- 転職活動を始めたいけど何から始めれば良いかわからない!
- 転職活動の流れやスケジュールがイメージできない!
- 1人だけで活動を進める自信がない!
- 今の仕事と転職活動を両立できるか心配!
転職活動を始めよう!と決意しても、いざ行動しようとすると何をすれば良いのかわからず、さまざまな不安がつきまといますよね。
本記事では、私の転職活動における実体験も交えながら、転職活動の流れについて解説します。
- 転職活動の具体的な流れ
- 転職活動に必要な期間
- 応募書類作成や面接のポイント
- スムーズな退職手順
- 今の仕事と転職活動を両立するコツ
転職したいと考えていても、何をすればいいかわからない・うまくいくか不安という理由で転職活動に踏み切れない方は少なくありません。小さなことでも少しずつ行動に移しながら、不安を払拭していきましょう!
アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/22257759
転職活動の大まかな流れは?
転職活動を始めてから次の会社へ入社するまでにかかる期間の目安は、約6ヶ月程度となります。
転職活動の大まかな5つのステップと、それぞれに必要な期間の目安は以下の通りです。
- 事前準備(2週間〜1ヶ月)
- 書類作成・応募(2週間)
- 面接(1〜2ヶ月)
- 内定受諾(退職2~3ヶ月前)
- 引継ぎ・退職(2〜3ヶ月)
6ヶ月と聞いて、長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれでしょう。しかし、実際に活動してみるとあっという間に感じられます。
流れを掴み、やるべきことを細分化して毎日行動に落とし込みできるよう、スケジュールをしっかり立てて活動を進めましょう。
転職活動の流れ①:事前準備編
転職活動のファーストステップ「事前準備編」では、スムーズな転職活動を実現するための下地を作る期間になります。転職活動における、自分自身の軸をはっきりさせることが目的です。
この段階で自分の軸をはっきりさせておくことは、以下の点で非常に重要です。
- 履歴書などの書類作成がスムーズに行える
- 転職の目的や活動の方向性にブレがなくなる
- 転職活動の失敗や企業とのミスマッチのリスクが大幅に減る
- 転職活動の長期化を防げる
- 活動中の身体的・精神的負担を低減できる
事前準備編では、以下の内容に取り組んでいきましょう。綿密に準備をすることも大事ですが、ポイントは時間をかけすぎないようにすること。目安としては2週間程度を意識してみましょう。
- 転職の目的を明確化する
- スケジュールを立てる
- 自己分析・キャリアの棚卸し
- 転職サイト・転職エージェントへ登録
- 気になる企業・業界の情報収集
また、転職活動を行っていく中で考え方や価値観に変化が訪れることもあります。その際は改めて事前準備のステップに立ち返ることも重要です。
転職の目的を明確化する
- なぜ転職したいのか?
- 転職することで自分が実現したいことは何か?
- 現職で満足していないところは何か?
- それは転職しないと改善できないのか?
頭の中では考えがぼんやりとまとまっているかもしれませんが、これらを言語化し明確にしましょう。転職活動の軸が定まり、活動のモチベーション維持にも大きなメリットがあります。
PCやスマホのメモ機能で入力するのも良いですが、おすすめは紙に書き出すことです。
自分の手で書くことで、書いた内容が頭に強く印象を与えるため、デバイスでの入力よりも思考の整理がしやすいと言われています。
- 悩みや課題を整理できる
- ストレス低減効果がある
- 不安やモヤモヤを解消しスッキリできる
- 今の状況を客観視できる
- 新たな解決策や気づきが見つかる
スケジュールを立てる
転職活動の目的がはっきりしてきたら、具体的な活動スケジュールを立てていきましょう。
冒頭で解説した通り、転職活動の一般的な期間は6ヶ月と言われています。まずは6ヶ月後に退職予定日を設定し、そこから逆算する形でスケジュールを組んでいきましょう。
退職日から遡り、「いつまでに面接へと臨むか」「いつまでに企業へ応募すべきか」逆算して予定を立てることで、いつ・何をすべきかが具体的になっていきます。
