ゆずり受けた子犬を、いつからトイレや遊びなどを正しくしつけを行っていくべきかどうしても悩んでしまいます。
突然知り合いや家族からゆずり受けて、迎え入れてもしつけを正しく教えていきたいと考えていることでしょう。
当記事では、そんな時もわかりやすく、あなたの大切なペットのしつけ方法をご紹介していきます。(出典:https://www.pakutaso.com/20120302075post-1290.html)
- 飼い始めた時にやるべきこととは。
- 3〜4ヶ月後から行うしつけ方法とは。
- 正しい「おすわり」の教え方とは。
- 正しい「叱り方」とは。
子犬はいつからしつけを行う? まずは簡単なしつけから
我が家に新しい子犬を連れてきて、早速色々覚えさせたいと思う気持ちがあるでしょう。
でも、しつけの前に行うべきことがあることを知っていましたか。
ここでは、新しく迎え入れた時にやっておきたい3つのポイントをご紹介します。
- 名前を覚える
- トイレを覚える
- アイコンタクトを覚える
以上のポイントについて、それぞれ解説していきます。確認していきましょう。
やってみよう1 名前を決めて覚えてもらう
我が家に来て、迎え入れた証として、名前を決めていきましょう。
いきなり名前を覚えることは大変ですから、少しずつ名前を呼んで飼い主に寄ってきたらしっかり褒めてあげることが大切です。
これを行うことで、ワンちゃんも信頼関係が生まれて喜んで寄ってきてくれますよ。
やってみよう2 自分でトイレをできるようにする
正しい場所でトイレができるようにしておきましょう。ポイントは狭い範囲から行っていくことです。
ゲージの中でトイレをできるようにする。
生後間もない子犬は、どこでトイレをしたら良いかわかりません。まずはゲージの中でトイレをできるようにしましょう。
正しくトイレができるようになったら、「よしよし」としっかりほめていきます。
リビングの半分くらいでトイレをできるようにする
ゲージの中でトイレができるようになったら、ゲージの外でもトイレをできるようにしていきます。
目安はリビングの半分くらいです。仕切りなどをつくって、そこで正しくトイレができるかを確認していきましょう。
3ヶ月かけてしっかり教えていく
ワンちゃんは特にトイレ回数も多いので、時間をしっかりかけて教えていくことで正しくトイレを覚えていきます。
やってみよう3 アイコンタクトができるようにする
飼い主と目を合わせることで、愛犬は集中モードになります。飼い主から何か指示があるのかと待つ状態があるので、しっかりアイコンタクトをできるようにしましょう。
さらにアイコンタクトができるようにすると以下のメリットがあります。
メリット① いたずら防止になる
子犬はとても好奇心旺盛です。何か新しいものがあるとすぐに触りたくなります。でも飼い主にとっては大切なものかもしれません。
基本的には触らせないように保管しておくことが大切ですが、もし触ってもアイコンタクトで止めることができます。
メリット② しつけがしやすくなる
アイコンタクトをすることで、集中モードになるので、その後の「待て」や「おいで」と言ったしつけがとてもしやすくなります。
これからのしつけのためにもぜひアイコンタクトはできるようにしておきましょう。
子犬はいつからしつけを行う? ゲージから出してあげる
生後間もない子犬はどのように遊ばせたら良いのでしょうか。ゲージから出して良いのかもわからないかもしれません。
ここでは、そんな遊び方にお困りの方にその方法をご紹介いたします。
- ゲージから出して自由に遊ぶ。
- 30分後にはゲージに戻していく。
- 3〜4時間ほど寝かせる。
- 1日に3、4回繰り返していく
以上のポイントについて、それぞれ解説していきます。確認していきましょう。
ポイント1 ゲージから出して自由に
生後間もない子犬でも、ゲージから出して自由に遊ばせましょう。ワンちゃんも本当は自由になりたいはずです。
そんなペットたちの気持ちにしっかり応えていくことも飼い主の役割ともいえます。
ポイント2 30分ほど外に出したらケージに戻す
ゲージから出して遊ぶと、30分くらいで疲れてしまいます。そんな時はゲージに戻して休ませましょう。
注意点・・・長時間遊ばせてしまうと、実は免疫が下がってしまいがちです。そのため適度に遊ばせることが大切です。
ポイント3 遊ばせたら3〜4時間ほど寝かせる
ゲージに戻したら、すぐに寝ちゃったりするかもしれません。寝てる場合には、3〜4時間ほど寝かしつけておきましょう。
ポイント4 1日に3〜4回は自由にさせてみる
3〜4時間ほど経つと、また遊びたがるので、その時はまたゲージから出して遊ばせます。
そして同じように30分ほど遊ばせたら、またゲージに戻して休ませる、この繰り替えを行っていきましょう。
子犬はいつからしつけを行う? 迎えてすぐにしてはいけないこと
正しいしつけ方法についてご理解いただけましたでしょうか。さて、ここでは迎え入れた時に控えてほしいしつけがあります。
どうしてもやってしまいがちなNG行動についてご紹介していきます。
注意点その1 「おすわり」などはまだ覚えさせない
迎え入れた時はまだまだ慣れない環境で、子犬も戸惑っています。その段階ではまだ「おすわり」といったしつけはまだ教えてはいけません。
まずは自由に遊ばせたり、名前を覚えてもらうことから始めていきましょう。
注意点その2 叱ったり、怒ったりしない
好奇心旺盛な子犬はどうしても暴れたりしたがるものです。怒りたくなる気持ちもあるかしれませんが、そこはグッと堪えて優しく接しましょう。
