「Ymobileを使ってみたいけど、通信速度が心配、、、」という人に朗報です。Ymobileの通信速度は「速く」て「安定」しています。心配の必要はありません。
大手キャリアから格安SIMに乗り換える人にとって、格安SIMの通信速度は気になる点の1つでしょう。しかし、幸運なことに「Ymobile」は他の格安SIMと異なり、通信速度は速く安定しています。
とはいえ、「なぜYmobileの通信速度が安定しているのか?」が分からないと不安が解消しないという人もいるでしょう。そこで、今回はYmobileの通信速度について詳しく解説していきます。
- Ymobileの通信速度が速く安定している理由が分かる
- Ymobileが他の格安SIMと比較して、どれだけ速いのか分かる
- Ymobileの料金プランと速度制限時の通信速度が分かる
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/youtube-iphone-2617510/
Ymobile利用者の声|通信速度について
まずは、実際の利用者の声を紹介します。今回、「Twitter」からYmobileについて投稿されているツイートの一部を引用させていただきました。
実際に「Twitter」で「Ymobile 通信速度」と調べてみると、思っていた以上に「通信速度」に関する不満がなかったことに驚きました。
それだけ、Ymobileの通信速度に関するユーザー満足度は高いということでしょう。
https://twitter.com/teruterubose_tw/status/1393726002983936001
https://twitter.com/prsp_Dejunsei/status/1372461343698128897
【結論】Ymobileの通信速度はトップレベル
利用者の声から見ても分かりますが、Ymobileの通信速度は「安定」かつ「高速」で、通信速度についての心配は不要と言えるでしょう。実際、他の格安SIMより圧倒的に通信速度が速いです。
通信速度が速い理由の1つが、Ymobileはソフトバンクのサブブランドであることでしょう。それ故に、Ymobileは自社(ソフトバンク)所有している回線を利用できます。
格安SIMでありながら、自社所有の回線を利用できるYmobileは「格安SIMと大手キャリアの中間に位置する特殊な存在」だと言えますよね。
Ymobileの通信速度|格安SIMランキング「第3位」
Ymobileの通信速度は折り紙付きです。みんなのネット回線速度の「格安SIMの通信速度ランキング」でYmobileは「第3位※1」でした。
Ymobileの通信速度がどれほどか気になる人もいると思いますので、各数値を表にまとめておきます。
項 目 | 数 値 |
平均Ping値※2 | 40.02ms |
平均ダウンロード速度 | 61.8Mbps |
平均アップロード速度 | 15.02Mbps |
※1:2021年10月27日時点の「みんなのネット回線速度」よりデータ引用
※2:「ping値」とは、データの送受信にかかる時間を数値化したもので、この値が低いほど快適にネットを利用できる。
なぜ?|Ymobileの通信速度が安定する2つの技術
「格安SIMの通信速度ランキング」で第3位と通信速度は折り紙付きのYmobileですが、なぜそれだけ「速く」「安定した」通信速度が提供できるのでしょうか?
実は、その「速く」「安定した」通信速度を提供できる背景には、次の2つの最新技術があるのです。
キャリアアグリケーション
複数の異なる周波数帯の電波を束ねて、1つの通信回線としてデータの送受信を行う技術です。
従来は連続した20MHz帯域幅までしか利用できませんでしたが、この技術を使うことで合計100MHzまでの帯域幅を利用することができ、より高速なデータ通信が可能となります。
Massive MIMO(マッシブ マイモ)
利用者ひとりひとりに専用の電波を割り当て、人が多く集まる場所でも電波をつながりやすくする技術です。
「Massive(マッシブ)」とは、「大規模な」という意味なので直訳すると「大規模なMIMO(マイモ)」となります。
「MIMO」とは、英語の「Multiple Input Multiple Output」の略で、複数のアンテナを用いてデータ送受信において大容量・高速通信を実現する技術の1つです。
Ymobileの通信速度|「お昼時間」や「夜間」も快適
一般的な格安SIMであれば、ネット利用者の多いお昼時間や夜間(22時以降)の通信速度が著しく低下します。
しかし、Ymobileであれば、先程の2つの最新技(キャリアアグリケーション、Massive MIMO)もあり、この時間帯でもストレスなくスマホを利用できるでしょう。
「平日のお昼時間帯こそスマホをたくさん使う」「家に帰って落ち着いた夜にスマホを使いたい」という方にはYmobileがオススメと言えるでしょう。
Ymobileの通信速度|「速度制限」と「低速通信」
Ymobileは月間データ通信容量を使い切ると「低速通信状態」になります。また、料金プランが「シンプルS/M/L」の3つありますが、プランによって速度制限時の通信速度が異なるので注意が必要です。
最大通信速度が「1Mbps」の「シンプルM・L」
「シンプルM」又は「シンプルL」を契約していれば、月間データ通信容量を使い切って速度制限になっても、最大1Mbpsの通信速度が出ます。
1Mbpsあれば快適な通信速度ではないでしょうが、制限中でも問題なくスマホを利用できるでしょう。参考までに、利用目的別の必要な通信速度を以下にまとめておきます。
- LINEやメールの送受信(必要速度:128kbps〜1Mbps)
- テキスト中心のWebサイト閲覧(必要速度:1Mbps)
- 標準画質(SD 360p)でのYouTube閲覧(必要速度:700kbps)
「シンプルS」だと最大通信速度が300kbps
上記の「1Mbpsでもできること」を確認しても分かると思いますが、最大通信速度300kbpsでは普段使いは正直厳しいです。
各プランの月間データ通信容量や、料金については後述しますが、自分の用途に応じた契約をしないと、速度制限時に後悔することになるかもしれません。
