あなたは不動産投資という言葉を聞いたことがありますか？また不動産投資とはどういったものか知っていますか？
「不動産投資を知っているが自分がやるとなると不安だな…」「不労所得欲しいなー」と思っていませんか？
そんな方はぜひこの記事を最後まで読んでください。この記事では不動産投資の仕組みやメリット・デメリットを解説していきます。
この記事を読むことで不動産投資についての知識をつけることができあなた自身が不動産投資を始めるための準備をしていることでしょう。
出典：https://pixabay.com/ja/photos/%E3%81%8A%E9%87%91-%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0-%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3-%E6%8A%95%E8%B3%87-2724248/
1,不動産投資とは？～収入を得る方法～
不動産投資とは、簡単に説明すると物件を購入しお客様に貸し出し家賃収入を得る投資の手段です。ですが収入を得る方法は大きく2種類あります。
1つ目はキャピタルゲインです。キャピタルゲインとは、保有している資産を売却することによって得られる売買差益のことです。不動産投資では、不動産を購入し購その価格より高い値段で売却した時の利益となります。
2つ目はインカムゲインです。インカムゲインとは、資産を保有中に得られる収益のことをさします。不動産投資では、家賃収入や共益費となります。
2,不動産投資の種類とは
不動産投資で収入を得る方法を簡単に説明しました。では不動産投資にはいったいどのような手段があるのでしょうか？表にまとめてみました。
| 種類 | 説明 |
| 区分マンション投資 | マンションなどの「部屋」を購入してそれを貸して家賃収入を得たり、売却して売却益を得たりする投資 |
| 棟物件投資 | アパートなどの部屋単位ではなく、一棟まるごと購入してそれを貸して家賃収入を得たり、売却して売却益を得たりする投資 |
| 戸建て投資 | 一戸建てを購入し、そこから家賃収入を得たり、売却して売却益を得たりする投資 |
| 小口化商品 | 一つの不動産を出資した投資家全員で共同所有して、家賃収入や売却益を分配する投資 |
| クラウドファンディング | インターネットを通じて不特定多数の人から出資を募り、その出資金を利用して不動産の運用を行う |
| 不動産投資信託 | 不動産投資法人が投資家向けに発行した投資証券を投資家が購入する投資 |
| 駐車場投資 | 場所を貸すことで賃料収入を得る不動産投資 |
| 倉庫投資 | 倉庫を購入し、それを貸して家賃収入を得たり、売却して売却益を得たりする投資 |
こんなにも多くの種類の不動産投資があります。ご存知でしたか？どれから手をつけていいのかわからないですよね…でも大丈夫です。次の章から不動産投資についてもっと深く解説していきます。
3,不動産投資と株式投資の違いとは
投資と聞くと不動産投資のほかに代表的なものとして株式投資がありますよね。ここでは不動産投資と株式投資の違いを説明します。
大きな違いとしては収入源です。不動産投資の場合はインカムゲインで株式投資はキャピタルゲインです。家賃収入を安定的に稼いでいく不動産投資に対し、価格差を利用して収入を得るのが株式投資です。
また株式投資の場合、銀行にお金を借りることはできませんが不動産投資の場合は自己資金の何倍もの融資を受けて物件を購入することが可能です。
長期でより安定的な収入を得たいという方にとっては不動産投資がおすすめです。
4,不動産投資のメリットとは
不動産投資にはどんなメリットがあると思いますか？下記のように、
- 不労所得を得られる
- 働かなくても生きていくことができる
といった収入を得るという観点からメリットが挙げられると思います。ここでさらに詳しく解説していきます。
レバレッジをかけることができる
不動産投資は、銀行からの融資で始めることができま。そのため「ここ高いな…」と思う物件でも融資を活用し購入することができます。
高いレバレッジをかけ、スピーディーに自分の資産を増やすことが可能です。
節税することができる