そうすることで毎日の行動にも落とし込みやすくなり、効率的に活動を進めることができます。
自己分析・キャリアの棚卸し
自分の希望に合致した求人を探したり、書類や面接などで自分の魅力を企業に伝えたりするためには、自分自身のことをよく知る必要があります。
そのために、自己分析・キャリアの棚卸しへ着手しましょう。ポイントは以下の通り。
- 自分の強みや弱みを明らかにする
- 今までの職歴・キャリア・業務内容を書き出す
- 仕事を通じてどんなスキルを身につけたか整理する
- 自分の成長が感じられた瞬間や業務内容を振り返る
特に「今までのキャリア」や「仕事で身につけたスキル」については、就活時の自己分析には無かった項目であり、かつ企業が重視するポイント。しっかり分析を行いましょう。
自分について深掘りすることで、この後のステップ「書類作成・応募編」で履歴書や職務経歴書を作成する際、スムーズに作成することができます。
転職サイト・転職エージェントへ登録
業界・求人の情報収集や、求人へ応募を行うにあたって、転職サイトや転職エージェントへの登録は必須と言えるでしょう。
「転職サイト」と「転職エージェント」、聞いたことはあるけれど「どんなサービスかわからない」「両者のサービスの違いがわからない」という方も多いと思いますので、それぞれの特徴や違いを簡単に解説します。
- 転職サイト:求人を自分で探して直接応募できる
- 転職エージェント:担当アドバイザーが付き、活動全般をフォローしてもらえる
転職エージェント | 転職サイト | |
求人 | 転職サイトにはない非公開求人や、条件の良い求人が多い | 転職エージェントより求人数が多い |
企業・業界の 情報収集 |
担当アドバイザーに直接情報を聞くことができる | 転職サイト内から自分で情報を集める |
転職活動への サポート |
スケジュール作成、書類添削、面接対策などを行ってくれる | 転職サイト内の特集やコラムをもとに自分で情報を集める |
スケジュール調整 | 活動全体のスケジュール管理から面接日程まで調整してもらえる | 自分1人で行う |
企業との 調整・交渉 |
エージェントを通じて行える | 自分1人で行う |
気軽さ | 転職サイトよりは気軽に使えない | 気軽に登録・利用できる |
それぞれメリットがあり、どちらを使うべきか悩みますよね。決めきれない場合は、まず気軽に利用できる転職サイトへ登録し、転職活動の方向性が見えてきたらエージェントを利用する方法も可能です。
後述しますが、転職活動が初めての方には転職エージェントへの登録がおすすめです。サポートが手厚いため、転職活動が軌道に乗りやすくなります。
気になる企業・業界の情報収集
自己分析が終了したら、興味のある企業や業界の情報を集めましょう。情報の集め方はさまざまな手段がありますが、一例をご紹介します。
- 転職サイトの求人情報や特集を見る
- 企業の公式HPで業務内容や社員インタビューを見る
- 業界に関する書籍を読む
- 転職エージェントに聞く
企業・業界研究を行い、業界の動向やトレンド・キーワードを知ることで、以下のようなメリットがあります。集めた情報はノートにまとめる等のアウトプットを行い、自分の中に落とし込みましょう。
- 自分が興味を持てる業界かどうか見極められる
- 志望動機に深みが出る
- 企業選びの際に視野が広がる
- 業界や企業の将来性がわかる
また、情報収集は時間をかけ過ぎないようにしてください。目的はあくまで「転職活動や企業選びの軸を明確にする」こと。情報収集に時間をかけたからと言って、内定に繋がるわけではありませんので注意してください。
転職活動の流れ②:書類作成・応募編
事前準備ができたら、求人に応募するための書類を作成し、実際に応募する「書類作成・応募編」へと進みます。
書類作成、特に職務経歴書については、転職活動が初めての方がつまづきやすいポイント。書類選考を通過し面接に進むためにも、自身の能力・魅力を採用担当者へ伝えるにはどうすれば良いか意識して作成しましょう。
- 履歴書の作成
- 職務経歴書の作成
- 求人へ応募
履歴書の作成
履歴書は、自分の学歴や職歴・自己PRなどを記載する、書類選考段階における自身の「顔」となる書類です。事前準備編で行った自己分析・情報収集をもとに、魅力的な自己PRや志望動機を作成しましょう。
