「Wi-Fiルーターが欲しいけど自分に合ったものがどれなのかが分からない。おすすめってないの?」
Wi-Fiルーターって種類が多すぎて、どのルーターが今の自分に適したものなのか分からないですよね。
そこで本記事では、そのようなあなたの悩みを解消できるような「Wi-Fiルーターを選ぶときのポイント」などを紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。
出典:https://pixabay.com/ja/illustrations/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88-%e7%84%a1%e7%b7%9alan%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%82%b3%e3%83%b3-3269652/
Wi-Fiルーターの価格の違い
まず始めにWi-Fiルーターには、なぜ価格の違いが出てくるのかを解説します。
安いルーターでは2000円前後で購入できて、はたまた高いルーターでは10万円を超えるようなルーターも存在します。
そのように同じルーターでも価格が大きく違う一番の理由は「通信速度」の違いです。
大人数でルーターを使用するという機会が多いのであれば、高単価のルーターの購入を検討した方が良いかもしれませんが、もしそうでない場合はコスパの良い商品の購入を検討するのが良いでしょう。
Wi-Fiルーターを選ぶポイント
Wi-Fiルーターを選ぶ際に、重要となる基本的なポイントを紹介します。
- 価格
- 利用人数
- 利用環境
ポイント① 価格
Wi-Fiルーターは、安さだけを重視して選択すると以下のようなデメリットがあります。
- 速度が遅い
- 家の中でも使えない場所が出てくる
そのため、価格だけでなく性能も考えてバランス良く選ぶことが重要です。
ポイント② 利用人数
Wi-Fiルーターは予め推奨利用人数が決まっていて、既定の人数よりも多い人数で利用しようとすると、速度が低下するだけでなく、繋がらなくなる可能性があります。
そのため、実際に使う人数よりも推奨利用人数が多いルーターを検討しましょう。
ポイント③ 利用環境
狭い範囲にしかWi-Fiが飛ばないルーターを選んでしまうと、広い家に引っ越しした時などには繋がらない可能性があります。
そのため、自分の家庭環境に合ったルーターを選ぶことは後に後悔しないためにも大切なポイントです。
Wi-Fiルーター 比較すべきポイント
次にWi-Fiルーターを購入する際に比較すべきポイントを紹介します。
- 速度の比較
- 周波数地帯の比較
- 機能の比較
ポイント① 速度の比較
Wi-Fiの通信速度は、主にルーターの「アンテナ数」と「通信規格」に左右されます。
通信速度にこだわる場合には、この二つのポイントを抑えて製品を選びましょう。
- アンテナ数:搭載されているアンテナの数によって、最大通信速度が変わる。
- 通信規格:11axと11acと11nの大きく三つに分けられる。
11ax(Wi-Fi6) | 速度:9.6Gbps 周波数帯域:2.4or5Ghz |
---|---|
11ac(Wi-Fi5) | 速度:6.9Gbps 周波数帯域:5Ghz |
11n(Wi-Fi4) | 速度:600Mbps 周波数帯域:2.4or5Ghz |
ポイント② 周波数地帯の比較
Wi-Fiには二つの周波数地帯があります。それは5GHzと2.4GHzの二つです。
二つの特徴を簡単に説明すると、5GHz帯は「安定した高速通信」という特徴を持ち、2.4GHz帯は対応する機種が多いのが特徴です。
Wi-Fiには周波数帯によってメリットとデメリットがあります。用途によって周波数帯を選ぶことが大切です。
- 5GHz:電波は安定するが、範囲は狭い
- 2.4GHz:電波の安定性は低いが、範囲は広い
ポイント③ 機能の比較
Wi-Fiルーターにも便利な機能が複数ありますが、便利な機能が付いているものと付いていないものがあります。
便利な機能と言っても「具体的にどんなものがあるの?」と思われると思うので、Wi-Fiを選ぶ時に比較のポイントとなる機能を紹介します。
- ビームフォーミング:指向性の強い電波を使い、特定の通信機器に向けて電波を飛ばす機能
- マルチユーザーマイモ:一つの送信期から複数の端末へ同時にデータを送信できる機能
- バンドステアリング:電波状況に応じて使用する周波数を自動で切り替える機能
- メッシュWi-Fi:ルーターから離れた場所でも安定した通信を行える機能
おすすめのWi-Fiルーターメーカー
Wi-Fiルーターを選ぶにしても、どこのメーカーを選べばいいのか分からない。という方に向けておすすめのメーカーを3つ紹介します。
- バッファロー
- NEC
- TP-Link
おすすめのWi-Fiルーターメーカー ①バッファロー
国内の大手PC周辺機器メーカーで、WiFiルーターのAirStationシリーズも有名です。
ハイスペックな品からお手頃価格の商品まで、幅広いラインナップが魅力です。
おすすめのWi-Fiルーター ②NEC
PCメーカーとしても名高いNECです。無線LAN機器の取り扱いも長く、堅実な商品を展開しています。
