最近よく聞くけど格安SIMとは何かあまりよく分からない、何が良いのかさっぱり。
docomoとかの偽物なんじゃないの?後から高額請求されるんじゃないの?と不安になってしまいますよね。
この記事では、格安SIMとは何かについて紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。
(アイキャッチ出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/22641629?title=スマホを持つ手%E3%80%80PSD透過素材%E3%80%80時間%E3%80%80充電つき&searchId=125142769#)
格安SIMとは何?どういう意味?
上の画像のようなICチップを見たことはないでしょうか?こちらがSIMカードです。
格安SIMとは、大手キャリア(docomo、au、ソフトバンク)と比べて格安で利用できるSIMカードのことです。
そもそもSIM(シム)とは、Subscriber Identity Module(加入者識別モジュール)の略称です。
契約時に通信事業者(キャリア)が発行するもので、様々なデータを送受信するために必要なものです。
格安SIMが安いのには衝撃の理由があった…!
ではなぜ格安SIMが大手キャリアより安く利用できるのか?その理由は3つあります。
- 設備投資が安い
- 維持費がかからない
- 人件費が安い
設備投資が安い
回線は大手キャリアの回線の一部を借りているため、自社で新たに回線の工事などをする必要がないからです。
0から回線を工事しようとすると、莫大なコストがかかるので大きなコスト削減になります。
維持費がかからない
借りた回線であるため、開発費やメンテナンス費が一切かからないのです。
維持費は大元のキャリア(docomo、au、ソフトバンク)が払っているので格安SIMのキャリアは回線を借りる費用だけで済みます。
人件費が安い
実店舗を持たず、インターネット上でのサービスが主となるので、全国各地に店舗と人員を配置するための人件費やテナント料が削減できます。
また、基本的には各自で申し込みからSIMを挿入して利用開始することになるので作業のコストも省けます。
格安SIMのメリット
格安SIMのメリットは、”格安”だけではありません。主な3つを紹介します。
- 大手キャリアと比べて契約費用がとても安く、一番安いプランだと500円程度のものもありとてもお得。
- 契約の縛り期間が短い、あるいは無い場合が多いので、解約金の心配をせずに気軽に契約して試す事ができる。
- プランが容量ごとに細かく分けられているので、自分の使用頻度に合わせて自由に容量を選ぶ事ができる。
格安SIMのデメリット
格安SIMはとても安いですが、デメリットも当然あるので主な3つを紹介します。
- 大手キャリアと比べて速度が遅かったり接続が不安定なので、使いたい時に使えない場合がある。
- 実店舗が無い場合が多いので、電話やメールのみの対応で直接的なサポートを受けられない可能性がある。
- ゲームや動画視聴などの使用頻度が高い人には、すぐに速度制限にかかってしまい容量が少なく感じてしまう。
大手キャリアとの違いは何?どう違うの?
大手キャリアとの違いは、価格・通信容量・回線速度にあり、それぞれの要素のバランスで判断する事が重要です。
大手キャリアは高い分、通信容量が大きく回線速度も安定しています。とにかく質やサービス重視の方向けです。
逆に格安SIMは安い分、通信容量が少なく回線速度が多少劣る場合があります。多少質やサービスが劣ってもコスパ重視の方向けです。
ですが、格安SIMが明らかに品質が悪いかというと、そういうわけではありません。逆に大手キャリアなら絶対安心というわけでも無いので、注意が必要です。
格安SIMが超おすすめな理由!
