特典が満載の住友グループの1つ、住友不動産建物サービスの物件管理の評価が気になりませんか?管理委託や入居の時に大手の企業だとサービスの質が高そうで信用しやすいですよね。
不動産投資にて、信用は出来ても、自分にとって適しているのか、どのような管理方法・評価なのかを知れば委託を判断することができる可能性があります。
ここでは住友不動産サービスの物件管理の口コミ評価や管理の内容・サポートを紹介します。
良い評価と悪い評価があるので、今後の行動に向けての指標になればと思います。ここはアパート等の不動産物件を持っているオーナ向けの記事です。ご注意ください。
出典:https://www.pakutaso.com/photo/30025.html
住友不動産建物サービスの管理業務
住友不動産建物サービスは住友不動産系列の建物や不動産を中心に施設管理を行っています。住友系以外の物件でも、委託契約を結べば管理をしてくれます。
具体的には、不動産物件の環境設備や環境衛生業務、受詫管理業務、警備業法に基づく警備業、廃棄物回収業務、電気通信事業です。
簡単に言うと、警備の巡回、賃貸物件のメンテナンス、ごみの回収代行、清掃、外観整備、外部専門業者との連携、オーナーとの報告管理業務など、安心できるサポートを提供しています。
マンション・ビルの物件の委託管理だけでなく、不動産の仲介業も請け負っているので知名度を上げるのにもメリットがあります。
住友不動産建物サービスのWebサービス
ふれあい倶楽部は、住友不動産建物サービスが管理するマンションのオーナー・居住者の方専用のポータルサイトです。
会員登録後は、リフォームの見積もり、マンションライフをサポートする会員特典、ネットショッピングで会員限定割引で安価で購入が可能です。
他にも、情報誌「fureai」のweb限定コンテンツの配信やイベント情報が見られます。
また、特典の1つとして、「新築のそっくりさん」という定額・低価格でリフォームを請け負うサービスがあります。間取りの改造を可能、水廻り工事も対応していますよ。
- ビックカメラの商品に+3%付与
- KEYUCAの家具・雑貨の値段10%割引
- 日比谷花壇の商品5%割引
管理委託の実績
管理実績は令和3年時点で、住友不動産が分譲したマンション・ビル合計2,191棟です。去年、一昨年と比べると低くなっているものの停滞状態が続いています。
他にも『SUUMO AWARD2018』の【管理会社部門】首都圏総合評価 最優秀賞を受賞しています。
ちなみに、SUUMO AWARDは不動産事業をしているSUUMOという会社が毎年主催しています。独自のアンケートと様々な視点から評価をうかがい、その結果で管理会社を評価しランキングしていますよ。
住友不動産建物サービスの場合、2018年度時点で購入居住者の評価が最も高かったと言えます。
住友不動産建物サービスの委託管理によるメリット1
メリットとしては、24時間365日サポート&早期対応、お客様センターの対応の良さがあります。
これは、住友不動産分譲のマンション購入者・入居者の利点です。故障や保全、修理や悩み事をいつでも受付が可能で、素早い対応で早くて日中で完了してくれます。
また、クレーム・苦情の際もお客様センターを介していけば、即時で丁寧に対応してくれます。注意としては、住友不動産グループの企業に直接電話は控えましょう。
住友不動産グループへの問い合わせは解答までにお客様センターより対応・回答時間がとても長い傾向あります。
住友不動産建物サービスの委託管理によるメリット2
マンション・ビルなどの物件のリフォームが充実していることです。上で紹介した「新築のそっくりさん」というサービスを使えば、低価格・定額でリフォームを受けられます。
リフォーム実績があり、全国15万棟を超える受注があります。また、「リフォーム産業新聞」によると、大型リフォーム受注件数は全国ダントツ1位です。
1996年から事業に参入し、ノウハウを蓄積してきているので、顧客一人一人の多種多様な要望に応え、新築同様に実現させています。
低価格かつ定価という住友不動産独自の値段設定を設けているので、契約後の追加料金はアフターケアーの場合でも発生せずリフォームを受けることが可能です。
住友不動産建物サービスの委託管理によるデメリット
60代以上/男性 「担当者が変わるので管理の質が保たれていない」担当者が早く替わりすぎるためか、住民のことを考えて親身になって対応しているとは思えない。
出典:https://life.oricon.co.jp/rank-mansion-maintenance/syutoken/company/sumitate/
