格安SIMの最低速度は数字でわかりにくく、実際にどのくらいが良いのか困ってしまいますよね。
しかし、最低速度を気にせずに格安SIMを購入してしまうと、通信制限時に苦労することになってしまいます。
この記事では最低速度を3つに分類し、おすすめの格安SIMを紹介しており、ご自身に適切な最低速度や格安SIMが分かりますので、是非最後までチェックしてみて下さい。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e9%9b%bb%e8%a9%b1-%e7%94%bb%e9%9d%a2-%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%aa-292994/)
格安SIMの最低速度はどのくらい?
まず初めに、通信速度はbpsという1秒間に伝送することができる情報量の単位で表され、1Mbps=1000kbpsとなります。
格安SIMの通信制限時の最低速度は一般的に速くて1Mbpsほどです。
ただし、キャリアによっては1Mbpsの5分の1の200kbpsだったり、それ以下だったりする場合もあります。
通信制限にかかっていなければ問題ないかもしれませんが、超過してしまうことも考えると最低速度は重要な項目です。
格安SIMでどのくらいの最低速度が欲しいか確認しよう
自分がスマートフォンを使用する中で、どのくらいの最低速度が欲しいか確認するのは非常に重要です。
そのため、3つの通信速度の分類に対してどれに当てはまるか考えてみましょう。
- 大半の格安SIMの最低速度である1Mbps未満の場合
- 通信速度が1~10Mbpsの場合
- 通信速度が10Mbpsの場合
次の章から、通信速度の3つの分類がスマートフォンでどのくらいの使用感なのか詳しく解説していきます。
①大半の格安SIMの最低速度である1Mbps未満の場合
まず初めに、ほとんどの格安SIMの通信制限時で該当する1Mbps以下でできることについて述べていきます。
200kbpsの場合、LINEのアプリでメッセージや通話をすることは可能ですが、ビデオ通話は難しく、ネットサーフィンも繋がりにくさを感じる状態です。
一方で300kbpsになってくると、ビデオ通話やinstagram、ネットサーフィンも多少つながりやすくなります。
SNSやネットサーフィンなどはよく使用することから、1Mbps未満であると不自由を感じる部分が多いと言えるでしょう。
②通信速度が1~10Mbpsの場合
次は通信速度が1Mbps以上で使用できることについて解説していきます。
1Mbpsの場合だと、先ほど述べたinstagram等のSNSやネットサーフィン、ビデオ通話も快適に行うことが出来ます。
一方でyoutubeや動画ストリーミングサービス、ゲーム系統は使用することが難しい段階です。
10Mbpsになるとyoutubeや簡単なゲームなどは使用できる状態になります。
③通信速度が10Mbps以降での場合
最後に、10Mbps以降の25Mbpsや50Mbpsの場合はどういったことが出来るようになるか述べていきます。
25Mbpsの場合、10Mbpsで見ることが出来るようになったyoutubeをより高解像度で制限なく見ることが可能です。
50Mbpsになると複雑で容量の思いゲームなども快適にプレイすることが出来るようになり、支障をきたすものは何もない状態です。
最低速度が50Mbpsの場合はありませんが、スマートフォンでどのアプリも快適に使えるのは50Mbpsと覚えておきましょう。
格安SIMの最低速度は1Mbps以上にするべき!
格安SIMにおける通信制限時の最低速度は1Mbps以上にすることをおすすめしています。
なぜかというと先ほどの3つの分類にもある通り、1Mbpsのラインを越えることで日常生活で利用する大半のアプリをカバーできるからです。
一方で10Mbps以上になってくると通信制限時に保証しているキャリアはありません。
通信制限時の速度が1Mbps以下でも問題ないなら気にする必要はないですが、通信制限時でも快適に利用したい場合は1Mbps以上のキャリアを選びましょう。
最低速度が1Mbps以上の格安SIMは?
格安SIMで通信制限時に最低速度が1Mbps以上でおすすめのキャリアは下記の2つになります。
- UQモバイル
- 楽天モバイル
この他にも通信の最低速度が1Mbp以上の格安SIMキャリアは他にも多く存在します。
しかし、UQモバイルと楽天モバイルは格安SIMで1Mbpsという魅力を持ちながら、多くのメリットがあるのです。
次の章からプランについて詳しく解説していきますので、ぜひ検討してみて下さい。
①UQモバイル
まず1つ目に挙げるのがUQモバイルの月15GB「くりこしMプラン」と月25GB「くりこしLプラン」です。
この二つのプランは高速のデータ通信を使いきっても最低の通信速度が1Mbpsで利用することが可能です。
また特徴として高速モードと低速モードをアプリで切り替えられる点があり、自分の必要に応じた通信速度に合わせることができます。
高速モードで3日以内に6GB使うと通信制限にかかってしまうため、1日中高画質の動画をみたり、容量の重いゲームをプレイしたりするのは避けましょう。
②楽天モバイル
2つ目に挙げる格安SIMのおすすめプランは楽天モバイルの「UN-Limit VI」です。
このプランは楽天モバイルの回線とauの回線に接続しますが、au回線で5GB/月の高速データ通信量を使い切っても、最大通信速度1Mbpsでネットが使うことができます。
また、楽天回線の場合は高速データ通信が無制限であり、それでいて価格は2,980円(税抜)と圧倒的なコスパを誇っています。
低価格で最低速度も保証されているものとしては特におすすめの格安SIMです。
最低速度から格安SIMのキャリアを見直そう
格安SIMは低価格が大きなメリットではありますが、その最低速度にも注意する必要があります。
最低速度が自分の想定するより低いと、通信量を超過した時に使いづらい状況になってしまいます。
おすすめは最低速度が1Mbps以上ある格安SIMであり、キャリアとしては「楽天モバイル」や「UQモバイル」がおすすめです。
自分自身がスマートフォンを使う中でどういったアプリを利用するか、またそれに必要な通信速度はどのくらいか必ずチェックするようにしましょう。