊ばせてあげましょう!
おすすめのヒーター「ほっとハム暖 フィルムヒーター」
こちらは、ケージの下に引くタイプのヒーターのため、ハムスターのおしっこなどで汚れる心配がありません。
また、自動温度調整機能も付いているため、初心者でも安心して使うことが出来ます。
おすすめのハムスターパイプ「SANKO ジャバラトンネル5」
伸縮可能なジャバラ状になっているため、ケージのレイアウトによって自由に配置をすることが出来ます。
また、2本セットになっており、繫げることで最長40センチにもなります。
ロボロフスキーハムスターの飼育方法
基本的に餌やりは1日1回で、体重の約10%分ほどの量を与えましょう。
時々ひまわりやかぼちゃなどの種をおやつとしてあげることで喜んでくれますが、与えすぎると下痢をしてしまうので気をつけましょう。
水は、毎日新鮮なものに変えてあげることで病気などの予防になります。
ロボロフスキーハムスターは、トイレを覚えることが出来ない種類のハムスターのため、汚れた床材は毎日変えてあげる必要があります。
ロボロフスキーハムスター飼育時の注意点2つ
ロボロフスキーハムスターを飼育する際には下記の2点に気をつけてお世話をしましょう。
- ケージ内の温度管理を怠らないようにしましょう
- 診察可能な動物病院を事前にチェックしておきましょう
ロボロフスキーハムスターの適温は大体18℃〜26℃のため、基本的にケージ内は適温内にするようにしましょう。
また、犬や猫に比べハムスターを診察できる動物病院はまだまだ少ないです。そのため、何かあったときのために事前にハムスターを診察出来る病院をいくつかチェックしておきましょう。
ロボロフスキーハムスターをお迎えするのにかかる費用
ロボロフスキーハムスターをお迎えするのにかかる費用は、初期費用で1万円前後です。
内訳として、成体が2,000円から3,500円ほど、ケージや給水器、回し車など必須用品で6,500円から8,000円ほどです。
また、毎月かかる費用は、餌や床材などで1,000円から2,000円前後かかります。なので、しっかりと金銭的にも問題なくお世話出来るか確認してからお迎えしましょう。
最後まで責任を持ってお世話をしましょう
今回はロボロフスキーハムスターをペットとしてお迎えする際に必要な準備内容と飼育時の注意点などについてご紹介いたしました。
ロボロフスキーハムスターは、他のハムスターに比べ臆病なため沢山触れ合いたい方には少しむかない品種かもしれません。
しかし、世界最小のハムスターならではの可愛さや多頭飼い可能など魅力たっぷりのハムスターでもあるので、是非今回の記事を参考にロボロフスキーハムスターをお迎えしてみてください。