企業によっては、履歴書の書式が指定されていたり、PCでの作成不可(必ず手書きで作成)といった条件がある場合があります。求人情報ページで必ず確認するようにしてください。
自由書式でOKの場合は、転職サイトにて履歴書のフォーマットが無料でダウンロードできる場合が多いので、積極的に活用していきましょう。
履歴書を作成したら、ぜひ第三者に添削してもらいましょう。客観的な表現になっているか・相手に伝わる内容になっているか自分で判断するのは難しいもの。家族や友人、転職エージェントなどに見てもらいましょう。
職務経歴書の作成
転職活動が初めての方は、職務経歴書の作成も初めて行う方がほとんどだと思います。履歴書との違いは以下の通り。
- 履歴書:学歴・職歴や自己PRなどを記載
⇨人となり・人物像を表現 - 職務経歴書:今の会社での役割や業務内容を記載
⇨経験・能力を表現
職務経歴書はA4用紙1〜2枚程度で、PCで作成する形が多いです。履歴書同様に、転職サイトなどからフォーマットをダウンロードできるので、活用してみましょう。
作成する際は以下の内容を意識すると、採用担当者により伝わりやすくなり、面接で質問された際も話しやすくなります。
- 業務内容や扱っていた商品などを具体的に記載する
- 業務にてどのようなスキル・能力が培われたのか記載する
- 業務の成果を数字で表現する
(前年比売上◯%UP、5年連続目標達成 など) - 身につけたスキルや実績を入社後どう活かせるか記載する
- 社内用語や専門用語を使わないよう注意する
- 箇条書きや表、見出しなどをつける
(文章だけにしない)
職務経歴書も、客観的な表現になっているか・ちゃんと相手に伝わる内容か判断するために、友人や家族などに見てもらうことをおすすめします。
求人へ応募
書類が整ったら、求人に応募してみましょう。転職サイト経由での応募であれば、希望業界・職種や勤務地などから検索して求人を探し、応募します。
転職エージェントを利用されている場合は、転職における希望条件をもとにおすすめの求人をエージェントから紹介してもらえます。企業への応募もエージェントが代わりに行ってくれます。
応募する際は、複数の企業へ同時に応募することをおすすめします。そのメリットは以下の通り。
- 書類選考で落ちても他の企業へ気持ちをすぐ切り替えられる
- 書類選考待ち期間を短縮でき転職活動の長期化を防げる
- 選考を進める中で企業を比較検討できる
- 視野が広がり興味のある企業・職種が見つかりやすくなる
書類選考の通過率は約30%と言われており、狭き門。転職成功者は10社以上応募している方が多く、私自身も合計12社に応募しました。
より多くの企業と出会い、効率的に活動を進めるためにも、ぜひ複数社への同時応募を実践してみてください。
転職活動の流れ③:面接編
書類選考が通れば、いよいよ面接です。伝えたいことをちゃんと伝えられるか・適切な立ち振る舞いができるか等、誰もが不安を感じるもの。
しかし面接は、あなたの人となりや魅力といった、書類だけでは伝えられないことを企業に感じてもらえる大きなチャンスです。しっかり面接対策を行い、面接本番に臨みましょう。
- 面接対策を行う
- 面接を受ける
面接対策を行う
面接対策は必ず行ってください。自己PRや志望動機など実際に口に出すことで、頭の中で考えを整理して話すトレーニングになります。
大事なのは、スラスラ話せるまで暗記することではなく、相手の質問に応じて適切なコミュニケーションをはかれるようにすること。自己PRや志望動機などの定番質問はしっかり答えられる準備をしておきましょう。
可能であれば、家族や友人、転職エージェントの方に協力してもらい、模擬面接官になってもらいながら練習することをおすすめします。
- 自己紹介・自己PR
- 志望理由
- 転職理由
- 職歴・得意分野やスキル
- 培ったスキルを入社後どう活かすか
- (離職期間がある場合)離職の理由
面接におけるコツ・注意事項は以下の通り。これらを意識するだけでも、より良い印象を面接官に与えることができます。
- 話すスピードはゆっくり過ぎるくらいでちょうど良い
- 自己紹介・自己PRは40秒〜1分程で簡潔に
- 志望理由・転職理由は前向きな理由を述べる
