転職活動の必要書類は5つ！3つのフェーズから考えよう

転職活動での必要書類は多く、どの書類をいつまでに準備すべきか分からなくなってしまいますよね。

ただ、提出や受け取りを忘れてしまうと入社が遅れたり、保険に入れなかったりと問題が起きてしまいます。

この記事では転職フェーズごとの必要書類を5つにまとめており、あなたの状況に応じた必要書類が分かりますので、是非最後までご覧ください！

（アイキャッチ画像出典：https://pixabay.com/ja/photos/%e3%83%a9%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97-%e3%82%aa%e3%83%95%e3%82%a3%e3%82%b9-%e6%89%8b-3196481/）

転職の必要書類はフェーズから考えよう

転職活動に必要な書類は、自身が今転職活動でどのような状況にあるかで全く異なります。

そのため、今自分が「転職活動期」「退職準備期」「入社準備期」のどれに該当するのかを考えてみましょう。

例えば、あなたが転職活動を始めたばかりの「転職活動期」ならば、会社に応募したり面接で提出する書類が必要になります。

自分が今いる段階で必要な書類を把握していないと、円滑に転職活動を行うことが出来ないため、自分がいる段階とセットでその期間に必要な書類を覚えしましょう。

転職の必要書類は5つに分類できる！

転職における必要書類は、下記の5つに分類することが出来ます。

①に関しては応募や面接など「転職活動期」に必要な書類であるのに対して、②と③は退職の手続きをする「退職準備期」、④と⑤は「入社準備期」に必要な書類です。

次の章から詳しく解説していきますので、提出や受け取ることを忘れてしまわない様、チェックしていきましょう。

①応募や面接など転職活動自体で提出する必要書類

まず転職活動を始めるにあたって必要な書類は、職務経歴書と履歴書です。

職務経歴書とは実務経験やスキルがあるのかを確認するために、今までどのように仕事に携わってきたかを記載する書類であり、あまり定型化されていません。

一方で、履歴書は職務経歴書と違い、プロフィールを記載するための書類であり、定型化された部分がほとんどであることが特徴的です。

まずは転職活動を進めるにあたって転職の目的や理由を言語化するためにも、この2つの書類を作成しましょう。

②今の会社に提出・返却する書類

次に紹介するのが、転職活動で内定をもらって退職に向けて動き出す際に必要になってくる書類です。

まず初めに、会社を辞めたいと申し出る「退職願」と退職することが確定したときに提出する「退職届」が挙げられます。

また、会社が変われば新たに健康保険に加入する必要があるため、健康保険被保険者証を返却する必要があります。

身分証明書や名刺、仕事で使用していた書類なども忘れずに返却するようにしましょう。

③今の会社から受け取る書類

一方で退職することが決まった際には今の会社から受け取るべき書類もあります。

例えば、雇用保険被保険者証は失業保険の申請に必要だったり、転職先に提出することがあったりするため、必ず受け取りましょう。

他にも会社に預けている場合は、年金手帳や所得税の年末調整に必要な源泉徴収票、失業保険の申請に必要な離職票も受け取る必要があります。

転職先の会社から求められることもありますので、会社を辞めたことを証明する退職証明書も受け取るようにしましょう。

④一般的な転職先に提出する必要書類

次に必要になってくるのが、転職することが決まった会社に提出する書類です。

まず初めに、社会保険や雇用保険の手続きで必要なマイナンバーカード（マイナンバーカードの写し、住民表などの場合も）が挙げられます。

また前章で取り上げた雇用保険被保険者証、源泉徴収票、必要であれば年金手帳なども提出しなければなりません。

その他にも、扶養控除や配偶者控除を受けるための扶養控除（異動）申請書、被扶養者がいるなら健康保険被扶養者（異動）届、給与振込先届出書が必要になります。

⑤場合によっては転職先に提出する書類

次に、転職先によっては提出しなければならない書類についてご紹介していきます。

まず、病院で受けた健康診断書や辞めたことを証明する退職証明書などが挙げられます。

また、第2新卒の場合は卒業証明書が求められますし、特殊な技術が必要な仕事ではその資格を有しているか証明する書類が必要です。

自身の転職する会社によってこの部分は変わってきますので、転職先の会社に確認するようにしましょう。

必要な書類が提出できないとどうなる？

転職に関する必要書類を提出できないことは、スケジュールの遅れが発生し多くの人に迷惑をかけてしまいます。

例えば仕事に必要な特定の資格を証明する書類を提出していない場合、雇う条件を満たしておらず、最悪の場合入社することが出来ません。

提出書類が遅れてしまうことが判明した場合は、何の書類の提出がどのくらい遅れてしまうかを分かった段階で伝える必要があります。

退職するからといって適当な対応をしたり、入社前から信用を失ったりしてしまうことは避けるようにしましょう。

退職・転職の必要書類のチェックリストを！

提出できないという状況を無くすために行うべきなのはチェックリストを作成することです。

転職活動全体における提出・受けとる書類を書き出すことで、忘れずに対応することが出来ます。

チェックリストを作成する際に「転職活動期」「退職準備期」「入社準備期」の3つのカテゴリーに分類することがおすすめです。

また、必要書類を書き出すのと同時に発効までにどのくらいの時間がかかるのか期限などを記載しておくとより分かりやすいでしょう。

必要書類を揃えてスムーズに転職しよう

転職におけるフェーズは、「転職活動期」「退社準備期」「入社準備期」の3つに分類することが出来ます。

その中で必要書類は下記の5つですので、フェーズ事に適切な準備を進める必要があります。

チェックリストなどを活用して必要書類を揃え、スムーズな転職を行いましょう。