不動産投資で生じる不動産の仲介手数料や不動産所得税、借入金利息、管理費、修繕費などは経費にすることができます。
サラリーマンの方は、給与所得と不動産投資で得た収益を合算できるので、所得税や住民税を減らすことができるのです。
安定した収益を得ることができる
不動産投資は、基本的に銀行からの融資を受けて物件を購入し家賃収入を得ていきます。融資のローンを返済し終わった後は自分の収入になるため安定収入を手に入れることができます。
5,不動産投資のデメリットとは
もちろん不動産投資はメリットばかりではありません。ここではデメリットを紹介し不動産投資のことをさらに知っていただきます。
空室のリスクがある
購入した物件に常に人が利用しているとは限りません。入居者が退室した場合は家賃収入を得ることができなくなってしまいます。
金利変動によるリスク
不動産投資を行う場合、必ずと言っていいほど銀行からの融資を受けて始めます。融資を受けるということは返済する必要があります。現在の金利は低いですが今後も現状のままの金利であるとは断言できません。
金利が上昇すればそれだけ銀行に返済する金額も増えてしまいます。
建物の老朽化
建物は年月を重ねていくと老朽化していきます。老朽化した建物をそのままにしておくと、価値は下がっていき空室リスクが高くなります。
老朽化による影響を受けないためにも普段から修繕やメンテナンスを行うことが大切です。
6,不動産投資の初期費用とは
不動産投資を始める際には、以下のような初期費用がかかってきます。
- 投資物件の購入費
- 固定資産税など税金
- 火災保険料など保険料
- 手数料
- 管理委託費
- 通信費や接待交際費などその他
- 集客の広告費用
このような初期費用を一人で補うことはできないため銀行からの融資を受けて始めることができます。多くの初期費用が掛かってしまうのは少々デメリットではありますよね。
これらの初期費用をできるだけ抑えることが大切ですが、初期費用がかからない不動産投資の方法もありますので次の章で紹介します。
7,あなたにもできる不動産投資とは
不動産投資にはどうしても多額の資金が必要となります。「自分にはそんな勇気ない…」そんな方におすすめしたいのが少額不動産投資です。
頭金で多額の出費をする必要はなく毎月1万円の少額から積み立てていく投資です。以下3つの少額不動産投資を紹介していきます。
〇REIT（不動産投資信託）
REIT（リート）とは不動産に投資をする投資信託のことです。投資家から資金を集めオフィスビルやンマンションなどへの投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を元に投資家に配当します。
あなたは投資家として不動産に少額の投資を毎月行い、家賃収入を配当として受け取る仕組みです。
〇不動産小口化商品
不動産小口化商品とは、ある不動産に対して複数人で資金を出し家賃収入などの利益を出資した割合に応じて分配する方法です。先ほど紹介したREITと同じように見受けれられますが違いがあります。
REITは仲介となっている会社の証券を購入しており株式投資のようなイメージですが、不動産小口化投資は実際に不動産に投資して不動産を所有し利益を得ます。
不動産小口化商品もREITと同様に少額から始めることができるのでおすすめの手法です。
〇クラウドファンディング
クラウドファンディングとは、群衆と資金調達を組み合わせた造語です。不特定多数の人がインターネッを介して出資を必要としている人や組織に財源の提供や協力などを行うことです。
不動産でもクラウドファンディングが新しい投資方法として台頭しつつあります。不動産の場合、資金提供者がいわゆる投資家となります。
投資家は、どの不動産（ファンド）にするか選び出資を行います。ファンドは投資家から集めた資金を元に不動産を運用し、運用によって生じた収益を投資家に分配する仕組み
8,まとめ
いかがだったでしょうか？不動産投資についてメリットやデメリット、どのような手段があるのかなどについて紹介してきました。
少しでも知識を深めることはできましたか？不動産投資を始めることは初期費用が高く難しいと思いきやそうでもないことがわかっていただけたと思います。
是非、自分にできる不動産投資についてもっと情報を収集してみてください。そして不労所得を得る第一歩を踏み出していきましょう。