また、専用アプリを使えば接続機器の確認や、ネットへの接続時間を管理できるこども安心ネットタイマーなどを使うこともでき、機能的で使いやすい無線LANルーターが揃っています。
おすすめのWi-Fiルーター ③TP-Link
TP-Linkは無線LAN機器で高い世界シェアを誇るメーカーです。
Archerシリーズは、スペックに対して価格が安めなのが一つの魅力であり、コスパ重視の方におすすめです。
安さ重視したい人におすすめのWi-Fiルーター
「出来るだけ費用は安く済ませたい」「引っ越ししたばかりだから、とりあえず繋ぎのルーターが欲しい」などの理由でコスパ重視の物をお求めの人に向けて、おすすめのルーターを紹介します。
TP Link Archer A6
この商品は、5GHz帯のダウンロード速度の実測値が867Mbpsと最速の通信速度を記録したというデータが出ています。
また設定アプリも使いやすく、最新の通信方式であるIPv6に対応しているなど、機能的にも充実しています。値段も5000円以下で購入できてコスパも抜群です。
通信速度 | 普通 |
周波数地帯 | 5GHz:867Mbps 2.4GHz:300Mbps |
搭載機能 | ビームフォーミング |
NEC Aterm PA-WG1200HS3
値段は4000円ほどで購入することが出来てコスパは抜群です。
また5GHz帯のダウンロード速度の最大転送速度も867Mbpsと通信速度も申し分ないです。
更に機能面で言うと、ビームフォーミングが搭載されており「なし」の商品に比べると最大約43%も実測値が上がるというデータも出ています。
通信速度 | 普通 |
周波数地帯 | 5GHz:867Mbps 2.4GHz:300Mbps |
搭載機能 | ビームフォーミング |
速度重視したい人におすすめのWi-Fiルーター
「通信環境は快適な方がいい」「大人数で使うことが多い」などの理由で、価格よりも質を求める人に向けて、おすすめのルーターを紹介します。
バッファロー WXR-6000AX12S
価格は30000円越えと割高な値段ではありますが、最高通信速度が4803Mbpsと速く更に10台同時に接続した際にも速度の減衰率は約83%というデータも出ています。
また搭載されている通信機能については、ビームフォーミングやバンドステアリングなど様々な機能が搭載されています。
通信速度 | 超速い |
周波数地帯 | 5GHz:4803Mbps 2.4GHz:1147Mbps |
搭載機能 | ビームフォーミング&バンドステアリング |
NEC Aterm WX6000HP
こちらの商品は最高通信速度が4804Mbpsと通信速度は申し訳なく、アンテナを内臓しているため、同スペックの他の商品と比べるとスマートに設置しやすい商品となっています。
また搭載されている通信機能については、ビームフォーミングやバンドステアリングなどの機能が搭載されています。
通信速度 | 超速い |
周波数地帯 | 5GHz:4804Mbps 2.4GHz:1147Mbps |
搭載機能 | ビームフォーミング&バンドステアリング |
世間の人気で選びたい人におすすめのWi-Fiルーター
「いまの世間の人気で決めたい」「オーソドックスなものにしたい」などの理由で、世間の人気で決めたい人に向けて、おすすめのルーターを紹介します。
バッファロー WSR-3200AX4S-BK
こちらのルーターは最大通信速度は2401Mbpsと通信速度は申し分ない通信速度です。
また搭載されている通信機能は、ビームフォーミングやバンドステアリングなど機能も多彩で充実しています。
通信速度 | 速い |
周波数地帯 | 5GHz:2401Mbps 2.4GHz:800Mbps |
搭載機能 | ビームフォーミング&バンドステアリング |
NEC Aterm WG1800HP4
このルーターは最大通信速度は1300Mbpsと申し分ない通信速度です。
また搭載されている機能面については、ビームフォーミングが搭載されており横置き・壁置きが共に出来るスマートなデザインになっています。
通信速度 | 普通 |
周波数地帯 | 5GHz:1300Mbps 2.4GHz: 450Mbps |
搭載機能 | ビームフォーミング |
Wi-Fiルーターを設置するときの注意点
快適で安定した通信環境でインターネットを楽しむためには、いくつか注意しなければならにことがあります。
まずは、電子機器から離れた場所に設置することです。なぜなら、電子レンジなどの電波を発する機器の近くにルーターを設置すると、電波が混同して通信が不安定になることがあるからです。
あとは、金属製のものや水槽・花瓶なども電波の妨げになるため近くに置かないようにしましょう。水を吸収しやすいものは電波を通りにくくなる性質があるため注意が必要です。
【まとめ】おすすめのWi-Fiルーター
今回の記事では、おすすめのWi-Fiルーターや比較すべきポイントなどをお伝えしました。
Wi-Fiルーターは種類が何百種類もあって、商品を選ぼうにもどういう基準で選べばいいのか分からない方が多いと思います。
今回の振り返りとして、一番注意した方がいい点は価格や質などではなく、いまの自分の環境に合っているものを自分で選ぶべきだということです。
人によって求めている商品の特徴も変わってくると思うので、今回の記事で少しでもあなたの手助けが出来たのであれば嬉しいです。