Ymobileの通信速度|他回線との比較
「ダウンロード速度」は、三大キャリア(ドコモやau)と比較すると低くいと思うかもしれませんが、YouTubeを「4K」で視聴するとしても「25Mbps」あれば十分です。
また、「Ping値」は「レスポンス速度」を表しており、数値が低いほど良いとされます。Ymobileはこの数値が低いため、ネット利用時の体感速度が速く、オンライゲームも難なく出来るでしょう。
このように、三大キャリアを含めて比較してもYmobileにはこれと言って悪い数値がありません。まさに、「格安SIMと大手キャリアの中間に位置する特殊な存在」ですよね。
回線 | Ping値 | ダウンロード速度 | アップロード速度 |
Ymobile | 40.02ms | 61.8Mbps | 15.02Mbps |
NTTドコモ | 53.04ms | 142.91Mbps | 16.63Mbps |
au | 53.78ms | 101.16Mbps | 15.92Mbps |
ソフトバンク | 38.52ms | 94.96Mbps | 17.48Mbps |
ahamo | 51.41ms | 97.87Mbps | 13.34Mbps |
povo | 52.07ms | 67.87Mbps | 12.32Mbps |
LINEMO | 40.66ms | 43.5Mbps | 11.63Mbps |
楽天モバイル | 52.26ms | 31.15Mbps | 18.14Mbps |
UQ mobile | 49.95ms | 49.21Mbps | 10.08Mbps |
mineo | 68.97ms | 37.69Mbps | 8.51Mbps |
※1:2021年10月27日時点の「みんなのネット回線速度」よりデータ引用
Ymobileの料金プラン|基本は3種類から選択
Ymobileの料金プランは、シンプルな3つのプランから選べます。「データ増量オプション(550円/月)」に加入すれば、より自分にあったデータ容量のプランを選択できるでしょう。
なお、Ymobileの詳しい料金プランについては、料金公式ページをご確認ください。
プラン名 | シンプル S | シンプル M | シンプル L |
データ通信容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
データ増量オプション加入 | 5GB | 20GB | 30GB |
月額料金(税込) | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
家族割・光回線セット割の割引 | −1,188円 | ||
割引後の料金(税込) | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
「シンプルS」のみ通信制限中の通信速度に注意
これが一番注意しなければいけないことでしょう。月のデータ通信用量超過による速度制限時の通信速度が「シンプルS」のみ異なります。
「シンプルM」と「シンプルL」は、制限中の通信速度は最大1Mbpsですが、「シンプルS」の場合は最大通信速度が300kbpsです。
スマホの利用目的にはよりますが、最大通信速度が300kbpsではストレスを感じることも多いと思いますので、プラン選択は慎重に行いましょう。
国内通話は「30秒で22円」
一部の番号は対象外ですが、国内通話は30秒につき22円かかります。とはいえ、よく電話を利用する人向けに以下の2つの通話オプションがあります。
なお、どちらの通話オプションにも「無料対象外の通話」がありますので、詳しくはYmobileの注意事項公式ページを確認してください。
だれとでも定額|1回10分以内の国内通話が無料
こちらは、電話の頻度は多いものの、1回あたりの通話時間が10分以内だという人にオススメの通話オプションです。料金は「770円/月」になります。
通話オプションなしの場合、1分間の通話で「44円」料金が発生します。そのため、月の合計通話時間が「18分以上」なら、こちらのオプションに加入した方がお得だということになります。
スーパーだれとでも定額(S)|通話時間・回数制限なし
こちらは、通話時間を気にせずに電話をしたい人にオススメの通話オプションです。料金は「1,870円/月」になります。
月の合計通話時間が「43分以上」なら、通話オプションなしの場合1,892円(1分44円×43分)の通話料金ですので、こちらのオプションに加入する方がお得ですよね。
Ymobileユーザーは『PayPay』が超お得!
これは個人的に嬉しい特典の1つなのですが、Ymobileユーザーは「PayPay」がお得に使えます。ソフトバンクのサブブランドだからこその特典ですよね。
「PayPay」はQRコード決済の1つで、YmobileユーザーにはPayPayを利用した時の還元率が大きくなるキャンペーンがあります。これが、地味に大きいメリットだと私は思います。
PayPayの他にも、「PayPayモール」や「Yahoo!ショッピング」での買い物など、ソフトバンク関連のサービスをお得に受けることができます。
他にも様々な特典やキャンペーンがありますので、Ymobileの「キャンペーン・おすすめ情報」公式ページを一度確認してみてください。
【まとめ】Ymobileの通信速度は折り紙つき!
Ymobileはソフトバンクのサブブランドであり、通信速度は格安SIMの中でもかなり速いです。また、通信が安定しており、お昼時間など利用者が多い時間帯でも比較的早い通信速度で利用できます。
「シンプルM・L」に契約すれば速度制限になっても、最大通信速度は1Mbpsです。最大通信速度が1Mbpsあれば、ネット閲覧やSNSなどの普段使いにはストレスなく使用できると思います。
実際、Ymobileユーザーからも「通信速度」に関しては肯定的な意見が多いです。スマホ代は安くしたいけど、データ通信はストレスなく利用したい人にはオススメできると言えるでしょう。
この記事を読んで、「Ymobileに契約してみようかな?」と思った方は、ぜひ、Ymobile公式ページも確認してみてください。