近年、退職者の増加・管理物件の増加等の問題で、担当者の入れ替えが多くなっています。
管理している賃貸によりますが、担当者・管理者の入れ替えが早い分、環境の情報や信頼関係、近辺の情報に時間が掛かりサービスの質が落ちている口コミ情報がちらほら見受けられます。
また、委託を受ける物件数の増加に伴い担当者・管理者の異動で人手不足にもなっているのが現状です。
対策としては、契約前に人の入れ替えを極力控える旨を伝えて、契約内容に追加する交渉をしてみましょう。
住友不動産建物サービス 口コミでの良い反応 ~管理面~
利用者・オーナによる管理面での良い口コミを3つ選抜して紹介します。
快適なマンション生活へのサポートが万全
入居者が快適に過ごせるよう、きめ細かいサービスを提供してもらっています。
わたしの住むマンションは内廊下なのですが、毎朝玄関を出ると、自分の部屋よりもエアコンがきいていて、むしろ廊下の方が快適というほどです。
各フロアをはじめとする共用部分は、ホテルのように清掃が行き届いています。また、入居者には季節ごとにfureaiという冊子を配布。住友不動産グループの限定優待サービスや、飲食店の情報を提供してくれるほか、電気・ガス・水周りのトラブルなどに対応する駆け付けサービスも充実しているため、いざというときも安心です。
物件のグレードが高いのか、委託管理の質が高く、冊子も配布、さらには優待サービスも受けられるので非常に得です。
プチリフォーム便のサポートが良く、人員やサービスの質が良いためこの物件は問題なく利用できるようです。
オーナーにも利点があり、入居者同様に特典があります。更に良質なサポートにより空室の数が少ないため、家賃の収入を安定して得られるようになりますよ。
賃貸契約時に同じ物件の方の苦情の数の少なさや口コミを聞いてみるのが適切ですよ。
連絡の伝達が的確で毎日の暮らしが円滑
定期的な消防設備点検や、立ち会いが必要な室内排水管清掃まで、管理会社からの事前告知が徹底されておりメンテナンスが行き届いています。
理事会で細かな修繕の要望が議題にあがった場合にも、見積書の作成から工事の発注までが素早く、共有部分に欠損が見当たりません。最近では緊急事態宣言を受けて清掃などの日常業務が縮小されています。
ゴミ出しなどのルールが一時的に変更されていますが、居住者にまったく混乱がみられません。
この具体例から、日頃から細かく業務報告がなされており、全戸に的確に伝わっていることを実感しています。
オーナ寄りの評価となります。管理会社のメンテナンスが行き届いているため管理費用の採算が十分取れている証です。
管理とコスト・情報伝達等が適切なので、入居者やオーナ、管理会社がストレスのあまりないので住み心地がよさそうですね。
住居者にも優しい会社!
うちは都心部の住友物件だけど、とても管理が良いですよ。いつも掃除していてロビーはいつでもピカピカ光ってます夜も必ず各戸見まわりに来ます。外もよく掃除しており明らかに隣のマンションより石畳も綺麗うちのが古いのに隣は管理だけ住友ですが、外を掃除している姿見た事ないし同じ石畳なのにの色が違います。住んで八年ですが、その点は良かったです。ひょっとしたらしたら住友物件と単なる委託だけと差があるのかもしれません。今ところは素晴らしいとしか思えません。
都心部の物件は家賃は多くかかるものの管理・衛星・サポートがとても良いです。委託によって管理者によりますが、よく掃除をするので光るくらいなのでとても綺麗です。
筆者の私は住友系の賃貸マンションには住んだ経験はございません。しかし、仕事で住友系が所有しているオフィスビルに何度か足を運んだことがあります。
外壁や入口、エレベータ前や各階のオフィス、廊下が驚くほど綺麗で緊張するくらいでした。利用者のことを最大限に考慮して行っているんだと改めて実感しました。
住友不動産建物サービス 口コミでの悪い反応 ~管理面~
管理面での利用者・オーナによる悪い口コミ3つを紹介します。すべての物件がなっているとは限らないのでご注意ください。
上から目線のスタッフさんにがっかり
初めて購入した現在のマンション管理が、住友不動産建物サービスです。清掃のスタッフの方は毎日丁寧に、細かいところまで綺麗に掃除してくれています。スタッフさんの年齢層は高めで、住人より年上の人が多いように見えます。そのせいか、ほとんどのスタッフさんが挨拶してくれますが、中には住人の顔を見ても何も言わず作業に戻る年配の女性には、正直感じが悪いなと思ってしまいます。