- 自分の強み・PRは内容を1つに絞る
(何個も伝えようとしない) - 伝えたいこと・話の結論は一番初めに述べる
(最後に述べるのはNG)
面接を受ける
いよいよ面接当日。誰もが緊張や不安を抱くことでしょう。事前準備や面接対策で抑えたポイントを基に、適切なコミュニケーションを取りながら自分をアピールしましょう。
面接の際は、以下のマナーに注意して臨んでください。マナーが全てという訳ではありませんが、相手に良い印象を与えられるだけではなく、面接前の緊張を和らげるという意味でも有効です。
- 遅刻・無断欠席は厳禁
- 15分前には会場近辺に到着しておく
- 到着後、お手洗いなどで身だしなみを整えておく
- 5分前に会場へ入室(早すぎる入室はNG)
- 携帯電話の電源は必ずオフ
転職活動の流れ④:内定受諾編
希望の企業から内定をもらえたら、内定を受諾するかどうか判断します。
内定をもらえたら感極まって緊張の糸が切れたり、転職活動を終わらせたいがためにすぐ内定受諾したくなってしまうものです。
ですがすぐ承諾する前に、必ず確認すべき項目があります。多くは内定後に発行される「労働条件通知書」に記載されておりますので、しっかり確認するようにしましょう。
内定をもらえても、自分の希望条件に合致しなかったり、不安や懸念事項がある場合は、内定辞退する勇気も必要です。
- 業務内容・役割・ポジション
- 始業・就業時刻
- 就業中の休憩時間
- 年間休日日数・付与される有給の日数
- 基本給や手当の種類・計算方法
- 勤務地・転勤の可能性の有無
- 入社予定日
転職活動の流れ⑤:引継ぎ・退職編
内定受諾を受け、入社の意思を伝えたら、退職準備に入ります。転職活動が終わりホッとしたいところですが、今の会社を辞める際にも大事なポイントが存在します。
今の会社の上司や同僚、そして自分にとっても負担が少なく円満に今の仕事を辞めるためのポイントを紹介します。
- 退職日2ヶ月前には上司へ報告する
- 退職理由は前向きな理由を伝える
- 丁寧な業務引き継ぎを心がける
退職日2ヶ月前には上司へ報告する
多くの会社では、「退職日の◯ヶ月前には退職の意思を伝えること」といった形で就業規則に定められています。「退職日の1ヶ月前」となっていることが一般的ですが、事前に就業規則を確認しましょう。
ですが、退職までの期間が1ヶ月間だけですと、実際には非常に慌ただしくなる場合が多いです。目安として、2ヶ月前には上司へ報告するようにしましょう。
社内承認を得る期間や手続きなどは1,2週間ほどで終わるかもしれませんが、後任の方への業務引き継ぎなどを丁寧に行うことを考えると、多くの時間を要します。
また、有給休暇の消化期間を考えると、さらに2週間〜1ヶ月ほどかかってきます。必要な引き継ぎを終え、可能な限り有給休暇を消化するためにも、ゆとりをもった退職期間を設けましょう。
退職理由は前向きな理由を伝える
今の会社を辞めるきっかけや理由がネガティブなものだとしても、それをそのまま伝えようとせずに、ポジティブな退職理由を伝えるようにしましょう。
「お給料が少なかったから」「会社の方針や今の仕事が自分に合わなかったから」などと伝えてしまうと、職場の人間関係が悪くなり、円満な退職につながらなくなる恐れがあります。
「新しいことに挑戦したい」「次の会社でやりたいことがある」など、前向きな理由を伝えることで、お世話になった感謝の意も伝えることができますし、「会社に残って欲しい」と引き留められるリスクも減らせます。
丁寧な業務引き継ぎを心がける
円満な退職を実現するにあたって、業務の引き継ぎを丁寧に行うことは非常に重要です。
実は、業務の引き継ぎは「法的な義務」ではありません。しかし引き継ぎが不十分であると、有休消化期間中や新しい職場で働きはじめた後にも仕事に関する問い合わせの電話がかかってくるリスクがあります。
同僚へ配慮するといった理由はもちろん、自分の今後の負担を軽減させる意味でも、以下のポイントを抑えた上で丁寧な引き継ぎを心がけましょう。
- 自分が最低限終わらせる業務を明確にする
- 引き継ぎ内容は明文化する(口頭で終わらせない)
- 担当業務のマニュアルを作成する
- 今後のスケジュールを作成する
- 業務に関するデータや書類の所在を明確にする
仕事を辞めてから転職活動しても良い?
