面接対策をしようとすると「面接で聞かれることって何だろう」と思ったことはありませんか?
面接を突破するためには面接で聞かれそうな想定質問を把握し、面接官が魅力を感じる答え方ができるような対策が必要です。
そこで本記事では、面接で聞かれることについて詳しく解説しています。面接対策をする予定の方もすでに対策をされている方も必見です!
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1次面接で聞かれることは基本的な確認の質問が多い
1次面接では人事担当の人が面接官になる場合が多いです。そのため、基本的な確認をするための質問が多く聞かれます。
例えば「自己紹介をお願いします」「前職を退職された理由を教えてください」「当社を志望した理由は何ですか」などといった質問がされます。
1次面接は応募者の第一印象やコミュニケーション能力を評価しているので、質問には1分程度の長さでハキハキと答えることを意識しましょう!
また、志望する企業に求められる人材であることをアピールするためにも、事前に企業が求める人物像を確認し、面接官を魅力にさせる経験を話せると良いですね。
2次面接で聞かれることはスキルに関する質問が多い
2次面接では採用された際の上司や先輩となる可能性のある人が面接官になる場合が多いです。そのため、スキルの有無に関する質問が多いです。
例えば「前職ではどのようなことをされていましたか」「○○について、あなたはどのような行動をして貢献しましたか」「あなたの強みを当社でどのように活かすつもりですか」などといった質問がされます。
2次面接は自己PRや志望動機を深堀りして企業と応募者とのつながりを再確認しているため、入社後の自分の姿を想像しながら答えることを意識してみてください。
最終面接で聞かれることには熱意を問う質問がある
最終面接では社長や役職者が面接官になる場合が多いです。従業員の中でも勤続年数が長い人であるため、企業に対する熱意があるかを問う質問がよくされます。
例えば「転職活動の状況について聞かせてください」「志望企業を選ぶ軸は何ですか」「入社した後に挑戦してみたいことはありますか」などといった質問がされます。
最終面接は応募者を入社させるかどうかを決める最後の決断の場です。確実に入社してくれる人を採用したいと思っているため、志望度の高さをアピールできるように想定質問に対する答え方はよく考えておきましょう。
20代や経験が浅い人が面接でよく聞かれること
ここまでで1次面接から最終面接までの流れでよく聞かれる質問について紹介しましたが、応募者の年齢や職歴によっても聞かれる質問が異なります。
20代や社会人としての経験が浅い人には応募者の考え方に関する質問がよく聞かれます。
例えば「仕事をするうえで大切にしていることは何ですか」「最近、感銘を受けたことを教えてください」「関心のあるニュースはありますか」などといった質問が挙げられます。
スキルや社会人としての経験が浅い分、仕事に対する積極的な姿勢をアピールすることを心がけましょう!
30代のキャリアアップ転職でよく聞かれること
30代のキャリアアップ転職では、スキルや経験以外にも部下をマネジメントする能力やコミュニケーション能力を確認する質問が多くされます。
例えば「マネジメント経験はありますか」「部下と接する際に気を付けていることは何ですか」「10年後、この業界はどのようになっていると考えていますか」などといった質問が挙げられます。
前職で培った実績や評価を話に盛り込みながら、リーダーシップを発揮できることをアピールすると高評価につながりやすくなりますよ!
異業種に転職を希望する人が面接でよく聞かれること
異業種や未経験の業界への転職を希望する人は、転職や退職の理由だけでなく、実績や過去の経験に関する質問が多くされます。
例えば「大きな失敗をされたことはありますか」「誇れる実績や成功した経験があれば教えてください」「今のあなたの課題は何ですか」などといった質問が挙げられます。
このような質問をする意図は、前職と共通して活かせるスキルや新しい仕事をしていく中で訪れる困難に対してどのような行動をするのかを確認するためです。
そのため、経験が浅いことを認めつつ、何事にも諦めない姿勢を持っていることを過去の失敗経験と紐づけて答えると効果的でしょう。
マイナス評価される経歴がある人は特に対策が重要
「仕事にブランクがある」「転職回数が多い」といったマイナス評価がされやすい経歴がある人は特に想定質問に対する対策を練る必要があります。
このような経歴がある人は、面接官から見ると「勤労意欲がない人」と感じてしまうからです。いかに面接官に働く意欲があることを示せるかが重要になります。
想定される質問としては「ブランクがあった理由と、その間にしていたことを教えてください」「転職回数が多いようですが、なぜでしょうか」「つまらない仕事に対してどう取り組みますか」などが挙げられます。
事実を正直に述べたうえで、今後の仕事に対して貪欲に取り組む姿勢を示すと良いですよ。
答えにくい質問が来ても面接官の意図に合った回答を!
面接では、答える内容によって評価が左右されることが分かりやすく、正直に答えにくい質問をされることもあります。
例えば「他に受けている会社はありますか」「将来的には転勤の可能性もありますが大丈夫ですか」といった質問が挙げられます。
こうした質問に答えるときにも、質問をした面接官の意図に合った答え方をすることが重要です。
選考状況や転勤の確認は、本当にこの企業で働く人としてふさわしいか最後に確認する質問であるため、入社後に苦労しないためにも正直に答えることを心がけましょう!
逆質問は相手の失礼にならないように注意!
面接の終盤で「何か質問はありますか」と逆質問をされることが多くあります。質問の内容によって評価が大きく左右されることはありませんが、相手の失礼にならないように注意しましょう。
例えば「特にありません」と答えてしまうと、面接官は「本当に自社に興味があるのかな」と疑問視してしまいます。
また「御社の強みを教えてください」や「長期休暇は取得できますか」といった調べれば分かるような質問や働く意志が感じられない質問も相手の失礼にあたります。
「活躍されている方に何か共通点はありますか」や「覚悟しておいてほしいことは何かありますか」など、入社を考えたうえでの確認をするつもりで質問をしてみてください。
想定質問を洗い出して面接を突破しよう!
面接で聞かれることは、面接官や応募者の経歴によって異なります。しかし、想定質問を洗い出すことは可能です。
人事担当の人が面接官になる一次面接では基本的な確認に関する質問がされますが、社長や役員の人が面接官になる最終面接では入社意欲を確認する質問がされます。
また、未経験の業界への転職を希望する人には、どのような活躍が見込まれるか確認する必要があるため、前職の経験から何を活かそうとしているかを問う質問がされるでしょう。
面接官の役職や自分自身の経歴を改めて確認し、「何を確認するために面接をするのか」について考えてから想定質問を洗い出すと、より面接対策が進められますよ。