また、管理人さんは男性の年配の方が多く、挨拶はきちんとしてくれるのですが、共用の物品や駐車場を借りるときにお話しする際、こちらが若いためか上から目線で話をしてくる感じの人が多く嫌な気持ちになることが多いです。
オーナ寄りの口コミです。住友不動産建物サービスの従業員の数が多い分、普通の価値観と異なったり、態度や言動の悪い人も少なくありません。
環境によりますが、グレードが低めの物件に時々見受けられます。年配の方に限ったことではありませんが、仕事の話になると性格・言動が変わって嫌に受け止めてしまうのも少し辛いですよね。
どうしても、耐えかねない場合は住友系不動産のお客様センターにお問い合わせをすれば解消するでしょう。
言っていることとやっていることに一貫性が無い(最低評価)
こちらからの質問には無回答や回答が遅い。あっても見当違い回答ばかりで納得できる回答は貰った記憶がない。
そのわりにはおっしゃることは凄くご立派ですが、やっていることに内容が伴っていない。ちょっと指摘すると、理事会に何の連絡もなく勝手に方針を変えるのは日時茶飯事。
メールでのやりとりも上から目線で、とても客商売をしているような態度ではない。どういう社員教育をされているのか不思議でならない。出典:https://www.sutekicookan.com/%E4%BD%8F%E5%8F%8B%E4%B8%8D%E5%8B%95%E7%94%A3%E5%BB%BA%E7%89%A9%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9
行き届いていない教育不足やコンプライアンス軽視が原因になっています。運悪くごく一部の特殊な営業マンや担当者とのやり取りとなってしまったのでしょう。
人手不足もあり、悪い人に当たってしまう確率が低いとは断言できません。しかし、悪いことだらけではなく、基本的に顧客満足度は高いので表面上問題ないので安心してください。
上記の口コミが当てはまるのであるならば、担当者を変える旨を住友不動産建物サービスのお客様センターに問い合わせるか本社に問い合わせをすると良いでしょう。
指導・教育不足から起きるサービスの低下
管理人兼清掃の人についての指導が行き届いていない 以前は定期的にあったが、前任の清掃者が言い訳ばかりで改善がなく指導を何度か依頼した。
出典:https://life.oricon.co.jp/rank-mansion-maintenance/syutoken/company/sumitate/
人材不足または退職による優秀な人材の流出で指導・教育不足が目立っているようです。
対応としてはクレーム・苦情対応のお客様センターセンターに問い合わせた後、改善しなかったら従業員の総入れ替えもしくは管理人の入れ替えを要望する方法もあります。
実例として、同じ物件に3回ほど連続して評判の悪い管理者を異動させるケースも存在していますよ。
人材不足でサービス低下?!管理委託終了続出の真相
近年、住友不動産建物サービスは3・4年前まで、契約数が増えていました。しかし、契約している棟数は少しづつ減少してきています。
主な原因としては、契約更新時に契約で提示した低い金額より非常に高い金額を提案してきたり、管理する物件の増加に対して管理する従業員不足です。
安い契約費用を見積もっているので、管理費用が新規契約時の3割増しの傾向があります。その影響か財政破綻寸前の管理組合が出てきているようです。
一方、人手不足は会社の内部的要因であり、契約物件数増加の伴い、仕事量が増えて人が確保できず、優秀な人が辞めていき、質の高い教育が出来ず、サービスの質が落ちてしまっています。
管理している物件全てに影響が出ている訳ではなく、低いグレードの物件に見受けられることが多い。
管理契約時には管理費用の変動が少ないか、入居の際は物件に住んでいるの方の評価を確認してみよう。
詳細は下の不動産に関するブログをご覧ください。
最後に
以上が、住友不動産建物サービスの物件管理の全貌でした。評価に関しては、悪い評価の方が多く載せられていました。しかし、全てが悪いわけではありません。
担当者・管理者が良い人もいれば悪い人も約半分くらいの割合で存在します。人の入れ替わりが激しいためサービスの質が変動するのはジョブローテーションの一環のようです。
表面上、管理面でのサービスや特典が充実しているので、入居者の方は入居先の住み心地等を理解してから決めるのが適切でしょう。
物件のオーナの方は、担当者や管理人の実績や人望、プランを確認して委託するか決断した方が適切ですよ。