今の会社で働きながら転職活動すべきか?辞めてからの活動でも良いのか?転職を検討している多くの方が悩まれる点ではないかと思います。
こちらについてはさまざまな意見がありますが、私は「今の仕事を続けながら転職活動を両立させる」ことをおすすめします。「在職中」「退職後」それぞれの活動のメリット・デメリットは以下の通り。
転職活動の タイミング |
メリット | デメリット |
在職中 | ・収入が途絶えない ・離職期間が発生しない ・今の会社で働き続ける選択肢が残る |
・時間の確保が難しい ・面接のスケジュール調整が難しい |
退職後 | ・時間を確保しやすい ・面接のスケジュールを立てやすい |
・収入が途絶える ・活動長期化による精神的・金銭的負担が大きい ・前の会社には基本的に戻れない |
時間の確保・スケジュール調整がしやすいという点で、退職後に活動したいという方も多いと思います。
しかし転職活動が長期化すると、金銭面・精神面で追い詰められてしまい、希望の条件と合致していない企業でも妥協して入社を決めてしまうケースがあります。
転職はゴールではなく、長い人生の中での一つの通過点にすぎません。納得のいく職場を見つけて人生を豊かにするためにも、冷静な判断ができるよう活動を進めることを心がけましょう。
転職エージェントへの登録で流れに乗る
転職活動が初めてという方には、転職エージェントへの登録をおすすめします。キャリアアドバイザーの方と面談を行い、自分に合った求人を紹介してもらえるほか、転職活動全般をサポートしてもらえます。
- 最近の転職状況を教えてくれる
- 業界の今後の展望や将来性を説明してくれる
- 企業ごとの強み・独自性を教えてくれる
- 活動のスケジュールを立ててくれる
- 1人で活動するよりも目的や期限が明確になる
- 転職サイトにはない非公開求人を紹介してもらえる
- 転職活動における軸や価値観がぶれにくくなる
- 就業条件など、企業に直接聞きにくいことを聞いてくれる
1人だけで活動していると、どうしても活動の方向性に不安を感じてしまい、モチベーションの維持に影響を及ぼすことがあります。
転職エージェントを活用することで、「事前準備」〜「引継ぎ・退職」までの流れがよりスムーズになります。私は「リクルートエージェント」を利用しておりましたが、非常に手厚くサポートいただけました。
リクルートエージェントをはじめ、多くが無料で利用できるサービスとなっているので、ぜひ登録してみてください。
転職活動に関するよくあるお悩み
転職活動を検討している多くの方が、同じような悩みや疑問を抱えています。こちらでは、特に多い悩みとその解決法について解説します。
- 忙しくて活動する時間が確保できない
- 今の職場に活動がバレないか不安
- やりたい仕事・興味のある業界が見つからない
忙しくて活動する時間が確保できない
今の仕事が忙しすぎて、活動する時間が全然ない!という方は多いと思います。特に初めのうちは、情報収集や書類作成など、やるべきことの量に圧倒されて「無理!」と感じてしまうかもしれません。
まずは、毎日少しでもいいので時間を確保する習慣をつけることから始めてみましょう。
- 1日10分だけでも、必ず時間を確保する癖をつける
- やるべきことを細分化する
- 隙間時間(通勤中・休憩中など)を活用する
「どこかで2時間確保して履歴書を書き上げよう!」といった進め方でも良いのですが、時間の確保が難しい・集中力が続かないなどの理由で思うように進まない場合があります。
「履歴書の自己PRだけでも考える」「1日1社、気になる企業のHPをチェック」など、タスクを細分化し短い時間でもコツコツ活動を続けることで、自然と時間を確保するコツを掴めるようになっていきます。
今の職場に活動がバレないか不安
今の職場に転職活動中であることがバレてしまわないか、不安ですよね。バレてしまうと、上司に引き止められたり、周りからの態度が悪くなったりする可能性もあります。
バレないようにするためには、自然体でいることと、今の仕事に集中することが重要。具体的には、以下の点に気をつけてみましょう。
- 仲の良い同僚・上司にも絶対に口外しない
- 面接用の服装や身だしなみは職場と別の場所で準備する
- SNSなどで転職活動中であることを投稿しない
- スマホで情報収集する際横から見られないよう配慮する
- 企業やエージェントとの電話は職場の外で行う
- 休みや早退を不自然に増やさないようにする
- 「どうせ退職するし」と思って仕事で手を抜かない
やりたい仕事・興味のある業界が見つからない
今の仕事や職場に不満はあるけど、やりたいことがあるわけじゃない。そう思って転職活動に踏み切れない人は多いです。
ですが、以前私がエージェントの方から聞いた話では、やりたいことが最初から明確な人の方が少数だそうです。多くの人は「今の職場の不満」から転職活動を始め、活動を続ける最中でやりたいことを見つけるとのこと。
解決策としては、事前準備を念入りに行うこと。特に、転職で実現したいこと・現職で不満なことを明確にすることです。やりたいことがはっきりしていなくても焦らずに、自分の価値観と向き合う時間を確保しましょう。
また、求人情報を見て「なんとなく気になる企業」が見つかった際、「なぜ気になるのか」「同じ業界で他にどんな企業が存在するのか」を深掘りすると、自分の新たな軸を発見するきっかけになります。
転職の目的を明確化し、早い段階で流れを掴もう
転職活動は、「流れに乗る」までが一番苦労するポイントかと思います。
逆に言えば、自分なりの転職活動の軸がわかり、計画を立てて行動できるようになると、活動における精神的・肉体的ストレスが少なくなっていきます。
少しでもスムーズに転職活動を進めるために、転職活動の流れやポイントを早い段階で把握し、活動を軌道に乗せましょう。
本記事が転職活動の流れを掴むきっかけに少しでもなれば幸いです。