メリットデメリットを挙げてきましたが、総合的に見ても大手キャリアより格安SIMの方がおすすめです。
なぜなら圧倒的に価格が安く、回線速度も多少劣る部分はありますが、ほとんど気にならないレベルだからです。
通常の使い方であれば、格安SIMでも十分満足して使用する事ができるので、何も心配する必要はありません。
また、プランも細かく設定されているので、自分の使用状況に合った物を選べば無駄なコストを抑える事に繋がります。
格安SIMはどうやって選べばいい?誰も教えてくれない選び方
今や数え切れないくらい各々の企業が参入しているので、多すぎて選べないと思います。
格安SIMだから、安いのを選べばいいんでしょ?と思った方は注意が必要です。
なので、これさえ押さえれば自分に合ったものが選べる重要なポイントだけ紹介します。
サービスエリアマップで選ぶ
格安SIMの電波の繋がりやすさは地域によって差があるので、自分の利用する地域の電波状況を調べる必要があります。
何となくネーミングや評判だけで選んでしまうと、自分の住んでいる地域ではうまく繋がらなかったという事態になってしまいます。
自分の利用する地域の電波状況の調べ方は、それぞれの格安SIMの公式サイトにサービスエリアマップというものがあります。
そこで自分の利用する地域を選択して検索すれば、地図上に色で塗り分けられた電波状況が表示されます。
データ通信量で選ぶ
普段自分がどれくらい容量を使うかによってプランは変わってきます。
使用頻度の目安を紹介するので、ぜひプラン選びの参考にして下さい。
家ではWiFiを使う場合
家ではWiFiを使うという方で、メールやインターネットを少し使う程度なら3GB〜5GBで十分です。
インターネットはほとんど使わず、たまにメールや電話をするだけという方は、1GBでも大丈夫です。
ゲームや動画視聴をよくする
オンラインゲームや動画視聴サービスをよく利用する場合は、かなり容量を使うので10GB〜20GBは必要です。
特に位置情報を利用したオンラインゲーム(ポケモンGOやドラクエウォークなど)は、容量も多めにしないと足りなくなってしまいます。
初心者におすすめの格安SIMとは?厳選3つ!
格安SIMはたくさん種類がありますが、その中でもおすすめの格安SIMを3つ紹介します。
- OCNモバイルONE
- Y.U-mobile
- 楽天モバイル
OCNモバイルONE
OCNモバイルONEは、業界最安級の割には通信速度が安定しているのでとても使いやすいです。
docomo回線の格安SIMの中で、回線速度3期連続1位という素晴らしい実績があります。
さらに、スマートフォンとSIMをセットで購入するとスマートフォン本体も格安で購入できてしまいます。
Y.U-mobile
あまり聞き馴染みが無く、Y.UなのでYモバイルとUQモバイルを足した様な名前ですが、実はこれ、ヤマダ電機が出している格安スマホなんです。
つい最近、2021年10月1日から大幅な値下げをして一気に業界最安級へと躍り出ました。
追加のデータチャージも安く、さらにスマートフォンの修理費用保険も無料で付いてきます。
楽天モバイル
楽天モバイルは、使った分に応じて料金が変わるのでプラン選びに悩む方にはおすすめです。
さらに、普段楽天カードを利用したり楽天市場を利用する方は、楽天ポイントが貯まるのでとてもお得です。
地域によっては5Gが使えるので、同じ料金で5Gが使えるならとてもお得です。
5Gとは、5th Generation(第5世代移動通信システム)の略称で、従来と比べて飛躍的に通信速度が向上した次世代の通信規格です。
格安SIMをさらに安く買える裏技
ただでさえ安い格安SIMですが、さらにお得な買い方が2種類あります。
エントリーパッケージを買う
格安SIMを契約するには、公式サイトからの通常の申し込みと市販のエントリーパッケージを購入して申し込む2つの方法があります。
公式サイトからの通常の申し込みでは、約3000円程度の事務手数料がかかってしまいますが、市販のエントリーパッケージを購入して申し込むと数百円で契約することができてしまいます。
OCNモバイルONEなら以下のリンクから購入できるので、ぜひチェックしてみましょう。
スマートフォンとのセット割り
スマートフォンの寿命は平均にして3年なので、スマートフォンの機種変更のタイミングで契約も変えるのが良いタイミングです。
格安SIMと同時に購入すると安くなるキャンペーンがあるのでぜひ公式サイトをチェックしてみて下さい。
注意点として、エントリーパッケージではスマートフォンとのセット割が適用されなかったりするので確認が必要です。
格安SIMとは?まとめ
ここまでの内容を理解できれば、十分格安SIMの知識が身に付いたと言えます。
ポイントをまとめると、格安SIMとは様々なコスト削減により格安で利用出来るSIMカードの事です。
大手キャリアより多少劣る部分はありますが、それ以上にメリットがたくさんあるのでぜひこれを機に格安SIMへの乗り換えを検討してみてはいかがですか?
みなさんが思うよりずっと使いやすいので、乗り換えて良かったと実感できますよ。