危ないものは予め整理しておくなど、対策をとっておくことが大切です。
ワンちゃんは繊細な生き物です。飼い主との信頼関係をつくっていくことから始めていきましょう。
愛犬はいつからしつけを行う? 3〜4ヶ月後に行うこと
愛犬も新しい環境にも慣れて、楽しく遊んでいる頃でしょう。この頃になればさらにしつけができますので、新しいしつけを覚えていきましょう。
- 「おすわり」などを教えていく。
- 正しい叱り方をしていく。
- 甘噛みはさせないようにしていく。
以上のポイントについて、それぞれ解説していきます。確認していきましょう。
しつけその1 「おすわり」などを教えていく
犬のしつけといえば、「おすわり」が有名ですよね。ご飯やおもちゃをあげる際には噛み付いたりすることがあるため、それを防止する意味でもしつけが大事です。
この時期になったら、「おすわり」や「まて」などを覚えていきましょう。
しつけその2 ダメなものはダメとしっかり叱る
今までは怒ったりはしてきませんでしたが、この頃からダメなものはダメと叱っていきましょう。愛犬も反省して、やめるはずです。
しつけその3 甘噛みをさせないようにする
いろんなものに甘噛みをすることがあるため、自分の体に甘噛みをされて怪我などの危険があります。
怪我防止を含めて、甘噛みをしないようにしつけをしていきましょう。
愛犬のしつけ方法1 「おすわり」の簡単な教え方
「おすわり」を教えたい飼い主さんも多いはずですよね。でもどうやって教えたら良いのかわからないとお悩みの方も多いでしょう。
では、どうやって教えたら良いのか、簡単にご紹介していきます。
教え方その1 エサを使って座らせていく。
ここではエサを使った「おすわり」の教え方を伝授していきます。
- エサ持って、犬に近づける。
- ペロペロしているところでエサを持ち上げていく。
- 段々に犬がおすわりの形をしてくる。
- そのまま持ち上げるとおすわりの形になる。
以上がおすわりの手順になります。エサを使って自然な形でおすわりをさせていくところがポイントになります。
なかなか座らない時には、犬の腰に手を添えてサポートしていきましょう。ただし、無理やり座らせずに、腰を優しく抑えていくことで自然におすわりの形になってきます。
教え方その2 座ったら「おすわり」と言って褒めていく。
しっかり「おすわり」の形になったら、褒めていきましょう。褒め方としては「よしよし」と撫でてエサを与えることで犬も喜んでくれます。
教え方その3 繰り返し行っていく。
上記の手順を繰り返しやっていきましょう。最初はなかなか「おすわり」してくれない時もあるかもしれませんが、焦らずゆっくりやっていくことが大切です。
教え方その4 アイコンタクトで「おすわり」できるようにする
繰り返しやっていくことで、エサなしでできるように練習してみましょう。
エサなしでやる方法としては、指のジェスチャーでやっていくことです。犬の名前を呼んで、「おすわり」と声をかけることで、愛犬もしっかり反応してくれます。
さらにジェスチャーなしで、アイコンタクトでできるようになったら完璧です。
愛犬のしつけ方法2 正しい叱り方
迎え入れてから半年経過した後に、社会的な知識も身につけなければいけません。
また、愛犬は散歩にも連れていきますので、他の住民や歩行者に危害を加えないように気配りしていきます。
もしもの時にしっかり怒れるように、正しい叱り方をご紹介していきます。
正しい叱り方その1 大声で怒る
大声でハッキリとした口調で怒ることが大切です。犬をはじめとした動物は当然ですが言葉の意味は全く理解できません。
そのため、ダメなものは声の大きさと気迫でしっかり伝えていくことが大切なのです。
正しい叱り方その1 モノは使わない
決して愛犬にモノなどで当たってはいけません。愛犬もその様子に驚いて正当防衛が働き噛もうとしてしまいます。
あくまでも叱り時には、声と気迫で伝わるように心がけてください。
愛犬のしつけ方法3 こういう場合はどうしたら良い?
愛犬によっては、ちょっと困るような現象が起きるかもしれません。そんな個々のケースでこんな場合にはどう対応したら良いのか、ご紹介していきます。
よくあるケースその1 ケージで眠らずに吠えている
ゲージに入れていると、愛犬が長時間、吠えていることがあります。
この場合は慣れない環境に怖がってしまい吠えている可能性がありますので、場所を移して様子を見ていきましょう。
よくあるケースその2 足や手をよく噛んでくる
足や手をよく噛んでくることがあります。そんな時はおもちゃに飽きて新しいものを求めている表現の一つです。
新しいおもちゃを買ってきて、遊んでみてみましょう。楽しく遊んでいれば成功です。きっと体に噛む頻度が減るはずです。
さいごに まずは簡単なしつけから
ここまで迎え入れてからしつけまでの流れのコツとして以下をご紹介していきました。
- ゆずり受けた時に教えたいこと。
- 迎えてすぐにしてはいけないこと。
- 3〜4ヶ月後からのしつけ方法。
- 「おすわり」の教え方。
- 正しい叱り方。
以上のしつけ方法を解説していきました。どのコツも飼い主さんには覚えていただきたいものです。
初めて飼う時には、まずは簡単で子犬を迎え入れる気持ちでしつけを行っていきましょう。
半年ほど過ぎてからは、「おすわり」や社会的な行儀を身に着けるしつけを始めて良いかもしれません。
ペットによっては行うべきしつけも変わってくるので、困った場合には動物病院へ相談に行きましょう。